・ 糸杉の道 2本 ・ シエナのクレーター と オルチャの谷と


今日のご案内は、トスカーナはシエナのクレーターとオルチャの谷に
ある2本の道、糸杉のある素敵な道を。
まず最初はこちら、シエナのクレーター域に含まれるこの道です。

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この1本の糸杉と脇に見える雑木、そして中程で一度カーヴしながら
緩やかに伸びる白い道。

これはもう何年も前からどこにあるのかと探していたのですが、
今年5月のトスカーナに行く前に見つけたのですよね。
ちょっとした執念ですが、はは、最近は探し物が分かっていると
ネットで見つけられる、という有難い時代になりましたものね。




地図をどうぞ。 シエナから南に延びるSR2・州道2号線はローマに
向かい、イーゾラ・ダルビア・Isola d'Arbia、ルチニャーノ・ダルビア・
Lucignano d'Arbiaと通る道はサン・クイリコ・ドルチャに向かう
中世の巡礼道ヴィア・フランチェージナでもあり、

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今回はモンテローニ・ダルビア・Monteroni d'Arbiaから西に、
ヴィッレ・ディ・コルサーノ・Ville di Corsanoの手前から、
ベッド印の赤い点が付いた所まで行く道が探していた道で、
赤い菱形を付けた辺りに、あの糸杉が。

シエナの南東に見えるアルビア・Arbiaからの道がアシャーノに向かう、
東側がシエナのクレーターの中では一番有名な一帯で、

こちら一帯は今迄余り頭になかったのですが、知ってみるとやはり
アシャーノのコムーネに含まれ、見所がある地なのでした。




衛星地図で様子をどうぞ。 モンテローニ・ダルビアからの道は
下に見えるSP23号線で、赤点で北に曲がり、少し大きな赤点の所で
右に、糸杉の天辺を丸く刈り込んだ並木道に入ります。

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すぐに右手にある建物群は、テヌータ・コルサーノ・Tenuta Corsano
と言うアパート形式のアグリトゥリズモで、
そこを過ぎて行くと、赤い四角で囲んだ位置に糸杉が見えてきます。




緩やかな下り坂なのですが、も少し高くからの眺めが欲しく、
右手に張り出していた丘の端っこに上り、こんな様子。

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道の左手に広がる波打つ平野。 

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こちらは右手で、奥に見えるのが2か所のアグリトゥリズモ。

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快晴の日のお昼。 この広さの中を行く白い糸杉の道!

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この道は奥の2軒のアグリトゥリズモを過ぎると行き止まりになる道で、
奥から戻って来る車がもうもうと白い土煙を上げているのも見ましたし、
そう、トスカーナのストラーダ・ビアンカ・白い道! で、

いつもなら先まで歩いてみようかと思うのですが、
この日のひどい暑さと、ここに着く前に朝からずっと辿って来た道で、
あっちこっちと撮りながら来たので、それも大変素晴らしい道だったので、
いささかの気分疲れと、既に光線が上からなので、歩く気になれず・・。

元の道に戻り、少し先のヴィッレ・ディ・コルサーノを通り、
こんな要塞風の名残も見えましたが、

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本当はも少し北に見つけていた、僧侶たちの丘・Poggio dei frati
という要塞風僧院の名残を見に行くつもりでしたが、ナヴィに出ずで、
ヴィッレ・ディ・コルサーノで道を北に取る所が西に曲がった様で・・!

通りすがりに見つけたバールでお昼を食べ、ゆっくり田舎道を辿りつつ
宿に戻ったという様子でした。

なので、またのチャンスには朝の内に出直し、「僧侶たちの丘」にも
再挑戦しないとね、ははは。




さて、2本目の糸杉の道は、オルチャの谷のピエンツァの町の南にある
「グラディエーターの道」と呼ばれる道で、
  
衛星地図をどうぞ。  上に右に囲った部分が、ピエンツァの旧市街で、
左上がピエーヴェ・ディ・コルシニャーノ・Pieve di Corsignanoという
ロマネスク教会のある位置。

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自分の生まれた村をルネッサンス風にと、理想の町づくりを目指した
教皇ピオ2世が洗礼を受けた教会でもあり、そこから辿る道の中程が
映画「グラディエーター」の中のシーンに、という訳。

「グラディエーター」は一度見たのですが、細部はまるで記憶になく、
ただ映画のテーマ曲はとても素晴らしいので何度もね。

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ヴィデオの中にも上のサイトの写真にも出る、下の道で妻子が待つのに
上の麦畑の中を歩いて下るシーン、麦畑が広く広がるのにご注目を。




このグラディエーターの道はサイトで見た時に即一目惚れで、はい、
春のトスカーナ行きでは2度通い、というのも初回は曇り空の午後で、
歩いている途中から雨が当たり始め、
何とかお天気の日に、と2日後にまた行ったので、
写真は殆ど2回目訪問時の物からです。


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教会脇から下り坂を行きますが、これが物凄い荒れた下り坂で!!
しかも結構長いのです。 行きには時にずずっと滑りそうになったり、
戻り道にははぁはぁ、ぜいぜいと、ははは。

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余りに道が酷く、初回には脇の畑の草ぼうぼうの脇を歩きましたが、
下って行くとこんな風に道が見え、おお! 

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この糸杉が下り道の最後にあり、

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shinkaiはそこから少し下った所から、脇の丘によじ登り・・。
はい、ここにもやはり先人達のつけた獣道ならぬ「ひと道」があり、
ここからだと、こんな風に奥まで真っ直ぐに見渡せ、

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畑の中に点在する糸杉。 この糸杉の近くには、小道があるかと
思っていましたが、畑の中で傍まで行けませんでした。

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道の中程の糸杉のかたまり。

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こうして見ると「糸杉」と言っても、色々な姿なのが分かりますね。




見晴らす、丘を行く道。 かなりの高低差があるのですよ。

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そして道が行きつく、アグリトゥリズモのテッラピッレ。

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道はこのアグリで行き止まりではなく、向こう側に下るので、
また逆方向からの眺めにもトライ出来たらなぁ、と。




丘の向こうに広がる、黄色い花が咲き乱れた畑と、緩やかに広り
波打つ丘、そして手前の畑のトラクターの跡。

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よじ登った丘の上は一面の草原で、あれこれ可愛い花が咲き、

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でもね、ここは映画のシーンの様に、広がる麦畑ではなかったのですよ。




下の道を結構たくさんの人々が行きかい、イギリス人観光客と
見える人々や、家族連れもあれこれ。

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shinkaiも丘を下って、道を歩きます。

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振り返って見る、教会脇からの下りの道と糸杉。
ほらね、左に見える高い場所が、よじ登った丘の上です。

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ピエンツァの聖堂辺りがこんな風に見え、

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道はカーヴしながら、上り、下り・・。
それにしても、畑によって本当に緑の色が違うでしょう?!

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脇には、こんな風にポピーが咲いている所もあり、

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振り返って見る、もう一つ西にあるアグリトゥリズモ。

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トスカーナ初日の夜だったか、一帯は大雨だったのですが、
その名残がまだこんな風に残っていて、

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家族と一緒に歩いたワンちゃんの跡も。

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一旦緩やかな道となり、奥に目的のアグリが見えますが、
お天気が変わりやすく、雲が結構動き。

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西の中程に見えるクレーター、カランキと呼ぶ尖った方。

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振り返った眺め。 教会脇から下って来た道、よじ登った丘、
糸杉のかたまりがこんな高低差で見えます。

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shinkaiがよじ登った丘に、今2人程ポツンと見えますが、
ほらね、あそこは幅が広くない草原で、麦畑ではないのです。
なので、映画の中ではどこか別の土地での撮影の合成でしょうね。




こんな風に目的のアグリが見える所までで、満足して引き返します。

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糸杉の存在感、丘のうねりなどを愛でながら、

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雲がまた濃くなりつつあり、こんな空に。

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最後にもう一度名残の、グラディエーターの道。

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ここの麦秋、麦刈りの季節に、また来れるチャンスがあります様に!!


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ピエンツァのヴィッラ 仕上げと、 ドロミーティ便り 2 セルジョの写真 を  
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