・ n.2 アッシジ 点描 ・  朝から昼、そして夜

 アッシジのご案内、新しく整理した写真をご覧頂きたく、
 既にアップしたのは極力少なくお目に掛けますので、

 どうぞごゆっくり、中世からずっと変わらず続いているこの町、
 イタリアの守護聖人の町でもあるアッシジ・Assisiの様子を
 お楽しみください!


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 アッシジの町は前回ご覧頂いたように、スバシオ山の中腹に東西に細長く、
 で、町の通りは東西に延びる線がいわば平行に4,5本あり、
 それに連絡する縦、南北の道が建物の下をくぐる石段の道であったり、
 斜めに通る坂道であったりしますが、

 町の一番下側、南側を通る道がボルコ・サン・ピエトロ、
 サン・ピエトロ教会の横から東に向かって続く長~い坂道で、
 道の名が途中からヴィア・サンタッポリナーレ・Via Sant'Appolinaleと
 変わり、坂道の突き当りが左にカーヴします。で、

 上の小さなバラ窓はそのカーヴした道に見える、
 サン・ジュゼッペ修道院・Monastero di San Giuseppe.

 左側に見える建物、前からあった薔薇窓の建物に食い込んでいる形で、
 ずっと修道院の付属教会だと思っていたのですが、
 サンタッポリナーレ教会、というのを今回知りました。




 カーヴした坂道を上って行き、左手に見える入口の上、庇屋根の下の
 聖母子と聖人たちか天使に囲まれたフレスコ画。

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 建物はサン・クイリコ・クララ修道院・Monastero s.Quirico CLARISSE
 の標識が出ておりました。

 クラリッセ・クララ修道女、女子修道士というのは、聖フランチェスコに従った
 聖キアーラが起こした、フランチェスコ会派の女子修道士会ですので、
 ここアッシジにあるのも良く頷けます。




 また少し坂道を上ると、サンタ・マリーア・マッジョーレ教会・S.M.Maggiore、
 先回後陣の庇下の動物たちと鐘楼をご覧頂いた教会ですが、
 の前、駐車された車でいっぱいの広場に出て、細長い広場にはこんな泉。

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 なぜか珍しく感じたのは、アッシジの町にはこういうタイプの泉が少なく、
 コムーネ広場にあるような大きな立派な泉や、洗濯場を兼ねたのかな、
 と思う様なのが多いので、
 普通のこの形の泉が珍しかったのですね。




 道なりに進むと、こんな立派な壁のフレスコ画、ニッキ・壁龕も。

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 これは町の下から2番目の通り、ヴィア・フォンテベッラ・Via Fontebella
 通りの家。 道の南側にあり、地階は山の傾斜に沿っての建物と思われますが、
 家の前のテラスが以前よりももっと整備され、ちょっとした骨董店式に!

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 この家の右側の窓を以前描いた事があり、やはり懐かしく、通った時は見つめますが、
 ここも以前とはずいぶん変わりました。




 これが通りの名フォンテベッラ・美しい泉、の由来とではないかと思う
 美しい大きな泉。 背後のピンクの石にはフォンテ・マルチェッラ・
 Fonte Marcellaと彫り込みが見えますが、

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 昔スケッチを取っていた時に覗きに来たシニョーレが、盾の泉・フォンテ・スクード
 というのだと教えてくれたのを覚えています。
 確かにたくさんの紋章が見えますものね。

 中世そのものと思うアッシジも、時と共に変わっている部分もたくさんあり、
 shinkaiが昔スケッチをした頃はこの泉も水があふれ、鳩たちが入れ替わり
 立ち代わり水を飲みに来たり、朝は身づくろいしたりしていたものですが、

 その後行った時は修復中で柵があり、今回見た時は柵は無くなったものの
 周囲は駐車の車でいっぱいで、水の流れも止まっておりました。
 暫くの間の断水、だと良いのですが・・。




 お昼近くなると、客待ちで用意されたテーブルが目につくようになり、
 日よけのテントや木陰の席が如何にも心地よく、美味しい物が食べれそう・・!

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 以前スケッチしたり、絵にした場所はやはりひと際思い入れがあり、
 あの植木鉢の木が大きくなったね、とか、テラスに花鉢も置かれてる、と。

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 並行の東西の道と、それを繋ぐ連絡道の為、アッシジの町にはたくさんある
 こんな角の建物。 上の家は以前正面に扉があったのですね!

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 歩きながら、左右を見渡し、ははは、常にモチーフになりそうな場所を狙い、
 時間による影の位置が違うので、良さそうな場所はどんどん撮って行きますが、

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 こういう古い大きな窓も素敵でしょう?! 大きな古いお屋敷ですね。

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 これは町の目抜き通りサン・フランチェスコ通り・San Francescoにある
 ロッジャ・デイ・マエストリ・コマチーニ・Loggia dei maestri comaciniの
 建物、13世紀。
 ロンバルディーアのコモ湖周辺の石工の匠たちが、サン・フランチェスコ聖堂の
 建設のためにやって来て、滞在していた館なのだとか。

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 右に見える坂道はサンタンドレア小路で、サン・フランチェスコ聖堂の東からの
 正面が見える場所に出て行きますが、脇にこんなかわいい泉が。

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 こちらはコマチーニの建物の右側に張り出している部分ですが、
 ここにはこんな三つ丸の紋と上に1477の年号。
 小さな窓の上にはコンパスの浮彫がみえ、やはり建築に関わった謂れがありそう。

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 所でこの建物を調べていて、このコマチーニの建物の内部が現代風に改装され、
 アッシジ滞在のアッパルトメントとなっているのを知りました。
 内部写真もありますので、ご興味をお持ちの方どうぞ!




 東西に並行の通りもやはり坂道は大ありで、ははは、
 ここはコムーネ広場の手前のヴィア・ポルティカの坂道・Via Portica!!
 通る度に、いつもこの坂道を行き来するアッシジの人は偉いよなぁ、
 と思いましたっけ、ははは。

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 コムーネ広場の、正面がインフォメーション。昔は郵便局だったっけ。
 春のお祭りが素晴らしく、2度見に行きましたが、
 次回はお祭りのない時、
 平常の町の顔が見れる時期に行きたいな、としばし思う今日この頃。

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 コムーネ広場の東端で演奏していたグラス・ハープのシニョーレ。
 妙なる音が、バッハのトッカータとフーガを奏で、
 しばしの憩いのひと時を頂きましたっけ。

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 夕日の当たるサンタンドレア小路の上の泉を見たく、またやって来ました。
 今回はお祭りのために西側に臨時の仮扉が付けられ、その影が泉に延びて。

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 古いごつごつの石の壁、そして手彫りの石の水盤を見ていると、
 中世の人々の暮らしを思い、お祭りの面白さとは別に、
 当時の人々と対面しているような想いが時にします。
 嵐の後に停電したくらいでオロオロする今の時代の我々と比べ、
 なんとも根強かったのだろうな、という敬虔の想い、です。




 泉のすぐ横で、お祭りから戻られたシニョーレに出会い、写真をお願い。
 この衣装だと、かなり高位の方に扮されているのですねぇ・・。

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 町の東のサンタ・キアーラ聖堂前の広場から見る夕暮れ。

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 夕暮れ、というよりかなり遅くなっての、サンタ・キアーラ聖堂。

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 コムーネ広場に向かう東からの通りで。

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 赤の地区・下町地区の衣装を着けた太鼓隊の少年に出会い、1枚。
 この辺りは青の地区・上の地区の筈だけどなぁ。
 後ろですかさず自分もポーズをとる女の子! 

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 遅くまで賑わっているコムーネ広場。

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 細い小路を覗きながら、こちらも坂道を下りつつ宿に向かいます。

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 夜の青の中のサン・フランチェスコ聖堂。

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 そして、アッシジを後にする朝の、サン・フランチェスコ聖堂。

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 また必ずいつかね!!


 以前のアッシジのご案内は


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