・ N.3 イタリアの美術・博物館 ランキング 2019 ◆重要追記◆

◆ 朝のニュース  4月27日 ◆

コロナヴィールスの感染者は、計198000人、死亡者は+260名の
計26644人、治癒された方は64928人、となりました。

が一番大きなニュースは、5月4日から封鎖を解き再開する、という事で、
既に今日27日から手工業などは再開していて、

5月4日から全体の再開、ただし店は11日から、教会のミサはまだ、
お葬式も15人以下はOKとなり、レストランは持ち帰り用のみで、
1人でのスポーツはOKと。

移動公共機関は再開されても、乗る人数、間引き運転などまだまだ
以前のようにはならずで、

美術館などは確か5月18日から開館となり、学校は9月に伸びそうです。
バールは6月1日からとなり、美容院なども6月1日から。

他にも様々細かい制限がたくさんあり、それもかなり変わるので、
気を付けて見ないといけませんが、漸くに! です。

但しコンテ首相は、この再開でまた感染者が増えるであろう、との事で、
でもこの2か月間の封鎖で、様々な弊害が大きくなり、遂に
コロナヴィールスと共存する形で、という様子だろうと思います。

当分の間はマスクを付け、距離を開けての様子となり、
今迄通り自衛する事が大事な状態です。

**********


先回に続き、イタリアの美術・博物館の入場者数ランキング2019
第3回目を。 単に入場者数のランキング、に興味を持ったのではなく、

やはり時の経緯というのか、観客の興味の推移にもあるだろうという思い、
と共に、あちこちイタリアの町村を回っている私には、
いやぁ、この博物館、美術館もランキングに入った、という様な、
再会の嬉しさ、もありです、はい。

またイタリアに来られる時の、街訪問の目途にでもして頂けるよう望みます。
では、21位から30位までをどうぞ。

最後の追記を見て下さいね。

21. ヴェネツィアの国立考古学博物館・Museo Archeologico di Venezia
   訪問者数 316461人   前年比 -20661人

ヴェネツィアのサン・マルコ小広場、ドゥカーレ宮と運河に面した広場にあり、
ギリシャ期からローマ期に至る彫像や、細工品など、ヴェネツィア貴族の
コレクションが主となっている、内容の素晴らしさに実は見学して驚いたのでした。

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ヴェネツィアの考古学博物館ちょっぴり n.1
http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170912-1.html

ヴェネツィアの考古学博物館 n.2
http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170916-1.html


住所 San Marco 17/52 (Piazza San Marco) Venezia

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22. シルミオーネのスカラ家の城・Castello Scaligero di Sirmione
   訪問者数 308459人  前年比 +1327人

ヴェローナ領主のスカラ家がガルダ湖の畔、シルミオーネに築いた13~14世紀の
要塞で、ガルダ湖に迫り出す見事な物で、内部の見学も見ごたえあるもので、
かって織田信長が琵琶湖の畔に築いたという安土城を思い重ねた物でした。

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シルミオーネ ・ ガルダ湖の青い、蒼い、碧の水
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463417128.html


住所  Piazza Castello 34 Sirmione BS

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23. ミラマーレの城歴史博物館・Museo storico del Castello di Miramare
   訪問者数 307177人   前年比 +29640人

トリエステの西、ミラマーレの海に面し、ハプスブルグ家のマキシミリアンが
1856~1860年に築いた中世風を模したバロック様式の城で、城内の部屋は
すべて海に面した素晴らしさと共に、背後に広大な植物庭園があります。

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トリエステ ・ ミラマーレ Miramare
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460993347.html


住所 Viale Miramare 34151  Trieste

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24. ヴェネツィア・アッカデミア美術館・Gallerie dell'Accademia di Venezia
    訪問者数 304999人   前年比 +16498人

18世紀から開館のヴェネツィア絵画の宝庫の絵画館。ジャンバッティスタ・ティエポロ、
ジョルジョーネ、ジョヴァンニ・ベッリーニ、カルパッチョ、チーマ・ダ・
コネリアーノ等々、広い展示室でゆっくり鑑賞でき、常時展示ではない物の
レオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図も収蔵。祭壇画、彫像も。

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住所 Campo della Carità, Dorsoduro Venezia

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25. ナポリ王宮・Palazzo Reale di Napoli
   訪問者数 272061人  前年比 +27703人

1600年から1858年に建造の、かってのナポリ王国はブルボン家の王宮で、
前面に広いプレビシート広場を望み、見学は庭園と、サン・カルロ劇場が含まれる。

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住所 Piazza del Plebiscito 1 Napoli

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26. カステル・デル・モンテ・Castel del Monte
   訪問者数 269794人  前年比 +2144人

プーリア州のアンドゥリア・Andria郊外にある、13世紀にローマ皇帝の
フェデリーコ2世によって築かれた八角形の城で、世界遺産に指定されている。
軍事目的でも居城でもなかった様で、美しい形、丘の上にぽつんと立つ、
高さ23m、ロマンと謎を誘う城でもありますね。 見たい城ではありますがぁ。

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住所 Strada Statale 170  76123 Andria  BT

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27. サンテルモ城・Castel Sant'Elmo
   訪問者数 266895人  前年比 +41984人

ナポリの山上にある14~16世紀にかけて建設の城で、元は10世紀の城で、
サン・マルティーノ修道院に隣接。 現在は城内見学と共に、
「ナポリ1910-1980」博物館がある。

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サン・マルティーノ修道院、当時は城と聞いたですが、は見学した事があり、
サンテレモ城は知らない、事が今回判明し、
いずれにしても素晴らしい眺めを持つことは確か!



住所 Via Tito Angelini 22  Napoli

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ナポリの歳末風景 ・ プレゼーピオ、そして下町
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462598189.html

n.1 ナポリ街歩き、 そして周遊バスの上から
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464224566.html

n.2 美しきナポリ、 周遊バスの上か
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464224793.html



28. マルケ国立美術館・Galleria Nazionale delle Marche
   訪問者数 265575人  前年比 +71476人

ウルビーノの美しいドゥカーレ宮内の美術館で、ドゥカーレ宮自体と、絵画展示。
ルネッサンス文化を取り入れた宮廷として有名で、モンテフェルトゥロ公の書斎も。

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ウルビーノにはラファエッロの生家も残り、静かな佇まいが心地良い博物館に。

ラッファエッロの生家、そして、殺人的坂道のウルビーノ!
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463304481.html

ウルビーノの、パラッツォ・ドゥカーレ・Palazzo Ducale di Urbino
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463304758.html


住所 Piazza Rinascimento 13  Urbino

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29. カラカラ浴場・Terme di Caracalla
   訪問者数 258486人  前年比 +25396人

コロッセオの遺跡の南西に130000m²の広さを持つ、212年~216年にかけ
建設された大浴場跡で、名前が示す通りカラカラ帝の治世中のもので、
2000~3000もの浴槽があり、アッピア街道から400mの距離に。
単に浴場というよりは、現在のレジャー施設であったわけで、ここにも
ローマ期の文化の高さが分かりますね。

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様々な公演会場が設置されるので名前だけは良く知っているのですが、
今回遺跡の写真を見て、その広大さ、巨大さに驚きました。
次回にローマ訪問のチャンスがあれば、必ず見に行きたいものです。


住所 Viale delle Terme di Caracalla  Roma

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30. カポディモンテ博物館・Museo di Capodimonte
   訪問者数 252723人  前年比 +64401人

この博物館の目玉となっているコレクションはファルネジーナ家、スペインの
王家にお輿入れしたファルネジーナ家のエリザベッタが、長男カルロに相続させ、
カルロがナポリ王となってこのナポリに残った、素晴らしいコレクションで、
絵画、彫刻を始めあらゆるものに及ぶそうで。

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ナポリ カポディモンティ博物館のご案内ちょっぴり
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468061515.html


住所 Via Miano 2  Napoli

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という様な、2019年のイタリアの美術・博物館ランキングを元にご案内
して来ましたが、最初に書きました様に様々な変化が起きており、

コロッセオ、ウフィッツィ美術館、ポンペイ遺跡は、イタリアのスーパー・スターで、
毎年ずっと観光収入の稼ぎ頭なんだそうで!

そしてかっては上位にあった、フィレンツエのピッティ宮の絵画、博物館、
ボーボリ庭園、メディチ家の礼拝堂は30位のランキングからは姿を消しています。
と言って、まるで無くなった訳でなく、観光の目玉が様々に広がって来た、
という事なのでしょう。

その代わりナポリはポンペイ以外にも、博物館2つ、王宮、城と4つも入る、と
いう健闘ぶりで、これはマルケ州のドゥカーレ宮も!

私個人としてはトリエステのミラマーレの城や、マントヴァのドゥカーレ宮、
ガルダ湖のシルミオーネの要塞などの名を見つけ、とても嬉しかったですし、

ああ、あそこはやはり見たい、という場所もあれこれ出来、目的に。
皆さんにも、そんな目的の場所が見つかったなら、嬉しいです!

◆ 重要な追記を ◆
 
いつもあれこれ教えて下さるシニョレッリさんからコメントを頂き、このランキングは
国の美術・博物館のみで、市立は含まれていないのではないかと。

最初即頭には「ヴァティカンが入っていないなぁ、まぁ、別の国だから」
と思ってはいたものの、市立美術・博物館の事はピンと来ていなかったのですが、
そう言えば仰る通り、ミラノのスフォルツェスコ城も、ヴェネツィアのドゥカーレ宮も
皆市立なのですね。

という事で大急ぎで調べましたら、やはり市立美術・博物館は含まれて
いないのが分かり、 なぜ?! 訪問者数も多い、大きな美術・博物館の
訪問者数を調べたのを追記いたしますね。

ヴァティカン市国、でイタリア国ではないですが、一応ローマに位置する
ヴァティカン美術館 2018年度 約6756000人  世界第4位で、
 イタリアで言うとn.1のコロッセオの 7554544人に継ぐ第2位に!

 ですが「コロッセオ」は考古学公園という事だからか、世界の美術博物館の
 ランキングには入っておりませんが、数のみで言うと第3位の位置に!

 序に書きますと、世界ランキングのn.1は、そう、やはりパリのルーブルで、
 n.2は北京の博物館 n.3はニューヨークのMet・メトロポリタンで、
 フィレンツェのウッフィッツィ美術館はn.27と。

ヴェネツィアのドゥカーレ宮は、2017年の数しか分かりませんでしたが、
 1405439人で、市立博物館としてはイタリアでトップに当たり、
 イタリア全体でn.5の位置に!! イェイ。

ヴェローナのアレーナは、2015年度の数で、約849000人、
 ですから、2019年に900000人として、n.6の位置に。

ミラノのスフォルツェスコ城は、2019年度に587070人の記録を作ったそうで、
 これはレオナルドの生誕500年記念のお陰もあったものと。 n.12.

パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂は、2017年の数で、300000人超と言い、
 350000人として、n.18に。

再追記を
・シエナの市立、パラッツォ・プッブリコ宮は、2018年度で、161317人、
 そして別にマンジャの塔に148533人という事で、
 合計して309850人という数、350000人としても、第18位ですね。

・同じくシエナの国立絵画館は、20847人という、シエナ派の素晴らしい
 作品の宝庫なので、ちょっと勿体ない感じがして、

シエナ好きのshinkaiとしては、少し残念です。
フィレンツェにお出かけの時は、是非足を延ばしてシエナにもどうぞ!!


現在の観光省大臣の、ダリオ・フランチェスキーニという方が4年前から
大変に文化財の保護、観光業などに力を入れておられ、美術・博物館の
運営が自営となったようで、その成果が大変に上がっているそうで、
その分も含め、現在のコロナヴィールス禍は大変残念ですが、
今後ともの発展を願いましょう!

シニョレッリさん、大変有難うございました!!


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この記事へのコメント

  • シニョレッリ

    shinkaiさん、こんにちは。

    30位まで拝見させて頂いて気が付いたのですが、このランキングは、その対象を国立の博物館・美術館に限っているのではないかと思います。
    例えば、ヴェネツィア市立博物館(ドゥカーレ宮殿とコッレール博物館の共通券のみ販売)、ミラノ市立博物館(スフォルツェスコ城)、パドヴァ市立博物館(スクロヴェーニ礼拝堂を含む)などが含まれていません。
    ヴェローナは、ヴェローナ・カードの販売数量を含めれば、アレーナなどが上位にランクされそうです。

    2020年04月28日 07:36
  • shinkai

    ★シニョレッリさん、こんにちは! 今回もまた大変有益なコメント有難うございました!

    はい、仰る通り市立関係は含まれていない事が分かりましたので、せめてと名前を挙げられた美術・博物館の訪問者数を調べ、
    今記事にそれを記載した所ですので、見てやって下さい。

    こうして見ると、逆に市立関係で有名なのは、北イタリアに限られそうですが、何か他に有名で、所蔵品も凄い、のをご存知でしょうか?

    ヴァティカンが含まれていないのは最初に頭に浮かびましたが、数にすると「コロッセオ」の方が上になるので、これはちょっと嬉しい感じで、ははは、
    それにしても、ルーヴルは凄いですねぇ。 年間10.200.000人だそうで、イタリアからいっぱい持って帰ったのがありますものねぇ!

    2020年04月29日 15:51
  • シニョレッリ

    shinkaiさん、こんにちは。

    追記を拝見させて頂きました。
    面白かったです、有難うございます。

    シエナ市立美術館(プッブリコ宮)が人気がありますが、それに比べてシエナ国立絵画館の方はイマイチですね。
    展示の質の高さと入館者数が比例していないのは、美術好きや歴史好きは観光客の中では少数派だからでしょう。
    拝観有料の教会が増えて博物館化してますが、フィレンツェ・ドゥオーモ、ミラノ・ドゥオーモの拝観者が相当数に上ると思います。

    ルーブルの展示を無視できないので、時々行きますが、イタリアからの盗品の多さに憂鬱になります。
    ナポレオンによって強奪された美術品が何故かイタリアの元の場所に戻されず、ヴァティカンの所有になった作品がありますが、ヴァティカンも悪と痛感します。
    2020年04月30日 07:57
  • shinkai

    ★シニョレッリさん、こんにちは! はい、こちらこそ、有難うございました。

    そうそう、シエナがあったと調べましたが、なかなか数字が分からず苦労しましたが、はは、
    パラッツォ・プッブリコの訪問者数は、2018年で161317人、別にマンジャの塔が148533人で、合計しても309850人ですね。
     
    ウィキの日本版には、プッブリコ宮のみのページが無く、いささか憤慨して、はは、書いたのでしたが、こういう数字も関係しているのだろうと思いました。 シエナは好きなので、もっと皆さんにも行って欲しい街ですが。

    国立絵画館は、本当に良い美術館だと思うのですが、ここは仰る通り本当に少なく、20847人という事で、勿体ないですねぇ。

    この数もまた記事の方に追加しておきます。

    教会関係のドゥオーモなどの拝観料はどこの懐に入るのでしょうか? 日本と比べていささか気になりますが。

    そうです、教会内の力関係はまさにピラミッド式だと痛感する事が幾らもありますね。
    祭壇画を上の教会が取り上げる式もたくさんありますしね、
    あの世界はまさにある意味で、軍隊同様の絶対服従の世界なのですね。

    2020年05月01日 15:05