・ メラーノ行きで食べた旨いものと、 美味しくなかったもの  n.2


  南ティロルで食べた旨いもの、その2に続けます、どうぞ!


  午後は2か所、それもバスで1時間ほどの距離の所を見学し、
  宿に戻ったのが8時前、即、手だけ洗って夕食。

  日が長いので、食堂の窓から見える高山の頭だけ、陽が当たり・・。

20-DSC06724_GF.jpg




  これは翌朝に撮ったホテルの写真、創業120年と言ったかな、
  ですから建て直ししたのでしょう、内部も部屋も綺麗で新しかったです。

21-9731_01_GF.jpg

  メラーノはホテルが満杯、団体は無理という事で、メラーノから西に
  30分弱のナトゥールノ・Naturnoという小さな町でした。
  町の名はイタリア語ですが、朝朝食前に散歩がてら歩きましたら、
  出会う人や通学への子供たちが掛けてくれる挨拶が皆ドイツ語!でした。





  で、ここの夕食が、上のタイトル通り、美味しくなかったのです!!ははは。

  肉食人達に出たのは、まずラザーニャ。
  前の席のジャンナに「美味しい?」と聞くと、「マ、・・インソンマ・まぁね」

22-DSC06725_GF.jpg




  そして、肉の焼いたのと、ジャガイモとトマトのグリル。
    
23-DSC06727_GF.jpg
   
  これは何の肉? 豚肉だろうね、という言葉があちこちで聞こえ、ははは、
  2切れ全部食べた人はわずかで、量は多くとも美味しくなかったのでしょう。





  そしてベジェタリアンには、ペンネのトマト・ソース。
  このトマト・ソースが全く、缶詰を開けてそのまま上からかけたのか、
  というお味でして、缶詰トマトが悪いというのでなく、
  ちっとも手をかけていない感じの味なんすよぉ。

24-DSC06726_GF.jpg




  そしてそして、大きなお皿に茹で野菜と、チーズ。

25-DSC06728_GF.jpg

26-DSC06729_GF.jpg

  この茹で野菜がです、お湯の中に放り込んだだけ、みたいに、
  味もそっけもない味でして、はぁ。

  どうやって美味しく食べるか、という事を一つも考えていない味ね、
  と言ったら、ジュリアーナが、まったく!と同意を。

  オリーヴ・オイルをかけ、塩胡椒して半分ほど食べましたが、
  う~~ん、もう!
  生野菜を茹でたなら、も少し野菜本来の味もあるでしょうに・・。


  そして一番皆が驚いたのは、飲み物、単にビールやワインだけでなく、
  水までも注文することで、

  水1Lが4,4エウロ、shinkaiが頼んだビール小は4エウロでしたぁ!

  今までイタリア圏で、・・はい、ここもイタリア圏ではあるのですが、
  グループ旅行ではワインは頼まずとも最初からテーブルに、
  カラフか壜で白、赤共に出ており、
  不足だと黙っていても追加してくれ、水代も勿論払った事なし!

  そういえばと思いだしたインスブルックの宿は、水は出ていましたが、
  ワインは注文でしたっけ。

  イタリアが良い!!とshinkaiが言うと、
  皆が笑いながら同意したのは勿論でしたねぇ、ははは。





  デザートはパンナコッタ、の小さいやつ、ははは。

27-DSC06730_GF.jpg

  これで部屋が狭く古いと、もひとつ文句が出たでしょうが、
  有難い事に部屋は広く綺麗で、ベッドも大きく、
  毛布ではなく、インスブルックのホテルの様に、夏蒲団ほどの
  厚さのダウン1枚。 そして、ヴィデが無かった!       
  やはり文化圏の違いを感じましたです。

  インスブルックのホテルの食事、部屋事情など





  翌朝6時に目覚ましで目が覚め、ベランダから見ると、
  ちょうど朝日が山に射している所で、月も。

28-9722_01_GF.jpg




  顔を洗い、朝食前にカメラをもって散歩がてらに出かけます。

  我らのホテルのある斜め前に、こんな古いタイプのホテルがあり、
  こんなだと、泊まってみるにも興味深いでしょうに・・。

29-9732_02_GF.jpg




  1時間近く近所を歩きましたが、普通の田舎町とはいえ、
  いつもとは古さの感じ、町並みの様子も違い興味深かったので、
  また次回にでもご案内いたしますね。

  宿に戻ってくると、朝食の時間が始まっていて、各自てんでに。
  で、shinkaiのはこれ。
  たくさんハムやソーセージ類が並んでおりました。

30-9754_01_GF.jpg




  9時出発、少し早めにバスに乗り込み、あれこれ喋っている時に、
  2席前のレオナルダが振り返った顔を見て大笑い!!
       
31-DSC06731_GF.jpg

  きゃはは、6つ目だぁ!  すると前席のエレオノーラが、8つ!!と訂正。
  なぜかというと、彼女はコンタクトをはめているんですと、ははは。

  今回は参加者がいつもよりも少なめの38人だったそうで、
  お陰でとてもゆっくり感があり、いつもこうだと良いね、と、ははは。

  38名だとバスはゆっくりですが、それでも見学するには多く、
  最高35名くらい、出来たら20名ね、と後ろの席で言いたい放題!





  メラーノの街に到着、3時間以上をガイドさんと共に周り、

  その後バスで郊外の「シシーの庭園」、オーストリア帝国の最後の皇帝妃
  エリザベス(シシー)のお気に入りだった、7か月間ほども住んだ城もある、
  庭園に行き、午後の5時まで解散。

32-9891_01_GF.jpg

  道を挟んでこちら側に入口、駐車場があり、
  ここから高架橋を渡り、大庭園に。





  レストランと、バール・スナックがあり、我らはちょうど中央に見える
  白い屋根のバール・スナックでお昼を。

33-9894_01_GF.jpg




  ブルスケッタを何人か。 
  トマトにバルサミコ酢がかかっているとジュリアーナが。
  
34-DSC06762_GF.jpg     




  ジュリアーナ・ミランは、アスパラとスペックのニョッキ。
  隣のshinkaiにまでスペックの匂いが届く程で、美味しかったと!

35-DSC06764_GF.jpg




  shinkaiは、モッツァレッラのカプレーゼとビールの小を。
  暑い日には、こんなのが美味しい!

36-DSC06763_GF.jpg




  何人かが頼んだジェラートと果物の盛り合わせ。
       
37-DSC06761_GF.jpg


  この後山肌に沿って広がる大庭園の上まで上ったり下ったり歩き回り、
  しっかりと大晴天と種々数々の花の盛りを、香りを楽しみ、
  まだ明るい8時半前に我が町コネリアーノに戻ったのでした。





  いやぁ、メラーノのあの抜けるような青空の下、
  木陰のテントの下でのお昼は、きっと、ずっと忘れないでしょう!

38-9523_01_GF.jpg


     

 *****        
       
  いつもブログご訪問、有難うございます!