・ スコミーゴ村、夏の緑 ・ 葡萄畑、果実の色  n.2


  スコミーゴ村、夏の村散歩の様子、その2を続けます。

1-0155_01_GF.jpg

  オリアーノ村から我がスコミーゴ村への下り道は、T字型になっていて、
  右、東に行くと、先回見て頂いた高速を越える跨線橋に出ますが、
  これは殆ど地元の人しか通らない道で、

  左、西に行く道は我が家への道でもありますが、葡萄畑の間を通りながら
  カルページカ、そしてヴィットリオ・ヴェネトにも続く道。

  そして、このT字になっている脇に、サン・ピエリン・San Pierinの礼拝堂
  18世紀、があります。
  サン・ピエリンというのは、サン・ピエトロの事で、
  
  この前庭で子供たちのお祭りの遊びがあったりの様子ですが、
  いつも通り過ぎるばかりで、何も知らず分からずで、
  検索を掛けたのですが、お祭りの話ばかりで、はは、由来などは何もなし!


  何せあちこちで出会う建物も、調べると大概が古い中世に遡るのが多いので、
  その感覚にこちらも慣れ、18世紀? なに、新しいじゃん、と・・、ははは、
  有難みを余り感じなくなっている、厚かましさです、すんまへんです。




  脇の壁には、こんな装飾の鍵なども、サン・ピエトロの天国への鍵ですね、
  見えるのですがぁぁ・・。

2-0157_01_GF.jpg




  こちらが上記した「サン・ピエリンのお祭り」の立て札で、
  サイトにも、どんなバンドが来て、何が食べられるか、という話題だけで! ははは、

3-0156_01_GF.jpg

  この立て札でも、ほらね、お祭りの期間は6月23日から7月2日と結構長く、
  魚フライの日の写真が見えるでしょう?
  はい、この日曜が最後で、夕方ゴミ捨てに出ましたら、
  礼拝堂とは反対の方角にある、サッカー場の方から音楽が聞こえましたっけ。

  スコミーゴ村の守護神は聖女エレナで、このお祭りも夏なんですね。
  shinkaiが来た当時はお祭りはもっと派手で、夜中遅く迄音楽が聞こえましたが、
  徐々に音が小さくなり、それから村はずれのサッカー場の方に移った様子。
  でも、花火は今もあります。
  と言っても夜中になるので、shinkaiは既に寝ておりますねぇ、最近は。




  いつも通る道を行くと、金網の内側、葡萄畑の脇に背の低いリンゴの木があり、
  リンゴがかなり大きくなっていて、むむ・・。

4-0158_01_GF.jpg

5-0159_01_GF.jpg



  少し先から、葡萄畑の横道、草原に入り込みますが、
  遠くに見える刈った草を巻いたもの、牛ちゃん用ですね。

6-0167_01_GF.jpg




  いつもの葡萄畑も、今はこんな具合に茂っていて、

7-0175_01_GF.jpg




  ほら、粒はまだ小さめですが、しっかり房が育っています!!

8-0166_01_GF.jpg

9-0193_01_GF.jpg

10-0185_01_GF.jpg




  とはいえ、まだ遅く出来かけの、赤ちゃんの房もたくさん見え、

11-0190_01_GF.jpg




  まだまだ伸びる弦!  ムーヴィン・オーン、ムーヴィン・オン、という
  誰でしたっけ、の歌の文句が頭に浮かびます。

12-0181_01_GF.jpg

13-0170_01_GF.jpg




  そして、この柔らかそうな、小さな可愛い芽も!

14-0188_01_GF.jpg

15-0191_01_GF.jpg




  奥の雑木林に向かって、こんな風に畝が連なり、

16-0176_01_GF.jpg




  葡萄畑から見る、オリアーノ村の教会と鐘楼。

17-0192_01_GF.jpg

  この地に住むようになり、葡萄畑がすぐ傍にたくさん広がるのを目の当たりにし、
  その整然と広がる、杭はまっすぐにも斜めにもきちんと間隔が取られ、
  冬の葉のない時の葡萄畑は、まさに幾何学的に広がり、動いていきますし、

  この辺りの丘の起伏につれ、畝がうねる、はは、洒落ではありませんで、
  本当に畝がうねりながら伸び、丘を越えていく、

  その美しさに魅せられ親しみ、季節ごとの生育ぶりを眺めれる嬉しさも感じ、
  この地に住める幸せを思うshinkaiです。




  葡萄畑が丘の奥に続き、広がる空。

18-0171_02_GF.jpg

  あの丘の上をコネリアーノからオリアーノを通り、ヴィットリオ・ヴェネトへの
  道が続きます。




  西に向かって。

19-0172_02_GF.jpg




  西に広がる葡萄畑は、少し古く木の背が高く、しっかり茂っています。

20-0189_01_GF.jpg




  ふと見ると、小さな小さな蜘蛛が巣を張っており。

21-0186_01_GF.jpg




  奥の雑木林、背後に開ける草原が明るく、その間を湧き水が流れます。

22-0196_01_GF.jpg

23-0197_01_GF.jpg




  草原の小さなクローバーの花。
  
24-0203_01_GF.jpg




  そろそろ引き返そうと。  葡萄畑の上に広がる北の空。

25-0201_01_GF.jpg




  お昼に食べ過ぎた重いお腹を抱えて、はは、そろそろと我が家に向かい、

  葡萄畑の畝の間から見る、傾斜地の畝と農家。

26-0205_01_GF.jpg




  最後は、我がコンドミーニオに続く並木、シナの木の実。
  固く引き締まった小さな実で、頭に落ちると痛いほど!

28-0209_01_GF.jpg



  という、スコミーゴ村の夏の色、緑、でした。



 *****
  

  コメントの書き込みについてのお願いを。
  
  このブログのトップページには、「コメントを書く」が、
  記事の一番下に出ませんが、(2番目からの記事には出ます)
  記事タイトルをクリックして頂けると、
  「コメントを書く」が出ますので、それで書きこみをお願いいたします。

  非公開コメントをご希望の場合、非公開で、と書いて頂くと、
  コメント承認制ですので、こちらで保留にし、
  お返事だけ公開する様に致しますので、よろしくご了承願います。



 *****


  水彩+色鉛筆画ブログには、
  アップしています。    
  見てやってくださ~い!    


 *****

  
  いつもブログご訪問、有難うございます!