・ ゴルガッツォの湧き水 ・ フリウリ、リヴェンツァ川の水源は

皆さま、お久し振りです! 良い夏を過ごされたでしょうか?
が大変な酷暑だったこの夏で、そして地震、台風と次々に災害が続き、
心よりお見舞い申し上げます!

こちらは、私の住んでいる北イタリアの田舎はそう特別暑くもならず、
適当な間隔で雨もあり、何よりもブログの引っ越しがあったので、
あっという間に過ぎてしまった8月でした。

とはいえ、ドロミーティの義理の息子の家にも3日半出かけたり、
友人とも半日有名な湧き水を見に行ったり、お昼に招かれたりで、へへ、
しっかり息抜きもした夏休みで・・。

という事で、休み明け最初の今回は、8月15日祭日に出かけた湧き水、
ゴルガッツォ・Gorgazzo の様子をご覧下さい。

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前日が雨だったか、朝早くの時間には厚い雲が広がり、これは一眼を
持って出かけても色が出ないなぁ、と思っていた所、どんどん空が晴れ、
ゴルガッツォに着いた時には、こんな青空が迎えてくれました。



ゴルガッツォはどこにあるか、フリウリ州のポルデノーネのコムーネに含まれる
ポルチェニーゴの、地図に赤い印が3つ並ぶ、その真ん中に湧き水はあります。

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コネリアーノから東に向かい、フリウリに入ってサチーレ・Scileから北に向かい、
ゆっくりと進み約40分程で到着です。

地図に印をつけた西に見えるサンティッシマ・トリニタ教会、ここにも湧き水があり、
今回のゴルガッツォともう一つ、一番小さな湧き水との3つが、ほぼ南に
フリウリ平野を流れ下りヴェネツィア湾に注ぐ、リヴェンツァ川の源なんだそうで。

リヴェンツァ川は全長112kmで、水量は一秒間85mリッター、
フリウリ平野のポルチェニーゴ、サチーレ、ポルトブッフォレ、モッタ・ディ・リヴェンツァ、
チェッサルト、エラクレア、カオルレとたくさんの町を通り流れて行きます。

今回ゴルガッツォからの戻りに、上記の教会にも寄り、湧き水も見ましたので、
これはまた次回にでもご覧頂きますね。



上の写真にもちらっと見えますが、村に着き小さな広場に車を止め、
村に差し掛かった所に大きな駐車場があるのですが、木影がないので村の中にね、
で、すぐ前に続く道が泉への道なのですが、その左脇を湧き水が流れていて、
綺麗に奥の山が写り込み、

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透き通って見える川底には水草が茂り、

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この明るい緑色の水草の細い茎の先には白い小さな花!

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小さな小さな村で、道を行く脇に見える農家の廃屋。

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向こうから3輪車がやって来ましたが、ほらね、太めのシニョーレで、もう満杯!

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木陰がずっと続きますが、小さなカフェのテラスも出ていて、

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これが道の突き当りにある、ゴルガッツォの湧き水の池。

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大きな川の水源の湧き水、という言葉から想像していたのと、ちょっとイメージが
違ったのではないですか?
いや、実は私もそうだったんです。 もっと元気よく噴き出し流れ出す泉、とか、
大きな池とかが頭の中にあったのですけど、えっ、これ?!という感じで。

おまけに余りにも上天気の朝で、正面の岩に当たる木漏れ日が強く池に反射し、
余り神秘的な深さもちょっと見には見えずでしてね。



少し引いて、池の幅を撮ったのですが、水の透明感、そして深いエメラルド色は
よくお分かりと思います。
右手上の水底に白いキリスト像が見えますが、これは水面から9mの深さだそうで。

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で、正面の岩の下にちょっと洞窟が口を開いているのが見えますが、

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あの手前辺りから深くなっているのが見えますね。



上から時々ぽつっと水滴が落ち、表面に小さな波紋が出来、
それが上の岩に波紋柄を写し出します。

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本当にここがリヴェンツァ川の湧き水の源か、とお疑いの方に、はは、shinkaiも含め、
こんな説明板が池の手前にあり、

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あの薄く口を開けた洞窟の中に深~い穴が口を開けていて、2008年に洞窟探検家の
ルイジ・カザーティ・Luigi Casatiという人が潜り、212mの深さまで行ったものの、
それ以上は危険なのと、内部の水の流れが強いのとで、それ以上は潜れなかったと。

フランスのプロヴァンス、アヴィニョン近くにあるフォンテ・ディ・ヴァルキューザ・
Valchiusa という湧き水がどうやら世界一深いらしいのですが、それに次ぐ2番目、
つまり実際の深さは分からないという世界の指折りの湧き水の一つなんだそう!
洞窟の長さ、奥行きは440mあり、水温は10.8度と。



まぁ、余りにも目に見える近くに奥深い底がちらちらと垣間見える、というのも
考えると少し恐ろしいようなものですが、はは、

しょっちゅう誰彼が行ったり来たり、表面静かな水面を見つめて行くのですが、
家族で来た僕が小さな石を投げ込んだ時に一瞬出来た波紋。

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その後はまた静まり返る泉を、こんな風にたくさんの人が見て行きます。
日向は暑い日でしたが、この一帯は木陰もあり本当に涼しく、多分水温も関係
してと思うのですが、気持ちの良い場所でした。

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向かいの崖に群生する、野生のシクラメン。

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写真だとこの根と幹の太さ、大きさが逆に見えませんが、本当にゴツイ根っこで、

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泉に面した面には一面の苔が生えていて、

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高く高く伸びた幹と、周囲に張り出した枝ぶり。

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泉への道に面し、木陰の奥にあったバールのテラスにワンちゃんも。

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木漏れ日を受ける葉が煌き。

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そろそろ帰ろうかと泉を離れた時、パカパカと男性2人と馬が2頭やって来て、
1人はカフェを買いにバールに向かい、

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するとまぁ、お馬ちゃん2頭が甘えて甘えて、男性に頭をこするつけるのですね。
それがもう力を込めてすりつくので、男性がひょろっとする程で、ははは、
こんな風に甘えるのは初めて見ました。

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泉への道の入り口にあった聖母を祀った祠。

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傍らの説明によると、インマコラータ・Immacolata・無垢な聖母に捧げられた
祠だそうで、いつのかは正確ではないが、16世紀の末には記録があると。



泉から流れ出した水はここから西に流れ、一帯に素晴らしい趣を添えます。

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川辺に沿っての道に並ぶ家並は、古くからのフリウリの田舎の家々で、
こんな風に厚い石壁があったり、

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石垣の上に木のテラスを持った家も多く、古い田舎の趣ふんぷんと。

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道の角に養蜂の蜂蜜の店もありましたが、今日は祭日、お休み。

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で、パカパカと先程のお馬と男性たちも通って行き、

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犬3匹を連れた女性2人組、ワンちゃんたちは川に入り水を飲み、

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この後我らが行ったもう一つの湧き水と聖所の教会の所でも、彼らと出会い。



年寄りだから、と愛犬を抱っこして散歩のご夫妻とも出会い、

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道の奥に可愛い、なんとなしに惹かれるお家が見え、

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この道はジュリアーナ通り、ははは、で、一緒に行ったジュリアーナの記念撮影を。
残念、彼女目をつむっていて・・。

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という、8月15日のお出かけ、ゴルガッツォの湧き水と村の様子でした。


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