皆さまには良いゴールデン・ウィークをお過ごしでしたでしょうか?
こちらは5月1日が労働者の日でお休みですが、後はカレンダー通り!
こちらは5月1日が労働者の日でお休みですが、後はカレンダー通り!
まぁ、shinkaiはいつも日曜日のような生活でもありますが、ははは、
が、グループでの半日ハイキングが2日にあり、シーレ川の航行に参加を。
が、グループでの半日ハイキングが2日にあり、シーレ川の航行に参加を。
朝起きた時はざぁざぁ降りの雨であちゃぁ~と思ったのですが、
段々小雨となり、お昼前には晴れて薄日も射し始め、やれやれ。
段々小雨となり、お昼前には晴れて薄日も射し始め、やれやれ。
という事でお天気に恵まれ、ヴェネト州の公園にも指定されている
シーレ川公園をゆるゆると行く素晴らしい船旅となりましたので、
その様子を2回に渡りご覧下さいね。
シーレ川公園をゆるゆると行く素晴らしい船旅となりましたので、
その様子を2回に渡りご覧下さいね。
皆さまもどうぞ、ご一緒に船旅を楽しまれるおつもりでお楽しみを!
上の写真は、出発点のクワルト・ダルティーノで我らを待っていた船。
シーレ川・Sileの地図を。
いくつかの湧き水から生まれる川で、全長90,49㎞、川幅の最大60m
流れの速さ 2m/秒、 最後はアドリア海に注ぎます。
トゥレヴィーゾに行かれた方はご存知でしょうが、駅から街の中心に向かうと、
直に橋を渡りますが、あれがシーレ川ですね。
直に橋を渡りますが、あれがシーレ川ですね。
トゥレヴィーゾを通り抜けるシーレ川は川幅も狭く堰もあり、
観光の航行はカジエールのもう少し西迄、の様子で、
我らは四角く囲った右下のクワルト・ダルティーノ・Quarto d'Altinoから乗り、
カザーレ・スル・シーレ・Casale Sul Sileを通り、カジエール・Casier迄、
つまり遡る、約3時間の船旅。
カザーレ・スル・シーレ・Casale Sul Sileを通り、カジエール・Casier迄、
つまり遡る、約3時間の船旅。
この地図で見ると割とすんなり流れている様に見えますが、ははは、
トゥレヴィーゾの西に印をつけた「オアジ・チェルヴァーラ」のご案内は
オアジ・チェルヴァーラ ・ シーレ河の自然公園 n.1 と n.2
http://www.italiashiho.site/archives/20170424-1.html
http://www.italiashiho.site/archives/20170425-1.html
もう少し詳細な地図はこちら。 ねっ、すごく蛇行しているでしょう?!
なので眺めが常に変わり、大変に興味深かったのですが、
今日のご案内は、右上に見えるクワルト・ダルティーノから、中ほど下の
カザーレ・スル・シーレ迄で、ここで一旦下船してちょっと町の見学も。
カザーレ・スル・シーレからの航行は、あちこちに点在するヴィッラ・別荘も
なかなか見事でしたので、次回もお楽しみに!
なかなか見事でしたので、次回もお楽しみに!
さて出発。 ご覧の様に平地なので本当に流れが緩やかで、
川幅も広くなく、
川に沿って、道脇の小さな集落も見え、
奥は湿地帯だろうと見える川縁も。
河骨が咲き。 もっと群生している所も何か所かあったのですが、
上手く撮れず・・。
上手く撮れず・・。
川沿いの道をワンちゃんとお散歩。
川の深さはこの辺りはあまり深くない様子なのが分かりますね。
一番深い所で5m位なんだとか。
で、こんな風に蛇行していて、ここでは右に曲がって行きます。
一番深い所で5m位なんだとか。
で、こんな風に蛇行していて、ここでは右に曲がって行きます。
乗船してすぐに上のデッキに上がりましたが、一つも寒くなく、
うらうらとそそぐ陽射しがとても気持ちよく。
うらうらとそそぐ陽射しがとても気持ちよく。
振り返ると、出発したクワルト・ダルティーノの町の鐘楼が見え、
船は緩やかに進みますが、それでも川幅が狭くしょっちゅうカーヴするので、
カメラで狙うチャンスがすぐに逸れて行き、はは。
カメラで狙うチャンスがすぐに逸れて行き、はは。
カーブ毎にブッ、ブッと警笛を鳴らしながら船は進み、案内役のシニョーレが
マイクでずっとシーレ川の様子とか、かっての船での運搬の様子とか説明してくれ、
時に笑い話も交え、眺めと共に飽きる事なし!
マイクでずっとシーレ川の様子とか、かっての船での運搬の様子とか説明してくれ、
時に笑い話も交え、眺めと共に飽きる事なし!
何隻もすれ違った大小の貸しボートの一つ。
古い水車小屋とか、レンガ工場跡が残っている所もあるのですが、
ほら、川に沿っての土手道が続いているのが分かりますね。
かってはここを馬とかロバを使って引き綱で船を引いた名残なのだそう。
かってはここを馬とかロバを使って引き綱で船を引いた名残なのだそう。
なので当時は土手には木が無かったが、船引が無くなり手入れもされず、
それで木が川に延びているのだそうで、
それで木が川に延びているのだそうで、
最後の写真の土手岸は何十年か前に整備されたものと。
今のこの時期、緑色がまだ新緑で柔らかい色で、一番美しい時期ですが、
こんな風に緩やかに続く平地の川沿いは本当に美しく、
レストランが点在するのも頷けます。
鴨のマンマが、10匹ものチビ鴨を連れ!
川沿いに何か所も見えた植林の林で、もっと広いのもいくつもあり、
林を通して見える奥の明るい畑が美しく!
林を通して見える奥の明るい畑が美しく!
煉瓦工場の新しい建物。
時に、うっそうとした深い林の様に見える川岸もあり、
この辺りからだったっけ、急に川幅が広がり、
堰を造っての重量物の運搬らしく、説明されましたけど、へへ。
白鳥もたくさん見かけ、
緑、緑の中を進みます。
shinkaiは上のデッキを前に行ったり、後ろを眺めに行ったり。
これはかって、家畜たちに水を飲ませるために造った坂道なのだそうで、
牛たちは川を泳いで対岸に渡ったとか。
牛たちは川を泳いで対岸に渡ったとか。
前方に見える、川沿いの小さな礼拝堂。 16世紀の物だそうで、
サン・クリストフォロに捧げられたのだそうですが、
サン・クリストフォロに捧げられたのだそうですが、
残念な事に近年屋根が落ち・・!
サン・クリストフォロは巡礼者や旅人の守護神として知られ、
現在ではパイロット、水先案内、鉄道やトラック運転手の守護神と
いう事ですから、こういう場所に礼拝堂があるのも頷けますね。
こんな風に停泊して、食事やおやつを楽しんでいるカップルが何隻か。
中には、我らの船が見えてから回転し始めるバカもおり、ははは、
船のガイドによると、船免許を持たずに貸しボートを借りるとか・・!
船のガイドによると、船免許を持たずに貸しボートを借りるとか・・!
たくさん見かけた満開のニセアカシアの花。 これは戦時中のみならず
今も、ははは、天婦羅にして食べるのですよ。
カザーレ・スル・シーレの町が見えて来て、
教会脇の港で我らは一旦下船し、町の見物に。
すぐ近くにイタ鴨ファミリーがやって来て、
ぽわぽわの毛のチビちゃんたちの可愛い事!!
きびきびと素早い動きで、一瞬も休むことなく動き回ります。
きびきびと素早い動きで、一瞬も休むことなく動き回ります。
頭の大きさに比べ、嘴がデカいですねぇ!
広場の奥にはこんな家並があり、かっての川の港の繁栄の名残なのかも。
町のガイドさんがやって来て。 この方、イタリアではあまり見かけない
超重量級で、歩くのも大変そうでしたが・・!
超重量級で、歩くのも大変そうでしたが・・!
川縁の道の柵の間から覗く、14世紀のカッラレージの塔・Carraresiと。
私有地とはいえ、余りにも木が茂っていて足元しか見えず、
なんちゃらホイ、とshinkaiは、
川辺の眺めを撮ったり、 ここなかなか良いでしょう?
黒く、青光りするイトトンボを見つけて撮ったりで、ははは。
その後、ぐるっと回りこんでの駐車場から、漸くに塔の上部が見え、
フレスコ画の残りも見えますが、カッラーラ家の紋章である車輪4つと
真ん中の棒、との事。
真ん中の棒、との事。
市のサイトにあった説明によると、パドヴァの領主でもあったカッラレージ家、
(カッラーラ家)によって1380年、要塞の一部としてシーレ川の見張りに、
通行税の徴収の為に建設された円筒形の塔で、
現在は私有物となっていて、公開されていないそう。
(カッラーラ家)によって1380年、要塞の一部としてシーレ川の見張りに、
通行税の徴収の為に建設された円筒形の塔で、
現在は私有物となっていて、公開されていないそう。
14世紀パドヴァのカッラーラ家がこんな所に?とちょっと驚いたのでしたが、
考えて見ればシーレ川はパドヴァのカステル・フランコの東から流れるわけで、
川沿いの防御となれば当然の事ですね。
ですが、この後1405年にはヴェネツィア共和国の元に下ったパドヴァでした。
考えて見ればシーレ川はパドヴァのカステル・フランコの東から流れるわけで、
川沿いの防御となれば当然の事ですね。
ですが、この後1405年にはヴェネツィア共和国の元に下ったパドヴァでした。
左背後に見えるのは、サンタ・マリーア・アッスンタ教会の鐘楼。
という所で、今回のご案内はお終いです。
後半部の写真をせっせと整理する事に致しま~す、はぁい。
後半部の写真をせっせと整理する事に致しま~す、はぁい。
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