南ティロルの町の様子、その2に続きます。 どうぞ!
北の山々と、山腹の家。
本屋さんのウィンドウを覗くと、ほらね、全部ドイツ語の本!
うん、ALL IN ONEは分かったですが、ははは、
BUCH、ブックね +KARTE、カルテ、地図ね +APP
neuは、NEWではなく、ここだけドイツ語ね、ははは。
ガーデンはGARTENね、はいはい。
少し北に坂を上った所で見えた小さな要塞式城館。
下って、道を西に行き、少し高台より南を。
古い建物、再び十字架。
最初に少し上った道の先に小学校があるらしく、
あちこちの道から通学の子供たちが出て来てすれ違います。
親に付き添われた小さな子もいますが、殆どは自転車か歩きで、
中にはキックボード(昔はスクーターとか言いませんでした?)
を漕ぐ子も何人かおり、上りの坂道をはぁはぁ言いながら・・!
たまに目が合うと、ちょっと恥ずかしそうに挨拶してくれるのですが、
なんと言っているのか聞き取れず・・。で、こちらはにっこり「ボンジョルノ!」
ここも古い建物なのでしょう、
壁には聖人が描かれ、バール・カフェ・ビストロ。
大きなビッレリア、レストラン。
緩やかに蛇行する狭めの道を通勤車、通学の子供達が行きかい、
狭い道が1本町中を抜け、道に沿って商店があり、
脇道にそれると家が何軒かという具合で、
家も表通りと同じようなちょっと小奇麗な修復された家ばかりで、
他には特別に何もなし!
古い、多分売り家の前にあった、自動貸本屋!
両脇の門柱の上部が祠式になり、聖人の絵が描かれており、
上はどの聖人なのか、水を汲んで(注いで)いる姿ですが、
下のは、自分のマントを分け与えた聖マルティーニ。
それにしても絵が、如何にもドイツ表現主義式のちょっとエグイもので・・。
さてホテルに戻り朝ご飯を食べ、のんびりと9時に出発ですが、
町中の道を行き始めてすぐの写真にこれが。
ナトゥールノに泊まったと書いたら、クリスさんが「サン・プロコロを見ましたか?」
とコメントを下さったのでしたが、
残念、もうちょっと東の外れまで行った所にあったのでした。
ウィキペディアにあった写真はこれで、7世紀に遡る古い建物が火事で
崩壊した後に建てられた8~9世紀の教会と。
◆ 追記です ◆
クリスさんが教会のサイトを教えて下さったので、開館時間を追記です。
2017年4月1日から11月4日まで、火曜から日曜まで
10時から12時半 14時から17時半まで
閉館は、祭日と重ならない月曜日
拝観は大人4,5エウロ。
隣接して博物館があるそうですが、開館は教会と同じ。
内部には9世紀のカロリンガ期のフレスコ画が残されているそうで、
すっきり明快、ブランコに乗っているのか、楽しい姿も。
朝見た要塞の姿、東からの眺め、
ナトゥールノの町を過ぎ、東、メラーノに向かいます。
山腹の農家にも目が行きますが、
ついに谷を出た、という感じで、これよりどんどん坂道を下り、
ここは前日の上り道でも目についた大きな一連の建物群で、
古いのでしょう、様々なフレスコ画の装飾も目につき、渡り廊下もあり、
最後にBEERという文字が見え、ビールを飲ませるレストラン? 醸造所?
まぁ、宿も兼ねた全部なのでしょうね。
コルサさんがコメントで教えて下さったのは、
ここはForstという、ティロルの誇る歴史的ビール醸造所だそうで、
・・そういえばと、こちらのスーパーでも見かけるのを思い出しましたが、
ここのは昔からある醸造所で今はレストラン、裏に工場がならんでいると。
道を挟んだ向かいはビアガーデンで、夏はステージもあり一日盛り上がると、
ははは。 ソーセージやザワークラウトが美味しく、リーズアブルなんですと!
平野が開け始め、
もうすぐメラーノの中心に!
という、南ティロルはヴァル・ヴェノスタの風景でした。
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