スコミーゴ村、夏の村散歩の様子、その2を続けます。
オリアーノ村から我がスコミーゴ村への下り道は、T字型になっていて、
右、東に行くと、先回見て頂いた高速を越える跨線橋に出ますが、
これは殆ど地元の人しか通らない道で、
左、西に行く道は我が家への道でもありますが、葡萄畑の間を通りながら
カルページカ、そしてヴィットリオ・ヴェネトにも続く道。
そして、このT字になっている脇に、サン・ピエリン・San Pierinの礼拝堂
18世紀、があります。
サン・ピエリンというのは、サン・ピエトロの事で、
この前庭で子供たちのお祭りの遊びがあったりの様子ですが、
いつも通り過ぎるばかりで、何も知らず分からずで、
検索を掛けたのですが、お祭りの話ばかりで、はは、由来などは何もなし!
何せあちこちで出会う建物も、調べると大概が古い中世に遡るのが多いので、
その感覚にこちらも慣れ、18世紀? なに、新しいじゃん、と・・、ははは、
有難みを余り感じなくなっている、厚かましさです、すんまへんです。
脇の壁には、こんな装飾の鍵なども、サン・ピエトロの天国への鍵ですね、
見えるのですがぁぁ・・。
こちらが上記した「サン・ピエリンのお祭り」の立て札で、
サイトにも、どんなバンドが来て、何が食べられるか、という話題だけで! ははは、
この立て札でも、ほらね、お祭りの期間は6月23日から7月2日と結構長く、
魚フライの日の写真が見えるでしょう?
はい、この日曜が最後で、夕方ゴミ捨てに出ましたら、
礼拝堂とは反対の方角にある、サッカー場の方から音楽が聞こえましたっけ。
スコミーゴ村の守護神は聖女エレナで、このお祭りも夏なんですね。
shinkaiが来た当時はお祭りはもっと派手で、夜中遅く迄音楽が聞こえましたが、
徐々に音が小さくなり、それから村はずれのサッカー場の方に移った様子。
でも、花火は今もあります。
と言っても夜中になるので、shinkaiは既に寝ておりますねぇ、最近は。
いつも通る道を行くと、金網の内側、葡萄畑の脇に背の低いリンゴの木があり、
リンゴがかなり大きくなっていて、むむ・・。
少し先から、葡萄畑の横道、草原に入り込みますが、
遠くに見える刈った草を巻いたもの、牛ちゃん用ですね。
いつもの葡萄畑も、今はこんな具合に茂っていて、
ほら、粒はまだ小さめですが、しっかり房が育っています!!
とはいえ、まだ遅く出来かけの、赤ちゃんの房もたくさん見え、
まだまだ伸びる弦! ムーヴィン・オーン、ムーヴィン・オン、という
誰でしたっけ、の歌の文句が頭に浮かびます。
そして、この柔らかそうな、小さな可愛い芽も!
奥の雑木林に向かって、こんな風に畝が連なり、
葡萄畑から見る、オリアーノ村の教会と鐘楼。
この地に住むようになり、葡萄畑がすぐ傍にたくさん広がるのを目の当たりにし、
その整然と広がる、杭はまっすぐにも斜めにもきちんと間隔が取られ、
冬の葉のない時の葡萄畑は、まさに幾何学的に広がり、動いていきますし、
この辺りの丘の起伏につれ、畝がうねる、はは、洒落ではありませんで、
本当に畝がうねりながら伸び、丘を越えていく、
その美しさに魅せられ親しみ、季節ごとの生育ぶりを眺めれる嬉しさも感じ、
この地に住める幸せを思うshinkaiです。
葡萄畑が丘の奥に続き、広がる空。
あの丘の上をコネリアーノからオリアーノを通り、ヴィットリオ・ヴェネトへの
道が続きます。
西に向かって。
西に広がる葡萄畑は、少し古く木の背が高く、しっかり茂っています。
ふと見ると、小さな小さな蜘蛛が巣を張っており。
奥の雑木林、背後に開ける草原が明るく、その間を湧き水が流れます。
草原の小さなクローバーの花。
そろそろ引き返そうと。 葡萄畑の上に広がる北の空。
お昼に食べ過ぎた重いお腹を抱えて、はは、そろそろと我が家に向かい、
葡萄畑の畝の間から見る、傾斜地の畝と農家。
最後は、我がコンドミーニオに続く並木、シナの木の実。
固く引き締まった小さな実で、頭に落ちると痛いほど!
という、スコミーゴ村の夏の色、緑、でした。
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