・ パルマの聖堂 ・ 12世紀のロマネスク様式を正面壁に残し

今日はパルマの聖堂サンタ・マリーア・アッスンタ・Santa Maria Assuntaの
ご案内を。 最初は同一のドゥオーモ広場にある洗礼堂も一緒にご案内をと
思ったのですが、写真を整理して見ると到底一回分には収まらずで、
洗礼堂は次回にしますね。

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私めはガイドブックでも、説明についている写真が1,2枚だと、関係がどうなのか、
見えない所はどうなんだろうと、割としつこく知りたい方で、
興味があって知りたくて調べるので、納得できる説明と写真が見たい訳でして・・、
という事で、私のはいつも写真が多めになりますが、ご了承くださり、ごゆっくりと!

パルマ全体の見所については、先回こちらにご案内を。
http://www.italiashiho.site/article/462907746.html



鐘楼、高さ63m、と一緒に全体を入れるのはなかなか難しく、鐘楼を切りまして、
ロマネスク様式が素晴らしい聖堂正面はこんな様子で、

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ちなみに聖堂正面の高さは29m、幅は28mと。

正面扉は張り出した柱廊式玄関となり、脇扉が2つ、上に2層にロッジャがあります。

屋根の勾配の下にロッジャが沿うのはロンバルディーア式なんだそうで、この形は
このエミーリア・ロマーニャ州のみならず、トスカーナにも、ヴェネトにも見かけるもの。

古い初期キリスト時代の聖堂がこの広場にあったのが火災に遭い、9世紀に再建、
これは最初のと少し距離を置いた場所でしたが、これも再度1055年か58年に火災に。

で、現在我々が見るこの聖堂は1074年から建設が始まり、1178年に完成の物。
右端に洗礼堂が切れ、道の奥に見えのが、サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会。


13世紀末に建設の鐘楼は、それ以前にあった古い塔に替えられたゴシック様式で、
中程に時計があり、鐘楼の鐘は大小6つほどあり、メロディを奏でる訳ですね。

で、こちらが鐘楼頂上部で、

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一番上には、金色に塗られ、手に十字を持つ天使像が。

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2009年10月21日と22日にかけての夜にこの天使に稲妻が落ち、避雷針も抱えて
いるのですが、どうやら火事も引き起こした様で、修復にも年数が掛かった様子。



洗礼堂の前から見た聖堂中央から左脇の扉にかけてで、

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ご覧の様に、正面の石は切り石で、殆ど色も変わりがありません。



正面扉の柱廊小玄関口の、円柱を支える2頭のライオン像と、

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正面扉と、その上の浮彫を施された横柱。

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見上げる柱廊式玄関口。 上に更にもう一層が重なります。

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一階部の浮彫のちょうど中央部、太陽の顔かな、があり、農民の働く姿が続きます。

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現在の一般入り口は、正面左のこの入り口で、

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扉脇の浮彫、左にはセイレーンかな、2尾を持つ人魚がいて、その右には1つの頭の
ライオンがいて、これらはあちこちのロマネスク教会で見かけるものですね。

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ピエンツァのコルシニャーノ教会
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461832854.html

サンタンティモ修道院再訪
http://www.italiashiho.site/archives/20170414-1.html

ソヴァーナの聖堂



そして、右側、 これは伝説の鳥獣グリフォーネかな?

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と全体。 上部の柄は細かい装飾的な物なので、案外後世に追加したのかも。

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入口扉。 周囲の縁飾りは少し違いますが、真ん中の花柄は中央扉と同じ。

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さて、内部に入ります。 3廊式の堂々たるもので、正面のロマネスクの素朴さとは
打って変わり、何度もの改装を経た、殆どがロマネスク期の物。

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が、内陣に上がる階段がある古い姿はそのままで、一体何段あるのかと自分の写真で
数えましたら、はは、17段でした。 で、内部の長さは78,5mと。



高い天井に至るまで、すべてフレスコ画で装飾されていて、
下の層は旧約聖書のモチーフで、上部は新約聖書からとで、天井の十字ヴォルトも
含め、すべて16世紀に描かれたもの。

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右の側廊からは、それぞれ礼拝堂が張り出します。



17世紀の木造という、煌びやかな説教壇があり、この燭台も手が込んでいますね。

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側廊から張り出す各礼拝堂には、こんな豪華絢爛なのもありますが、

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shinkaiには、どの家柄か、こんな古い素朴なフレスコ画装飾の物が好ましく、

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偶々朝日が射し込み、フレスコ画の下塗りが落ちてのポッコリの穴が新鮮に見え!

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豪華なパイプオルガンが階段の上にかかる形にあり、向かい側には合唱団席があり、

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階段前からはこんな様子で見え、内陣、そして後陣と続きます。
奥に続くヴォールトのフレスコ画はいずれも16世紀のコッレッジョ・Correggioの作。

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手前のクーポラは、「聖母被昇天」をテーマに1524年から30年に描かれたもの。

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このクーポラは16世紀の拡張工事で出来た八角形のもので、周囲に8つの窓が開き、
650㎡の広さなのだそうで! しかもかなり騙し絵的な立体感を持たせてあり、
一番下の段には、まるで手すりでも在るかのように天使や使徒たちが動き、

一番下に延びる三角部に見えるのは、洗礼者ヨハネで、他の書く3隅には
街の守護聖人が描かれていると。



真ん中は天の神を表す、明るい黄色で光が射し込み、中段には厚い雲に埋もれて
天使たちが絡みもつれ、その中を聖母が上空に向かい、両手を広げたちょうどその先に
アダムとエヴァがいて、聖ヨハネ・聖母の夫もいる、が、上の右端に切れている人物かも。

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この写真はご一緒したMMさんが、全体の中で聖母がどこにいるのか分からない、と仰り、
それはもう赤い衣服に青いマントのこの方よ、と説明板の写真を見つつ話したので、
確認のために何枚か撮った内の一枚で、

いつもは赤い衣服が渋いピンクになっていて、なんともたくさんの天使がもつれていて・・!
下からちょっと見上げただけでは見つけにくい構図でして、

おまけに彼女が言うには、真ん中の黄色の中にいる人物は、お迎えに来ている、と
いう事でしたが、どう見てもshinkaiには落ちて来ているように見え、ははは、失礼、

それに天からのお迎えなら、天使とかだろうし・・、とあれこれこれを書きながら
疑問点があり、難しい絵はshinkai向きでないという、ははは、かも。



そんなこんなで、後陣の同じコッレッジョ作のフレスコ画は写しておらず、翼廊にあった
他の礼拝堂は見ておらず、はは、おまけに地下礼拝堂も見ずで・・、
まぁね、コッレッジョの作品でも一番有名なクーポラを見ましたのでね、へへ。

こちらは内陣にあった12~13世紀の石棺が使われている祭壇で、11使徒(12人の内)
が4面に掘られている物。

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内陣から見下ろす身廊と、右の側廊、そして礼拝堂。

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豪華絢爛たる内部に残る、こんな素朴な椅子も良いでしょう?

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これは正面扉の内側のフレスコ画で、ラッタンツィオ・ガンバラ・Lattanzio Gambara
がやはり16世紀後半に描いた物で、「キリスト昇天」。

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彼は身廊両脇上部のフレスコ画も描いており、

こちらは下部で、上部ともどもトランプルイユ・騙し絵的な手法を使っていますが、
それにしても、この手前の人間との大きさを比較し、その凄さのご想像を!

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外に出て、こちらはドゥオーモの奥、東にあるサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会。
教会内のクーポラにやはり、コッレッジョの「キリストの昇天」がありますが、

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こちらでこの教会のご案内を少ししております。
http://www.italiashiho.site/archives/201809-1.html



これは聖堂の翼廊部分の張り出し部分で、

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下部にはロンゴバルドの模様が残っていて、古い基部を利用したのが分かりますね。

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これはぐるっと回った後陣の張り出しの上部で、あれこれ装飾に残る動物たち。

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後陣の背後を回って広場に戻り、古い歴史を語る広場の丸石舗装と、

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聖堂前の石段に腰掛けてお喋りの二人。

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で、最後は、12世紀からの聖堂の上を飛ぶ、飛行機!

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ずっと昔、27年前になるか一度パルマを訪ね、その時にこの聖堂も洗礼堂も
見学しているのですけど、イメージに残っている広場も内部もまるで違い・・!
何か新しく見学したような気持ちで、
この記事を書くにも改めて調べたり知ったりした事が多く、再発見の旅をしています。

見て下さる皆さんにもどうぞ楽しんで頂けます様に!!


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・ パルマの街 10の 見るべきもの、すべきもの

先日来パルマの聖堂、洗礼堂についての写真を纏めつつ、
他に自分が見た2,3の教会とか、ピロッタ宮の絵画館、劇場などについて、

また見ていないものは何があったんだろうとサイトを探していて、
上記の「パルマの街 10の見るべきもの、すべきもの」というのを見つけました。
https://www.10cose.it/parma/cosa-vedere-parma

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いや、本当は「10のすべきもの、見るべきもの」と逆なのですが、
1~10の番号順は見るべきものの順なので、shinkaiがかってに変えました。

それぞれ簡単に要を得て説明してあるのがなかなか興味深く、知らなかった事も
幾つかあったり、とりわけパルマで何度も出会ったコッレッジョ・Correggioや、
パルミジャニーノ・Parmigianinoの作品や人物、とりわけ後者については
もう少し知りたくなったりの、内容でした。

が、パルマの総集、予告編としてざっとご覧頂いた場所、物とあまり違いはなく、
またそれ以前の簡単なご案内もありますので、それらもご覧頂き、重複せぬ様、
今迄知らずで書かなかった事、そして要点を記すことにしますね。

副タイトルとして、
パルマの主要な興味ある場所と、10のすべきこと、見る事、1、2日または3日 とあり、

パルマを知るにはわずかの時間で十分、という人の言葉を信じないで!
重要な記念建築物がたくさんあり、見逃せない教会もあり、素晴らしい博物館、
そして、少なくとも人生で一度は食べて見るべき料理があります、と。

1.で、まずは上でご覧頂いた写真の、ドゥオモ広場・Piazza Duomo。

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ドゥオーモと洗礼堂、そして司教館が一つの広場に見事に調和良く収まって残り、
舞台装置としても完璧で、1000年に及ぶこの町に歴史を語る、
余り良く知られてはいないものの、イタリアで一番美しい広場の内の一つである。

ドゥオーモはロンバルディア・ロマネスク様式の素晴らしい例と見なされるもので、
1100年頃に建設が始まり、1526年にコッレッジョがクーポラに素晴らしい一連の
フレスコ画、聖母被昇天をモチーフにした物を描いた。

広場のもう一つの主人公である洗礼堂・Battisteroは1100年末に建設されたが、
ここにはかって湧き水があり、内部の洗礼盤に水を供給していたと。

そうなんですよね、こういうのを知って、そうか、それで洗礼堂がここに、と納得を。

洗礼堂はヴェローナの赤い(ピンクの)大理石を用いた8角形で、8はキリストの
復活した日に当たるので、周囲を人獣飾り、実際の動物と想像の、輪が取り囲み、
彫像のキリストと聖母、そして洗礼者ヨハネの生と死、昇天が語られる。

内部装飾のモチーフは、使徒と福音者と共にジェルサレムの逸話が語られ、
見逃せないものである。

広場にある司教館・パラッツォ・ヴェスコヴィーレは、広場の聖堂に向かって左側にあり、
現在司教区博物館となっている。

ドゥオーモは、毎日9時から12時半、15時から19時
洗礼堂は、間位置に9時から12時半、15時から18時45分 5エウロ



2. サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ・San Giovanni Evangelista

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正式な名は、モナステーロ(修道院)・サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタで、
教会と、修道院、そして古い薬種屋・Antica Spezieria di San Giovanni
から成り立つ。

教会内の装飾は大部分がコッレッジョによる物で、クーポラのフレスコ画において
彼は最高に達し、これは遠近法によるずば抜けた作品である。

開いた空の中央にキリストがいて、周囲を取り囲む雲に使徒たちが横たわるもので、
聖ジョヴァンニは聖人たちの下、クーポラの縁にほんの少し見えるだけで、
内陣からのみ認められるとの事。

教会外に修道院と、4つの回廊があり、ここにサン・ジョヴァンニの薬種屋、薬局があり、
これは1201年から始められた、僧侶達の為のみの薬局であり、薬の歴史を語るものと。

教会、 毎日9時から12時 15時から18時
薬種屋 毎日9時から12時、15時から18時  現在は一般販売もしている様子



3. サンタ・マリーア・デッラ・スタッカータ・Santa Maria della Staccata聖堂

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サンタ・マリーア・デッラ・スタッカータ教会の歴史は、1300年末、礼拝所の正面に
「授乳する聖母」の画が飾られた時、すぐに信仰崇拝の対象となった事に始まり、

見に駆け付ける民衆の数が余りにも多く、仕切り・柵・スタッカータを作らねばならず、
ここから教会の名が始まったのである。


そうでしたか、変な名だとは思ったのでしたが、成る程。 
で、こちらがその「授乳する聖母」。

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1500年にクーポラが、アントーニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョーヴァネにより建設され、
内陣のクーポラの素晴らしいフレスコ画を描いたパルミジャニーノの作品は、
彼の狂気の前の最後の作品である。

パルミジャニーノが錯乱、というのは初めて知り、あれこれ読み、分家に纏めました。

聖堂、毎日9時から12時 15時から18時半 
   祭日は、8時、9時半、11時、16時半 多分これはミサの時間と



4. ピロッタ宮・Palazzo della Pilotta

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ピロッタ宮は記念建築物で、1583年オッタ-ヴィオ・ファルネーゼ・Ottavio Farnese
によって建設されたもので、ドゥカーレ宮の近くに追加される形であった。

このドゥカーレ宮は第2次大戦の際爆撃被害を受け、現在は取り壊されありません。

この地にはヴィスコンティ家がかって建設した要塞が西側にあり、それとの連絡の形で
通路、廊下・コッリドーレが造られ、その中庭でスペイン兵たちが良く遊んでいた球技の
ペロータ・Pelotaが、ピロッタ宮の名の始まり。

続く年月に他の建物が追加され、ここのファルネーゼ家の素晴らしい美術品や本が
収蔵され、
現在は考古学博物館、テアトロ・ファルネーゼ、パラティーナ図書館、国立美術館、
そしてバドニアーノ博物館となり、広大なピアッツァ・デッラ・パーチェがある。



5. 国立絵画館

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ファルネーゼ家の美術品コレクションは、元はもっと素晴らしく豊かな物だったのが、
最後のファルネーゼ家の子孫カルロがスペイン王となり、大多数の美術コレクションが
ナポリに移され、数は減ったものの豊かで、
とりわけ後にナポレオンの2番目の妻であったマリーア・ルイージャ・ダウストリアが
購入し、フランス軍が持ち帰ったものが返却された後には充実したコレクションである。

スペイン王に、云々というのは、最後のパルマ公爵のアントーニオ・ファルネーゼには男子の
跡継ぎがなく、前公爵だった兄のオドアルド2世の継承男子は2歳で亡くなり、
女子のエリザベッタ・ファルネーゼがスペインのフィリッポ5世と結婚していたため、
ファルネーゼ家の跡継ぎは、その子のスペイン王のカルロ1世(のちの3世)に渡った為。

所蔵品の有名画家の名としては、フラ・アンジェリコ、コレッジョ、パルミジャニーノ、
レオナルド・ダ・ヴィンチ、チーマ・ダ・コネリアーノ、ドッソ・ドッシ、エル・グレーコ、
ヴァン・ダイク、ブロンズィーノ、ティントレット、カナレット、ティエポロ等々!!

開館 火曜~土曜 8時半から19時 日曜と祭日 8時半から14時
料金 テアトロ・ファルネーゼ共に 6エウロ



6. テアトロ・ファルネーゼ

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1616年から1618年の間に、当時の侯爵ラヌッチョ1世が、メディチ家のコジモ2世の訪問を
祝うために建設されたもので、建設と同時に、劇場建設の創造性と技術の見本ともなった。

というのも、舞台設備は可動的で、登場人物は上方から吊り下げることも出来、
観客席の舞台は広がる、という天才的な設備だった。

観客席の舞台云々、というのは、馬蹄型の階段状の観客席の真ん中をも使用出来た、
という事かなと、あの真ん中を通った記憶をたどっていますが、


という様な素晴らしい設備を持ったこの劇場は、なんとたったの9回使われたのみで、
一般民衆に公開された事がなく、唯一1628年にモンテヴェディの音楽が奏されたのみと。

1944年第2次大戦時に爆撃され、以前のドゥカーレ宮と共にこの劇場も大部分を
破壊されたものの、50年代以降に、元の図面通りに復元された。

公開 火曜から日曜 9時から14時  月曜OK ただし祭日はNO
料金 劇場のみ 2エウロ  または絵画館と共通で



7. サン・パオロの間 (サン・パオロ修道院内)

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殆どの人が知らないサン・パオロ修道院内のサン・パオロの間、コレッジョにより1519年に
フレスコ画装飾を施された部屋で、サンパオロの間とも、バデッサ・尼僧院長の間とも。

shinkaiは、サン・パオロの間、部屋と書いていますが、Camera・カメラというと、
一般には寝室を指しますので、尼僧院長の寝室だったのかも、です。

というのも、尼僧院長は、ジョヴァンナ・ダ・ピアチェンツァ・Giovanna da Piacenzaと
言い、お金持ちで教養ある女性で、パルマに教養ある男性たちを招いていたそうで。

この小部屋は殆ど立方体というのか3次元的に、元の後期ゴシック様式が、この装飾で
完全に覆われており、
葉の茂った蔓の棚、藤が絡みつき、その間を子供・キューピッドが遊びまわり、

尼僧院長自身を想起させる月の女神ディアーナや、雄羊の頭、神話的人物が登場する、
幻想的な部屋なのだそうで、

多分コッレッジョはヴァティカンの大審院の間のラファエッロや、システィーナ礼拝堂の
ミケランジェロの絵からヒントを得たのであろうと。

いやぁ、この部屋については今迄まるで知らずで、次回のチャンスには、と思いますが、
説明を読みながら、以前見たフォンテネッラートの城のパルミジャニーノの凄い壁画
思い出しました。

やはりディアーナや神話の人物、子供たちが登場するもので、逆にこれは
パルミジャニーノがコッレッジョのこの部屋装飾に刺激、ヒントを得た物かもですね。

場所は、地図を添えますね。

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時間 火曜から日曜 8時半から14時 月の第一日曜は、18時まで
閉館 月曜 1月1日 5月1日 12月25日
料金 2エウロ



8. テアトロ・レージョ 

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ミラノのスカラ座やヴェネツィアのフェニーチェ、そしてナポリのサン・カルロ程には
知られておらずとも、常にこのパルマのテアトロ・レージョはイタリアの、
また世界の音楽の神殿である。

パルマ自体が何世紀も前から「音楽の街」と見なされており、町の情熱的に音楽を愛する
人々は、最も音楽に権威を持ち、また要求の多い事でも知られている。

こうして1829年5月16日のオープニングの日、建設を命じたナポレオンの2度目の妻
マリーア・ルイージャ・ダスブルゴの臨席で始まったものの、プログラム不十分、
音楽は手入れが必要で時間がかかり、とにかく物凄いブーイングの大失敗! 

だったんだそうで、ははは。

現在テアトロは、ガイド付きで見学可能で、約30分間にわたり内部が見れるとの事。

時間 9月1日から6月30日まで 火曜から土曜 10時から12時半 15時から17時半
   7月1日から31日まで 月曜から金曜 10時半から13時 17時から18時半
料金 4エウロ



9. パルマで何を食べるか

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パルマの食品を考える時、3つが頭に浮かぶ。 つまり、生ハム、詰め物パスタ、
そしてパルミッジャーノ・レッジャーノ。

生ハムDOPは世界中に有名だが、この内の一種類のみがこの一帯で作られる。
パルマから数キロのズィベッロ・Zibelloで、ここのクラテッロ・Culatello・豚のお尻の
肉から作られる生ハムで、これが一番高価な物。

そしてそう離れずにあるフェリーノ・Felinoは、ソーセージの故郷であり、他にも
コッパ・ディ・パルマ、スパッラ・コッタ、フィオケットなどなど。

パルミッジャーノ・チーズについては説明する事もないほど、世界に有名であり、
卵を使った生パスタに、チーズ、香草、ハム、そして他の肉とパルミッジャーノとの合作
となると、パルマの有名なプリモ・ピアットの幾つか、アネリーニ、トルテッリーニ、
トルテッリという詰め物パスタがあり、それにタリアテッレとリゾットが加わる。

セコンド・ピアットとして、一番有名なのがストラコット・ディ・マンゾ・雄牛肉の煮込み、
ボッリーティ・茹で肉、トゥリッパ・臓物があり、
パルミッジャーナ・ディ・メランザーネ・ナスのグラタンも外せない。

ローザ・ディ・パルマ・雄牛肉とプロシュットのローストも試すべきであり、
パルミッジャーノ・レッジャーノの欠片と、ランブルスコのワインも!



10. パルマのホテルは

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パルマは観光と仕事の街であり、ホテルはどのカテゴリーにおいても良い提供があり、
これは中心街においても、またとりわけ郊外においては素晴らしいのがある。

料金は一晩60エウロからが郊外の近いホテルで、中心街の3星以上となると
少なくとも70エウロとなり、良いホテルだと少なくとも100エウロとなる。
が、約60ほどのホテルがあるので、それで十分に選べるでしょう。


という様な、「パルマの街 10の見るべきもの、すべきもの」でしたが、
いつも余り見ないこういうサイトですが、案外面白いものと改めて思いましたです。

多分日本の案内には無い部分もあると思いますので、また何か見つかったらご案内を。
それと、ご希望などもあったら、お知らせ下さいませませ。


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・ 分家ブログの 第2部 (shinkaiの絵以外の話題) 目次 2018年

皆さま、いつもブログご訪問、有難うございます!

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こちらは、分家ブログの第2部の目次 2018年分です。
どうぞご覧下さいます様に!

順次古い分も追加して行きますので、よろしくお願い致します。


2018年

2018.12.20 画中の婚約者2人のモデルは?
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181220-1.html

2018.12.14 お誕生日カードと、骨密度検査の結果
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181214-1.html

2018.12.10 フェデリコ・ダ・モンテフェルトゥロの特徴ある鼻について と、おまけ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181210-1.html

2018.12.05 ダ・ヴィンチのデッサン「白貂を抱く・・」
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181205-1.html



2018.11.30 ジューリア・フェリックス ロマンを誘う、ローマ期の荷物船について
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201811-1.html

2018.11.25 パルミジャニーノのデッサンと、錯乱について
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181125-1.html

2018.11.19 スコミーゴ村の鮮やかな夕焼け
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181119-1.html

2018.11.15 イワシのサオール、ヴェネツィア風レシピ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181115-1.html

2018.11.10 ビオのビストロで友人とお昼を
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181110-1.html

2018.11.05 パルマ郊外の古城 カステッロ・ディ・フェリーニ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181105-1.html



2018.10.31 中部地震2年後の、カステルッチョの今は
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201810-1.html

2018.10.25 ラバターナ・Rabatana ・ 雨の中、1500年前からの廃墟部落を下る
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181025-1.html

2018.10.21 マテーラ旅行で食べた旨いもの!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181021-1.html

2018.10.16 マテーラからヴェノーザへの道風景
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181016-1.html

2018.10.11 南イタリア マテーラ周辺の旅、まずは列車でアドリア海沿岸を
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20181011-1.html



2018.09.29 パルマの、ドゥカーレ庭園 ・ Giardino Ducale 秋の色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201809-1.html

2018.09.26 お気に入りの天気予報官は
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180926-1.html

2018.09.21 モンティキエッロ点描 光と影
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180921-1.html

2018.09.16 モンテローニ・ダルヴィアの水車の要塞
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180916-1.html

2018.09.11 聖所と、リヴェンツァ川湧き水の流れ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180911-1.html

2018.09.06 鶴岡のお土産写真
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180906-1.html

2018.09.01 ルイーザの家に夕食お呼ばれ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180901-1.html



2018.08.01 古いシエナの写真からと、ブログのお休み、新設のお知らせ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180801-1.html



2018.07.26 ドロミーティ便り 2 セルジョの写真
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201807-1.html

2018.07.21 ドロミーティ点景 セルジョの写真で
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180721-1.html

2018.07.16 ニャンと、朝陽を受ける景色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180716-1.html

2018.07.11 モンティキエッロの猫たち その2
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180711-1.html

2018.07.06 モンティキエッロの猫たち
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180706-1.html

2018.07.01 ドロミーティの夏 セルジョの写真で
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180701-1.html



2018.06.26 ピエンツァのビチ(自転車)風景
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201806-1.html

2018.06.21 イタリアの滞在許可証などなど
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180621-1.html

2018.06.16 オルチャの谷風景、撮影ポイント一つ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180616-1.html

2018.06.11 オルチャの谷の糸杉の小さな林 周辺
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180611-1.html

2018.06.06 トスカーナで見た病院・荘園・要塞跡
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180606-1.html

2018.06.01 オルチャの谷は サン・クイリコ・ドルチャの宿の窓から
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180601-1.html



2018.05.17 動物たちの可笑しい姿!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201805-1.html

2018.05.12 トスカーナの旅行計画
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180512-1.html

2018.05.07 カルページカ村の朝
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180507-1.html

2018.05.02 スコミーゴ村の日の出
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180502-1.html



2018.04.27 可愛いチンクエチェント!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201804-1.html

2018.04.22 リュブリアーナの野外公園散歩 その2
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180422-1.html

2018.04.17 リュブリアーナの野外公園散歩 その1
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180417-1.html

2018.04.12 チェロ奏者の大物新人2人
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180412-1.html

2018.04.07 東京の桜 あちこち、 東京駅、皇居の端っこ、そして花だより
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180407-1.html

2018.04.02 日本行き 飛行機の旅 のあれこれ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180402-1.html



2018.03.12 個展のお知らせと、 ブログお休みのお知らせ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201803-1.html

2018.03.08 近所に出来た大スーパー・マーケット
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180308-1.html

2018.03.02 映画「グラディエイター」の道
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180302-1.html



2018.02.25 新しい色鉛筆!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201802-1.html

2018.02.21 鳩、猫の写真
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180221-1.html

2018.02.16 初食い 冷凍のお寿司
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180216-1.html

2018.02.10 アルノルフィーニ夫妻の肖像 予告と、中世の音楽
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180210-1.html

2018.02.05 コルトーナでの結婚式
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180205-1.html

2018.02.01 スコミーゴ村 霧の朝
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180201-1.html



2018.01.26 マルケ州の美しいCM
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201801-1.html

2018.01.21 トスカーナ、大地の春
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180121-1.html

2018.01.16 アイルランドの風景カレンダー
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180116-1.html

2018.01.11 世界で一番お高い猫ちゃん ベストテン
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180111-1.html

2018.01.06 世界で一番お高いワン君 ベストテン
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180106-1.html

2018.01.01 イタリアの年越し風景は
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180101-1.html


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・ 分家ブログ 第2部 (shinkaiの絵以外の話題) 目次 2017年

皆さま、いつもブログご訪問、有難うございます!
こちらは「分家ブログの第2部のみの目次」 2017年分です。  
ご利用頂けます様に!

順次追加して行きますので、よろしくお願い致します。
      
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2017年

2017.12.27 スコミーゴ村の朝の空、夕方の空
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171227-1.html

2017.12.21 新しい色鉛筆と、その到着経路
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171221-1.html

2017.12.17 アンドレ・リュウの音楽ヴィデオを
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171217-1.html

2017.12.12 スコミーゴ村初雪!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171212-1.html

2017.12.06 戴いた豪華本
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171206-1.html

2017.12.01 オデルツォの町再訪、美味しいお昼
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171201-1.html

2017.11.26 チヴィダーレのロンゴバルド博物館
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201711-1.html

2017.11.21 動物たちの愉快な姿
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171121-1.html

2017.11.16 ヴァレーゼの夜、旨いもの!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171116-1.html

2017.11.11 栗祭りの村 コンバイ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171111-1.html

2017.11.06 ボブの愛しい猫たち
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171106-1.html

2017.11.01 ルイーザのお誕生日のお祝い
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171101-1.html

2017.10.27 スコミーゴ村晩秋の色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201710-1.html

2017.10.22 我が町コネリアーノのドゥオーモと、チーマの祭壇画
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171022-1.html

2017.10.12 スコミーゴ村の秋色 n.2
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171012-1.html

2017.10.08 スコミーゴ村の秋、ちょっぴり
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171008-1.html

2017.10.02 パオラ・クレーマという彫刻家の作品
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20171002-1.html

2017.09.28 レオナルド・ダ・ヴィンチの母親について再度
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170928-1.html

2017.09.24 ルイーザの家の梟 ウーゴ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170924-1.html

2017.09.20 レガータ・ストーリカ 2017・ヴェネツィア
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170920-1.html

2017.09.16 ヴェネツィアの考古学博物館 n.2
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170916-1.html

2017.09.12 考古学博物館ちょっぴり n.1
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170912-1.html

2017.09.09 巡礼仮想旅 ローマ到着!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170909-1.html

2017.09.04 ヴェネツィア・サン・マルコの鐘楼から
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170904-1.html

2017.08.31 マントヴァの城を近くから
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201708-1.html

2017.08.28 ルイーザからの凄い写真!!
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170828-1.html

2017.08.24 アルルの街、落穂ひろいの写真を
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170824-1.html

2017.08.19 ドロミーティで食べた旨いもの
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170819-1.html

2017.08.15 セルジョの山の家
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170815-1.html

2017.08.07 ドロミーティ麓の村々
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170807-1.html

2017.07.30 夜明けのトスカーナ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201707-1.html

2017.07.27 ヴェネト、カドーレ湖の眺め
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170727-1.html

2017.07.24 暑中お見舞いを! フリウリ山中より、バルチスの水の色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170724-1.html

2017.07.21 フランス・ニームの子供たち
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170721-1.html

2017.07.15 スコミーゴ村の朝
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170715-1.html

2017.07.12 スコミーゴ村の夜明け
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170712-1.html

2017.07.09 トスカーナ風景 オルチャの谷近く
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170709-1.html

2017.07.06 仲間とのピッツァ会
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170706-1.html

2017.07.03 お休み中のあれこれ  色鉛筆など
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170703-1.html

2017.06.03 美しいトスカーナ、ローマ風景と音楽を
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201706-1.html

2017.06.29 メラーノの満開の薔薇の花
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201705-1.html

2017.05.24 メラーノ・南ティロルへの道 その2
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170524-1.html

2017.05.19 メラーノ・南ティロルへの道 その1
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170519-1.html

2017.05.09 ヨーヨー・マと、シルクロード・アンサンブル
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170509-1.html

2017.05.04 トゥレヴィーゾ行きのお昼ご飯
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170504-1.html

2017.04.29 CM の可愛いワンとニャン
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201704-1.html

2017.04.24 オアジ・チェルヴァーラの水車小屋
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170424-1.html

2017.04.14 スコミーゴ村の花 と、
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170414-1.html

2017.04.09 今朝の葡萄畑
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170409-1.html

2017.04.04 夜明けの空、雲のきらめき
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170404-1.html

2017.03.30 スコミーゴ村、林の奥の春
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201703-1.html

2017.03.25 池田学さんのペン画
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170325-1.html

2017.03.20 林の中の春の訪れ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170320-1.html

2017.03.15 スコミーゴ村 夜明けの色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170315-1.html

2017.03.10 動物たちの写真を拝借し
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170310-1.html

2017.03.05 仮想ローマ巡礼旅の中間報告
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170305-1.html

2017.02.28 靄の風景 クレモナ行き
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201702-1.html

2017.02.23 クレモナ行きと、眼科検査
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170223-1.html

2017.02.18 ルドルフ・ヌレエフの、ヴィデオ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170218-1.html

2017.02.13 8月の葡萄畑
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170213-1.html

2017.02.08 ジュピター神殿 ・ テッラチーナ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170208-1.html

2017.02.03 南出麗子さんという日本画家
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170203-1.html

2017.01.30 日の出の空の色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170130-1.html

2017.01.25 ピサネッロの素晴らしいデッサン
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170125-1.html

2017.01.20 スコミーゴ村周辺の冬景色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170120-1.html

2017.01.15 雪のヴェネツィア モノクロ絵葉書で
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170115-1.html

2017.01.10 ヴェローナの古い白黒写真
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170110-1.html

2017.01.05 元旦の朝の色
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170105-1.html

2017.01.01 2017年 初日の出
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170101-1.html

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・ スコミーゴ村晩秋 ・ イタリアの秋の色

こちら北イタリアはいまだすっきりとお天気が安定せず、曇りと雨が多く。
10日ほど前になりますが、漸くに続いた雨がやんで快晴となった日のお昼前、
久し振りにカメラを持って村内一周パトロールに出かけました。

これは出かける前にテラスから、すぐ脇下の様子を。
黄葉が陽に煌き、とても美しかったのです。

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今迄のスコミーゴ村の四季、のご案内はこちらから
http://www.italiashiho.site/category/26628525-1.html



コンドミーニオから少し行った所。 シナノキが続く並木の左側は広い原っぱが
あるのが、この夏持ち主が無粋にもぐるっと金網の塀を廻らし入れなくなり・・。
shinkaiのみならず、ワンちゃん達も不便になりましたぁ。 

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シナノキの落ち葉は雨に打たれ、少し重たい風情で。

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一番手前端の1本のみが、まだ全部落葉していませんが、あとは皆こんな風に。

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いつもの道、郵便局からオリアーノ村へ続く道を行くと、谷に向かってこんな色!

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10日後の今はも少し茶色がかった色になり、落葉も増えていますが、
この黄葉も素敵でしょう?! イタリアの秋の色。



広い原が広がる手前の葡萄畑の畝は谷に向かって下って行き、空も広がります。

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原っぱの向こうに見えるオリアーノの教会と鐘楼。 逆光と靄に霞む色。

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原っぱに入り込む手前に見えた、小さな濃い牡丹色の実。

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塗れた草を踏みながら、徐々にスニーカーが濡れてくるのを感じながら奥に。
広い原には丈低くはありますが、まだまだ春以来の野草の花が少し咲いていて、

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たんぽぽに、やっと一つ見かけたモンキチョウかな、が止まり、すぐにひらひらと、

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猫じゃらしもすっかり枯れ色に。

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葡萄畑の一番奥に入って行くと、大好きな雑木林の広がる風景が広がります。

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今年は雨の多かった事もあり、少し来る時期が遅かったかも。

と思いましたら、も少し遅い時期の秋色の記事も見つけ、
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461295837.html



脇に続く葡萄畑の葉の色。

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雑木林も年々刈り取られて少なくなっていますが、雨と強風にやられた倒木が一本。
倒木というのは、やはり無残な気がします。

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谷の一番低い場所を流れる湧き水の流れは水量が増え、大きな音を立てていて、
この水量では到底渡れませんね。

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真ん中に並んでいた立木が刈り取られ、奥の葡萄畑の見晴らしも効く用になっていて、
・・でもね、雑木林が少なくなるのは少し寂しい。

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雨水が傾斜を流れ下って溜まり、引いて行った場所が良く分かる砂の流れが見え。
今迄、こんなのを見た事が無かったので、やはりかなりの大雨だったのを改めて確認。

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傾斜地を戻りながら見る、青空と雲。 この朝は本当に何もかも煌くような陽の光で!

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畑から出て来て、郵便局に向かって、はは、つまり東に向かい、
お家の庭に見える名残りの薔薇。

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別のお家の、このピンクの花。 何という名か、他のお家でも満開のを見ましたっけ。
いっぱい咲き過ぎていて、どこにピントを合わしたらよいのか分からないよう!

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このブス猫ちゃんは、というも可哀そうな程のブスちゃんは、郵便局付近を徘徊し、
止まっている車の下に入り込んだりする、一応の顔見知りなのですけど、
全然慣れずですぐに行ってしまい。 お目めも良くない様で、気になる・・。

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春には藤が一面に咲く棚に、なんと葡萄も居候している様で、こんなひと房!

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スコミーゴ村からオリアーノに続く、谷の道。 以前は春、北に戻る羊の群れが
休んでいた原っぱも左右にあるのですけど、今はすべて葡萄畑に。

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コネリアーノに出る時にはこの道をいつも通り、プールにも行きます。



オリアーノの鐘楼が見え、手前の葡萄畑の畝も3年目のもの。

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10月末の、オリアーノからコネリアーノへの秋色はこちらに。
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462252917.html



何の木か、お家の前庭に鮮やかな秋の色。

38-M05_7474_GF.jpg



引き返し家に戻る途中で、スコミーゴの教会が正午を告げる鐘の音が聞こえ始め、
続いてオリアーノの鐘の音も重なって鳴り始めました。

39-M05_7477_GF.jpg

40-M05_7478_GF.jpg

はい、柿見れば鐘が鳴るなりスコミーゴ、 ははは。

紅葉は殆ど無くとも、イタリアの黄葉も、静かで鮮やかで、なかなか良いでしょう?!


*****


コネリアーノ周辺 を 5記事 
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・ n.2 トッレキアーラの城、パルマ ・ 美しく、守備堅固、そして愛の巣の

先回に引き続きパルマのトッレキアーラの城、5世紀を経て今もその美しさと堅固さ、
そして城に秘められた中世の愛人たちの物語が語り継がれる城のご案内を。

先回は東南の塔の2階に位置する有名な「金の寝室」の半ばでお終いになりましたが、
まずは部屋の全体が想像出来るこれを見て思い出して頂き、

36-29777667663_17b995cd95_b.jpg



壁の下部は陶板5種類の柄で装飾され、その上部が半円形で、2人の姿と
なれ初めからのお話を物語る4面のフレスコ画で、

37-DSC01186_GF.jpg



その上部が帆型というのか、十字に天井部のボールト部分に続き、絵柄は4面とも
ビアンカ・ペッレグリーニ (1417-1480)が、ピエール・マリーア・デ・ロッシ2世
(1406-1468) の持ち城を巡礼姿で訪ねて回る、という物なんですね。

38-sBenedetto_Bembo,_Castello_di_Torrechiara,_Golden_Room_06.jpg

ビアンカの姓がペッレグリーニ・Pellegrini、つまり「巡礼」を表す事からでしょうが、
杖を持ち、幅広い帽子を背に、マントを纏い、貝殻も見えるそうで、まさに巡礼姿で、
ピエール・マリーアを求めて彼の城を訪ねて回る姿。

描かれている城はその細部の状況からよく特定できる様子で、16城が描かれ、
いずれも背後の奥にはアッペンニーノ山脈が見え、そこから川が平野に流れ、
農業が盛んな様子や植物群なども詳細に描かれていると。



フレスコ画の中央の2人の姿や城も素晴らしいのですが、shinkaiにはボールトを
支えるこの肋骨というのか、この部分の細工の繊細さと豪華さにも魅せられました。
大変に手の込んだ細工が施され、色も大変鮮やか!!

39-DSC01140_GF.jpg



これは先回も見て頂きましたが、中央部の2人の姿の脇には愛のキューピッドが遊び、
各背後にもピエール・マリーアの城が描かれており、この場面はトッレキアーラで、

40-DSC01136_GF.jpg

ベネデット・ベンボによって描かれた壁画の2人の姿と城ですが、これはとりもなおさず
ピエール・マリーア・デ・ロッシ2世の、素晴らしい勢力をも示されている訳です。

後16世紀末に城自体の改築も行われた事は先回に書きましたが、他の部分も
あれこれと後の幾多の城の持ち主による現在の姿への改築の変遷にもかかわらず、

この「金の寝室」のみは改装されず、20世紀の初めまで手つかずで残っていたと
いうのですね。 つまり出来の素晴らしさは誰もが認めたという事で。

所が1911年に国の記念物に指定される直前の1909年、当時の持ち主であった
トルローニア公爵・Torloniaが国に売り渡すまえに、調度品一切を持ち去り、
陶板から金箔を取り除いたのだそうで・・! せこい!

という事は先回書いた様に、単に陶板の重なるハート部分に金箔が張られていた、と
いうよりもっともっと多くの部分に金箔が使われていた、という事なのかも、ですね。
いやぁ、少しは金箔が残っているかと、結構目を近づけて眺めたのですが、ははは、
本当にピカッというかけらも残っていませんでしたから、長年の間にやられたのかと
思っていたのでしたが・・! 



この扉から、西に続く各部屋に連絡しますが、なんとも厚い壁で!

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ここから西には大きな部屋が4つ続き、フレスコ画は16世紀の末の物とみられ、
つまり2人の後の時代の物ですね。

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「金の寝室」から順に、暁の間、

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真昼の間

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黄昏の間

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そして、夜の間と続きます。

56-DSC01180_GF.jpg

剥落が酷かったりする部屋もあったですが、残った部分に見える人物の動きが
面白かったりしましたが、一応の様子を見て頂き、



部屋の扉、やはりこれも後の時代の物と。

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2階の内庭に面してのロッジャート、廊下部分で、

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内庭にある井戸を見下ろし。 井戸の深さは66mと。

60-P27_5587_GF.jpg



で、一番西端の部屋を出て、ぐるっと内側に回り込むように入った所からテラスが見え、
ガラス扉があったのでちょっと押してみると、なんと開いて! テラスに出れ、

「金の寝室」の外にもテラスが見えたものの、出れるとも思わず試しもしませんでしたが、
このテラスに出れたのは嬉しかったですねぇ。

ご覧の通り広いテラスで、

61-P27_5589_GF.jpg



快晴の、東から西への眺めを楽しみました!

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これは西の外側の城壁を修理している様子。

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東側のもう一つのテラスがこんな風に見え、

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あの内側に「金の寝室」が。



見下ろす、城の坂下からの入り口の門。

68-1-P27_5596_GF.jpg



2階の西側からはこんな風に細めの階段が1階に続き、

68-2-DSC01184_GF.jpg

途中でまた「金の寝室」を見に戻ったりしたものの、すっかり満足して、ははは、
階段を降りて後は厩舎を見て後、素直に来た道を戻り、城外に出たのでしたがぁぁ、



実は1階部分に見ていない部屋、大広間がたくさんあったようで!!

これは今回ブログの為に調べていて分かった事でして、ははは、
でもね、どこにも入口らしきものが見えず、扉にも入れそうな印も見えずで・・!
夏の、見学者が多くいて、出入りする姿が見える時期なら分かったのかもですが、
我らは見ずに帰った部屋の写真を少し。

台所もあり、これは1階の台所の様ですが、地下にも台所があり、召使たちの住む
部屋もあるのだとか。

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そして、勝利の広間の天井画。

70-sala della vittoria CastelloTorrechiara5.jpg



蔓棚の広間。

71-sala pergolato Torrechiara_interno_4.jpg



紋章の広間。

72-alone degli stemmi-Torre_Chiara1.jpg



風景の広間、と呼ばれるグロテスク模様の部屋。

73-sala paesaggi CastelloTorrechiara6.jpg

これらはいずれも天井部が樽型と呼ばれる形の部屋で、後の時代の装飾ですね。

まぁ、負け惜しみかも知れませんが、shinkaiは城の守備態勢の見事な構造と
佇まいの美しさ、そして「金の寝室」を見れただけでも本当に満足でしたので、
残念とは思っとりませんで~す、はい。



さてこちらは城から下って来て、坂下からの最初の門を入っての東側にある、
ふるくからの村落部、または家臣たちの住居だったのかもの古い住居の固まりで、
道が2本通る家並が残ります。

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ハム類や土地のお菓子を売る店が一軒店を開いており、他はワイン販売店の
様なのもありましたが閉めていて、



可愛い猫ちゃんが一人、ご挨拶を。

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集落から見上げる、お城の東南の塔。 あのテラスの内側に「金の寝室」が。

78-P27_5627_GF.jpg



所で、ピエール・マリーア・デ・ロッシ2世がトッレキアーラの城を建設したのは1446年
からで完成は1460年、単にビアンカとの愛の巣の為のみではなく、パルマ一帯の
敵対する領主たちに対する守備堅固な、14年間をかけての城建設だった訳ですが、

実は1440年頃ミラノのスフォルツァ家の宮廷で知り熱愛し始めたビアンカを、
ピエール・マリーアがパルマの自分の領地に連れて帰り、トッレキアーラの城建設の
後に造った城、ロッカビアンカ・Roccabiancaという城があります。

地図をどうぞ。 一番南にトッレキアーラの城があり、

79-1-map.JPG


こちらロッカビアンカは北のポー河に近い所にあり、デ・ロッシ家の本拠である城もある
サン・セコンド・San Secondoからそう遠くありません、10km程でしょうか。

この地はピエール・マリーアの一番の敵であったパッラヴィチーノ家に対する要所であり、
彼をお気に入りだったフランチェスコ・スフォルツァから1449年に改めて領地に拝領し
築いた要塞・ロッカで、1450年から1465年にかけて建設。

トッレキアーラの城建設の1446~1460年に重なる訳で、デ・ロッシ家の財政の
豊かさも想像できますが、
ロッカビアンカという名は、そこに住むようになった愛人のビアンカからとも、
要塞の外側をピエール・マリーアが白く塗ったからだとも言われますが、はは、

こちらです。

79-2-Roccabianca-Sito-680x486.jpg

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81-roccabi15.jpg

ビアンカはこの城で冬を過ごし、トッレキアーラは夏の住まいだったのだそうで・・!
トッレキアーラの方が寒いから、というのではないと思うのですね。 
なにせポー河の近くですから、マントヴァの様に霧が発生し、寒かったのではないかと。
となると、本城に住むピエール・マリーアから近いからとか?と・・。



そしてこちらがデ・ロッシ家の本拠の城、サン・セコンドの城。

82-San_Secondo-Rocca_dei_Rossi.jpg

83-San-Secondo.roccaa-g.jpg


以前、まだ城訪問前に書いたトッレキアーラの記事に、当時読んだままに、どこで
読んだものか今回探しても分からなかったのですが、

ピエール・マリーアの妻、7歳年上のアントーニア・トレッリは良く出来た妻で、夫が
ビアンカを連れて戻ると、自分は修道院に引きこもった、という様に書いていますが、
今回読んだ所ではこれは無かった様で、すぐ近くに愛人の住む城がある、という事にも
よく耐え、最後までサン・セコンドの城に住んだ様子で、1468年62歳で亡くなります。

彼女の慎重さと忍耐を讃えた唄もある様で、ピエール・マリーアが戦傷した時なども
しっかりと傍らで尽くした妻だった様で、彼女が亡くなった後も愛人のビアンカとは
結婚せずのままでしたから、その辺りは若い頃とは違い、熟年となった後の2人の
それぞれの気持ちは、後年の我々は勝手に想像するばかりですが・・。


ビアンカは、ピエール・マリーアと知り合った時、23歳、既に既婚で2人の子があり、
3人目の男子オッタヴィアーノは多分ピエール・マリーアとの子であると言い、
後にフランチェスカ・Francescaが生まれていて、1480年頃63歳でトッレキアーラで
亡くなり、城内の教会に葬られます。

一方ピエール・マリーアの運命、またデ・ロッシ家の運勢は、ミラノ大公であった
フランチェスコ・スフォルツァが亡くなり、長男のガレアッツォ・マリーア、残忍な圧政者として
知られ後に暗殺、の後まだ幼いジャン・ガレアッツォ・マリーアの摂政の1人ともなる程の
重要人物になりましたが、

ジャン・ガレアッツォ・マリーアの叔父ルドヴィーコ・イル・モーロが実権を握ると大きく変わり、
イル・モーロはピエール・マリーアと敵対する側と手を組み、1480年遂にミラノ公となると
デ・ロッシ家は反逆者とされ、1482年スフォルツァの軍がサン・セコンドを取り囲み戦争に。

ピエール・マリーアは既に69歳、健康状態も良くなく、が息子のグイドともに良く戦い1年間
持ち堪えます。 そしてロッカビアンカの要塞が落ちた後秘密の抜け道から担架に乗り
武装兵に囲まれてトッレキアーラの城に移った後1482年9月に亡くなり、
城内の教会に既に葬られていたビアンカの傍らに。


デ・ロッシ家の子孫のその後ですが、当然反逆戦争で負けた後は財産没収、
追放となりますから、主として戦ったグイド・Guidoなどはヴェネツィアに逃げ、
これが可笑しいのはピエール・マリーアはかって5度もヴェネツィア共和国との戦争に勝って
いますが、彼らがミラノ公国を相手に戦い始めると、国境線の問題となりますから、
ヴェネツィア側は大っぴらには軍を出さないものの、財政的にずいぶん助けたのだそうで、
ヴェネツィアに逃げたグイドは貴族の位も与えられますが、1490年に亡くなります。

先回サン・セコンド侯爵ピエール・マリーア・デ・ロッシ3世の、パルミジャニーノ描く肖像
ご覧に入れましたが、ちょっとややこしい話ですが、
この方はピエール・マリーア2世の長男ジョヴァンニの、父親と意見が合わず喧嘩も多く、
長男ながら父親から廃嫡追放され、フランス王に仕えていたのが、
イル・モーロが失脚した後ルイ12世から領土を返却して貰い、サン・セコンドに戻り
1502年に亡くなった、その孫に当たり、つまりピエール・マリーア2世のひ孫に当たる方。

12世紀に始祖を持ち、パルマ一帯に散らばるたくさんの領土を持っていたデ・ロッシ家
ですが、一番長く続いた直系に当たる家系も1825年に、他にもペルージャ、ナポリ、
ラヴェンナ、マンドヴァ等に散っていたロッシ家もすべて消滅しているとの事。

という、戦乱の時代を傭兵隊長として戦い、生き、また大いなる愛の人生を生き抜いた、
とshinkaiは思いますが、ピエール・マリーア・デ・ロッシ2世とビアンカ・ペッレグリーニ、
そして妻のアントーニア・トレッリのお話、
そしてその舞台となった、美しいトッレキアーラの城のお話でした。



最後は、お城を出てから少し下った下の道を行き、見上げた姿を。
同じ道の先にやはり同じような撮影のための車が2台止まり、撮っておりました。
これはねぇ、もう見えたら撮らずにはおれませんよねぇ!

84-P27_5636_01_GF.jpg



そしてサイトから、照明された姿と、夜の写真をどうぞ。

85-castello-di-torrechiara-1.jpg

86-torrechiara_notte.jpg

今回はあれこれ読む資料が多く大変でしたが、知る事がとても楽しかったです。
長いお付き合い、有難うございました。 楽しんで頂けました様に!
そしてチャンスがありましたら、是非お出かけ下さいね!!

***

◆ 版画作品展のお知らせ ◆

大阪に住む古くからの友人の味埜与志子さんが、福島図書館で
数年前から取り組んでおられる銅版画の展示会をされる事になりました。

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s図書館はがき両面.jpg

柔軟な発想イメージと熱情で作品に取り組み、世界各国のミニプリント展に
応募、そしてその入選経験も度重なり、どんどん発展しつつある味埜さんの
初めての個人での昨品発表会です。

どうぞお知り合いの方にもお勧め頂き、お出かけご覧頂けるよう、
私からもお願い申し上げます。

 
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・ n.1 トッレキアーラの城、パルマ ・ 美しく、守備堅固、そして愛の巣の

9月下旬の快晴の日、かねてより念願のパルマの南にあるトッレキアーラの城を
訪ねることが出来たので、今回と次回の2度に分けて様子をご覧頂きますね。

まずはかなり離れた国道筋を行きながら右手に見えて来た城の威容を。

1-P27_5550_01_GF.jpg

小高い丘の上に位置し、朝の陽を浴びすっくと立ちあがる素晴らしい姿で、
これが見えた時は、おお!とちょっとした感激!



こちらは城の下の駐車場からの眺め。

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地図をどうぞ。 パルマからだと19km程の距離で、車で24,5分でしょうか。

3-map.JPG

トッレキアーラから北に囲った、フェリーノ・Felino、サーラ・バガンツァ・Sala Baganza、
ノチェート・Noceto等に、トッレキアーラの城を築いたピエール・マリーア・デ・ロッシ2世
Pier Maria de'Rossi II(1413-1482)の持つ要塞、城があった土地で、

伯爵デ・ロッシ家の本拠地、城はパルマの北サン・セコンド・San Secondoにあり、
ここに妻アントーニア・トレッリ・Antonia Torelliと、彼女との間に生まれた10人、
息子7人と娘3人が住んでいて、

も一つ北に見えるロッカビアンカ・Roccabiancaにも城があり、トッレキアーラと共に
ピエール・マリーアの愛人として5世紀後の今も名が残るビアンカ・ペッレグリーニ・
Bianca Pellegriniの冬の住まい、として知られている物。

とのっけから少しややこしい事を書きましたが、それらは徐々にご説明を。

実はトッレキアーラの城、2人の愛人について、こちらに一度書いてますのでどうぞ。
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462632651.html



駐車場から城への坂道をゆっくりと上り、

4-P27_5555_GF.jpg



右手上に城が見えてきた所。

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見下ろす耕された平地の畑。

5-P27_5557_GF.jpg



坂道を突き辺りまで上り、折り返してまた少し上に、そしてここに城の門が。

6-P27_5558_GF.jpg

大きなアーチの門は馬車、荷車や騎乗が通り、左の小さなアーチは歩兵、一般人用
でしょうが、いずれも跳ね橋の跡が見えるので、元々は手前に堀があったのですね。

この高台の地には13世紀に既に要塞があり、パルマ一帯の領主たちが築いたり、
攻められ破壊されたりが何度か繰り返された、戦術的に有利な地だった訳ですね。
そして1448年から、当時パルマ一帯に5分の1の領土を持つピエール・マリーアが、
自分の力を示威する城を築き始めた訳で、街道筋から見えたあの素晴らしい威容も
良く納得できる場所、姿であり。

このトッレキアーラの城は美しさと共に、とりわけ愛人との愛の巣としての評価が先に
大きく出て、勿論それも城の内装の美しさに関係しているのですけど、

武人として大変に優秀で、「マニーフィコ・Magnifico・偉大なる、素晴らしい」と
称賛されたピエール・マリーアが築いた、一帯の敵対する領主達に対する守備固めも
十分な、単なる領土内の美しい城では無かった事をまず見て頂きますね。



門を入るとこんな様子で、右に見えるのが城の教会サン・ニコーデモ・San Nicodemo、
ここにピエール・マリーア、そしてビアンカも葬られているとの事で、

7-1-P27_5560_GF.jpg

城に行くには左のアーチをくぐり、



中はトンネル状のかなり急な坂道を上ります。

8-1-P27_5562_GF.jpg



城全体の様子が良く分かる上空からの写真をどうぞ。
城、要塞の中心は一段と高い位置にあり、海抜278m、その周囲を城壁が囲み、
最初の門が左下に見え、門から左下の道に沿って土地の高低を利用した壁が続き、
右下には元々からあった集落、また家臣たちの屋敷でもあったのかがあり、
かってはこの周囲も城壁で囲われていて、つまり3重の城壁に囲まれていた訳ですね。

8-2-ct8.jpg

上でご覧頂いた様に門をくぐり教会前広場に出て、長いトンネル状の坂道を上りますが、
ここは2階部分が住居になっていて、後程、で右下の塔、城中心部への入り口に当たる
リヴェッリーノの塔・Rivellinoの前に出ます。
塔の前に橋が見えますが、ここも元々は跳ね橋で、右にほんの少し堀が見えますね。

塔の門をくぐると、ここから左側に城中心部の壁を見上げつつの長い坂道となり、
奥の角を左に曲がった所に、城中心への入り口があります。

つまり中心部に達するには、坂の下から上って来て、門を通り、トンネルを上り、門を通り、
また坂道、曲がって漸くに入口、という、戦術的にも良く考えられた行程が続きます。

中心は4隅に塔を持ち、北西の角が一番高い主塔のレオーネの塔・Leone、日本の城で
言う天守閣に当たり、最後のいざという時は城主家族の避難所にもなる所で、 
40mの高さ、他の3つの塔と同じ高さの上に6mの上階が。



こちらがトンネルの2階部分に当たる住居で、多分兵士たちの詰め所でもあったかと。

9-P27_5610_GF.jpg



トンネルを出て来て、見上げる城郭部の高さ。

10-P27_5566_GF.jpg



こちらが中心部への入り口のリヴェッリーノの塔で、やはり2つの入り口と跳ね橋の跡。

11-1-P27_5564_GF.jpg

11-2-P27_5565_GF.jpg

上部の窓、つまり兵士たちの見張りの窓でもあった訳ですが、その下の切れ込み部分、
とても美的なアクセントでもあるのですが、上部をご覧になると、板張りで穴が開く様に
なっており、ここがいわゆる狭間で、弓を打ったり、上から石や熱湯を落とす場所ですね。

他の壁に見える小さな細い隙間は、石弓を打つための物と言い、
跳ね橋も全部で3つというのですが、一つは記憶になく、ただ北西の主塔がドンジョン、
というので、上階に上る前に何かそれに相当するものがあったのかも、と。



そして塔の手前の深い堀の跡。 現在はここしか残っておらずですが、当時はぐるっと
中心部を取り囲んでいたと言い、これらの改修は16世紀の末に行われたのだそう。

13-P27_5607_GF.jpg

堀は空堀だったそうで、それもピエール・マリーアの、外からの侵入者が堀の水に隠れて、
というのを恐れての空堀だったと。

16世紀末の改修で、城壁も一番外側のは取り壊され、2周目のは低くされたそうで、
現在見える南側の外に付き出した大きなテラス2つも、その時に増築されたものと。
つまり愛人たちの時代には、外で月を見る、という様な事は無かったのですね、はい。



塔の下の門をくぐると、こんな石畳の坂道で、も一つ上に門が見えます。
現在は塔の内側の右に切符売り場が。

14-P27_5568_GF.jpg



坂道を上りながら、見上げる城郭。 ここにもすべて見回りの道が付き、狭間も。

15-2--P27_5569_GF.jpg



こんな風に上って来て、角を回ると、

16-P27_5604_GF.jpg



北西の塔の角で、そして南の角に。 

17-P27_5603_GF.jpg

18-DSC01197_GF.jpg

塔の間を繋ぐ壁に2つの入り口が見えますが、



北側の入り口内は厩舎で、両側にこんな風に上に飼い葉入れと、横に木の水入れ、
全部で8~10頭の馬がOKになっていたと。

19-DSC01195_GF.jpg



入り口前の細長い広場もかなり位置が高く、西の風景がこんな風に。

20-DSC01179_GF.jpg



東西に細長い内庭、「コルティーレ・ドノーレ・栄誉の内庭」。 南側は1階2階とも
ロッジャになっていて、現在はこの内庭でコンサートなども開催されているそう。

21-P27_5599_GF.jpg

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北側には大きなアーチで開け、ここから我らは2階に。

23-P27_5600_GF.jpg



上がって、資料展示室のような所で見た、城の姿がぐるっと回る3D方式の奴で、
なんと呼ぶのか言葉が出ず、へへ、 余りサイトでも見れない城の北側の姿を。

25-DSC01118_GF.jpg



そこから続いていた部屋が、ジョコリエーリの大広間・Salone dei Giocolieri.
曲芸師たちの大広間、とでもいうのか、広間の周囲の壁一面に軽業、曲芸師たちの
遊ぶ姿が描かれていて、

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真ん中にこんな甲冑の展示も。 見事な装飾が施された甲冑ですが、
やはりいつも思うのは、当時のイタリア人達の体の小さかった様子ですね。

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続く部屋が、見たかった「金の寝室」で、まずは全体の様子が分かりやすいこれを。

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中央の扉が「ジョコリエーリたちの大広間」に続き、その左の扉が西の部屋部屋に連絡。

実はイタリア版ウィキの東西南北の説明が間違っていて! うん、もうっ! 塔の位置や
この寝室のフレスコ画の位置を確かめる為にも、グーグル・マップも開き、通った道順、
行程を思い起こしつつ、はぁ、大汗だったのです。

なぜって、この部屋のフレスコ画の下の半円の部分は一連の彼らの物語ですから、
最初のなれそめの場面と、結末がある訳でして・・!



これは西側で、部屋の下側はこんな風に陶板装飾で埋められ、その上が半円の彼らのお話、
そしてその上が帆型に区切られ、ビアンカが巡礼姿で、ピエール・マリーアの持ち城を
尋ねて回るという・・、大変に煌びやかで美しい装飾なのです。

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部屋は東西に長いので、陶板、フレスコ画の長さはこんな風に変化しますが。

32-DSC01189_GF.jpg



東側、まずはなれそめのお二人で、中央に目隠しをしたキューピッドが弓に矢をつがえ、
その先にビアンカ(1417-1480)がいて、向かいにピエール・マリーア。 彼女に恋した彼。

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2人がミラノの、ヴィスコンティ家の最後の女性、フランチェスコ・スフォルツァと結婚した
ビアンカ・マリーア・ヴィスコンティの宮廷のお付きお供で、1440年頃に知り合った様で、

彼女は既にメルキオッレ・ディ・アルルーノ・Melchiorre di Arlunoの妻で、夫はかなり
年長だったと書いたのもあり、子供3人、
うち最後のオッタヴィアーノ・Ottavianoは、多分ピエール・マリーアの子であろうといい、
事実ピエール・マリーアは1464年の遺言で、トッレキアーラの城を彼に残しますが、
先に亡くなり・・。
ビアンカは当時23歳、そして彼は27歳。

ピエール・マリーアは1428年、15歳の時にアントーニア・トレッリ・Antonia Torelliと
結婚しており、花嫁は7歳年上の当時22歳!で、上記した様に既に10人の子持ち!!

フランチェスコ・スフォルツァのお気に入りで、彼の下で傭兵隊長として優れた働きをし、
ヴェネツィア共和国との戦いにも5回も大きな勝利をおさめるという、素晴らしい騎士で、
そんなこんなで、2人は激しい恋に落ちたのでしょうね。 彼がパルマに戻るのに、
いつかは分かりませんが、ビアンカは従います。



半円形の中心に2人の主人公が描かれていて、その両脇には愛のキューピッドが
様々に遊んでおり、その背後にピエール・マリーアの持ち城が描かれていますが、

上の場面の右側は、こんな風にトッレキアーラの城なのですね。 キューピッドが
遊んでいるのはクジャクなんだそうで。 

33-2-DSC01136_GF.jpg

ただフレスコ画装飾のみでなく、真ん中の浮彫も使った様子、そして周囲の縁取り
部分の漆喰細工の細かさにもご留意を。



西側、右に跪いたピエール・マリーアが自分の剣をビアンカに捧げ、忠誠を誓います。

34-DSC01130_GF.jpg

そう、まさに中世の騎士道物語で、実在の人物のお話がこうして描かれている、と
いう点でもイタリアに唯一の例なんだそうで、はぁ。
それにこの場面も真ん中の浮彫りの建物の中には彫像も収まり、両脇には陶板も。



北側、ビアンカが跪いたピエール・マリーアにローリエの王冠を授けている所。
合戦で勝利を収めた彼を讃えているのでしょうか。
窓の格子にはラテン語で「aeternum・永遠に」と書かれていると。

35-DSC01129_GF.jpg



そして南側、「曲芸師たちの大広間」から入ってくると正面に見える部分で、
両脇に立つ2人は正装で、ビアンカは花嫁姿で冠を被っており、
2人の間には窓が描かれ、その丘の上にトッレキアーラの城が見えるのだそう。

36-DSC01128_GF.jpg



という、まさに永遠の愛を誓う2人が繰り返し描かれていて、画家はクレモナの
ベネデット・ベンボ・Benedetto Bemboが、1462年に描いたものだそうですが、

ビアンカの顔はいくつもが黒く変色しており、多分白色の成分が化学変化を起こした
ものと見られ、それも残念。

そして当時「マニフィコ」と呼ばれた程のピエール・マリーアがどんな顔をしていたのか、
肖像画も見つからず、当時彼が有名な金細工師に注文したという、2人の肖像メダルも
散逸しているのだそうで、

この最後の正装姿の彼の顔が少し見えるのを幸いに、切り取って見ましたが、
これです、どんなでしょうか、多少はね、ははは。 彼は49歳、彼女45歳、ふ~む。

37-DSC01190 - Copia.JPG

既に20年一緒の2人で、未だにこの熱愛純情というか、愛を誓う間柄ね、はぁ。



所で、あれこれ写真を探していて、こんなのを見つけ、ぎゃ!と言いそうでしたが、
はは、落ち着いて調べて見ると、これは同じピエール・マリーア・ロッシでも3世で、

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(1504-1547)サン・セコンドの侯爵、伯爵になった方で、我らのピエール・マリーアの
ひ孫に当たります。 
ちょっと家系の経緯がややこしいのでここでは詳細を省略しますが、



上の絵はパルミジャニーノの絵から抜き出し、また反転させて使っていて、
実物が素晴らしいので、こちらに。 

38-3-Parmigianino,_ritratto_di_pier_maria_rossi_di_sansecondo_01.jpg

1539年パルミジャニーノ作で、妻のカミッラ・ゴンザーガと3人の子の肖像と共に、
マドリッドのプラド美術館に収蔵との事で、これもまた不思議な経由ですね。



最後に「金の寝室」のテラコッタの陶板の壁装飾についてですが、金の、と言われる元は
この陶板に金箔が貼ってあった事に由来します。

アラベスク模様の様にX字形の物が一番多く、これが一枚おきに置かれ大きな斜めの模様を
作り、ライオンが後ろ足で立つ姿は、ピエール・マリーア・デ・ロッシの紋章。
城の塔が見えるのが、ビアンカ・ペッレグリーニの紋章、そしてリボンが巻きついた物で、

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リボンに書いてある文字は、「Nunc et semper・今も、そして ずっと」。



ライオンの立ち姿の陶板の、ライオンの首の所に青い色が見えますね。なのでライオンに
金箔をはってあり、周囲は紋章通り、青い色に塗ってあったのではないかと。

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これが有名な重なる二つのハートで、周囲に見える文字はDigne et in aeternum、
「真実、そして永遠に」。  ハートに金箔が張ってあったのでしょうねぇ。

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上部のフレスコ画も華やかですが、所々の金箔が小さくキラキラというのも、
本当に素敵だったことでしょうね。



部屋の南西隅に小さな窓があり、壁にも別の人物像が描かれているのが見えますが、
多分ここは仕切られた小さな部屋で、ピエール・マリーアの小さな書斎だったと。

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壁の陶板の位置も木製で、蝶番で開く様になっていて、多分物入れですね、
壁のモノクロの人物像はラテン語の詩人ヴィルジーリオとテレンツィオ、そして
神話的な大力の主エルコレとサムソンで、つまりピエール・マリーアの知性と体力の
強さを語るというのですが、彼の理想だったのかも。

木のパネルは人物像で埋められており、ダンテ、アリオストロ、プラトン、ソクラテス等で、
引き出せる板には小さな絵があり、「そう、男だ」と。

傭兵隊長として次々の戦争、合戦に出かけ、怪我もし、晩年には大きく運が傾く
彼の人生ですが、こんなモットーを読むと、如何にも己を律し続ける騎士道精神の
男の姿が垣間見えるようで、

「愛の巣」というのも、単なる若い頃の愛人との生活のみでなく、
彼の人生を支え続けたビアンカの姿も思いうかびます。

という所で、今回を終わり、次回に続けま~す。


*****

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・ パルマと その周辺で食べた旨いもの! と、店を探して幾千里、ははは

イタリア中に大雨、強風、大洪水の被害が続き、あれこれ日本のニュースにも
出ている様子ですが、お陰様でこちら、と言っても我が家の辺りは特別な大雨も、
被害もなく過ぎております。 ご心配頂き有難うございます、大丈夫です!
***

今日は9月末に出かけたパルマで食べた旨いもの、と、お昼を食べるのに
探し回った城と店、そして結局食べた店も美味しかった! というお話を。

パルマで泊まったホテル・サヴォイ・Savoy、旧市街の中にあり、見所にも近く
とても便利、部屋はとてもモダンで快適、そしてお値段もお高くなく、という
パルマにお出かけの方にお勧めのホテル。

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サイトはこちら https://www.hotelsavoyparma.com/it/



翌朝の朝食も品ぞろえが多く、とても良かったですよ。

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地図をどうぞ。 上に囲った場所にホテルSavoyがあり、美術・博物館があるピロッタ宮・
Palazzo delle Pilottaにも、パルマの聖堂・Cattedrale、洗礼堂などにも
4~500m という近さです。

3-trovatore.JPG

ちょうどお昼前に到着し、鞄を預けた後お昼を食べに。 ご一緒したMMさんは、
日本の方がお勧めを書いていた生ハムの店に行きたいと言われ、少し遠くにまで。

shinkaiはホテル近くの店をピックアップし、ピッツェリーアとかを外して2軒の内、
ホテルのフロントでどちらが良いかと尋ねると、こっちが美味しい、と教えて貰ったのが、

ホテルから50mほどの「トロヴァトーレ・Il Trovatore」という店。
地図に印が付いていますが、実際は道の反対側にあり、



こんな感じに、道脇に細長いテラス席もある店。 大きな看板は出ておりませんが、
表のこの囲われたテラス席で分かりますね。

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ここが多分shinkaiも食べた入り口脇の小さな部屋で、壁にはヴェルディの顔、顔。顔。
他には大きな部屋も2つあるそうで。

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道に面して座っての様子。 隣には6人位の男性たちが楽しそうに食べ、飲みで、
よそ見は遠慮し、へへ。

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まずは、突き出しが出て。 トマト・ソースに浮き実の、さっぱり味で、
上に見えるパンも自家製のあれこれで、これもとても美味しかったですね。

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メニューに魚がたくさんあって嬉しく、頼んだのはスズキで、付け合わせに
ポテトとプチ・トマト、オリーヴと。
かなり大きな身でしたけど、美味しくペロっと食べ、勿論ビールも一杯ね。

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カフェならぬオルゾにグラッパを入れたのを頼みましたら、この一口サイズのクッキー類が。
これもまた可愛く美味しく、いくつか頂き、この時点でお昼御飯としてはお腹いっぱいに。

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2時に聖堂、洗礼堂で待ち合わせのMMさんとも上手く会え、お互いのお昼の成果を
話し、彼女の方は量は多かったけども味は大した事が無かったというので、
では夜にもう一度「トロヴァトーレ」に行こう、という事になり、ははは、行きましたぁ。
お店の人はしっかり覚えていて、何人にもにっこりと笑いかけられましたっけ。


夜は外のテラス席に座り、付き出しもお昼と同様にでて、前菜に彼女は
「ナスのパルミッジャーノ」を。 これはどこでもいつでも美味しいのですよねぇ。

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shinkaiは、ホタテと、アスパラガス。 これは美味しかった! 
ホタテ貝は貝殻に乗せたグラタン風よりも、この様に焼いた方がさっぱり美味しいですね。

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彼女は未だお昼の生ハムが応え、軽くと、shinkaiがお昼に食べたスズキを。
ですが、それでも多かったようで!



shinkaiは海老のパスタを。 これも美味しかったですねぇ。

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お昼の時も感じたのは、この店は街の常連が多く通う様で、昼のお隣の席もそうでしたが、
夜も我らの奥に座った女性は、今日はお肉を食べに来たの、とあれこれ話しながら、
かなり融通を効かせて貰った注文をして、しっかり食べていましたね。
そして、この街の落ち着いた深い裕福さ、という様なものも感じた店でした。



サイトで見つけた、店の料理を少し。 生ハム。

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手長海老のリゾット。

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そして、お肉。

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量も特別に多くは無く、お皿や盛り付けの様子もちょっと洒落ているでしょう?!


さて翌日は、かねて念願のパルマから南に位置するトッレキアーラの城に行き、
十分に楽しみ撮り、これはまたご案内致しますね。

そして郭内にあるレストランで食べるにはまだ時間が早く、では城の下の方にあった店に
行こうかと行って見ると、パニーノしかないと言い、教えてくれた店が良く分からずで、
結局パルマ方面に向かって進み、十字路の所から奥に見えた集落に向かって進み、

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近くの町の駐車場で止め、この辺りにどこか食べれる店はないか、パニーノではなく、
と尋ね、ははは、shinkaiはパニーノが苦手でして、近くにはバールしかなく、で、
教えて貰ったのが、カステル・フェリーノ・Castello di Felinoにレストランがある、と。

で、かなり先に進み、地図で見るT字の突き当りで戻って来て、フェリーノ・Felinoの
町の集落で城への矢印が道の右側に出ているのが見え、おお、あった、と。



そして道を辿り、最後はかなりの坂道も上って着いたのがこの城!

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周囲にはレストランの案内も無く、が跳ね橋を渡って内庭に入るときちんと整備され、
厨房もあり、何か博物館も併設しており、でも尋ねると今レストランはしていないと。
では下の坂道の案内にあった「レオーニ」という店はしているかと聞くと、している、と。

では、そこに行こう、と矢印が示す方向にどんどん進みますが、進めど進めど、無い!!



こんな風景も見て進みますが、あっ、あれかな、と思うのも近寄ると違っていて、で、
かなり進んだのち遂に断念し、また下の振出しのフェリーノの町に。

15-1-P27_5637_GF.jpg

家に戻ってから調べると、このフェリーノの城は古く、かなりの実戦経験の城の様で、
そんなあれこれを分家ブログに纏めましたので、見てやって下さい。



下に赤い菱形を付けた所がフェリーノの城への道で、そこを突っ切り入って行くと
町の駐車場があり、上の左側の赤の四角で、近くにいたシニョーレにこの辺りで・・と
尋ねると、

15-2-felini.JPG

自分はここの者ではないので知らないが、自分は今から「レオーニ」に友人と
行くので、ここで待ち合わせをしているんだ、あそこはとても旨いんだ! と、
右の親指と人差し指、中指をつまんで合わせ、口元でチュッとやる、美味しさの仕草を!!

あちゃぁ、我々はそこを目指して探し、でも見つからなかったんです、と、
また探しに行くのも面倒で、別の人を探して尋ね、あの先に見えるテントの店が良いよと。

で教えてくれた店が右に見える「パーネ・エ・サラーメ・Pane e Salame」という店。



所で我らが捜し見つからなかった店「レオーネ」ですが、今回検索して見ると、
なんと、やはりあったのですよねぇ!!  しかもすぐ近くまで行っていたのも!!

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フェリーノの町から、城への道を辿り、中程にあるのがフェリーノの城で、
そこからどんどん南に、緩やかな坂道だったり、カーヴがあったりで、かなり高い位置で
風景も開けている道で、
我らは最後のカーヴの所、赤い印をつけた所まで、ははは、行ってたのでした!

ストリート・ヴューで道の様子を確かめ、近くに店への矢印も無い事も確かめましたが、
なので、もし先に進んでいたとしても白い道を先に辿っていた筈で、ここのカーヴで
道がどこかで違ったんだ、と思って引き返したのでした。

なんともはや、イタリア人はかなり遠くまで食べに行くのは良く知ってますが、
地元の人なら土地勘もあり、聞いただけで分かるのでしょうがね、
いやぁ、恐れ入りましたぁ! 

城を過ぎての先に地図に囲った風景は、上でご覧頂いた丘の風景で、
道は間違ってはいなかったのですね、最後の引き返しの所までね、ははは。



で、こちらが幻となった「レオーニ」の店、チビちゃんがベロを出していて、ははは、

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トリフのたっぷり乗ったパスタと、

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口の中でとろけそうなお肉、そしてワインはナブッコ! やはりヴェルディのお膝元。

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で、我らがお昼を食べた店は、こんな感じで入口は小さいのですけど、
隣に高い大樹が聳えているのにご注目を。

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入り口横にあった「パーネ・エ・サラーメ  エノテカ・コン・クチーナ」、
つまりパンとハム類、ワイン蔵と料理、とある店で、

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入り口から左に、つまり表から見えたあの大樹が、このテラス式に囲った中に根を下ろし、
なんとも良い雰囲気を醸し出している場所で、奥にも大きな部屋がある様でしたが、

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付き出しのパンと小さなハム、

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MMさんは様々なお米を使ったリゾットを。 味見をさせて頂きましたが、
むっちりとお米の味がする、という感じのリゾットで、いつものリゾットとは違い・・。

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shinkaiはオリーヴ、ケッパー、プチ・トマト、野菜の入ったパスタを、美味しかった。

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そしてデザートに、クレーマ・カタラーナを頼みましたら、これが出て来て、あれ!
普通はプリンの様に作ったものを上からお砂糖をかけてバーナーで炙ったのが出るのに、
こういう出方は初めてで、お味は悪くは無かったですがね、少しイメージが違いました。

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店のサイトからの写真では、どうも古くからある店の様で、伝統にプラス斬新さ、と
いう様な文句がありましたが、

パンとサラーメ、という店の名に恥じない、ハム類の写真を。

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という、あれこれ冒険付きの、ははは、パルマで食べた旨いもの、店、のお話でした。


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ベリー公の時祷書 途中と、パルマ近郊の古城カステッロ・ディ・フェリーノ を  
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・ 分家ブログ 第2部 (shinkaiの絵以外の話題) 目次  2016年

皆さま、いつもブログご訪問、有難うございます!
こちらは「ブログの第2部のみの目次」 2016年分です。  
ご利用頂けます様に!

順次追加して行きますので、よろしくお願い致します。

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2016年

2016.12.27 ガラス越しの猫ちゃんたち
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2016.12.22 ブオン・ナターレ!
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2016.12.17 淡路島行き
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2016.12.12 広島-明石 新幹線
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2016.12.07 飛行機の旅と、ANAの対応の素晴らしさ!
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2016.12.03 広島の街 ちょっぴり
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2016.05.04 スコミーゴ村の葡萄畑
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2016.04.29 天使のはしご
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2016.04.24 新しい色鉛筆到着!
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2016.04.19 スコミーゴ村の花々
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2016.04.14 描かれたワンちゃん達
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160414-1.html

2016.04.09 描かれたヴェネツィア
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160409-1.html

2016.04.04 サイトで見つけた黒猫の絵
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160404-1.html



2016.03.30 春の道
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201603-1.html

2016.03.25 花盛りの木々
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160325-1.html

2016.03.20 馬と猫
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160320-1.html

2016.03.15 ヴェネト春の訪れ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160315-1.html

2016.03.10 モンザの画家 モゼ・ビアンキ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160310-1.html

2016.03.05 トスカーナの古城
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160305-1.html



2016.02.29 この家の持ち主は! サン・ジミニャーノ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201602-1.html

2016.02.24 トスカーナの古い小さな教会
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160224-1.html

2016.02.19 最近買った額
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160219-1.html

2016.02.14 野生のクリスマス・ローズ
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160214-1.html

2016.02.09 美術の映画
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160209-1.html

2016.02.04 農家の納屋
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160204-1.html



2016.01.30 春を待つ畑
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201601-1.html

2016.01.25 冬の朝の馬場
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160125-1.html

2016.01.20 凍りつく朝
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160120-1.html

2016.01.15 アンナリーザの馬
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160115-1.html

2016.01.10 ルイーザの家の庭
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160110-1.html

2016.01.05 スコミーゴ村の初雪
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20160105-1.html

2016.01.01 祝新年 ロレダーナの家で食べた物
       http://italiashinkai.seesaa.net/archives/201512-1.html

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