・ パルマと その周辺で食べた旨いもの! と、店を探して幾千里、ははは

イタリア中に大雨、強風、大洪水の被害が続き、あれこれ日本のニュースにも
出ている様子ですが、お陰様でこちら、と言っても我が家の辺りは特別な大雨も、
被害もなく過ぎております。 ご心配頂き有難うございます、大丈夫です!
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今日は9月末に出かけたパルマで食べた旨いもの、と、お昼を食べるのに
探し回った城と店、そして結局食べた店も美味しかった! というお話を。

パルマで泊まったホテル・サヴォイ・Savoy、旧市街の中にあり、見所にも近く
とても便利、部屋はとてもモダンで快適、そしてお値段もお高くなく、という
パルマにお出かけの方にお勧めのホテル。

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サイトはこちら https://www.hotelsavoyparma.com/it/



翌朝の朝食も品ぞろえが多く、とても良かったですよ。

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地図をどうぞ。 上に囲った場所にホテルSavoyがあり、美術・博物館があるピロッタ宮・
Palazzo delle Pilottaにも、パルマの聖堂・Cattedrale、洗礼堂などにも
4~500m という近さです。

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ちょうどお昼前に到着し、鞄を預けた後お昼を食べに。 ご一緒したMMさんは、
日本の方がお勧めを書いていた生ハムの店に行きたいと言われ、少し遠くにまで。

shinkaiはホテル近くの店をピックアップし、ピッツェリーアとかを外して2軒の内、
ホテルのフロントでどちらが良いかと尋ねると、こっちが美味しい、と教えて貰ったのが、

ホテルから50mほどの「トロヴァトーレ・Il Trovatore」という店。
地図に印が付いていますが、実際は道の反対側にあり、



こんな感じに、道脇に細長いテラス席もある店。 大きな看板は出ておりませんが、
表のこの囲われたテラス席で分かりますね。

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ここが多分shinkaiも食べた入り口脇の小さな部屋で、壁にはヴェルディの顔、顔。顔。
他には大きな部屋も2つあるそうで。

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道に面して座っての様子。 隣には6人位の男性たちが楽しそうに食べ、飲みで、
よそ見は遠慮し、へへ。

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まずは、突き出しが出て。 トマト・ソースに浮き実の、さっぱり味で、
上に見えるパンも自家製のあれこれで、これもとても美味しかったですね。

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メニューに魚がたくさんあって嬉しく、頼んだのはスズキで、付け合わせに
ポテトとプチ・トマト、オリーヴと。
かなり大きな身でしたけど、美味しくペロっと食べ、勿論ビールも一杯ね。

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カフェならぬオルゾにグラッパを入れたのを頼みましたら、この一口サイズのクッキー類が。
これもまた可愛く美味しく、いくつか頂き、この時点でお昼御飯としてはお腹いっぱいに。

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2時に聖堂、洗礼堂で待ち合わせのMMさんとも上手く会え、お互いのお昼の成果を
話し、彼女の方は量は多かったけども味は大した事が無かったというので、
では夜にもう一度「トロヴァトーレ」に行こう、という事になり、ははは、行きましたぁ。
お店の人はしっかり覚えていて、何人にもにっこりと笑いかけられましたっけ。


夜は外のテラス席に座り、付き出しもお昼と同様にでて、前菜に彼女は
「ナスのパルミッジャーノ」を。 これはどこでもいつでも美味しいのですよねぇ。

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shinkaiは、ホタテと、アスパラガス。 これは美味しかった! 
ホタテ貝は貝殻に乗せたグラタン風よりも、この様に焼いた方がさっぱり美味しいですね。

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彼女は未だお昼の生ハムが応え、軽くと、shinkaiがお昼に食べたスズキを。
ですが、それでも多かったようで!



shinkaiは海老のパスタを。 これも美味しかったですねぇ。

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お昼の時も感じたのは、この店は街の常連が多く通う様で、昼のお隣の席もそうでしたが、
夜も我らの奥に座った女性は、今日はお肉を食べに来たの、とあれこれ話しながら、
かなり融通を効かせて貰った注文をして、しっかり食べていましたね。
そして、この街の落ち着いた深い裕福さ、という様なものも感じた店でした。



サイトで見つけた、店の料理を少し。 生ハム。

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手長海老のリゾット。

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そして、お肉。

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量も特別に多くは無く、お皿や盛り付けの様子もちょっと洒落ているでしょう?!


さて翌日は、かねて念願のパルマから南に位置するトッレキアーラの城に行き、
十分に楽しみ撮り、これはまたご案内致しますね。

そして郭内にあるレストランで食べるにはまだ時間が早く、では城の下の方にあった店に
行こうかと行って見ると、パニーノしかないと言い、教えてくれた店が良く分からずで、
結局パルマ方面に向かって進み、十字路の所から奥に見えた集落に向かって進み、

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近くの町の駐車場で止め、この辺りにどこか食べれる店はないか、パニーノではなく、
と尋ね、ははは、shinkaiはパニーノが苦手でして、近くにはバールしかなく、で、
教えて貰ったのが、カステル・フェリーノ・Castello di Felinoにレストランがある、と。

で、かなり先に進み、地図で見るT字の突き当りで戻って来て、フェリーノ・Felinoの
町の集落で城への矢印が道の右側に出ているのが見え、おお、あった、と。



そして道を辿り、最後はかなりの坂道も上って着いたのがこの城!

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周囲にはレストランの案内も無く、が跳ね橋を渡って内庭に入るときちんと整備され、
厨房もあり、何か博物館も併設しており、でも尋ねると今レストランはしていないと。
では下の坂道の案内にあった「レオーニ」という店はしているかと聞くと、している、と。

では、そこに行こう、と矢印が示す方向にどんどん進みますが、進めど進めど、無い!!



こんな風景も見て進みますが、あっ、あれかな、と思うのも近寄ると違っていて、で、
かなり進んだのち遂に断念し、また下の振出しのフェリーノの町に。

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家に戻ってから調べると、このフェリーノの城は古く、かなりの実戦経験の城の様で、
そんなあれこれを分家ブログに纏めましたので、見てやって下さい。



下に赤い菱形を付けた所がフェリーノの城への道で、そこを突っ切り入って行くと
町の駐車場があり、上の左側の赤の四角で、近くにいたシニョーレにこの辺りで・・と
尋ねると、

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自分はここの者ではないので知らないが、自分は今から「レオーニ」に友人と
行くので、ここで待ち合わせをしているんだ、あそこはとても旨いんだ! と、
右の親指と人差し指、中指をつまんで合わせ、口元でチュッとやる、美味しさの仕草を!!

あちゃぁ、我々はそこを目指して探し、でも見つからなかったんです、と、
また探しに行くのも面倒で、別の人を探して尋ね、あの先に見えるテントの店が良いよと。

で教えてくれた店が右に見える「パーネ・エ・サラーメ・Pane e Salame」という店。



所で我らが捜し見つからなかった店「レオーネ」ですが、今回検索して見ると、
なんと、やはりあったのですよねぇ!!  しかもすぐ近くまで行っていたのも!!

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フェリーノの町から、城への道を辿り、中程にあるのがフェリーノの城で、
そこからどんどん南に、緩やかな坂道だったり、カーヴがあったりで、かなり高い位置で
風景も開けている道で、
我らは最後のカーヴの所、赤い印をつけた所まで、ははは、行ってたのでした!

ストリート・ヴューで道の様子を確かめ、近くに店への矢印も無い事も確かめましたが、
なので、もし先に進んでいたとしても白い道を先に辿っていた筈で、ここのカーヴで
道がどこかで違ったんだ、と思って引き返したのでした。

なんともはや、イタリア人はかなり遠くまで食べに行くのは良く知ってますが、
地元の人なら土地勘もあり、聞いただけで分かるのでしょうがね、
いやぁ、恐れ入りましたぁ! 

城を過ぎての先に地図に囲った風景は、上でご覧頂いた丘の風景で、
道は間違ってはいなかったのですね、最後の引き返しの所までね、ははは。



で、こちらが幻となった「レオーニ」の店、チビちゃんがベロを出していて、ははは、

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トリフのたっぷり乗ったパスタと、

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口の中でとろけそうなお肉、そしてワインはナブッコ! やはりヴェルディのお膝元。

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で、我らがお昼を食べた店は、こんな感じで入口は小さいのですけど、
隣に高い大樹が聳えているのにご注目を。

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入り口横にあった「パーネ・エ・サラーメ  エノテカ・コン・クチーナ」、
つまりパンとハム類、ワイン蔵と料理、とある店で、

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入り口から左に、つまり表から見えたあの大樹が、このテラス式に囲った中に根を下ろし、
なんとも良い雰囲気を醸し出している場所で、奥にも大きな部屋がある様でしたが、

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付き出しのパンと小さなハム、

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MMさんは様々なお米を使ったリゾットを。 味見をさせて頂きましたが、
むっちりとお米の味がする、という感じのリゾットで、いつものリゾットとは違い・・。

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shinkaiはオリーヴ、ケッパー、プチ・トマト、野菜の入ったパスタを、美味しかった。

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そしてデザートに、クレーマ・カタラーナを頼みましたら、これが出て来て、あれ!
普通はプリンの様に作ったものを上からお砂糖をかけてバーナーで炙ったのが出るのに、
こういう出方は初めてで、お味は悪くは無かったですがね、少しイメージが違いました。

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店のサイトからの写真では、どうも古くからある店の様で、伝統にプラス斬新さ、と
いう様な文句がありましたが、

パンとサラーメ、という店の名に恥じない、ハム類の写真を。

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という、あれこれ冒険付きの、ははは、パルマで食べた旨いもの、店、のお話でした。


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