・ n.1 ヴェネツィア行き ・ カナルグランデをヴァポレットで その1

先週土曜13日、こちらイタリアは15日からほぼ封鎖解除、後は映画館
とか劇場、ディスコ、大集会などを残すのみになっていますが、

3月からの厳しい移動制限も既に溶けているのと、久しぶりのお天気に
なりそうな土曜日なので、ではヴェネツィアに行ってこようと何日か前から
計画を立て、出かけて来ましたぁ!

まだまだ観光客が少ないものの、漸くに人々の姿を見れたヴェネツィア、
少しづつ動き出している姿、久しぶりの快晴の空の下の様子をご覧下さいね。

カメラのシャッターを押したくて、ははは、むずむずしていた指の運動も兼ね、
しっかり撮って来ましたので、暫くはヴェネツィア・シリーズをご覧頂きたく、
今回は大運河をヴァポレットでサン・マルコまで行ったその半分、はぁ、
リアルト橋までを見てやって下さいね。

電車がヴェネツィア・メストレ駅を出てラグーナが見え始め、小舟でトレーニングの
人々が見え始めると、やはり撮れずにはおれませんで、へへ。

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コネリアーノを8時半の電車で出ましたが、駅の切符売り場は閉まっていて、
自動販売機が何台か動いていますが、売店で切符を買います。

この売店の女性はいつも感心するのですけど、本当にプロというか、
物凄く計算が早く、行先と枚数、往復かどうか言うと、即お釣りが出て来て、
こちらは戻りで、こちらは行きの切符と教えてくれるし、
自動販売機よりも何倍も速く買えるよね、と感心する次第!

電車は既にホームで待っていてくれ、乗り込むと、2人掛けの席のひとつは
座らない様、赤い紙に「社会的距離の為」と印刷したのが張ってあり、
気持ちよくゆっくりと座れ、人込みを心配する必要なく、はは、
込んでも居らずで、こういうのは逆に良いなぁ、と。

1時間ほどでヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に到着、駅前のヴァポレットの
切符売り場でサン・マルコ迄の片道を買い、待つうちにヴァポレットが。

ですが、停留所の建物内には皆が入らず、適当に距離を開けて、というので、
外で待ち、ヴァポレットが着いてから、ぞろぞろと乗船。

ヴァポレット内の席も全部が座れない様になっているので、必然的に
乗った場所の開いている所で立つようになり、「社会的距離」も余りね。


余り動けずで、人の隙間から駅前のスカルツィ大橋を渡る人の姿と、

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駅前の、サン・シメオン・ピッコロ教会の上を。 

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ヴァポレット出発。 

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今回は乗った反対側の乗降口の横に場所を取ったので、大運河の右側
の写真が多く、いつもよりも数が多めになりましたけど、
「快晴のヴェネツィアの久し振りの大運河行き」を皆さんも楽しんで下さいね。

サン・マルクオーラのトラゲット、大ゴンドラによる渡し船、の乗降場。

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久し振りのお天気のお出かけ、久しぶりのヴェネツィア、というので、
何でも撮りたくなるものの、ははは、余りカメラを持っている観光客も居らずで、
なぜか少しばかり自分のカメラのシャッター音が気になったりで、はは。

こんな事が気になるのも、コロナウィールスの自粛が長かったからでしょうね。

古びて剥げ落ちたドアの色、そして閉まったままの窓。

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この家はずっと昔に「ボイアの家・Casa del boia・死刑執行人の家」と
教えられて以来、素直に信じていたのですが、はは、

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こんな駅に近い場所から死刑が行われたというサン・マルコ小広場迄通ったのかなぁ、
まぁ、毎日ずっと仕事がある訳でもないだろうけど、なぞと撮りながら考え始め、
今回漸くにイタリア滞在30年近くなって調べました、はい。

で、この近くにあるのは確かというのと、他にもサンタ・マルゲリータ広場とか、
別にかなり詳しいサイトも見つかりましたので、またご報告を。



振り返って眺める駅横の、スカルツィ教会・Scalzi.

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人の姿の見えない小路。

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元のトルコ商館・Fontego dei Turchi、現在は歴史自然博物館・
Museo di Storia Naturale. 

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内部を覗くのも興味がありますが、まだ見た事がありません。



横の小運河で、ほらね、かなり奥にも長いのですよ。

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隣のフォンダコ・デル・メージョ・Fondaco del Mewgio. メージョとは
ミーリオ・miglio、粟とかキビの事で、その貯蔵庫だったそう。

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ここの上のサン・マルコのライオン君を見ると、ホイっと右手を上げて
挨拶してくれている様でいつも可笑しくなりますが、
現在ここは小学校に使われているそうで!



そして少し先にある、サン・スタエ教会・San Stae. 

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左奥に見える小さな教会風建物は、



これですが、スクオーラ・デイ・ティーラオーロ・エ・バッティオーロ・
Scuola dei Tiraoro e Battioroの職人組合、集会所、教習所だったのですと。

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ティーラ・オーロとか、バッティ・オーロの意味が分からず、が金に関係ある
のは分かるので調べましたら、運よく大運河の建物一覧のサイトを見つけ、
それに載っていて、

ティーラ・オーロというのは、織物に織り込んだり、貴金属の細工用の
細い金線を作る事、
バッティ・オーロとは所謂金を薄く叩き伸ばした金箔、これは芸術作品や、
かのカ・ドーロの正面に貼られていたという金箔もこれなんですと。

説明で笑ったのは、たとえ貴重高価な金を扱っていたにしても、
組合自体は裕福でなく、それどころかこの建物を作るのに大きな借金を、
というのがあり、ははは。

今いくつかの関連する建物が何かの集会とか催しに使われたり、
ホテル式に宿泊もできる様で、サイトをどうぞ。
https://www.scolettabattioro.it/it/



先に進みながら、大運河に面した建物や、運河に面した入り口を
眺めて行きますが、

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明らかにロシアからだろう、と思われる観光客がゴンドラに。
これはかなり装飾にお金がかかっているゴンドラですねぇ!

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やはりまだゴンドラが動いているのが少なく、見ると何となしにホッとし、はは。



カ・ペーザロ・Ca'Pesaro. 19-20世紀の現代美術、彫刻のコレクションと、
東洋美術のコレクションも。 ここで日本の素晴らしいコレクションを見ましたっけ!

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水面近くに並ぶ、魔よけの顔の数々!

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こちらはカ・コルネール・デッラ・レジーナ・Ca' Corner della Regina.

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レジーナ・女王、という言葉は、勿論コルネール家出身のカテリーナ・コルネール・
Caerina、15世紀に生まれ、キプロス王に嫁ぎ、じきに夫国王と生まれた息子を
失い、その後にキプロスをヴェネツィア共和国に献上した彼女を指し、
この館は18世紀初めに前のゴシック式の建物を取りこわして建てられたものだそう。



ここにもやはり魔よけの顔が並びます。

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カテリーナ・コルネール アーゾロを彩る女性ふたり ・ アーゾロ市立博物館 n.2
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463693935.html



そしてその隣、こじんまりとしたヴェネツィアの館は、ホテル・カ・ファヴレット・
Ca'Favretto.

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大きなゴシックの館は、パラッツォ・モロジーニ・ブランドリン・
Morosini Brandolin.

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内部は改修されたりしている物の、ヴェネツィア・ゴシック様式の素晴らしい例と
して残されているのだそう。



魚市場が見えて来て、

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彩の美しい、大きく頑丈な運搬船も停泊していて、

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魚市場前の広場に連絡する小さな橋。 右の建物の屋根に並ぶ煙突、
ヴェネツィア式の煙突が可愛いでしょう?

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魚市場の隣は野菜市の屋台店が並ぶ広場。 

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いつもならこの辺りは、買い物に来る市民でにぎわっているのですけど、
やはりまだまだ人出が少ないですね。



魚市場と向かいを結ぶ大きなゴンドラの渡しが横切って行きます。

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今回は大運河の右側のみが見える位置で撮っていて、カ・ドーロは
魚市場を過ぎてからやっと斜めに!

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n.1 カ・ドーロ ・ ヴェネツィアの館
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463740863.html

n.2 ヴェネツィアの館 ・ カ・ドーロ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463741340.html



快晴の土曜日でもあり、トレーニングに励む年齢さまざまな人々が行きます。

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リアルト橋を北に渡った所の教会サン・ジャコモから運河沿いに抜けた、
三角の細長い広場、何となく閑散としたイメージで。

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パラッツォ・カメルレンギ・Camerlenghiの建物の角を曲がり込み、
見えて来るリアルト橋。

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何度も繰り返す様ですけど、いつもよりずっと人が少ないので、いつもだと
まるで目に留まらない、へへ、橋のこちら側の像も見えたりし。

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リアルト橋の下を抜け、

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ゴンドラ溜まり。

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後からやってくる、トレーニングの2人。

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ゴンドラ。 ゴンドリエーレ達が人待ち顔で立っているのですけどねぇ。

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ヴァポレットの乗客も、朝のこの時間の駅方面行は本当に少なく。

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通り過ぎたリアルト橋。 少し寂しいイメージかな?

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でもね、本当にお天気がずっと不安定な日が続いていたので、
この快晴の空の下のヴェネツィアがとても美しく見えました!

いつもはモーター・ボートが突っ走って行ったり、ヴァポレットが停留所前で
蛇行したりの、あれこれの騒音も少なく、一昔前のヴェネツィアの
イメージなのかも、と思ったりした事でした。

という所で、大運河行きのその1を終え、次回はサン・マルコ迄。


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