ドロミーティの麓の村、アルトアディジェ州のシロールにお盆過ぎに
3日半出かけた時に出かけた夏の夜祭り、
シロールからほど近いトランザックワ・Transacquaという村の様子、
3日半出かけた時に出かけた夏の夜祭り、
シロールからほど近いトランザックワ・Transacquaという村の様子、
大いに楽しみ、写真が多くなりましたので、
今回と次回に分けてご覧頂きますね、どうぞごゆっくり!
村の入り口の張幕に見える「橇のパリオ・パリオ・デッラ・ズロイツァ」、
「ズロイツァ」という発音が何度もセルジョとドナテッラに訂正されるという、
ははは、shinkaiには難しい発音だったのですがぁ、
「ズロイツァ」という発音が何度もセルジョとドナテッラに訂正されるという、
ははは、shinkaiには難しい発音だったのですがぁ、
橇のパリオは土曜の夜で、出発点からいくつかの広場を経由しつつ、
各広場で何か競技があり、それからまた次の広場に、という様子で、
全部を追いかけるのは難しい、という事で、
初日夜の、村で繰り広げられるかっての山村の暮らし回顧催し、と、
そしてポレンタとチーズ、ハンバーグがある、というので出かけたのでした。
そしてポレンタとチーズ、ハンバーグがある、というので出かけたのでした。
村に着いたのはご覧の様にまだ明るい7時頃、7時から始まる、と聞いたのに、
なんと広場では既に多くの人が用意されたテーブルに座り、食べていて・・!
右奥に見える広場はグンと大きく、更に奥にも長く続くのですが、
そこに用意されたテーブルも我らが一回りして戻って来る頃にはいっぱいになり、
ちょうど食べ終わって立つグループがいて、漸く座れた程の繁盛ぶり!
そこに用意されたテーブルも我らが一回りして戻って来る頃にはいっぱいになり、
ちょうど食べ終わって立つグループがいて、漸く座れた程の繁盛ぶり!
メニューが出ていて、発音は確かではありませんが、はは、
パリオ・デッラ・スロイツァ、ここまではイタリア語、ただし橇はズリッタ・slitta、
マニャーリ・エ・メシェーリ・食べ物 と 仕事 デ・ナ・ヴォルタ・かっての、
夕食メニュー・ポレンタ、 ルガネーガ・ハンバーグ、肉かな、
フォルマイ・フリットゥ・チーズの焼いたの、 カプシ・キャベツ、ザワークラフト
で、一皿10エウロ ビールは1,2エウロだったかな。
マニャーリ・エ・メシェーリ・食べ物 と 仕事 デ・ナ・ヴォルタ・かっての、
夕食メニュー・ポレンタ、 ルガネーガ・ハンバーグ、肉かな、
フォルマイ・フリットゥ・チーズの焼いたの、 カプシ・キャベツ、ザワークラフト
で、一皿10エウロ ビールは1,2エウロだったかな。
という事でまだ明るいうちに準備中の村の中を一回り。
これはかっての水道管、というか、水を運ぶ樋。
一帯は完全にイタリア語を話してはいるのですけど、上のメニューに見る様に、
言語、風俗、伝統はやはりティロル風が残り、お祭りの服装の子供たちが
とても可愛く、撮らしてね、と。
あちこちでかっての手仕事を見せていまして、ここでは木肌を剥く作業中で、
この材木で、何の木かと尋ねましたらアカモミで、シロモミも使うと。
このシニョーレは、何を作っているのかとドナテッラが尋ねたら、柵を作っている、
で、出来たら何を入れるか知ってるか?って。
こういう落ちの話は良く知っている彼女、女でしょう?というと、そうよ、って。
でもね、あんたがたみたいな良い女じゃなくて、悪い女をね、って、ははは。
村の中のちょっとした飾りつけなども、なかなか趣あるもので。
せっせとオーセージ作りの下ごしらえ中。
大の男が4,5人掛かって、大きな丸太を動かしており、
さて、どんな作業が進むのか・・。
こちらは「ポレンタのお団子」と書いてある屋台前の、お化けズッキーニ!
可愛い少女が番をしていたので、一枚撮らせて貰い。
こちらは糸紬などの作業を見せる所なのでしょうが、まだ皆さん留守で。
一応村の中を一通り回った所で、晩御飯にかかるべくセルジョが列に並び、
ドナテッラと二人で何とか席の開いた所を確保し、
かなり待って、セルジョが出来立ての料理を運んで来て、
手前が焼いてトロっと溶けたチーズ、黄色いのがポレンタ、ハンバーグ式に
焼いた肉が2枚、そしてザワークラフト。 これで10エウロ。
焼いた肉が2枚、そしてザワークラフト。 これで10エウロ。
shinkaiのお皿、ポレンタとチーズ、そしてキャベツ。
ちょこっとに見えるでしょう? でもね、チーズの溶けたのはお腹の持ちが良い、
というのか、これでお腹いっぱいになるので~す。
こちらは隣の席の女の子の足元にいたワン君で、自分も参加したいのか、
ときどきこんな風に顔を出し。
さて、しっかり食べた後は、少しづつ賑やかさを増す村の中をもう一度!
見事に立派で大きな乳牛も参加させられていて・・! ときどきもぅ~~っと。
その横では、大きな銅鍋が火にかけられていて、
横に布をかけた銅鍋があり、後ろに見えている少年が、
布をめくり、この一帯で家庭用に作られるトゼーラ・Toselaというチーズの
出来る様子を説明してくれ、
つまり温めた牛乳の中にカーリオ・caglioと呼ぶ凝乳酵素を加え塊を作ります、
調べましたら、出来たのを寝かせ熟成させるのもある様ですが、
トゼーラというと、大概はフライパンで焼いて、トロっとなったのを食べ、
夕ご飯に食べたのも、このチーズですね。
トゼーラというと、大概はフライパンで焼いて、トロっとなったのを食べ、
夕ご飯に食べたのも、このチーズですね。
このチーズを焼いたのは本当にお腹の持ちが良く、お昼にうっかり10cm角位を
出されて食べると、今頃は既にとても食べきれませんが、ははは、
若い頃でもこれを一切れ食べると、夕食が入らなかったですっけ!
出されて食べると、今頃は既にとても食べきれませんが、ははは、
若い頃でもこれを一切れ食べると、夕食が入らなかったですっけ!
台の並びでは、ザンゴラ・zangolaという道具をぐるぐる回しバターを作っており、
ボクが受け持ちのザンゴラの蓋を開けて見せてくれましたが、
大体10分くらいかかるという事で、この時はまだバシャバシャの牛乳状態。
これは何を作っているのか聞きましたら、火にかけた牛乳を混ぜる道具だそうで、
真っ直ぐの棒に枝を突き刺し、重ねた丸い輪を幾つか作るのでしょう。
まぁ、家で簡単にチーズを作る分には必要ないでしょうが、
ちょっとしたチーズ製造所などで、昔はこんなのを使っていたのでしょうね。
ちょっとしたチーズ製造所などで、昔はこんなのを使っていたのでしょうね。
近くにいて説明してくれたシニョーラ、スカートの上に重ねている前掛け様の
布が素敵でしょう? 正装用なのでしょうね。
こちらは時代衣装で正装のカップル。こんな山村でも、と言うと失礼ですが、
やはりお金持ちの貴族や富豪がいた訳で・・!
女の子の顔も手もブレて残念ですが、リンゴを絞っている所で、
あのハンドル回すの重たいのではないかと気になりましたが、ぐいぐいっと。
こんな風にちょろちょろとリンゴ・ジュースが流れ出ます。
こういうお祭りで見せている物、食べる物などはすべて即売で、夕ご飯の様に
食べたり飲んだりできますから、それも楽しみで遠く近くから人が集まります。
食べたり飲んだりできますから、それも楽しみで遠く近くから人が集まります。
かなりとっぷり暮れて来ましたが、
この大きな素晴らしい館はかって何かの役所か何かだったのでしょうね、
中を一部開放していて、
以前見た時は、かっての様々な道具類などを陳列していましたが、
今回は香りの店が入っていて、これは部屋の隅にあった古いトランク類。
道脇に男たちが並んで、籠類を作って見せていて、
これは橇の小さな模型作りで、
これが大体普通の大きさの橇。遊び用ではなく、荷を運ぶ為の橇ですね。
かっての山の村ではとりわけ冬の荷運びの必需品だったのでしょう。
古い重い鉄のアイロンを使って見せている所で、
この形は摘みで上の蓋を開け、中に直接熱い炭を入れて使ったものと。
これは、夕ご飯にもついていたザワークラフトの、キャベツを刻む道具。
カンナの刃みたいなのが2枚付いた上を、箱に入れたキャベツを滑らせ、
下の桶に落ちる様に。 そう、これだと手を切る事も無く、合理的ね。
テーブルの上いっぱいにあれこれと薬草になる植物を並べての使い方説明で、
熱心にシニョーラ達が質問しつつ聞いておりました。
日本でも漢方があるのと同様、洋の東西を問わず薬草は伝統があり、
薬草を使っての様々な薬品、また健康美容製品はこちらでも多く見かけます。
という所で、今回最後は、ロバにまたがった可愛い僕の写真を。
という所で、夏の夜祭り1回目をお終いにし、
とっぷり暮れ、賑やかさを増す次回をお楽しみに!
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