こちらイタリアは今週の初めからの寒波の到来で、シベリアからとか
大西洋からとかも聞きますが、月曜未明からの雪で
ローマがマヒしたのは日本のニュースにも出たそうですね!
翌日は雪は止んだもののそれ以降も厳しい冷え込みが続き、
こちら北イタリアのヴェネト州の我がスコミーゴ村の田舎も、
水曜28日の午前中うっすらと雪景色に。
そしてニュースでボローニャ辺りも20㎝ほどの雪とか聞くうち、
この一帯は予報では1日の木曜が雪だったのですが、
朝起きた時は積もっておらず、でもマイナス4度ほどの冷え込みで、
9時頃より降り始めて白い雪化粧に。
となると少々厳しい寒さでも、では撮りに!となり、
お昼ご飯を急いで食べ終える頃には雪も止んだのを
幸いに出かけました。
ドカ雪ではなく、細かい細かい雪片がさらさらと舞い落ちるのも
美しく、何年かぶりの雪にいざ出かけてみると寒さを忘れ・・!
上は家を出てじきの所からの、オリアーノ村の丘の様子。
以前の「スコミーゴ村の四季」のご案内は
草原にワンちゃんの散歩の2人連れがいて、
ほら、チビ君は私の方を見ているでしょう? で、すぐ走ってやって来て、
遊ぼう、遊ぼうと脚に飛びつくので、やっと撮れたうちの1枚。
迷彩のコートを着ているのでてっきり男の子かと思ったら、
ミーアという女の子なんだそうで、ははは、
草原を喜んで走り回っておりました。
オリアーノ村の丘の様子はこんなで、
手前の葡萄畑。
オリアーノ村の教会も少し霞んで見え、
オリーヴの枝に積もる雪。
さすがに今日は、狭い屋根の下に皆さんが収まって、ははは。
これはとても高い大木なのですが、桑の木なんですよ。
葡萄畑の畝の、少し高い土盛りに雪が積もっていて、
オリアーノ村との谷の境に下る畝。
手前の草原はまだ遊んでいますが、徐々にここも葡萄畑になるのであろうと。
右に折れ、草原と葡萄畑の間の境を行くと、shinkaiの好きな林が。
でも、どんどんと伐採され、小さくなっていて・・。
下り坂に広がる葡萄畑の木々。 かなり太い幹に積もる雪。
そしてここの畝の流れ、ここもshinkaiの好きな風景の一つ!
裸木の形の面白さ。
振り返って見る、少し高い位置の畝。
葡萄の木の幹は、こんな風に皮が割れるというのか、
如何にも、長年の風雪に耐え!という様子に。 凄いでしょう?!
ここのはまだ若いと思っていたのですが、すでにこんな様子で、
普通は大体40年位は保つ、と聞いた事があります。
太陽もうっすらと見えるのですが。
こちらは剪定済みの枝。
そして、モグラ君の働きの土盛りもあちらこちらに。
林の近くに寄って。 左側に見える切り株の後と太い枝。
一列に残る木々の向こう、細い湧き水が流れます。
野生のクリスマス・ローズはこの一帯に花を咲かせるので、
もうこの時期だからと探すと、雪に埋もれてこんな風になっていて、
これはshinkaiが雪を払った後。
で、じっくりと花を探すと、ありました、ありました、
雪をかぶった可哀そうな、でも健気な姿があちこちに!
その内にまた雪が舞いだし、見えますか、細かい雪が舞うのが。
毛糸の指なし手袋をはめて出かけたのですが、指の感覚が麻痺する程
すぐにかじかみ、指をこすり合わせては撮る、という様子だったのが、
この最後辺りになって気が付くと、ぽっぽっと指が暖かくなっていて、
その代わり雪の積もった草原を歩くのでブーツに水が浸み込み、
足が冷たくなって来ており、
我ながら、う~ん、素人だなぁ、対策がまるでダメじゃん!
が、秋口に買って一度も手を通さなかった内側にライニング(ですっけ?)
の付いたコートがフードもとても深く、少し重いものの暖かく助かりました。
そろそろと傾斜地を戻りますが、
吹き付ける雪風が、こんな風に波紋を作っていて、
一つだけ咲いていた、花の中心が凍えたようになっていたタンポポ。
頑張れ、負けるな!
道に戻って眺めるオリアーノの教会も霞んでおり、
寒かったですが、久しぶりのカメラ片手のパトロールで、ははは、
大いに楽しんで家に戻りました。
で、翌日ブログ更新の2日の午後には雨になり、
雪は儚く消えましたが、まだ冷え込んでいて寒いですぅ!!
春よ来い! 早く来い!!
◆ 個展のお知らせ ◆
3月19日から25日まで、東京八重洲地下街のギャラリー八重洲にて
個展を開かせて頂きます。
新しく描きためた20枚ほどを含め、約40点ほどの展示となります。
私にとりましては初の東京での個展であり、また殆ど友人も知り合いも
いない東京ですので、いささか緊張しております。
お知り合いの方にもお知らせ頂けましたら、とても嬉しい事ですし、
ブログを見て下さっている方、絵に興味をお持ちの方、
またイタリア旅行についてのあれこれ、
お出で下さり、お喋りできるのを楽しみにしております。
ご高覧よろしくお願い申し上げます。
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