・ シエナ点描  小路と、黄昏どき


先月のトスカーナ行きの最後は、10年ぶりのシエナ訪問でした。

久し振りのシエナの建物の高さと、はい、何せ田舎者で、ははは、
街の立地の高低差を改めて納得した部分があり、
そんな事も含めてご覧下さいね。

街に南東方面から近づき、予定していた駐車場に至る道では
シエナの古い高い城壁が続き、わぁ~お!でしたが、
グーグルのストリーロ・ヴューで集めた写真をどうぞ。

まず街の門ポルタ・ピスピーニ・Porte Pispini、ここは通りぬけず
右に、城壁に沿ってカーヴが続く道を上ります。

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門の近くにあった要塞風の張り出し。

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こうして見ると城壁はそう高くも見えませんが、
運転する車の中からは見上げる感じなのですよ!

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マンジャの塔と中心部がちらっと見えますが、この部分は多分近年に
削ったのでしょう。

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ここが「サン・フランチェスコの駐車場」と呼ばれる場所で、中心街北西部、
サン・フランチェスコ聖堂背後の城壁の外の位置に。

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ここを選んだのは、宿をとったインディペンデンツア広場に10分程で、
ここからだと坂道を上らずに済むだろう、という思惑だったのですがぁ・・。

ついでにシエナの駐車料金について言いますと、
駐車場に車を入れ宿泊した場合、宿で申し出て、QRコードというのを
貰います。 
つまり宿側が事務所に申請し、コードの付いたのを印刷してくれるので、
それを駐車場から出る際、料金支払い機に駐車カードを入れ、その横の
スキャナーにQRカードをかざすと、一旦出た料金が割引した料金に変わり、
カードにその旨が印刷されて出てきて、それで駐車場から出れるという訳。

という事で、shinkaiの場合は、最初44エウロと出たのが33エウロに。
もうちょっと安くなるかと思ったのですが、ははは、最大割引が25エウロ迄で、
今回はともかく、やはりこういう大都市は街だけを目当てに
電車で行くのが良いですね。




駐車して、道を少し行った先左手にこんな入り口があり、
ここからエスカレーターが続き、サン・フランチェスコ聖堂の横に出ると。

6-risalita ingresso_GF.jpg

つまりここから入ると、長~い高~いエスカレーターが5段続き、
街の城壁の下をくぐり、




このサン・フランチェスコ聖堂の左横に出て来るのですね。
この辺りまるで来た事が無かったのですが、まだ聖堂は開いておらずで。

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教会広場のすぐ前にこの門ポルタ・オヴィーレ・Porta Ovileがあり、
ここをくぐって街中に。

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あんな長いエスカレーターを5つも乗り継いで上って来たんだから、
中心のカンポ広場辺りには下り坂の道が・・、と思ったのが大間違い!

デイ・ロッシ通り・dei Rossiはそう急な坂道ではありませんが、坂道!

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そしてこんな高い建物の間をくぐる道となり、ああ、シエナに来たぁ、の実感!

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バンキ・ディ・ソプラ通り・Banchi di Sopraに出て、
そしてトロメイ広場・Piazza Tolomeiの、シエナのシンボル、ルーパ・雌狼。

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迷う心配も無しに無事到着の、宿をとったインディペンデンツァ広場。

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チェックインを済ませ、国立シエナ絵画館・ピナコテーカ・Pinacotecaに。

勿論訪問する気ではありましたが、最初になったのは、
市の博物館も、ドゥオモ博物館も、サンタ・マリーア・デッラ・スカーラ博物館も
どこもが10時から開館で、ピナコテーカだけが9時開館だったのですね、はい。

で、確かまっすぐ行けばピナコテーカだったっけ、とカンポ広場から歩きますが、
いや、こんな道ではなかったと思いつつ、ははは、

坂道の急な小路の面白さに惹かれ進み、

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15-C27_4649_GF.jpg



人通りも少ない道でしたが、やっと出会った若者に尋ね、

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横道に入った所で、はい、シエナのピナコテーカ前。

17-C27_4654_GF.jpg

今は2階しか展示が見れないが良いかという事でしたが、
shinkaiには2階の展示だけでOKでして、はい、殆ど一人観客で、
ロレンツェッティ兄弟を始めとする作品を、大いにゆっくりと愉しみました。
また改めてご案内いたしますね。




通ったのはカンポ広場から東側の道を辿って来たのですが、
ドゥオーモ広場からだと真っ直ぐの道だった訳で、一旦ドゥオーモ前に。

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10年前に来た時のドゥオーモはどこか覆いがかかっていた気がしますが、
今回はすっきりの見事な美しさを見せてくれ!

19-2-C27_4663_01_GF.jpg

切符売り場なども整備されていましたが、午後1番に予約していた
ドゥオモの上に上る「天国の門」の切符を貰い、
また内部の上から見る床の大理石の模様などご案内いたしますね。




サンタ・マリーア・デッラ・スカーラ元病院、現博物館の見学は後にし、
まず裏側に回り、複雑極まる建物構造の裏側を見ましたが、 
これもまた博物館のご案内の時に詳細を。

20-1-C27_4691_GF.jpg



そしてぐるっと上り道を辿って出て来たのがこの門の外側で、門の名は
出ませんでしたが、道はスタッロレッジ通り・Stalloreggiと言い、
まっすぐ行き左に折れると再度ドゥオモ前に戻る道。

20-2-C27_4700_GF.jpg



門のすぐ内側の左手の建物の壁に、

21-C27_4701_GF.jpg



こんな碑がかかっていて、

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ドゥッチョ・ディ・ブオンインセーニャ  ジョットーの先駆者
この家で1308から1311年に  ドゥオモの祭壇画
我らの聖母 の 板画を描いた
  これ以降は意訳で
現在シエナ派と呼ばれる、当時の素晴らしい時代の
記念碑たる作品である




ドゥッチョのどの作品かと言いますと、この板にテンペラ画、211x426cm、
「マエスタ・Maestà・荘厳の聖母」

23-sDuccio_Maestà.jpg

1878年迄は他に移動などの変遷を経てドゥオモ内にあったのが、
現在はドゥオモ博物館に収蔵のもので
シエナ派の先駆者であるドゥッチョの最高傑作とされるこの絵が、
この家で3年間かかって描かれた、というのですね。

こういう碑に出会い、へぇ~!と700年前の出来事、作品を偲べると
いうのが、古い歴史ある街の素晴らしい所ですねぇ!




実は今に残る上の写真部分の上に、尖塔状の飾りパネルもあったのが、

1771年にカステルヴェッキオというシエナの中心部から南にある
教会に移され、その際に上部が切り取られたりで散逸したのだそう。

で、ドゥッチョの祭壇画は1795年には再度ドゥオモに戻ったのですが、
その無くなった部分をヴィジュアル的に再現した姿がこれで、

24-sMaest_0_duccio_1308-11_siena_duomo.jpg

1311年6月9日に、教会関係者や市のお偉方、市民挙げての荘厳な
祭列が行われ、祭壇に収まった時の姿ですね。

この背面にもやはり同等の大きさの絵が描かれており、
その密な仕事には驚くばかりの作品です!




聖堂への道を辿りながら、横丁を覗いたり、窓の景色を眺めたり、

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これは聖堂前から横の坂道を下った、洗礼堂前の広場周辺の様子で、

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そろそろ早めのお昼にしようか、どこで、と気になりかけの頃、ははは。




午後ドゥオモの上の見学を済ませ、S.M・デッラ・サルーテ博物館も見、
ついでに博物館の上のファッチャトーネと呼ばれる上にも上がり、
2度も狭いらせん階段をぐるぐると上ってかなり疲れ、ははは、

おまけに雨となり、ちょうど良いと宿に戻ってシャワーをし少し横になり、
晩御飯時の前に雨が止んだのを幸い食べに出て、その後カンポ広場に。

夕暮れの陽が市庁舎の上部を照らしだし、

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でもまだ広場には大勢の人、光景を楽しむかのようなワン君も。

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一旦引き上げ、フォンテブランダ・Fontebranda通りの上をまたぐ
ディアチェート・Diacceto通りのこの部分に、夕陽を見に。

34-DSC09851_GF.jpg



ここだと、カンポ広場の外回りのヴィア・ディ・チッタ通りから出る
フォンテブランダ通りのちょうど上に当たり、正面にサン・ドメニコ聖堂。

35-DSC09865_GF.jpg




夕陽を見るのにちょうど良いかと思ったのですが、
まさにサン・ドメニコの後ろに沈む時期で、残念!
ですが、少しは空と雲の色の変化が分かるでしょう?!

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雨燕がちーちーと鳴きながら飛び交い、時にヘリコプターも飛んで行く、はは、
シエナの夕暮れの空。




かなり暮れて来たので、再度カンポ広場を覗きに。
ほら、月が出た空に、たくさん燕達がまだ飛んでいるのが見えるでしょう?

40-DSC09883_GF.jpg

今回のシエナ訪問で最初に気がついたのは雨燕の多さと、その鳴き声!
勿論北にも燕は飛んでいますが、こんなに数が多くなく、
改めて、シエナは何か燕にとって住みよい場所なのかいな?と、ははは。




レストランはますます繁盛中で、

41-DSC09885_GF.jpg



広場に座り込む人の数も余り減っておらず、
店の明かりが広場の煉瓦を照らし。 イタリアの夜は長いのです!

42-DSC09889_GF.jpg



引き上げて出て来たヴィア・デ・チッタのロッジャ・デッラ・メルカンツィーア・
Loggia della Mercanzia.

43-DSC09891_GF.jpg

昼は薄暗いロッジャなので、立派なロッジャ、と見て通り過ぎるだけですが、
夜は明かりが点いて中の美しさが見えるので、覗いてみると、




なんと、素晴らしい天井装飾が見えました!

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15世紀に造られた商人達のアルテ・同業組合の建物ですが、
この交差ヴォールトの天井は16世紀の物だそう。

でこの位置する場所は、カンポ広場を巡る東、北からの道バンキ・ディ・ソプラ、
バンキ・ディ・ソットと、 
中世の巡礼道ヴィア・フランチェージナはここを通っていたというのも知り、
ここは南に行くヴィア・ディ・チッタとの交差点になるのだそうで、
当時の商人達の力、裕福さを示すロッジャなのでした。




で、すぐそこのインディペンデンツァ広場に戻り、宿に、というシエナの一日。

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・ リグーリア、そして チンクエ・テッレの海の色


今日は一旦オルチャの谷ご案内から北西に飛びまして、

リグーリア州の東海岸、カモーリ・Camogli、ポルトフィーノ・Portofino、
そして絶景で名高いチンクエテッレ・Cinque Terreの海の色をご覧頂きますね。

1-1-Monterosso al Mare 2016 IMG_3217.jpg

shinkaiめはまだ訪れた事がありませんで、今回の写真と情報提供は
春に東京の美しい桜の写真を見せて下さった長谷部さん

彼女は2016年の春4月末から5月にかけて訪問し、
4日間の滞在でトレッキングも2度されたそうで、あれこれ様子も
教えて下さったので、それも一緒にご案内いたします。

トップの写真は、モンテロッソ・アル・マーレ・Monterosso al Mare.

駅を出て来ると目の前に海が広がり、海の色がとても美しく、
大いにテンションが上がったそう。 分かりますねぇ!




地図をどうぞ。 一番左上に切れているのがジェノヴァ・Genovaで、
ここから両手を広げたようにリグーリア海が広がりますが、

1-2-map4.JPG

東海岸側のカモーリ、ポルトフィーノ、そして南に下って来て
緑色のコースが重なっている辺りが、チンクエ・テッレ国立公園、
地図が切れた一番下にポルトヴェーネレ・Portovenereがあり、
長谷部さんは東のラ・スぺーツィア・La Speziaに連泊し、
そこから電車やバスで通われたそう。

添付して下さった日程表で所要時間を見ると、ラ・スぺーツィアから
チンクエテッレの一番北端のモンテロッソ・アル・マーレ迄でも
電車で21分とありますから、十分に日帰り往復可能ですね。




こちらに、チンクエテッレの地図を。

1-3-map3.JPG




で、モンテロッソ・アル・マーレで昼食の後、町中の見物、
そしてヴェルナッツァ迄トレッキングされたそう。

写真に見える砂浜は、チンクエテッレでは唯一なんだそうで、
どうやら右手に見える道が、ヴェルナッツァへのコースでしょうね。

2-Monterosso al Mare 2016 IMG_3258.jpg

4-Monterosso al Mare 2016 IMG_3345.jpg




かなりアップダウンがありそうですが、高尾山のハイキング・コースと同じほどの
レベルなんだそうで、分かります? はは、きっと大したことがない、という意味ね、
大人から子供までたくさん歩いていて、3,3㎞の距離、所要時間は80~120分と。

次々と目の前に現れる絶景が、アップダウンの辛さを癒してくれるそう。

6-Monterosso al Mare _ Vernazza 2016 IMG_3434.jpg

7-Monterosso al Mare _ Vernazza 2016 IMG_3438.jpg



ちょうど西からの太陽の光で、とても写真が撮りやすかったそうですが、
今ヴェルナッツァの町の先が見えて来て、

8-Monterosso al Mare _ Vernazza 2016 IMG_3416.jpg



ヴェルナッツァ到着。 海辺の町らしい、かっての見張りの塔が見えますね。

9-Vernazza 2016 IMG_3536.jpg

11-Vernazza 2016 IMG_3525.jpg

12-Vernazza 2016 IMG_3550.jpg



町に降りて来て、  そして日没の灯。

13-Vernazza 2016 IMG_3582.jpg

14-Vernazza 2016 IMG_3589.jpg




翌朝再度ヴェルナッツァに来て、コルニーリア迄トレッキング。
3,2㎞ 所要時間70~100分
このコースも絶景続きで素晴らしかったと!

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17-Vernazza _ Corniglia 2016 IMG_3723.jpg

18-Vernazza _ Corniglia 2016 IMG_3741.jpg


所要時間は一応の目安ですが、写真を撮りながらの自分のペースだと、
やはり2時間位かかったそう。
そうですね、3㎞位の距離であれば、十分に歩けそうですね。

反対側から来る方との交差、時には2,30㎝ほどの狭い道もあり、
でも、追い抜きもそれぞれ挨拶を交わしながらで、
絶景を眺めながらのコースは国際交流だったと。

上の最後の写真の、突き出した山の上に見えるのが、コルニーリアですね。

朝の海の色の群青がとても濃く、彼女は夕方の緑色がかった色の方が
好きだったと言いますが、
で、コルニーリアでお昼を食べ木陰で休んでいると、陽射しは強いのに
気温は低く、体が冷える程だったそう。




午後電車でマナローラに移動。 ここも素晴らしく!

19-Manarola 2016 IMG_0626.jpg

20-Manarola 2016 IMG_0658.jpg

21-Manarola 2016 IMG_3840.jpg

トレッキング・コースを歩きたかったのが、がけ崩れで道が不通で断念し、




一旦リオマッジョーレに電車で行き観光。
町は結構高低差があり、想像していた以上に大きく、歩きでがあったと。

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24-Riomaggiore 2016 IMG_3923.jpg



そして、夜の写真を撮るために、もう一度マナローラに。

25-Manarola 2016 IMG_3961.jpg

というのも、午後行った時に美しい夜景のジグソー・パズルを見て、
では、と夜景を撮るために戻ったというのが、良いですねぇ!
素晴らしく美しい青!!




翌日はバスでポルトヴェーネレに。 大混雑のバスだったんですって。
他のチンクエテッレの町と違いもっと大きく、雰囲気も違い、
なかなか魅力的な町だったと。

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28-Portovenere 2016 IMG_4074.jpg

29-Portovenere 2016 IMG_4180.jpg

海水は透明度が高く、小魚がいっぱい泳いでいるのが良く見えたそうで、
ですが残念な事に午後から曇り、夕方から雨となったそう。




翌4日目は電車で1時間13分、サンタ・マルゲリータ・リーグレに。
前日からの雨が到着直前に止み、段々晴れてテンションが上がったそうで、
ここは海岸が東向きで、午前中が写真を撮るのに良いと。

30-Santa Margherita Ligure 2016 IMG_1222.jpg

31-Santa Margherita Ligure 2016 IMG_4222.jpg



この教会は日程表から見ると、サンタ・マルゲリータ・ダンティオキア教会・
Santa Margherita d'Antiochiaの様ですが、

32-Santa Margherita Ligure 2016 IMG_1114.jpg

リグーリアには、シャンデリアが豪華なバロック教会が多い印象を受けたと。




サンタ・マルゲリータ・リーグレからバスに乗り、10分、ラ・チェルヴァーラに。
ここのサン・ジローラモ・アル・モンテ修道院の庭園見学を。

33-La Cervara 2016 IMG_1294.jpg

庭園見学は日曜の限定された時間のみツァーがあるものの、自由に写真
を撮れる時間が少なく、おまけに藤の花の季節が終わっていたのが残念と。




ラ・チェルヴァーラからポルトフィーノに向かって歩く途中、
偶然に見つけたパラッジ・Paraggi という小さな、美しい浜。
海の色がエメラルド色で、とても素晴らしかったと。

35-Paraggi 2016 IMG_4370.jpg

36-Paraggi 2016 IMG_4373.jpg

37-Paraggi 2016 IMG_4378.jpg

が、急に曇って来て雨になりそうで、大急ぎでポルトフィーノに向かい、

やはりポルトフィーノで大雨になったものの、幸い暫くして晴れに。




ポルトフィーノは、やはり噂のセレブの町。 小さな港町でもブランド店が
あり、素朴なチンクエテッレの町と比べるととても洗練された印象だったと。

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39-Portofino 2016 IMG_4431.jpg

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周囲の高台にも高級別荘が立ち並んでいる様子が良く分かりますし、
小さな港の中に、大型豪華ヨットですね。




船でサン・フルットゥオーゾに行きたかったものの雨の為断念し、
夕方バスでサンタ・マルゲリータ・リーグレに戻り、電車でカモーリに。

42-Camogli 2016 IMG_1550.jpg

町が西に面しているので、夕方に良い写真が撮れるそうで、
観光客が居らず、地元の人たちが夕暮れの海岸を楽しんでいて、
とても良い雰囲気の町だったと。




海岸は砂浜と、漁船の港と別れており、

43-Camogli 2016 IMG_4514.jpg



砂浜ではワンちゃんたちが遊んでいたそう。 

44-Camogli 2016 IMG_1547.jpg


如何でしたか、素晴らしい海の写真でしょう?!
それに今の時期にも相応しく、素敵な写真を提供して頂きました。

最初に書きました様に、shinkaiはまだ行った事がなく、いつか、と
思っているのでとても刺激になりましたが、
やはり夏のシーズンは、今時は大変な観光客の様なので避け、
良い季節に、こんな風にじっくりと楽しみたいものですね。

長谷部さん、有難うございました!!
またのチャンスにも宜しくお願い致しま~す。


所で蛇足ながら、
昔カモーリの絵葉書を貰い、それは砂浜に大きなフライパンを持ち出し、
魚の唐揚げを作り皆に振舞う、というお祭りの様子だったのをよく覚えていますが、
今見ましたら、直径5mと4mのフライパンが使われ、3トンの魚を揚げ、
3万皿の量なんだそう!

で、今年2018年は5月13日に行われたそうで、次回のチャンスには皆さんもどうぞ!
こちらから写真がご覧頂けます。 
ページが続きますから、一番下の赤い三角をクリックしてくださいね。

***

リグーリア海の海の色を見ながら思い出したカプリ島の海の色や、
ラツィオ州のポンツァ島や、スペルロンガの様子も、見てやって下さい。

ラツィオ州、ナポリ・アマルフィ一帯のご案内は

*****

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葡萄畑 描き始めと、 イタリアの滞在許可証などなど を  
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・ オルチャの谷を南に、そして古い巡礼道ヴィア・フランチェージナと会う


先回ご案内のバーニョ・ヴィニョーニ訪問の後、州道2号線・SR2を南に、
オルチャの谷風景の一つとして絵葉書にもよく登場する、
有名なアグリトゥリズモ・ポッジョ・コヴィーリ・Poggio Coviliを撮った後、
ガッリーナ・Gallinaまで行き、そこから西の田舎道を辿った様子を。

1-S21_2411_01_GF.jpg

というのも、州道、県道は観光客へのサーヴィスとしてあちこち道脇に
写真が撮れるようにと、車寄せが取ってはあるのですが、
右左を好きなだけ眺めつつゆっくり走る訳にはいきませんし、勿論ね、
有名な風景以外に、自分好みの雄大で素敵な風景も探したいですよね。

という事で出発前にグーグルの衛星地図を開いて、土地の起伏も眺め、
ストリート・ヴューもOKな所はイメージ・トレーニングも兼ね、ははは、
で、ガッリーナから西に入る道が良さそう、行こう、と決めていたのでした。

トップの写真はまだSR2号線上で見かけたもので、
丘の上の農家に行く道の左側は麦畑の緑で、右は一面の黄色い花盛り!




一旦通り過ぎた後に車寄せを見つけて止め、歩いて戻って来た丘への道。
凄いでしょう?!

道は一旦下り、そこからまた上り坂なのですが、余り下ると見通しがね。
で、電柱の間隔を見ながら行ったり来たり。

2-S21_2415_GF.jpg



満開の黄色い花は、これ! 菜の花?! 少し時期が遅い様ですけど・・。

3-1-S21_2419_GF.jpg

丘への道の分岐点、少し広くなっている所に車が止まっていて、
中年のシニョーレが車から出て携帯で大きな声で長話!
shinkaiが傍を通り、行ったり来たりしながら写真を撮り、
で、済んで車に戻る時もまだまだ長話は続いていたのでしたぁ。




地図をどうぞ。 バーニョ・ヴィニョーニ・Bagno Vignoniから
ポッジョ・コヴィーリ・Poggio Coviliまではすぐ近くですが、
その横の緑の楕円に1の番号が上の風景で、丘への道も地図に出ますが
名前が出ないので、純粋農家の様子。

3-2-strada gallina.JPG

番号2はこの後ご覧頂く大きな廃屋と、道を挟んでの古い教会、
3がガッリーナ・Gallinaから西に行く道。

サン・クイリコ・ドルチャからバーニョ・ヴィニョーニを通りカスティリオーネ・ドルチャ・
Castiglione d'Orciaから下ってくる中世の巡礼道ヴィア・フランチェージナ
が5で合流し、4の位置でまた分かれ南に下って行く場所。




ポッジョ・コヴィーリの姿が北に見え、

4-S21_2424_GF.jpg



右手(西)に見えるのは、ロッカ・ドルチャ

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こちらが地図番号2の、大きなどっしりとした廃屋と、左に見えるのが古い教会。

6-1-S21_2428_GF.jpg

通っているこの道がSR2線、州道2号なのですが、
ずっと南に下りトスカーナからローマに連絡する線で、
サン・クイリコ辺りの道路標識でも「⇒ ローマ」とドンと出るのですね。

こちら土地の地理に疎い者はもっと近くの町の名を探し、期待している訳で、
一瞬ギョっとしたのが今回最初の内何度かありましたっけ、ははは。

shinkaiは右の大きなどっしりとした建物の居住まいに即目が行き、
左の古い教会にはまるで気がつかなかったのですが、
今回ガッリーナについて読んでいるとこの教会の写真が出て来て、
見ると自分の写真にもちゃんと写っていた、当たり前ですが、ははは。




こちらです。 デ・ラ・スカーラ教会・Chiesa de la Scalaと呼ばれ、
スカーラ・Scalaというのはガッリーナの手前の地名で、暫く前までは
屋根が落ちた廃墟の姿だったが、近年修復され今の姿の様子。

6-2-GallinaCastiglionedOrciaChiesaScala2.jpg

何か謂れのある教会なのかどうか、と検索しましたら、
教会は特別な事は無く、それよりも
右手の大きなルネッサンス様式の建物が元郵便局であった事が判明。

小高い山の上のカスティリオーネ・ドルチャではなくこの平地に、
多分この一帯の集配所の元締めとしてできたと想像しますが、
歴史に名が出る最初が1562年なんだそう!
道理で、農家ではないので、何の建物だったろうと想像した訳なのでした。




これは右手にちょっと上がった所にあった、これも廃屋の農家。

7-S21_2430_GF.jpg



ガッリーナの村に入り、左手に見えるリストランテ。 
入口左に出ているヴィア・フランチェジーナの標識が見えるかな。

8-1-Cattura.JPG

ガッリーナは元々農村なのが、ヴィア・フランチェージナの巡礼道に辺り、
ガッリーナから古代ローマの道ヴィア・カッシアへの接続が出来たので、
旅の拠点として栄えたのだそうで、

上に見えるリストランテも、今は名が変わっている様ですが、
昔は巡礼達が立ち寄り、その独特の雰囲気が少し前までは残っていたのだと。




で、その少し先の右手へのこの角を、井戸の道・Strada del Pozzo
と標識が出ているのを曲がり、かなり坂道になっているのを上ります。

8-2-via pozzo.JPG

最初は舗装された道ですが、家並が途絶えると地道となり、




これはかなり上ってきた所から下を。 広い平野が広がります!

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アザミ。 あちこちに。

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麦畑の中に広がる、黄色い花の帯。

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ほら、あの元郵便局のどっしりした建物と、小さな教会が見え、

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もうちょっと上がった所から、もう一度。

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道は西に向かって蛇行しつつ進み、緩やかな道となり、

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道脇には大きな大地のうねり。 そうなのです、これが見たかったのです!!

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こちらは奥に見えるのが、カスティリオーネ・ドルチャの姿。

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奥に見える茶色っぽい部分は土地の色ではなく、ここは薄いピンクの花が
咲いているのですね。

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そして道の分岐点。 古い中世からの巡礼道、イギリスのカンタベリーから
フランスを通り、ローマへの巡礼道ヴィア・フランチェージナが南に下ります。

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2つ標識が出ていて、上は車で行くヴィア・フランチェージナ、つまりshinkaiが
来たサン・クイリコ・ドルチャからのSR2に出て、ラディコーファニに行く道で、
下は徒歩巡礼で、南に下る道の標識なのですね。

ヴィア・フランチェージナについては、モンテリッジョーニのご案内の
中で少し説明していますので、どうぞ。




西には、車で今迄通りに進める、地道ではあっても幅広の整備された道が
続き、分岐する道はこんな草の生えた細道!
雨の降った後など、すぐに泥んこ道になる事でしょうね。

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サン・クイリコ・ドルチャ近くにもヴィア・フランチェジーナの標識があり、
関心があるのでグーグルのストリート・ヴューで見た事がありますが、
林や雑木の中を通る上がり下がりの細い道で、到底車では行けず、
かといって自分で歩くには・・、という道でした。




ヴィア・フランチェージナの公式サイトからの、この一帯の地図を。
緑色が自転車ならOKという道で、茶色が歩ける道。
でカスティリオーネ・ドルチャから下り、尖って東に曲がる辺りで
ガッリーナからshinkaiが辿って来た道と合流し、赤点の所で分かれる、という訳。

20-2-via francesina.JPG

shinkaiはも少し先に進み、カスティリオーネ・ドルチャに向かって行き、
途中から東に曲がりSR2に出ようと思っていたのでしたが、
曲がる位置を間違え建設中の農家の前庭に入り込み行き止まり、ははは、
ストリート・ヴューで見ても立ち木の多い道だったし、まぁ良いか、と
来た道を引き返したのでした。




道がかなり高い所を通るので、こんな風に眺めが開け、

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少し先に進むうちに雲の流れが多くなり、影が動いて行きます。

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農家が点在し、

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うねる台地、丘の流れ。

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通り過ぎて来た道脇に幾つもあるアグリトゥリズモが見え、

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色違いの緑の丘の重なり。  遠くにあの元郵便局。

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突き出して見える丘。 トラクターの痕。

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丘の重なりの一番奥、遠くに見える山の上のラディコーファニの塔

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丘のうねり。

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遥かに続く道の流れ。

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色違いの色の帯。

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自転車で行く人。 他にも一人で歩いていたまだ若い女性、ランニング中の
若者にも出会いましたっけ。 が、車にあったのは最初のうちの一度だけ。

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これは戻り道で見えた、雲の流れで出る光と影の表情が嬉しく、

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これはもう殆どガッリーナに近くまで来て、そろそろ舗装道になろうかという頃。

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かなり大きなアグリトゥリズモ。

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「オルチャの谷の風景」と言うと、西はモンタルチーノの麓から、東は
ピエンツァの手前までがとても有名ですし、やはりとても美しいのですが、

今回見つけた、このガッリーナから西に進む道も大きな収穫でした!!
想像していた以上で、これはまた季節を変え、時間を変え、
訪問するに価値ある道と思い、出会えた事に嬉しく、感謝!

車でお出かけの方にお勧めです!


*****

色鉛筆+水彩画ブログには、
朝焼け風景 そろそろと、 オルチャの谷風景、撮影ポイント一つ を  
アップしています。    
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それもご了承下さいませ。

・ バーニョ・ヴィニョーニ ・ ローマ期からの温泉保養地 再訪


今回オルチャの谷訪問の基地としたサン・クイリコ・ドルチャの宿からだと、
南に約5㎞、6分程で着く距離のバーニョ・ヴィニョーニ・Bagno Vignoni.
10年ぶりに懐かしく再訪した様子をご覧くださいね。

以前の訪問の様子は https://italiashio.exblog.jp/9727830/

朝食を済ませ出かけ、確か8時過ぎのまだ観光客が来ないうちに、
・・自分は観光客ではないと思っている、ははは、

車を止め横道を辿り、最初に見えたロッジャート・ディ・サンタ・カテリーナ・
Loggiato di Santa Caterina.

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サンタ・カテリーナ(1347-1380)はシエナ生まれ、イタリアとヨーロッパの
守護聖女の彼女は何度かここに母親と保養に来たそうで、
出家したいという願いをなだめる為だったと言いますが、




ロッジャートの中にある礼拝堂。 中にはサンタ・カテリーナの肖像画が
ありましたが、お目にかける程の作でもなく・・。

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続く壁に見えた聖母子像。 素朴なロッジャの壁に相応しいですよね。

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こちらがロッジャの北側に広がる大きなプールの様な浴槽。 
これは16世紀に作られた浴槽だそう。

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現在はここの浴槽は使用されておらずで、周辺にあるテルメ施設や
ホテルでの保養となりますが、

このバーニョ・ヴィニョーニの温泉は、古くエトルスクの昔からローマ期を通じ、
関節炎やリューマチに良く効くという評判で、
それに何も病気持ちでなくとも、こういう風景の良い、食べ物の美味しい
場所での保養は何に増しても良いものですよね。

サンタ・カテリーナ以外にも著名人としては、ピエンツァ生まれのピオ2世教皇、
そしてルネッサンスの偉大なロレンツォ・デ・メディチなどの名が上がります。

それにすぐ傍をイギリスのカンタベリーからローマへの巡礼道として名高い
ヴィア・フランチェージナ・Via Francesinaが通っていましたから、
巡礼たちも旅の合間の一時の至福を味わった事でしょう。

そして中世の騒乱の中でも、この保養地は大きな被害にあう事もなく、
ずっと平安の内に過ごしたというのですから、これは大変な遺産ですよね。




上の写真に見える手前の小さな屋根の建物、この囲われて突き出した
小さな一廓が薬草園と。

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見ていると、鳩たちがここに集まってはチャポンと浸かっていて、朝湯かな?

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ロッジャートの突き当りに見える、エルボリステリーア・薬草専門店。

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大浴槽の北東側。 今回大浴槽を見て、ありゃぁ!と思ったのは、
浴槽の真ん中に、こんな風な芸術品が設えられていた事で、

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手前側が鏡面、裏が赤茶で、見る角度によって写し出すものが変化する、
ですが、う~ん、こういうのは余計な気がするのはshinkaiだけ?

サイトでは白い針金細工の様な女性像が大浴槽の周りに、という様なのも
見かけましたので、この鏡面だけが常設、というのでは無い様子。

この品ならず、一体全体に整備されて来ている、という感じを受けましたです。
この右奥の建物もカフェ・レストランになっていましたし、
建物の壁もどこもがちょっと綺麗になっている事にも気が付きました。

オルチャの谷一帯がユネスコの世界遺産になった恩恵が、確かに
昔ながらのこの小さな温泉町にも齎されている感じで、

小奇麗でモダンなバールに寄りましたら、そこの主人は客の言葉に合わせ
英語やドイツ語を喋っていましたから、
町の住人30人ほどというこの町は、国際化されているのですねぇ!




大浴槽の西側の通り。

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階段下にある古い古い壁の入り口。 倉庫なのか、如何にも中世のまま、
という感じで。

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通りを逆に見た所で、左に見える柵の付いた入り口が薬草園。

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覗いてみましたら、こんな感じ。 まだ茂るには早い時期だったのかも。

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大浴槽を覗きこんで見る温水。 朝の陽に煌き。

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隣の建物の窓に何か動くもの、はは、朝帰りの猫ちゃんかな? 
今帰りましたぁ、入れて下さ~い。

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北側から見る大浴槽。 手前側に3か所ほどボコッ、ボコッと湧き出る湯の塊。

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アンドレイ・タルコフスキー監督の映画「ノスタルジア・Nostalghia(1983)」
の中に登場するこの大浴槽。
       
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蛇足ながら、同じ映画の冒頭に出る地下礼拝堂のシーンの舞台となったのは、
こちらラツィオ州のトゥスカーニア・Tuscaniaのサン・ピエトロ聖堂
   


北側の古い建物の壁も少し整備された様子で、洒落た白い窓枠が。

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西側の建物と、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会。

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ぐるっと浴槽の周囲を回り、町の南に続く道。
まだ朝早いので、店を開けているのはバールのみでしたが、

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帰る前にもう一度大浴槽を眺めに行きましたら、出会った黒猫ちゃん。

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ちょうど店開け準備の最中で、猫ちゃんはこのお店の看板猫らしく、
入口で目を光らせているのが見えますか? ははは。

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この店もまだ開いていませんでしたが、このハリネズミ、可愛いでしょう?!
アイディアですねぇ!

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古い井戸も健在。

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朝日の当たる扉とベンチ。

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ずらっと並んだワイン瓶。 夜の賑わいが想像できますね。

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先回の訪問では行かなかった、水車の公園・Parco dei Muliniという、
町入り口の公園の南に行って見ると、こんな無骨頑丈な遺跡が残っており、

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大きな岩をくり抜いたのか、槽になっているのが見え、

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大浴槽の源泉からの流れ、町中では蓋をされた状態で流れて来たのが、
この公園近くからこういう流れとなっていて、

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手を入れて見ましたが、ぬるま湯の温度。




それがこんな風にかっては溝を通り導かれ、深い槽に流れ込むようになっており、

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ここは柵があって中には入れませんでしたが、

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上から見るとこの通り、かって中世にはここに水車が設けられていたのだそうで、
夏に川の水が干上がっても、ここはずっと変わらずに水車が使えたというのですね。

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で、夜は水車は止められ、上に見えた大きな槽に温水が貯められ、
高所から落ちる温水の勢いで水車が回り、水量も自在に調節できたのだと。

この発掘は1950年代にされたのだそうで、最初shinkaiは温泉と水車という
関係が分からなかったのですが、つまり夏でも干上がらない滝水と同じに
利用されていた、という事で。




現在は水車が使われていないので、温水はこんな風に町の外れまで流れ、

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最後は、豪快に崖を流れ下り、下のオルチャ川に注ぎますが、

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崖を流れ下った所に温水が溜まるような場所があり、そこでは無料で
温泉気分が味わえるそう。 ですが、本当にぬるま湯だろうと!

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写真を撮った位置が悪く、これでは余り様子が分かりませんが、
シニョーレの乗っかかっている位置は、まさに崖に張り出した鉄柵の上で!

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奥さんが撮られるのにshinkaiめも承諾を得て便乗したのですが、
ほら、あのシニョーラも! と笑っているのですね、ははは。




南西すぐ近くに見えるカスティリオーネ・ドルチャのロッカ・要塞。
このロッカはオルチャの谷一帯のどこからでも見えますし、
夜はまた照明されるのでとても印象的で、遠くからも見えます。

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南に見えるアグリトゥリズモ・ポッジョ・コヴィーリ・Poggio Coviliの
有名な糸杉の並木道がこんな風に見え、

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バーニョ・ヴィニョーニの見学を終えた後南に向かって走り、この糸杉の前を辿り、
またガッリーナ・Gallinaという街道筋の道から西への田舎道に入り込み、
どうやらかってのヴィア・フランチェジーナの道の一部だった様で、
また様子を見て頂きますね。




南には穏やかなオルチャの谷風景が広がり、

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これは崖の下を流れるオルチャ川。

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shinkaiが行ったのは先回も今回も既に初夏にかかる頃なので、
朝夕に温泉から湯気が立ち昇る、という時期ではなかったのですが、
冬など路地にも湯気が流れ、とても良い雰囲気だというのを読みましたし、

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火山地帯ですので、あちこちから湯気が立ち昇る、というのもあるそうで、




夜の明かりが灯る頃の大浴槽の眺めも、なかなか雰囲気が良いですね!

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車に戻る頃、ちょうど大型観光バスが到着し、ドイツ人観光客がどっと
降りてくるのに出会いましたから、
この小さな町とも言えない集落は、今日も賑わいの一日となるのでしょう。


*****

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・ 樹齢370年の大きな樫の木  オルチャの谷ピエンツァ


日本には屋久杉という、樹齢3000年から7000年に至るという
素晴らしい大樹があり、
日本人の心をとらえる桜でも、かの薄墨桜は樹齢1500年とか。

それと比較すると370年という樹齢はまだまだ、という気がしますが、
イタリアで初の「国の緑の記念物」に認定され保護されているという、
素晴らしい樫の大樹を先日見て来ましたので、そのお話を。

こちらがそれで、「ケッケの樫の木・La quercia di checche」

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樹齢推定370年、高さ19m、幹の周囲4,9m、葉の広がりは約34m、
「レ・ケッケ」という変わった名は、この大木がある土地の名に由ります。



私がこの大樹の存在を知ったのは、今回のトスカーナ行きの前、
地図をあれこれ見ていた時の事で、上にピエンツァ・Piennzaが見え、
左端中にサン・クイリコ、左下にバーニョ・ヴィニョーニ・Bagno Vignoni
そして東に向かうSP53号線の右端にクエルチャ・デッレ・ケッケ。

2-map.JPG

SP53号線のちょうど中間にアグリトゥリズモ・カステッロ・ディ・スぺダレット・
Agritrismo Castello di Spedalettoという赤字が見えますが、
これのご案内を分家の方でしておりますので、どうぞ。

ちょうどバーニョ・ヴィニョーニを久し振りに訪問し、そこから州道2号線を
下り、田舎道に入り込んで楽しみ、ピエンツァに向かう途中
県道53号を進み、という様子で大樹を見に寄ったのですね。




県道53号線の、本当にすぐ脇にあり、あっと思って止まり、道路の下に
設けられた駐車場に入り、柵にあった説明がこれ。
「ケッケの樫の木、国の記念物に宣言」


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そしてもう一枚、「ケッケの樫の木 イタリア最初の緑の記念物」

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shinkaiは樫の木の大樹がある、見に行こうと単純に考えて行ったので、
この木の持つ歴史の事など最初に調べもしなかったのですね。

なぜって大樹の姿というのは、そこにあるだけで立派で威厳があり、
孤高の姿で、海を見るのと同じように自分の小ささを自覚し、
生きてゆく励ましや勇気を貰える気がしませんか?!

なので単純に行ったのでしたが、この写真の下に見える 
Prima del grande trauma・大きな外傷の前 という文字に、
この樫の木のつい最近の歴史が込められているのを知りました。




まず現在の姿から見て頂きますが、朝の内は大変良いお天気だったこの日、
お昼近くなって曇り空で残念でしたが、

左に見えるのが県道53号線で、県道の上にまで枝を伸ばしていて、
太い幹の中ほどに丸く空色に見える部分は穴ではなく、
枝を払った部分に塗った塗料。 

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周囲は柵で囲まれ、大きな幹が落ちているのが見えますが、
shinkaiは最初単純に、幹が支えきれずに落ちたのだろう、と。

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枝が広がり、写真を撮るのに後ろに下がりたいものの、
周囲はすぐ傍まで麦畑が迫っていて下がれず、

こちらが南側から見た左半分、枝を払った跡が見えますが、

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そして右半分。

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地面には大きな枝が置かれていて、その大きさに驚くと共に、
とても無残なという気持ち!

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周囲の麦畑は生き生きと育っているので、なおの事。

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大樹の肌はこんなにもごつごつとしていて、

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波を打つ大きな生きた鱗の様にも。

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そして隣の麦畑と同様に、今年の新しい葉もたくさん茂り、
まだまだ生命力が脈打っているのが分かります。

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shinkaiの卓上イーゼルの横木には、昔こちらでの毎日が辛かった時に
貼った小さな紙があり、 「樟の木千年、さらに今年の若葉なり」

どなたの歌かも知りませんが、本の中にあったのを書いて貼り、
眺めては心を持ち直したものでしたが、
この若いたくさんの緑の葉を見て思い出しました。




私の写真だけでは木の大きさがちょっと分かりにくいかと、
サイトから探した人物と一緒の写真をどうぞ。

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見事でしょう?! 立派でしょう?!


樫の木はトスカーナ辺りではたくさん見かけますし、大きなのも多いですが、
やはり糸杉の高さ、スタイル、などに目が行きがちになりますし、
多分材木として役立つので、これ程大きく古くならない内に伐採するのかも。

このケッケの樫の木は偶々土地の持ち主の畑の脇で大きくなり、
近隣の人に大いに愛されていたのでしょうね。

それが2014年の8月15日に、外国人グループによる「木登り」の標的とされ、
上で見て頂いた様に大きな一本の幹が折れたのだそう。

これはすぐに大きな問題となり、グループS.O.S ケッケの樫の木 が発足、
フェースブックでも呼びかけを始め、
イタリア政府の文化財保護と観光省、略称MiBACTの保護下に置かれる
事が3年足らずのうちに決定し、多分2017年から、

ここにイタリア初の、緑の記念物 に指定されたという訳です。

緑の、と付いているのは、このMiBACTの保護に名が挙がっているのは、
現在まではすべて城・要塞とか教会、遺跡のみだったわけで、
日本でいう天然記念物指定の、イタリア初、とでも言えますね。




表示板には、

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ケッケの樫の木は、素晴らしいと同時に繊細です。
370年の樹齢には、我々のたくさんの世話と愛情が必要です。
我々の土地の大いなる母親は、放置されてはなりません。
あなた方にお願いする保護は、枝に上らない事、
揺する様な事をしない、害を与える元となる様な事をしない事。
適切でない方法を使った結果は折れた枝となり、
木がいつこの大きな外傷から回復するのかも分かりません。
が、あなた方と、あなた方の心に、木が感謝する事でしょう。




大きな枝が折れた今も見事ですから、以前の姿はどんなにかと
想像しますが、
最初は上手く持ちこたえるだろうかと皆が心配したのも何とか乗り切り、
現在の姿を見せてくれるので、
今後二度と同じ危害に会わぬことを祈るばかりです。

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オルチャの谷に行かれる方、お時間があったら
この樹齢370年の樫の木に会いに行ってくださいね!
見守れば、きっとあなたに元気と勇気を与えてくれる事でしょうから。


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猫ちゃん 途中経過と、 トスカーナで見た病院・荘園・要塞跡 を  
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・ トスカーナから無事戻り、 恒例の ”美味しく食べたもの編” を


皆さま、ブログを少しお休みさせて頂きましたが、
無事に28日の夕方トスカーナから戻って参りました。

顔は真っ黒に日焼けし、今年初めて半袖にむき出した両腕の
肘の周辺は火ぶくれ寸前の真っ赤かで、ははは、
今でもまだ痒みが残っています。

1-casa -san quirico.JPG

お天気もまぁまぁで、ほんの少しピエンツァでパラっときた程度で済み、
その代わり日程の前半は大概半日ほど薄曇りという様子。

が、9日間で3400枚程度の写真も撮り、予定していた場所は
殆どこなすことが出来て満足して戻って来ました。
というよりも、暫くはトスカーナはもういいよ!という満足度、ははは。

写真はすべてRAWで撮っていますので、整理は到底すぐにできず、
ブログで見て頂く分からぼちぼちとと思っていますので、

まずはブログ復帰の第一回は、恒例の
美味しく食べたもの、旨いもの編から見てやって下さいね。

トップは、家を20日の朝7時に出発、ボローニャの手前で休憩、
1時半過ぎ最初の3泊の宿、サン・クイリコ・ドルチャに到着した行程。




サン・クイリコ・ドルチャ到着前に、県道右手に糸杉の小さな林が 
ありますが、手前から見えて来たなぁ!と思った途端、
道脇の小さな車寄せがいっぱいで、大勢人々が歩くのが見え、
そうなんだぁ、今日は日曜日だったっけ!!

ですがね、やっぱり、こんなに良いお天気の青空の下の糸杉には、
オルチャの谷訪問でまたやって来ましたよぉ、のご挨拶をしませんとね。

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糸杉の林、そしてサン・クイリコの宿は赤い太い線で、
その右に囲ったポデーレ・ベルヴェデーレ・Podere Belvedere,
そしてヴィタレータの礼拝堂・Cappella do Vitaleta の位置を。

3-san quirico galibardi.JPG

サン・クイリコの宿に決めていたのは、県道沿いのガソリン・スタンド兼
レストラン兼ホテルなので、食いはぐれる事は無いと思ったからですが、
到着早々、日曜の午後3時でバールもレストランも閉まり、翌月曜は休み!
と聞き大いに思惑が外れ、



レストランは満席というのを、バールの小さなテーブルで良いからと頼み、
ともかく到着の第一食目を食べさせて貰い、

太麺パスタ・ピーチのアリオーネ・ニンニクの効いたトマト・ソースと、

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野菜のグリル。

5-DSC09453_GF.jpg


今回の旅はオルチャの谷一帯を3日間、サン・クイリコを基地とし、
その後北東のシエナのクレーター方面に移動し、
2泊ずつを2か所、最後はシエナで1泊という予定。

でシエナのクレータ方面は衛星地図から土地の起伏を探し、
それによって宿を決めたもので、近くにはレストランなし。

台所が使えるというので、ではインスタントのカップ麺を持って行こうと。
夜の食事にはやはり1杯飲みたいですしね、その後カーヴ、起伏の夜道を
戻って来るのは嫌なので4日分の食料持参となったのでしたが、
サン・クイリコの宿の思惑が外れ、町の食料品店で買い足しを!

で、まぁ、昼間は出かけた町、土地で食べようという事にし、




お天気の様子を見てその日の行動を決め動きましたが、
こちらは翌21日のお昼、ピエンツァで。

とにかく大変な観光客! 行くたびに増えているなぁ、という感じ。
雨がぱらつき始め、簡単に食べれそうな店横の小さなテーブルで。

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夜は一杯飲みたい、と言いつつ、ははは、昼間も車に戻るのに
時間があれば、はぁ、それは小ビールを一杯程ね。
これは出て来たビールがサルデーニャ産だったもので、

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食べたものは、右リボッリータ・パンの入った野菜スープと、
左は小さなトマトとモッツァレッラを。

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ポツポツ降る雨を眺めながら食べる、暖かい野菜スープは美味しかった!




小路を抜け、隣の小さな広場を通って見えた、これも小さな店。
じゃぁ、次はここにしようと思っていたのに、

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翌日モンティキエッロに出かけ、お昼は12時半からオープンというので、
他には店がないモンティキエッロより、いっぱいあるピエンツァに行こう、と
戻って来たピエンツァでは上の店が満席で、前も食べたこの小さな店に。

写真は前日の雨のぱらつく時、店は閉めていた時の物。

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小さな店の中に入り込み、ハムやチーズ、サラダ類のみの店なので、
ルーコラとペコリーノのサラダにトマトも入れて貰い、
右はカルチョッフィのオイル漬け。

パンを食べビールを飲みつつのお昼には、これがホントに美味しいの!!

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前のテーブルではフランス人夫婦3組が盛り上がっていて、店の主人が
食後酒はサーヴィスです、と言ったらしいのに、わぉ~と歓声、ははは。

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狭い店の中の様子。 正面に見えるポスターは「グラディエーターの道」
うん、今回は2度通ったもんね。

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こちらがサン・クイリコで3泊した宿イル・ガリバルディ・Il Galibardiで、
shinkaiの部屋は2階の一番左端の向こう側の部屋。
これが何とも有難い事に願ってもない眺望でして・・! 様子は分家の方で。

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以前オルチャの谷に来た時1度お昼をここで食べた事があったのですが、
経営者が変わったとかサイトにあった通りレストランの中も変化を。
日曜のお昼も満席と聞きましたが、火曜の夜開いてすぐ行ったshinkaiの
後からどんどん客が入って来て、

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左のテーブルの上にパンの見える隣には、バイク乗り様の男性2人、
その奥に外国女性1人、そして奥に姿の見える家族連れ、
真ん中に囲いがあって見えない奥には、どうやらかなり大勢の家族がいて、
他に右に見えるカップル2組、夜が更けるにつれもっと増えるのでしょうね。




魚料理がしっかりメニューにあったので嬉しく、うふぃふぃ、
タコのサラダ、インゲンとトマト入り。

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タラの唐揚げとポテト、要するにフィッシュ・アンド・チップスね。

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タラの熱々フライ、柔らかくて美味しいポテトで、付いてきたソースの
オイル分が強いので、塩を貰いさっぱりと食べましたが、

う~ん、タラもポテトも、その前のタコのサラダも量が多く、
これはポテトを残しましたぁ。

トスカーナでもピエンツァの様な観光客が多い町は、量も適当ですが、
土地のお客が多い店は断然量が多く、値段も安いのですねぇ。




シエナのクレーターに移動した翌日は、午後1時過ぎに宿にチェックインし、
それから一番近い店の、3kほど離れた県道438号線脇の店に。

宿に行く時に前を通った時は何台も車が止まっているのを横目で
見て通り過ぎたのでしたが、戻ってみると空いており、
その内にバイクのカップルが2組到着。

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すっきりと晴れ上がった空を眺めながら、まずブルスケッタを。 
肉を食べないと言ったので、いずれも野菜系のパテで、
昔は苦手だったブルスケッタもこの頃は美味しいと思う様に。

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最初は水だけ頼んだのですけどね、へへ、素晴らしい青空を見ている内に
改めてメニューを眺めスプリッツを。 美味しくほんのりと酔い加減に。




パスタはフェットチーネに野菜ソース、ええと、ラタトゥイユが乗った感じで、
久し振りのラタトゥイユ味が美味しかった。

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翌日のお昼もやはり少し遅めで、アシャーノの郵便局に行ったついでに
ではアシャーノでお昼にしようと。 
郵便局から町の中心に戻る所で P の印を見て入り込み駐車。
ちゃんと戻れるように角々の印象を頭に刻みつつ歩くうち、この風景。

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あっ、これはアシャーノの聖堂だ、大丈夫、戻れると、ははは。
聖堂自体の正面からの眺めは何という事がないのですが、
この町の城壁越しの姿はなかなか重厚で良いですよね。




町の通りに入り、花屋さんの前にいたシニョーラにどこか食べれる所、
と尋ねたら、あのテントの見える所が美味しい、と教えてくれ、

これは座った席から眺めた町の中心通り。
見える手前のテーブルにも私が座った時はお客がいたのですが、
じきにガランとなった田舎の町のお昼時。

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こちらが私の食べた店で市役所の隣にあり、行った時は表の席が
どれも土地の人で満席だったのですよ。

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で食べたものは、左アスパラとポルチーノのリゾット、
右カルチョッフィのフリット・天婦羅風。

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ウェイターのお兄ちゃんが注文は別々にかと言うので、両方一緒にと
頼み、リゾットを食べつつ熱々のカルチョッフィを指でつまみ交互に。

カルチョッフィのフリットを、なぜか唐揚げを想像し注文したのですが、
衣付き。 とても美味しかったのですが、量が多く食べきれず、
頼んでお持ち帰りとなりました。

尋ねたシニョーラの言う通り、リゾットも美味しくお値段もお安く
満足のお店で、こういう店は皆知っているのよねぇ。

隣にドイツ人夫婦と小さな女の子2人がいて、ピッツァを食べており、
女の子が何か欲しそうにしたら味見させて上げようと思っていたのが、
はは、ピッツァも残した女の子でしたね。

店のサイトは、 http://www.angolodellosfizio.it/




距離は余り離れておらずの別の宿に移る日、この日は砂利道を辿って
モンテローニ・ダルビアからコルサネッロという西方面に出かけ、
糸杉が一本の白い道は尋ね当てたものの、もう一つの僧侶たちの丘、と
いうのに向かうつもりが道を間違え、空振りでお腹を空かせ戻る途中、

ローディ・Rodiという田舎で、道の交差点に見えたバールでお昼を。

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でっぷりとしたお腹の主人が冷たい料理のみですよ、というのにOKと、
メニューにあった、シーチキン、インゲン豆、玉ねぎを注文すると、
出て来たのがこれ! 

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玉ねぎとシーチキンを混ぜ混ぜし、塩と胡椒、酢を振りかけ
結構美味しく食べましたが、インゲン豆は到底食べきれませんでしたぁ!




翌トスカーナの田舎最後の日のお昼。アシャーノからの白い田舎道を
再度走り、お昼頃にアルビア・Arbia、県道438号線のアシャーノ行きの
始まる町に出て来て、ここなら何か食べれるだろうと駐車。

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で、赤い四角を付けた辺りのバールで聞くとパニーノだけ、というので、
ブルスケッタはともかくパニーノのお昼は苦手なshinkaiは、
橋を渡って行く隣の町だと店があると聞き、1,5㎞位ある、というのも
食べる為には、と、ははは。
隣の町はタヴェルネ・ダルビア・Taverne d'Arbiaと言い、




町の入り口前にあるロータリーからの眺めがこれ、左に見える道を行くと
上の地図にあったグイド・Guido というのが見えて来て、

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どうやら肉料理で土地では有名らしく、お客も次々と入って来て、
肉を食べないアジア女が珍しかったらしく、ははは。

アンティパストの野菜の一皿と、右上はほうれん草。
野菜のグリル、オリーヴ、ブルスケッタがトマトと、多分ナスのパテ、そして
ポルチーニが乗ったのと、右下はカルチョッフィ。

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いやぁ、どれも美味しかったのですがねぇ、なんとも量が多すぎて、
ブルスケッタは上の具のみ食べて、パンは殆ど残す有様!

店のサイトは、http://www.illocalediguido.it/


食べれる量が本当に少なくなったのを、改めて身に染みて納得した
今回の旅の空でしたぁ!
今後は、今回の様に一度はレストランなりトラットリーアにして、
後の一食は軽く持参食にするのが良いのかも、とも考えたりした事で・・。




最後の日曜の朝は8時前に宿を出て、10年ぶりのシエナに。
宿を8時前に出発、前日お昼を食べたタヴェルネ・ダルビアの店前を通り、
なんと20分もかからずに予定の駐車場に到着。

カンポ広場のすぐそば、ピアッツァ・インディペンデンツァに面した宿に
荷を預け、まずはカンポ広場に。

おお、マンジャの塔だよ、カンポ広場だよ、と眺めながら、

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早めに行ったので空いていた店の一番前の席に座らせてくれ、
サーモンのクリーム・ソースのスパゲッティを。

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観光客相手の店ではありますが、ここは美味しく、量もたっぷり!
眺めを楽しみながら食べましたが、今回の旅行では一番お高く、
ははは、水と食後のカフェで27エウロ、が、お上りshinkaiは満足!




ドゥオモの上にも上がり、サンタ・マリーア・デッラ・スカーラも見学、
ファッチャトーネの展望にも上がり、4時過ぎに降りてきた所でポツポツとなり、
宿に引き上げるとかなりの大降りとなり、シャワーをし一休み。

7時前には幸いまた晴れ間が戻って来ていて、すぐ近くの中華料理店に。
だってコネリアーノにはまがいの寿司屋はあっても、中華料理店は無く、
やはりたまには食べたいではありませんかぁ!

グーグルで探すと、宿から出て直の左の小路に曲がり、突き当りを左に、
だったのですが、何の事は無い、いざ行って見ると良く知った道で、
グーグルでは分からない酷い坂道なので、逆行きが正解なのでした。

つまりピアッツァ・インディペンデンテからカンポ広場外回りのヴィア・ディ・チッタ
に出て、次の角を右に下る通りヴィア・ベッケリーア・Via Beccheriaに。

この道はサンタ・カテリーナの生家跡に続く通りで、コントラーダ・オーカの地区
なので、通りの入り口にはこんな風にオーカ・鵞鳥の飾りがあり、

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道は恐ろしいほどの下り坂で、一旦奈落の底まで行き、ははは、
そこからまた上り坂という・・! 右手のほら、板のテラスが見える所に店。

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が、ここは入り口付近の両側の建物に支えのアーチが幾つも渡る、
shinkaiの好きな通りで、一度ご案内した事がありました。   

左の車の後ろにちょっと店の看板が見えますね、確か上海酒楼だったと。

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食べたのは、ビーフンの海鮮炒めと、

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マーボ豆腐、ただし肉抜き、はは。

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う~ん、イタリアで食べる中華料理はどこも大変お安く、人気もありますが、
ここのお味はまぁ特別の事は無く、
それはもうフィレンツェで食べた何軒かの方が断然美味しかった!!




ですが、やはりイタリアのパスタよりはするっと喉を通り、気持ちも落ち着き、
ははは、カンポ広場の夕暮れ時の賑わいを見に行き、

久し振りにジェラートも食べ、レモンとヨーグルト、

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近くの眺めの開けた場所から、サン・ドメニコ聖堂の向こうに落ちる夕陽を。
まさにちょうどサン・ドメニコの後ろに落ちたので空の雲の色の変化だけでしたが、
今回は夕陽を愉しめる日が2,3度のみでしたので、暫く粘り。

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翌日はパラッツォ・プッブリコの市博物館を見学、ちょうど12時に駐車場から
戻り道の出発をし、アペニンを越え、ボローニャを過ぎた所でお昼、
ちょうど4時45分に無事家に戻りました。

トスカーナの風景のみを追いかけて8日ほど、最後は久しぶりのシエナで
絵画館、博物館、ドゥオモの上と巡り、大いに楽しみ収穫の多い旅でした。

ぼちぼちと写真整理をし、見て頂きますのでお楽しみに、
よろしくお願い致しま~す。


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