・ 印象派絵画展 ・ トゥレヴィーゾ行き

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  先週土曜に、友人のジュリアーナと一緒にトゥレヴィーゾに、
  今開催中の「印象主義の歴史」展を見に、行ってきました。

  上の入場券では、昨年10月29日~4月17日まで、ですが、
  5月1日まで日延されたので、気分ゆっくりで出かけました。

  が彼女といつも待ち合わせする新聞雑誌販売のエディーコラの主人
  ティーノが、予約してないと30分待ちとかの超満員らしいよ、と
  言ったそうで、あれま!とは思ったものの、まぁ、行ってみようと、
  9時開館に合わせ、8時半の電車に乗り、
  トゥレヴィーゾに到着したのが9時少し前。

  駅から会場のサンタ・カテリーナ博物館までは歩いて10分位でしょうか。      
  残念ながら、天気予報では晴れ、曇りが、かなりの曇り空で、



  駅から中心街に向かうのも、こんな空模様
  これは駅方面に向かって。

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  橋の西側、木々の新芽の柔らかい緑色も見えるのですが、
  少し靄もありどんより、残念!

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  橋を渡り、中心に向かい。  

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  ロッジャでは古本市が開催中
  博物館には街の中心に向かいながら、徐々に右にカーヴする方向。

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  西への道の隙間から見えるパラッツォ・デイ・トゥレチェント
  この前が旧市街の中心広場。

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  先に進みながら、広場横の銀行の建物装飾

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  レオナルド広場にある教会の上部

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  教会入口には「サンタ・リータ教会」と書いてあるのに、その上には
  「サン・レオナルド教会」とも書いてあり、広場はレオナルド広場!
  どっちが本当? ははは。





  博物館前広場、向かいの建物の壁にあった絵。
  空を塗る、のか、天井を塗るのか、可愛いでしょう?!

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  で、ちょっと見には、2色使いの絵かと見えるのですが、





  実はこれ、金網か、プラスティックの十字を切り取ったもので、
  濃い色に見える所は2枚重ねてあり、
  デッサンも上手く、アイディアも優秀でしょう?!!

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  という事で、右の大きなポスターが、印象主義の歴史展

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  脅かされていたにも関わらず、広場にも2,3人見えるだけで、
  入り口にいた管理のお兄さんが、予約済みかどうかを尋ね、
  では、切符売り場はそこですから、とすんなり入場。

  ほら~ね、とニンマリしながら荷物を預け会場に。

  内部にはかなりの人がいて、グループもいましたが、
  近くで見たい絵の前に人がいる時jは少し他を見て戻ればOKで、
  じっくり見ることが出来ました。




  会場内は写真禁止でしたので、
  サイトから拝借ので何枚かをご覧くださいね。

  ゴーギャンの作品2枚。 初期のと、タヒチに行ってからのもの。

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  初期の肖像は実物は顔色がもっと青白く、
  でも衣装の色や平面塗りにやはり後年の面影が。
       




  ヴァン・ゴッホの作品、4枚。 
  この肖像の背景は、これほど強い色でなく、

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  これは色もとても素敵だと思いましたが、太陽の描き方が私めには・・! 

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  ジュリアーナは今回この展覧会が2度めなのですけど、
  彼女はこの絵が大好きで、
  もう一度見るために私めに付き合ってくれたのでした。

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  これもゴッホ。 タッチは如何にもゴッホですが、
  全体の雰囲気が大変すっきりと明るく艷やかで、これは好きでした。     

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  ピサロ。 如何にもフランスの柔らかい光、を想像させるのですが、

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  がさつなshinkaiには正直、ちょっと物足らない感じで・・、失礼。





  セザンヌ。 静物が2枚あり、こちらが構図的に良いのでしょうが、

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  好きなのはこちら、はは。 
  この布、エクサン・プロヴァンスの彼のアトリエに確かあったと。
       
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  「セザンヌのアトリエ」の記事を見直していて、上の静物画の
  つるの掛かった鉢・花瓶がやはりアトリエにあったのに気が付きました。





  セザンヌの作品は、水浴図も、色が好きだった風景画も2枚かな、
  あったのですが、サイトでは見つからず、
  この風景画を。  

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  ルノワールを2枚
  
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  この風景の空気感が何とも素敵でした。 
  真ん中の道をゆく女性二人の衣装の黒が少し気になりましたが・・。  





  はい、これが来ておりました。 見れるとは知らずに行きましたが、
  やはり素晴らしかった!   

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  もう一枚小さな女の子の立ち姿があったのですが、
  こちらは如何にもで・・、失礼。





  モネ、5枚
  柔らかい色調で、溶け込むような風景を締める、手前の立木の影。
  こんな黒い色ではなく、濃い緑色。

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  エトルタの岩礁

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  藁山。 雪の影響
       
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  先日大快晴の日に、直射日光を浴びながら歩いた時、紫外線よけの
  メガネを通し、陰の中の色が赤くなるのを実際に体験した所だったので、
  この色は良く分かりました、はい。
  ただ雪景色とはいえ、この影の色が少し分からないのですが・・。





  睡蓮。 
  これは全体にもっと白っぽく明るく、とても美しかった!

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  岩礁の上の散歩

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  今回の展覧会で、いちばん好きだった絵。
  岩の陰の色が上手く働き、全体がとても明るい空気の中で、
  ピンクのパラソルがピッと効いていますねぇ。


  油絵を描き初めたむか~し昔、印象派の絵がやはり印象が強く、はは、
  画集で見てはため息をついたものでしたが、いつの間にか好みから外れ、
  逆に好きでは無くなっていたのでした。

  なんと、自分は印象派的なものを描いているではねぇの?!と気が付き、
  ははは、
  今度は学ぶ目で見はじめ、以前よりも良く分かる部分もあり、
  そうなるとやはりモネに惹かれるのですね。

  広がる世界、空気の明るさ、柔らかさ・・!!

  描くモチーフも使う画材も違いますが、学ぶ目で見れる絵があるのは嬉しい!
  日本よりも展覧会のチャンスも作品数も多いので、これも有難い事です。

       
  今回の展覧会に来ていた作品数は確か80点余りと。
  トゥレヴィーゾ生まれのマルコ・ゴルディン・Marco Goldinという
  敏腕の展覧会企画者がおりまして、
  彼が関わる、とりわけ印象派関係の展覧会は内容が濃く、
  成功していて、ブログには載せなかった作品も、



  所で昨年は日本とイタリア通商条約150周年記念で、様々な催し、
  展覧会が開催され、ミラノで浮世絵の大きな展覧会が有りました。
  友人と一緒に行こう、と言っていたのがなんとなしに潰れて残念でしたが、
  今回のこの展覧会に、浮世絵が何枚か一緒に展示されておりました。

  ゴッホなど浮世絵の模写をしているのでも有名ですが、
  当時のヨーロッパの画家たちに大きな影響を与えた浮世絵という事で
  展示になったのでしょうが、

  ミラノでこれは見たい!と思っていた葛飾北斎のこれが!

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  紙の色が焼けたようにかなり茶色になっていたのは残念でしたが、
  初めて実物を見ることが出来ましたし、




    
  広重の東海道53次のも何枚かあり、サイトで確かめましたが
  7枚は確実に見ており、他にもあれこれの作品を見ることが出来、

  この「御油」の宿の女中さん達の客引きの様子もジュリアーナに説明、
  大いに笑ったことでした!
       
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  改めて、初めて見るこれらの版画で、何とも美しい日本字に感嘆し、
  版画彫師、摺師のその腕にも思いが行ったことでした。





  じっくり2時間程を楽しみ、中庭に降りると薄日が射し始めており、

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  ゆっくり運河辺りに行こうか、と出てくると、





  きゃはは、表には長蛇の列が出来ており、うぁ~お!!

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  そうなんだ、やはりティーノの30分待ちというのは嘘ではなかったね、
  と満足し、ははは、
  まだまだ博物館に向かってくる人々の様子を見ながら、
  我らは博物館から引き上げたのでした。


  運河沿いの春景色は、次回に見て頂きますね。
       


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