・ イタリア中部大地震から1年  その後の復興状況は


  昨年夏8月24日、そして10月26日と続けて起ったイタリアの
  中央山岳地一帯での大地震からちょうど1年が経ちました。

  TVニュースを朝のみですが再度見始めいて、つい先日の事
  マッタレッラ大統領が地震の中心被災地となったアマトゥリーチェ・
  Amatrice、そしてアックーモリ・Accumoliを訪問されたというニュース、

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  そして続いてアマトゥリーチェのリストランテ・ローマが再開というニュース、
  カステルッチョのレンズ豆の収穫が始まった、というニュースも見ましたので、

  まだお盆のお休みを、の最中なのですが、はい、
  被災地の復興の様子をすこしでも皆さんにもお伝えできるかと
  写真を探しました。

  アマトゥリーチェの方は、多分ローマからの道が復興しているのでしょう、
  あれこれ写真も見つかり、
  カステルッチョのレンズ豆収穫のは、収穫の日のが見つかりましたが、

  ほとんど壊滅状態になった村の様子は見つからず、他の町のは
  ヴィッソも、プレーチも、アックーモリも復興の写真は見つかりませんでした。

◆ が、アックーモリでは何軒だったか、木造の家が住民に、というニュースが聞こえ、
  これはアマトゥリーチェでもどんどん進んでいる様子なので、
  他の被災地でも同様と思われます。


  で、まずアマトゥリーチェの様子から。
  トップの写真は、どの町の入り口にもある標識なのですが、
  "海抜955m"  越してきた冬は厳しかったことでしょうね。
  そして下に、
  "スパゲッティ・アマトゥリチャーナの町"




  スパゲッティ・アマトゥリチャーナという美味しいトマトソースのスパゲッティの
  発祥地でもあるのですが、
  
  地震の後の、ホテル・リストランテ・ローマの様子はこんなでした。

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  そして大統領訪問で映った町の様子、レストラン再開で見た町の映像、
  多分、以前の町の外に新しく建設されている町は、
  丸く棒が並んだモニュメントを真ん中に、周囲に広がる木のモダンな建物類。

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  そしてこちらが再開されたリストランテ・ローマ。

5-nicaws-nicawscache-.jpg

  サイトによると、フード地帯、とでも名付けられた7,8軒のメンサ・共同食堂
  や他のレストランもあるのか、の一廓で7月29日から再起、再開された様子。





  ニュースではオーナーの、店再開の感激の声もあり、

  リストランテ・ローマのスパゲッティ・アマトゥリチャーナの写真。
  多分、以前のレストランのだとは思うのですが。
  どう、大盛でしょう?!

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  ではついでに、リストランテ・ローマのスパゲッティ・アマトゥリチャーナのレシピを。
  5,6名用  
   スパゲッティ・デ・チェッコ 600g
   グアンチャーレ・豚のほほ肉 200g
   トマト1kg (で、トマト・ソースを作っておく)
   ペコリーノ・チーズ  胡椒または唐辛子 塩

   グアンチャーレをオリーヴ・オイルほんの少しで炒め、こんがりとさせ、
   それにトマト・ソースを加え、塩、胡椒、または唐辛子を加えて
   約10-15分煮る。 最後にペコリーノ・リーズのおろしたのを加える。

7-samatriciana ricetta.jpg
  グアンチャーレ・豚のほほ肉、というのは、普通のパンチェッタ・ベーコンよりも
  脂分が強いのだそうで、それとペコリーノ・チーズ(ヤギのチーズ)とで、
  味が濃厚になって美味しいのでしょうね。 
  日本だとグアンチャーレの入手が難しいのかもで、ベーコンをお使いの時は
  ラードなぞをちょっぴり加えたら味にコクが出るのかも、と考えたりしますが、
  どうぞ皆さんもお家でお試しを!!




  最後は、フォルツァ・アマトゥリーチェ・頑張れアマトゥリーチェ!の垂れ幕を。
  "明日を思い、救える命を救い、石を置き、今日できる事を"

  ニュースの中に、ドイツが病院建設をプレゼント、というのがあり、
  嬉しいニュースで、他の町にも他の国の援助がありますように!!

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   フォルツァ、アマトゥリーチェ!!

  再度の復興の願いを込め、 地震被災地への追悼を




  そして、カステルッチョ・Castelluccioのレンズ豆収穫が始まったというニュース、
  確か6日の日曜のニュースで見たのでした。
  広い広い大平原がこんなに黄土色になっていて、大きなトラクターが何台も!

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  これが有名な、小粒で美味しいカステルッチョのレンズ豆・レンティッキア。
  スープにも使いますが、クリスマスの肉料理の付け合わせにも欠かせずの豆、
  shinkaiはご飯を炊く時にちょこっと混ぜたりしています。

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  ただ、レンズ豆収穫の様子は見れたのですが、肝心の町の様子は映像に出ず、
  昨年の地震の後の上空からの様子が再度流されただけで・・。

  トラクターについていた抗議の張り紙などもちらっと見え、
  道が無くては・・、と読めましたので、多分まだ肝心の道の復興がなっておらず、
  一般人が入り込めない状態なのであろうと。 残念です。


  今回の地震の断層が見つかったモンテ・シビッリーニ一帯の
  美しい風景を、ジョヴァンニの写真で。

  カステルッチョの美しさ 1と2

  雨と霧のカステルッチョ 




  ノルチャの様子も探しましたが、見つかったのは今年3月のこの1枚、

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  ヨーロッパ議会の各国代表がノルチャで会議を開いた際の物で、
  横の像は、修道院生活の範を定め、ヨーロッパの守護聖人でもある
  このノルチャ出身のサン・ベネデット像で、背後は修復の骨組みの中の聖堂。


  ノルチャとカステルッチョを。

  世に評判の、ノルチャの旨いもの店は




  マルケ州のヴィッソ・Vissoも新しい写真が見つからず、
  寄付お願い、のこれだけ。

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  このヴィッソの町から山越えでカステルッチョに連絡する道が、地震の際の
  山崩れで未だに開通していない、というのを読んだので、
  そのままになっているのでしょう、で、一帯のプレーチも、その奥の小さい村落も、
  そしてヴィッソの町自体も、まだまだ復興は遠い状態なのかも、です。

  ヴィッソのご案内は
  
  プレーチ・Preciと、サンテウティツィオ教会、一帯の村など。
  プレーチのサンテウティツィオ教会は崩壊した後のニュースが分からず・・。

  大地震の後の、 歴史遺産と町の修復保存に付いて


  大地震に2度続けて襲われ、壊滅的な被害の出た一帯ですが、
  なんとか復興の兆しは見えるものの、まだニュースにも出ない町が多く、
  それが気にかかっております。

  が、何とか皆さんがお元気で、復興への希望を失っていない事を祈ります!!



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この記事へのコメント

  • 小父さん

    こんばんは
    昨年8月24日、そして10月26日でしたっけ!
    日本でもたくさんの自然災害が続いていますので忘れかけていました。

    今、このページとたくさんのリンク先をパラパラと開いて眺めていましたが、ほんとうに綺麗な光景がたくさんありますね。

    ところが地震・雷・火事・親父の最初は一瞬の内にその光景をぶち壊してしまうやはり一番怖いものだと痛感します。
    今日の朝、日本の南アルプスがテレビに出ていましたが、「それらは海が隆起したもので、未だに変化し続けている」なんて説明を聞くと
    地震はその地殻変動の微々たる一部なのかと気づかされます。

    でも、人類の生存期間にくらべたら、きっと数えられないくらいの年月なんでしょうね。
    それでもイタリアや日本には自然災害が多すぎると思いますね。

    アマトゥリーチェに建つ棒が並んだモニュメントにモダンな建物には人々の心を癒すものがあると思います。
    やはりアートには力があるものですね。

    レンズ豆収穫の黄色の旗やイタリア三色旗が眩しいです。
    のどかな収穫風景ですが、お祭り気分な気もします。
    緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・熱血」の熱情が伝わってくるようです。

    まだ道路が復興していないところもあるとのこと、地道な復興工事が継続されることを祈ります。

    どうも有難うございました。
    2017年08月07日 22:07
  • shinkai

    ★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

    はい、1年なんですね。 我々部外者はTVニュースを見て、なんと1年が早い、と思いますけど、自分の家がもろくも崩れた人々にとっては、長い1年だったことでしょうね。

    本当に!! 地震も火事もあっという間に人間がせっせと築き上げたものを奪っていきますね。 怖いです。

    そうなんですよね、日本もイタリアも地震国で、古い家が残る山岳地のこの一帯は、本当に脆く崩れましたし、
    まだマグマの活動が終わったとは思えない、という学者たちの言葉も怖いです。

    そして日本の様にたくさんお金がない国なので、復興が本当に遅々として進みません。
    まだ何十年も前に起こった地震被災地で、そのままの所もあるので、もし自分の身に起こったら、と考えてしまいます。

    アマトゥリーチェのあの丸く立てられた木の棒のモニュメントは良いですね。 皆の願いと感謝が込められている気がします。

    カステルッチョのレンズ豆の畑には、多分村には住めないので、彼らは通って来ていたのでしょうね。それでもやはり畑を耕し、今刈り入れの時を迎え、お祭り気分は良く分かります。
    どうなっているのか、と思っていましたから、このTVニュースは嬉しかったですね。

    はい、本当に、なんとかなんとか復興が進むように祈るばかりです。
    こちらこそ、有難うございました!


    2017年08月08日 01:22
  • Yuko

    Shinkaiさんこんにちわ。
    中部地震のその後をお知らせくださりありがとうございます。
    昨年6月はじめてのカステルッチョと2度目のノルチャに行った後の地震でした。
    どうなっているかと気がかりでしたがイタリアらしくピアーノピアーノで復興が進んでいるのですね(^^;
    昨年広島でお目にかかる直前福岡に行ったのですが駅前の陥没が一週間で修復できたのを見て日本人の迅速さに驚かされました。
    イタリアの復興が少しでも早くなされ住民の方が安堵されるのを切望しています。
    カステルッチョのB&Bで親切にしてくださったおじいちゃん元気でいらっしゃるかな・・・
    これからもイタリア情報お待ちしています。
    今年は10月に3週間ほど行く予定です。
    久々のイタリアの秋を満喫したいです♪
    2017年08月08日 13:00
  • shinkai

    ★Yukoさん、こんにちは! コメント有難うございます。

    そうでしたか、地震前のカステルッチョに行かれましたか、それは良かったですね。
    余りにも酷い状態なので、もし元のままに復興できるにしてもかなり長くかかるだろうと思い、私などがまた元の美しい村に再会できるかどうかと思っています。

    う~ん、そうですねぇ、村は今とても住める状態ではなく、水も電気も切れているのだそうで、住民は皆避難している筈で、お年の方たちには厳しく、大変だろうと思います。
    お元気で居られると良いですね。

    そうですか、10月においでですか、お天気が良く、良いご旅行になられると良いですね。
    楽しんでくださいね!

    2017年08月08日 23:22
  • クリス

    あれから一年あまり、街の再建にはまだまだ時間がかでしょうけれど、リストランテ・ローマの店舗が再開したのは嬉しいニュースですね。日本にいると復興関連のニュースが伝わらないので、レンズ豆の収穫とノルチャの聖堂の写真で復興の様子が知ることができて嬉しかったですね。
    2017年08月11日 07:17
  • shinkai

    ★クリスさん、こんにちは! コメント有難うございます。

    お返事が遅くなってごめんなさい。実はアルトアディジェのシロールに3日ほど行ってまして、今日のお昼に戻ってきた所なのです。

    はい、私も特別にニュースに気を付けていたわけではないのですが、なかなか被災地の様子が出ずに、漸くに大統領が訪問されたのをきっかけに一連のニュースが出たので知ったのでした。

    本当に一番の復興のはずみになる道路の方がまだまだの様で、カステルッチョもレンズ豆の収穫があるので、皆さんが行かれた様子ですし、
    アマトゥリーチェはローマ方面からの道が何とかついたのでしょうね。
    道がないと観光客も入り込めませんし、復興のめども立ちませんものね。
    でも何とかの様子をお伝え出来て良かったです。

    ノルチャの聖堂は真っ先に修復のパイプが組まれていましたから、内部の修復もかなり進んでいるものと思われます。

    また何かニュースがわかったらお知らせいたしますね。

    2017年08月13日 20:26
  • panda

    中部地震の続報、ありがとうございます。
    アマトリーチェ、全く復興されていないと聞いていたのですが
    少しずつ進んでいるのですね。日本でも地震や豪雨で大きな被害が出ており暗いニュースが多い今年の夏、明るいニュースでホッとした次第です。
    2017年08月18日 17:32
  • shinkai

    ★パンダさん、こちらにもコメント有難うございます。

    はい、町の復興の方は余り進んでいない様子ですが、それでも新しい木造の家が町の人々に引き渡され、アドリア海の方に避難していた方々も戻って来ておられる様子ですし、
    今回の写真の様にレストラン村が再開された様子ですし、いくらかの店も開いたようです。

    地元の仕事が再開できることが何よりですものね。 遅い進みではありますが、何とか少しずつでも良い方向に向かって行けるよう願っています。


    2017年08月19日 00:11