・ ヴェローナ観光  10の、どうしても見逃せない物は

皆さんが「ヴェローナに行こう!」と思われた時、何がまず頭に浮かびますか?
シェークスピアのあの甘く切ない「ロメオとジュリエッタ」の愛のお話の街?
それともユネスコの世界遺産指定を受けている歴史ある街?
それともあの有名な「アレーナ・野外劇場」とか、ロマネスク建築の
「サン・ゼーノ聖堂」、「カステル・ヴェッキオ」、はたまた「ジュリエッタの家」?

イタリア観光でまずミラノに到着された場合、大雑把な動き方としては
ミラノ ⇒ ヴェネツィア ⇒ フィレンツェ ⇒  という様に徐々に南に下り、
またローマからだと逆に北上するわけですが、

このミラノからヴェネツィア間の幹線上にヴェローナとパドヴァがあり、
やはりこの2つは外せない重要な街でして、今迄様々にご案内していますが、

今回はヴェローナ観光について全体の要点はこう、というのをご覧頂こうと。
参考にするサイトは、10 Cose da vedere assolutamente a Veronaで、
本日のタイトル通り。  ではどうぞ!  街の地図は最後に。

1. アレーナ ・ L'Arena

arena.jpg

アレーナはヴェローナのシンボルで、これはもう外すことが出来ない物!
野外劇場、闘技場として紀元後1世紀に造られた物で、大きさとしては
ローマのコロッセオ、カプア・Capua・ナポリ近くにある、に次ぐものですね。

中世においては、この巨大な建設物が古代の人間によって建設されたのが信じられず、
悪魔の仕業となっていた様ですが、
2000年を超えた今も、この3万人収容のアレーナは様々な演劇、公演会場として
使われ、音響効果抜群な事からも夏のオペラ公演で有名な事はご存知の通り。

オープン:火曜~日曜 8:30-19:30  月曜 13:30-19:30
     但し公演がある日は公開時間が短くなり、7月~9月には月曜午前の公開も。
料金: 10エウロ、シニアとグループは7,5エウロ  公演料金は別



2. ピアッツァ・ブラ ・ Piazza Bra

piazza-bra.jpg

ピアッツァ・ブラ・ブラ広場はヴェローナの歴史地区への入り口で、世界各国からの
人々があちらからこちらに集まり移動し、そう、かってはゲーテもその一人だった場所!

アレーナが聳え立ち、その向かい側西には17世紀のパラッツォ・デッラ・グラン・
グワルディア・Palazzo della Gran Guardia・各種展示会や講演会場であり、
写真右側に見えるのはパラッツォ・バルビエーリ・Palazzo Barbieri・市役所で、

ブラ広場の北西端の道、カステル・ヴェッキオに続くヴィア・ローマを行くとじきの
ラピダーリオ・マッフェイアーノ博物館・Museo Lapidario Maffeiano・
石碑博物館も近くに。



3. カステルヴェッキオとポンテ・スカリージェロ・Castelvecchio e Ponte Scaligero

castelvecchio-e-ponte-scaligero.jpg

カステルヴェッキオは要塞として14世紀に建設され、スカリージェリ家のカングランデ2世の
時代に居城となったもので、大きく2つの部分に分けられ、一つは大きな内庭のある部分と、
も一つは居城、領主たちの住んでいた部分ですね。 

これらは現在市博物館で、この2つの間を抜け、要塞の一部分として北にアディジェ河を渡る
スカリージェリ橋があり、これは市民の通行に大いに利用されている橋でもありますが、
第2次大戦末期に引き上げるドイツ軍に爆破されたものを1950年代に復元されたもの。

橋から眺めるパノラマは素晴らしく、取りわけ夕暮れ時の眺めはロマンチックなもの!

オープン: 月曜 13:30~19:30  火曜~日曜 8:30~19:30
      月曜午前、元旦、クリスマスの午前もお休み
切符: 6エウロ  シニア、グループ 4,5エウロ



4. ポルタ・ボルサーリ ・ Porta Borsari

porta-borsari.jpg

建設は紀元前1世紀で、当時ローマの植民市の位置にあった街の、ポストゥーミア街道・
Via Postumiaからの唯一の門で、梁部には紀元後3世紀のガッリエーノ皇帝・Gallieno
による、町の城壁の拡張を祝う言葉が彫られているそう。

現在の名「ボルサーリ門」の由来は、中世において門の護衛兵士たちが司教への税金を
徴収していた事に由来するそうで、つまりボルサ・袋、富とかからの派生語の様子。



5. ピアッツァ・デッレ・エルベ ・ Piazza delle Erbe

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ローマ期の町においてここにフォーロ・Foro・行政の中心、市民広場があり、現在も
広場の周囲にはパラッツォ・デル・コムーネ・市役所、カーザ・デイ・ジューディチ・
裁判官の家、カーゼ・マッザンティ・広場の東側を占める一連の家並で、広場に
面した壁がフレスコ画装飾で埋められている、パラッツォ・マッフェイ・
広場の北を占めるエレガントな屋敷、カーザ・デイ・メルカンティ・商人の古い組合の建物、
などで〆られている。

広場中央にはヴェローナのマドンナ像のある泉があり、近くにトゥリブーナ・Tribunaと
呼ばれる14世紀の天蓋風の物、これは当時の司法長官がここに座り、儀式をしたり、
また法務官たちが誓いを立てたりしたのだそう。

以前調べた時にはここにゴーニャ・晒し台があったとあり、確かに鎖のついた手錠が下がり、
やはり通常は罪人たちの晒し台にも使われたのだろうと・・。

広場南側には高さ80mのランベルティの塔・Torre di Lambertiが聳えているのが見え、
これは内側の広場側から上れ、素晴らしい街の眺望が楽しめます。



6. ジュリエッタの家 ・ Casa di Giulietta

casa-di-giulietta-1.jpg

シュークスピアの戯曲「ロメオとジュリエッタ」で世界中に知られ、入り口の
アーチの壁は全て訪れたカップルや観光客の愛の言葉、誓いの言葉の書き込み、
落書きで埋めつくされ! 家の中も、かの有名なバルコニーも訪問できます。

ゆっくりと夢の愛の世界に浸った後、立ち去る前には中庭のジュリエッタ像の
写真を撮り、左の胸を触ると幸運を、とりわけ愛の幸運を運ぶそうで、お忘れなく!

はぁ、シェークスピアの書いた戯曲が完全に一人歩きし、現実世界となっていて、
余りにもピカピカ光るジュリエッタ像を見ると、可哀そうに!という気も・・。

ジュリエッタのお墓は13世紀のカプッチーニ派の修道院、Via del Pontiere 35 に。

一方、ロメオの家の方はジュリエッタの家程の賑わいもなく、個人の家で、
スカリージェリ家のお墓のアルケ・スカリージェレ・Arche Scaligereの近くに。

オープン: 月曜 13:30~19:30  火曜~日曜 8:30~19:30 
      月曜午前と、元旦、クリスマスの午前はお休み
切符: 6エウロ  グループ、シニア 4,5エウロ  
    10月から5月の第一日曜は1エウロ!



7. ピアッツァ・デイ・シニョーリ ・ Piazza dei Signori

piazza-dei-signori.jpg

ピアッツァ・デッレ・エルベから東にアルコ・デッラ・コスタ・
L'Arco della Costaを抜けると、このピアッツァ・デイ・シニョーリに。

ここは街の権力と行政の中心で、広場を囲む建物はすべてアーチの続くロッジャで
連絡し、広場中心には、フィレンツェを追放されヴェローナに身を寄せた
ダンテ・アリギエーリの石像が。

所でエルベ広場と連絡するアルコ・デッラ・コスタには、クジラの肋骨が下がっていて、
伝説が伝えるには、正直で純真な心を持った人がこの下を通ると、骨は鎖から外れ、
落ちる、というのだそうですがぁぁ、まぁだ下がったままと。 なぜ?!



8. アルケ・スカリージェレ ・ Arche scaligere

arche-scaligere.jpg

シニョーリア広場から進むと、サンタ・マリーア・アンティーカ教会の中庭となり、
ここにヴェローナの領主であったスカーラ家の墓所、アルケ・スカリージェレが。

大変に豪華な記念墓所で、ここにはスカーラ家の領主の中でも重要人物の墓があり、
写真の左に一際立派なのがマスティーノ2世・MastinoIIの物で、
他にカンシニョリーオ・Cansignorio、そしてダンテが「神曲」の天国編に謳った
カングランデ1世・CangrandeIのは、右手奥に見える石棺がそれと。

鋳鉄の素晴らしい柵が取り囲んでいますが、6月(7月?)から9月までは開けられ、
内部訪問も出来るとの事。

オープン: 7月~9月 10時~18時  月曜休み



9. テアトロ・ロマーノ ・ Teatro Romano

teatro-romano.jpg

短い時間でも訪問できればその価値があるという、紀元前1世紀建設のローマ劇場で、
サン・ピエトロの丘の下、アディジェ河の河向こうの位置に。

埋もれていたこの劇場跡が見つかったのは19世紀の事で、観客席と石段、そして
多くのアーチのロッジャと遺跡が残り、現在は1948年から夏のシーズンに公演が
行われています。

但し、舞台公演以外の一般公開はないのが残念です。



10. サン・ゼーノ聖堂 ・ Basilica di San Zeno

basilica-di-san-zeno.jpg

この聖堂はカステルヴェッキオからも少し西に入った所にあり、街の観光地図からは少し
離れた場所にありますが、12世紀建設のロマネスク様式の北イタリアにおける素晴らしい
見本とされている物。

聖人の遺物が残るほか、たくさんの彫像、マンテーニャの有名な祭壇画
「玉座の聖母子と聖人たち」を始めとする絵画が収蔵されています。

オープン:冬季11月~2月 10時~13時 13時半~17時 日曜 12時半~17時
     夏季3月~10月 月曜~土曜 8時半~18時  日曜 12時半~18時
切符: 2,5エウロ  グループ、シニア 2エウロ



という様に、ヴェローナでこれは欠かせない、という場所をご案内してきましたが、
街の地図をどうぞ。 番号はご案内番号と同じですが、5のピアッツァ・デッレ・
エルベの位置が間違っていましたので、訂正しています。

map.jpg

ご覧の様に、見所としてはアディジェ河が大きく迂回した中に出来ている半島みたいな
旧市街地に見学場所が集まっているので、この中を歩きながら見学するのが
一番良い方法と思いますが、

ヴェローナの国鉄駅はかなり離れた南にあり、健脚の方は歩いても十分大丈夫な
位置ですが、shinkaiも以前は往復とも歩きましたっけが、
駅前のバス駅からブラ広場まで11、12、13、51、52が連絡するので、
ご利用になったら良いかと思います。

と、ヴェローナ・カード・Verona card というのがあります。
24時間有効-20エウロ で、 48時間有効-25エウロ、いずれも最初の利用からで、

このカードで見学できる場所は、
アレーナ、ジュリエッタの家、カステルヴェッキオ、ランベルティの塔、
アルケ・スカリージェレ、サン・ゼノ聖堂、サンタナスターシャ聖堂、サン・フェルモ教会、
ドゥオーモ、パラッツォ・デッラ・ラジョーネの現代絵画館、
ラピダーリオ・マッフェイ博物館、テアトロ・ロマーノの考古学博物館、
ジュリエッタのお墓のフレスコ画博物館、などなど。

開館時間と、ご自分の持ち時間を検討されると大変有効なカードと思います。
カードについて、また観光についてのヴェローナ市のサイトはこちらに。英語版も。
http://www.turismoverona.eu/nqcontent.cfm?a_id=38678
他に様々なヴィデオも見れますのでどうぞ。

今後のご案内予定としては、ヴェローナの一日観光ではどこを見るべきか、
ここでは様々なツァーのお勧めもご紹介しますね。

またヴェローナで是非味わうべき料理、経済的で美味しい店はどこか、なども
考えていますので、またお楽しみに!

今迄のご案内はこちらに。
n.1 カステルヴェッキオ 城(博物館)と橋 ・ ヴェローナ 
http://www.italiashiho.site/article/451136618.html

n.2 カステルヴェッキオ 城(博物館)と橋 ・ ヴェローナ 橋の修復について
http://www.italiashiho.site/article/451137634.html 
     
n.3 カステルヴェッキオ 城(博物館)と橋 ・ ヴェローナ 
http://www.italiashiho.site/article/451138584.html

サンタナスターシャ教会 ・ ヴェローナ その1
http://www.italiashiho.site/article/451117387.html

サンタナスターシャ教会 ・ ヴェローナ その2
http://www.italiashiho.site/article/451118711.html 
   
ヴェローナ ・ 旧地区 探訪  ピエトラ橋からサン・ピエトロの丘 アレーナ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463417582.html

n.1 ヴェローナ 中心部 ・ Verona Centro 
       アレーナ エルベ広場~ジュリエッタの家
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462245546.html

n.2 ヴェローナ 中心部 ・ Verona Centro サン・フェルモ教会 
   サンタナスターシャ教会、ドゥオーモ カステルヴェッキオ サン・ゼーノ聖堂
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462246409.html

ヴェローナ ・ 夏の夜の 野外オペラ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462245377.html

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