すでに今年も6月に突入しまして・・! なんとも早い・・、ですが、
体調に気を付けて頑張って参りましょう!
今回は南ティロルから少し離れ、ヴェネツィアのサン・マルコ広場、
3週間前ほどに出かけて来た時の様子をご覧下さいね。
トップは、サン・マルコ聖堂の眺めですが、
正面から見ると殆ど修復の覆いが取れ、今残っているのは南側、
ドゥカーレ宮殿寄りの上部と、奥の丸天井辺りの様子ですが、
この部分は正面から覆いが見えずで、かなりすっきりと。
そして南側の壁部分は、本当に美しい姿が現れていますので、
それも今回後程ご覧いただきますね。
所で、サン・マルコ聖堂前に広がる広場の3方の政庁舎部分の壁が
順繰りに洗われ、修復中でして、
現在は南側の真ん中がすっぽりと覆われており、
はぁ、かの有名カフェ・フロリアーン・Florianの部分なのです!
「カフェ・フローリアン」ではなく、「フロリアーン」が正しいそうですので、
皆さまもどうぞ「フロリアーン」とご記憶を。
創業290年になるそうで、こんなYoutubeを見つけました。
サン・マルコ広場の斜め向かいのカフェ・クワードリ・Quadriと共に、
交互に生演奏が奏でられ、旅情を盛り立ててくれますです。
ヴァイオリン奏者が指なしの手袋をはめているのが見えますか?
5月10日でしたが、最初の広場の人々の服装もダウンを着ているのが
多く見られるように、この春はなかなか暖かくならなかったのでした。
が漸くに、ここ2週間ほど暖かく、日中の外は暑い日もあるようになっています。
サン・マルコ広場の西側、コッレール博物館の入り口がある部分は、
漸くに修復、洗いが済んで、白い柱が見えるようになっています。
広場の北側、カフェ・フロリアーンの斜め向かいのカフェ・クワードリ。
ウェイターが注文の品を運んでいきます。
ちょうど時計塔の2人のムーア人が鐘を突き始め、
ほら、左の若い方が持つ槌が少し浮いているのが見えるでしょう?!
こちらが平常見える、時報を打っていない時の槌の位置と、その下
聖マルコと、ヴェネツィア共和国のシンボルでもある、有翼のライオン君。
そしてその下に聖母子像と、左に時刻、右に分が出て、
これで11時5分だという事が知れますね。
はい、聖母子像の上に、ヴェネツィア共和国シンボルのライオン君、
という順序が、如何にものヴェネツィア共和国の考え方だったのですね。
時計塔内部のご案内はこちらに。
そしてその下に、美しいブルーの時計盤、12星座付き24時間制があり、
はい、確かに左の針が11時過ぎを指しております。
という事で、500年の歴史を持つ時計塔。
サン・マルコ聖堂の正面上部。
馬の周囲の囲いも無くなりすっきりで、その分、テラスの観光客の姿がね。
聖堂正面入り口。 ここも本当にすっきり、石の色違いも良く見える綺麗さ!
正面を南側に進んでいくと、修復で見事に蘇った美しい壁、装飾が見られ、
正面南端の柱頭飾りと、正面壁から付きだす雨樋の並び。
えっ、こんな彫像あったっけ?と初めて気づくのも見え、
角の柱頭間の天井の黄金モザイク。 美しい!!
南側の修復済みの、白い、美しく洗われた壁。
わぁ~、本当に綺麗になったねぇ!!
上部はまだ覆われており、中からドリルの音がガガガガと響きますが、
修復の方々、ご苦労様です!
この人体を抱え込んだ鳥像も、今まで気が付かないほどでしたもの!
曇り空も、時に薄日が射す程に天候が回復してきた
サン・マルコ小広場の眺め。
今ドゥカーレ宮ではボッシュ展・Boschが開催中の様で、
上に見える美しいバルコニーに見える像、サン・マルコのライオン像の前に
膝まづくのは77代のドージェ、アンドレア・グリッティ・Andrea Gritti
(1455~1538)
彼についての楽しいエピソードは、
という所で、その2に続きます。
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