私は映画が大好きで、と言っても最近は殆ど映画館に出かけることがなく、
というのも、こちら映画館は夕方から夜にかけて開くので、夜寝るのが早い私は
時間的に段々億劫になり、と、TVで映画を見る事も同様に無くなり・・。
というのも、こちら映画館は夕方から夜にかけて開くので、夜寝るのが早い私は
時間的に段々億劫になり、と、TVで映画を見る事も同様に無くなり・・。
が映画は大好きで見たいので、TV放映される映画を録画し、
それをお昼、夕ご飯のお供に見て、気に入った映画のDVDを買い・・、
という方法で楽しんでいます。 はい、好きな、気に入ったのは何度もね!
それをお昼、夕ご飯のお供に見て、気に入った映画のDVDを買い・・、
という方法で楽しんでいます。 はい、好きな、気に入ったのは何度もね!
つまり映画館で公開された後しばらく経ってからTV放映され、それを見て後、
という事で最近作ではありませんが、私めの最近のお気に入りをご紹介です。
という事で最近作ではありませんが、私めの最近のお気に入りをご紹介です。
面白そう! そう言えばこんなのがあった、と思われるかも・・。
・ ファントム・スレッド
2017年 アメリカ
監督 ポール・トーマス・アンダーソン
主演 ダニエル・デイ=ルイス
レスリー・マンヴィル
ヴィッキー・クリープス
これは映画を見た友人ジュリアーナのお勧めで、TVで見ない先にDVDを買った
のでしたが、主演のダニエル・デイ=ルイスの名を聞き、話を聞いただけで
良さそうと思ったのが間違っていませんでした。
のでしたが、主演のダニエル・デイ=ルイスの名を聞き、話を聞いただけで
良さそうと思ったのが間違っていませんでした。
出来の良いストーリーを、上等な脚本、監督、俳優がお金と精神を込めて
映画を作ると素晴らしいものが出来る、そんな魅せられる映画の一つと思います。
映画を作ると素晴らしいものが出来る、そんな魅せられる映画の一つと思います。
高級仕立て物師である主人公が、旅先で知り合ったウェイトレスの若い女性、
素晴らしく、高級ドレスに相応しい体を持った彼女に惹かれ、結婚。
素晴らしく、高級ドレスに相応しい体を持った彼女に惹かれ、結婚。
でも彼女は、仕事一筋の彼を自分の方に振り向かせたく・・。
というちょっとスリラー的な要素も持っている映画で、最後のシーンは幸せな
結婚生活という暗示で終わりますけど、この辺りはshinkaiにはちょっと・・。
結婚生活という暗示で終わりますけど、この辺りはshinkaiにはちょっと・・。
というのも、芸術的な仕事、で無くとも、多分自分の仕事に魅せられ、とりつかれた
人というのは、幸せな一般的な家庭生活に簡単に満足出来ないのではないか・・、
という想いを持っているからでして・・。
人というのは、幸せな一般的な家庭生活に簡単に満足出来ないのではないか・・、
という想いを持っているからでして・・。
それはともかく、ダニエル・デイ=ルイスがこの映画を最後に俳優業を引退、だそうで、
見る側としてはやはり残念ですねぇ。 今迄、素晴らしい映画を有難うございました!
YouTubeでどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=bfif-jsz-Fc
https://www.youtube.com/watch?v=bfif-jsz-Fc
・ ヴェルサイユの宮廷庭師
2015年 イギリス
監督 アラン・リックマン
主演 ケイト・ウィンスレット
マティアス・スーナールツ
アラン・リックマン
監督 アラン・リックマン
主演 ケイト・ウィンスレット
マティアス・スーナールツ
アラン・リックマン
イタリア語のタイトルは「レ・レーゴレ・デル・カオス・混雑の調節」とでも?
庭園作りの伝統と秩序を重視する王室付き庭園師に対して、ほんのちょっぴりの
意外さ、秩序を外れた美しさを目指す、映画の主人公の女性庭師が目指すもの、
という事からと。
庭園作りの伝統と秩序を重視する王室付き庭園師に対して、ほんのちょっぴりの
意外さ、秩序を外れた美しさを目指す、映画の主人公の女性庭師が目指すもの、
という事からと。
フランス国王ルイ14世、太陽王とも言われた絶頂期の国王がヴェルサイユに宮殿を
造る事に決め、その庭園設営のコンペに参加したものの、王室付き庭師のマエストロ
からあっさりと会談を打ち切られ、自分の仕事に戻り、藪や蔦を切り払う大仕事の後、
姿を現した大木に腰掛け、ほっとする女性庭師。 これは本当に素晴らしい場面で!
最初にヴェルサイユ宮殿の庭造りに女性がいた、という筋を読んだ時、ほんまに?!
と喜んだshinkaiでしたが、これは架空のお話と知り、いささかがっかりでしたが、
それにしても、頭領とは言わずにしてもやはりあの時代でも働いた女性は居るでしょうしね。
水のないヴェルサイユに水を引く大仕事もあったらしいですが、肉体労働の大変さも超え、
過去の結婚生活の不幸も超え、
過去の結婚生活の不幸も超え、
遂にヴェルサイユ宮殿の庭園の一廓に、彼女の設計になる噴水のある「舞踏の間」
が完成し、お披露目の日となり、
が完成し、お披露目の日となり、
モデルとなった「舞踏の間」は、この右の林の中にある様で・・。 未だパリも知らずの
shinkaiは、はぁ、いつかヴェルサイユに行けるチャンスがあったら、見に行こう、と。
shinkaiは、はぁ、いつかヴェルサイユに行けるチャンスがあったら、見に行こう、と。
この映画は、監督をしルイ14世も演じているアラン・リックマン最後の映画となったそうで、
楽しませてくださって有難うございました! ご冥福をお祈りします。
楽しませてくださって有難うございました! ご冥福をお祈りします。
YouTubeをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=oADgwL3PO0I
https://www.youtube.com/watch?v=oADgwL3PO0I
・ フランス組曲
2016年 イギリス、フランス、ベルギー
監督 ソウル・ディブ
主演 ミシェル・ウィリアムズ
マティアス・スーナールツ
クリスティン・スコット・トーマス
1942年フランス。ドイツの元に屈し、田舎町ビュシーにもパリからの避難民がやって来る、
ドイツ軍の駐留も始まる、という緊張の日々。
夫が出征し、厳格な義母と二人暮らしのリュシルにはピアノを弾く事も許されず、
田舎町の住民も気持ちがささくれ立つような日々の中、
2人の家にはドイツ軍中尉が滞在する事になり、ピアノの鍵を要求し弾き始める
物静かな彼。 二人は次第に惹かれる様になり・・。
終わり方がいささか甘い気がしますが、原作者はアウシュヴィッツで亡くなった
女性作家だそうで、ロマンティックな小品の仕上がりといった趣の映画です。
女性作家だそうで、ロマンティックな小品の仕上がりといった趣の映画です。
この映画にもベルギー出身というマティアス・スーナールツが主演していますが、
最近見た映画に続けて彼が登場し、俄然注目して見ています。
最近見た映画に続けて彼が登場し、俄然注目して見ています。
キリっとした性格ながら、寡黙、という、イタリア人には無い、失礼! な役柄が
本当にぴったりの彼の様子ですが、
Matthias Schoenaertsという名前、姓の方は、読めまへん!
日本のサイトには「スーナールツ」一辺倒なのでそう書いていますが、ホントに正しい?
イタリア人の友人には、きちんと読める人もおらずで~す。
日本のサイトには「スーナールツ」一辺倒なのでそう書いていますが、ホントに正しい?
イタリア人の友人には、きちんと読める人もおらずで~す。
YouTubeをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=P4TwtGviWdI
https://www.youtube.com/watch?v=P4TwtGviWdI
追記:長谷部さんが、Schoenaertsの発音についてコメントを下さり、
「シェーネルツ」が近いのではないかと言われるのですが、
どうぞ、ご覧下さいね。
・ 遥か群衆を離れて
2015年 イギリス
監督 トマス・ヴィンターベア
主演 キャリー・マリガン
マティアス・スーナールツ
監督 トマス・ヴィンターベア
主演 キャリー・マリガン
マティアス・スーナールツ
はい、これも名前の読みにくい、はは、マティアス・スーナールツが主演していますが、
これまた寡黙で、そのくせ常に女主人公の傍に付き添い援け、という男性で、
これまた寡黙で、そのくせ常に女主人公の傍に付き添い援け、という男性で、
トマス・ハーディーの原作を読んだことがなく、日本ではすでに絶版になっている様で、
かと言ってイタリア語版を読むだけの根性も無く、時間も無く・・。
かと言ってイタリア語版を読むだけの根性も無く、時間も無く・・。
ですが、イタリア語の題名を読んだ時、あれ、これ、と思ったのが切っ掛けですが、
大変に手間暇と愛情をこめて作られた映画で、魅せられました!
19世紀のイギリス。両親が既に無いバスシーバは叔母の家に手伝いに行き、
隣に住むガブリエルと知り合い、彼から求婚されるものの、結婚する気はないと
断り、その後亡くなった叔父が農園を彼女に残し引き継いで運営する事に。
断り、その後亡くなった叔父が農園を彼女に残し引き継いで運営する事に。
ガブリエルはアホな牧羊犬の為にすべての羊を失い、この場面は凄い!!
自分の農園を売り払い、働きに出た所で偶然の事から彼女の農園に行きつき、
彼女を助けて働く事に。
隣の大農園主ボールドウイッド氏から、
女たらしのトロイ軍曹からも求婚され、彼女は簡単にトロイと結婚。
ですが、トロイは多額の負債を残し自殺を図り、等など事件が続き、
最後に彼女はガブリエルの愛に気づき・・、という、
下手な映画だと、3文小説並みになりかねないと思うのですが、上記の通り、
若く、まだ自分も世間も知らなかった女性が、農園経営をしつつ目覚め、育って行く、
という女性の自立にもつながる筋の展開で、
若く、まだ自分も世間も知らなかった女性が、農園経営をしつつ目覚め、育って行く、
という女性の自立にもつながる筋の展開で、
キャリー・マリガンは、「華麗なるギャッツビー」2013年作でデイジー役でしたが、
可愛いだけの、ちっとも魅力を感じませんでしたが、ここでは生きている若い女性の、
自主的なはつらつとした魅力で、見直しました。
可愛いだけの、ちっとも魅力を感じませんでしたが、ここでは生きている若い女性の、
自主的なはつらつとした魅力で、見直しました。
背後に映るイギリスの広大な自然の美しさ、四季の彩、時代の香りと言ったものが
心地良く楽しめる、素敵な映画に。
美しい自然の前に繰り広げられる人間模様、美しいテーマソング。
https://www.youtube.com/watch?v=5-_9AFwMDmQ
https://www.youtube.com/watch?v=5-_9AFwMDmQ
農園の皆との祝宴で歌う、素朴で素敵な歌。
https://www.youtube.com/watch?v=P4TwtGviWdI
https://www.youtube.com/watch?v=P4TwtGviWdI
・ 二つ星の料理人
2015年 アメリカ
監督 ジョン・ウェルズ
主演 ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー
監督 ジョン・ウェルズ
主演 ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー
タイトルの「二つ星・・」とは、ホテルのではなく、はは、料理のミシュランの2つで、
主役のシェフ、かってパリで天才シェフと持て囃され身を持ち崩したアダムが、
悪癖から抜け出しロンドンに戻り、3つ星を狙う、という・・。
主役のシェフ、かってパリで天才シェフと持て囃され身を持ち崩したアダムが、
悪癖から抜け出しロンドンに戻り、3つ星を狙う、という・・。
ロンドンに戻った彼は、料理評論家の知り合いに声をかけ、 ・・懐かしい顔が、
二つ星レストラン、トニー経営の店に入り、
新しい料理人のスタッフも使い、
定期的にドクターの診察も受け、 ・・ここにも懐かしい顔。
最初はピリピリイライラと料理場で怒鳴り荒れる彼も、徐々に自分を振り返り、
3つ目の星を獲得すべく、皆と一体になる事を学び始め・・。
さて、3つ星を取れますか・・。
料理を扱った映画、シェフを扱った映画はたくさんあり、見るのも好きですが、
なかなかその料理が美味しく見えないのが多く・・!
なかなかその料理が美味しく見えないのが多く・・!
そんな中で、この映画に出てくる一皿一皿がなんと美しく、美味しそうに見える事!
如何にも高級レストラン、という感じで眺めました。
如何にも高級レストラン、という感じで眺めました。
まぁ、到底食べにはいけないでしょうから、せめてね、ははは。
写真やヴィデオを探しましたが、なかなか美味しい場面が見つからずで、残念。
と、ご紹介するYouTubeでもちょっと聞こえるテーマソング、これが大好き!
https://www.youtube.com/watch?v=aRpJtEGpis8
https://www.youtube.com/watch?v=aRpJtEGpis8
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という所で、今年度のお終いとし、1年間のご愛顧を熱く感謝申し上げ、
皆様に ブオン・ナターレ! を申し上げます。
良いお年をお迎えくださいませ、ませ!!
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ご訪問よろしくお願い致しま~す。
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いつもブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!
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