・ ゴルガッツォの湧き水 再訪 と、 美味しいお昼

先週の土曜日、新しくやって来た我が車パンダちゃんの慣らし運転を兼ね、
いつもの友人ジュリアーナとルイーザと3人で出かけて来ましたが、

行く先を決めたのは彼らで、この周辺近くは殆ど何度も行っており、
で特別遠くもなく、お昼も食べられ、となると必然余り選択肢はなく、はは、
昨年夏に出かけたゴルガッツォ・Corgazzoという事に。

ゴルガッツォの湧き水 ・ フリウリ、リヴェンツァ川の水源は
http://www.italiashiho.site/archives/201808-1.html

聖所と、リヴェンツァ川湧き水の流れ
http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20180911-1.html

夏に行った所じゃん、というと、ルイーザが何十年も行ってない、というので決定で、
当日は今にも雨という空模様で、ルイーザの家に寄りレナートにも車を見せて
出発する頃にはポツポツと雨が・・!

傘を差しながら湧き水を見て、村内を歩く間に土砂降りとなり、余りにも酷いので、
たまたま前庭の柵が開いていたお家の、大きな樹の下に雨宿りをする位で、
お家のシニョーラが出て来て、中にどうぞ、と親切に言ってくれたのも嬉しかったですが、
まぁ、一回りするうちにレストランがある時間となり、お昼を食べに。

入口扉上にかかる看板の店名がちょうど隠れて見えませんが、 ははは、

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持って帰ったカードによると、ダ・ジェーニオ・da Genioで、住所、サイト・アドレスが、
これで良く見えますね。 広い店内の様子も見えますのでご訪問を。 水曜休み。

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店名のGenioは「天才」の意味ですが、これはきっと店主の名で、それにしても親は
なんという名前を息子に付けたのでしょうねぇ!

昔TVで、おかしな名前を挙げているのを見た事がありますが、
ガット・Gatto・猫という姓の親が息子に付けた名前がシルヴェストロ・Silvestro!
そのままディズニー漫画の主人公猫、なのでしたぁ。



お昼を食べている間に雨もやみ陽が射すようになって来て、写真を撮ったのでしたが、
これが道脇からレストランの前庭に入る門を内側から。

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入り口を入り、左に曲がって別の建物に行くと、こんな風に広い部屋で、
左手に見える奥には、もう一つの部屋、そして庭のベランダ席もある広い店。

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この店はジュリアーナが昔妹さんと何度か来た事がある店だそうで、
夏に来た時もここで食べようかと言ったのですけど、あの時は別に予定があり・・。



さて、早速に冷たいビールを、美味しかったぁ! パンは小さく切ってハーブをかけ
もう一度オリーヴ油で炒めたのもあり、これが美味しく。

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プリモは、2人がアスパラガスのパスティッチョ・ラザーニャを。 
味見しましたが、グリーン・アスパラがいっぱい入った美味しい物。

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shinkaiは、パッケリ・paccheriという名の、余り見ない太いショート・パスタの
海老のソースを。 噛み応えのあるパスタで、海老もたっぷり、美味しかったぁ。

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サラダも頼み、この写真では小さな一人前くらいに見えますが、なんとなんと
サラダ・ボールくらいの大きさの深さのあるお皿だったのですよ。

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セコンドにはジュリアーナは、野菜のグリル・ミックスを頼み、

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ルイーザとshinkaiは鱒のグリルを。 久しぶりの鱒も美味しかったぁ!

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何せリヴェンツァ川の湧き水が直ぐですからね、養殖にしても新鮮で美味しい筈ね。
彼らはカフェを頼みましたが、shinkaiはオルゾを。

この店は出てくる料理が、アスパラガスも海老もたっぷり使われていて、それだけでも
注文した甲斐がある気にさせるなぁ、と思ったのは3人ともで、とても満足し、
また来よう!という事に。



こちらが奥のテラスと、内側の席。 きっと日曜、夏には満員になるのでしょうね。

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川に沿って庭が広がり、脇を大きな音を立て湧き水が、リヴァンツァ川が流れます。

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今年はずっと雨が多いせいか、水量が多く、岸がとっぷりと水に浸かり、

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零れ落ちる陽に輝く水苔。

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生垣に咲く白い花。

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前庭の友人2人。 2人の着ている物の色の対比がそれだけで十分なのに、
ジュリアーナは色を入れる、と自分のバッグと赤い傘迄引き寄せて、ははは。

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お天気になったから、もう一度湧き水を見に行こうと、何せすぐ近くなので出かけ、
漸くに写真を撮る気になり・・。

本当に水量が多く、堰を流れ落ちる水音も高く、夏には水面を覆っていた水草も
まるで見えず!  

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振り返って村落の眺めを。 正面の左に2軒目がレストラン。

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廃屋の壁に落ちる影も面白く。

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道脇のカフェの楓。 こちらでは日本の楓・アーチェロ・ジャッポネーゼと呼びます。

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今年は雨が多い、と書きましたが、緑が盛んに茂り、射す陽に煌き。

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水面に垂れる枝が揺れ、波紋を描きます。

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夏には奥まで行けた岸辺が溢れる水に浸かり、この辺りからもう水浸しで行けず。

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こんな感じ。  

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昨年夏の写真を見ましたら、この岸辺は水面から50㎝ほどもあり、その分も
湧き水が多い事が納得でした。
なので、夏には見えた湧き水の洞窟の入り口がすっかり埋まるほどに!



まぁ、陽が射す水面の輝きは何とか撮れ、

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水辺に延びる木の枝にも、こんな風に苔が生えていて!

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奥の行き止まりから、道の入って来る所を。  びっしりと茂っているでしょう?!

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漸くに覗く青空。

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この日来る時は2人の監査官、ジュリアーナはフリウリ生まれでこの辺りを
良く知っており、ルイーザは免許歴50年!のベテランで、2人が大丈夫というので
ナヴィを点けずに出発。
が、途中で工事で迂回させられたりで迷い、ははは、道を尋ねたりも。

帰りは真っすぐに戻れる道があり、ジェラートを食べた店も以前の美味しい店で、
ここも庭を開放しており、木陰の素敵な場所でジェラートをなめ、
3人が大いに満足して戻り、の一日でしたぁ。 また出かけるべ。


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・ オリエンタル・ダンスの香りを

今日は久し振りに皆さんにも、オリエンタル・ダンスの香りをお届けしますね。

というのも先週の日曜に、参加している成人教室の年度末のお披露目があり、
絵画、写真、パッチ・ワーク、裁縫など、まだ舞台ではコーラス、劇、バンド、
ダンスなどの様々な展示、実演などが行われます。

正直な所、写真はなかなか素晴らしいと思うのもあるのですが、他はねぇ、
パッチ・ワークなども断然shinkaiの方が上手いなぁと、ははは、思うし、
とりわけ舞台の催しは昨年はトスカーナに出かけて逃げた位の出来ですが、へへ、
2年続けてはね、おまけにオリエンタル・ダンスのルイーザが写真を待っていて・・。

まぁ、先生のシルヴィアが素晴らしい踊りを見せてくれるので、
それを楽しみにカメラを持って出かけましたので、今日はそれをご覧下さいね。

その前に今年はダンス教室に新しいクラスが出来ていて、ダンツァ・カライビカ、
つまりカリビアン・ダンスですが、その教師がこんな背の高いなかなかのハンサムで、
笑顔を絶やさずに踊る姿はなかなかで。

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まぁ、教室の参加者は我らの年代から下に中年クラスですから、ははは、
踊り自体はそう難しくない単純な繰り返しなのですがね、
きっと来年度は彼に引かれて参加者が増えるのではないかと・・!



もう一つのダンスのクラスも、何というダンス教室? へへ、教師が変わっていて、
こちらはイタリア男性ですが、ご覧の通り、まるで楽しそうではなく、
笑顔も浮かべずで、こちらはペケね、ははは。

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で、こちらがオリエンタル・ダンスの教師シルヴィアで、後ろに見えるのが我が友人、
いつもお家での美味しい食事に招いてくれるルイーザで、
これは彼女の踊りのお披露目前に2曲、生徒たちと踊った時の物。

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で、いつもこのシルヴィアの踊りが舞台でのお披露目の最後の演目となるのですが、
お待ちかねの踊りが始まり、今年は「アラブ・フラメンコ」と。

笑顔の素晴らしい動き、指先まで届く神経、なびく金髪の美しさ、揺れる衣装の飾り、
などなど、どうぞじっくりご覧を!

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如何でした、素晴らしいでしょう?!  
教室の生徒さんたちとはダンチの違いで、ははは、許せ、ルイーザ。

ただ今回の写真は、彼女の仕草の動きを止めて撮りたく、スピード・モードにし、
ISOを上げて撮ったのでかなり暗く写り、RAWからJPEGに変換作業のディスプレイ上
では問題はなかったのですが、JPEGだけ見るとかなりのノイズで・・!

ノイズ除去も使い、ブログ用に縮小した写真ではそうアラは見えませんが、
一時がっくり来た程に、我がテクの無さと、そして我がカメラの限界も知りましたぁ。
 ・・そう、9年使って来ているものね。   う~ん、虫が起きそう。

何年か前の彼女の踊りを。  ベリー・ダンス ・ オリエントの香り
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461685708.html

今回Youtubeで見つけた、男性ダンサーの踊りを
https://www.youtube.com/watch?v=B0sLahXShNQ


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・ ヴェローナで、美味しく経済的に食べれる、10のお勧めの店

先回はヴェローナ観光の一日で、ヴェローナに来たからには食べるべき
10のお勧めの伝統料理、をご案内しましたが、

今回は、ではどの店で美味しく、経済的に食べれるか、という
10のお店のご案内を。

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お高い有名なお店で、ロマンチックに、美味しく、というのも勿論ありですが、
でも旅行中の毎日に、そんな店ばかりを選ばれないでしょうしね、

美味しく、お安く食べれるのもお探しなら、お役に立つ筈の10のお店で、
参考にしたサイトは、I 10 ristoranti economici migliori di Verona

どの店も観光の中心地にあり、探した地図も添付しましたので、
比較検討にも是非どうぞ!

10. オステリーア・マーニャ・エ・タージ・Osteria Magna e Tasi

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この店名は、日本語にすると「食べて、黙っていろ」の意味でして、はは、
若目の男性3名が店の前で、新装開店でしょうか?

というのも、住所で地図を探すと、オステリーア・スカピン・Osteria Scapin
というのが出るのです。
が、この様に明るい壁ではなく、グーグルのストリート・ヴューは2018年7月なので、
ひょっとして経営が変わったのかも、そしてなかなか良い店、という事かな、と。

サイトの記事では、余り観光客が行かず、土地の人に評価されているといい、
お昼時には空腹を抱えた学生や働いている人たちが文字通り溢れるそうで、
プリモ・ピアットが6エウロ、セコンドが7エウロで注文できるそう。

一方週末には様子が変わってバールとなり、食事前時には3エウロで
ワインが飲めるそう。

地図に見えるポルタ・ボルサーリ・Porta Borsariを西に行くと、
カステルヴェッキオに出る位置。

住所: Via San Michele alla Porta 4
どんな料理: イタリア料理
評価: Tripadvisorで、737評価の内 4,5~5星 
料金: 一人平均 12エウロ



9. オステリーア・ラ・マンドルラ・Osteria La Mandorla

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地図でお分かりの様に、アレーナからマッツィーニ通り・Via G Mazziniの
もう一つ北のヴィア・アルベルト・マリオ通りにあるワイン・バーでもあり、
ハム類とチーズの盛り合わせがあり、3~4種の日替わりのパスタがあり、
中心街に近い、安らぎのオアシス、という店。
 
近年経営者が変わり、新しい雰囲気の良い店になっているそう。

住所: via Alberto Mario 23  Tel. 045 597053
どんな料理: イタリア料理 オステリーア・エノテカ
評価: Tripadvisorで、116評価の内 4,5~5星
料金: 一人平均 12エウロ



8. コルテ・ファリーナ・Corte Farina

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中心街のすぐ近くにあるピッツェリーアで、ほっと一息つくには絶好の場所。
伝統的なピッツァの他に、アルゼンチン料理のエンパナードスを選ぶのもOK.
夏には外にテラス席も出る。

ご覧の様にモダンで、お洒落な店装。

住所: Corte Farina  Tel. 045 8000440
どんな料理: ピッツェリーア、リストランテ、民族料理
評価: Tripadvisorで、464評価の内 3,5~5星 
料金: 一人平均 15エウロ



7. オステリーア・アル・ドゥーカ・Osteria Al Duca

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この店は先回ご案内の伝統料理の食べれる店にも登場の、ヴェローナの伝統料理
で評価されており、値段と料理の価値が大変良い店といい、まさに中心地にあり、
観光客も多い。

アラカルトの一品料理も選べるが、15エウロの定食があり、これはプリモ・ピアットに
基本はビーゴリのアッチューゲ・ソース(アンチョビー)、干し葡萄と松の実入り、
セコンドに、基本は子牛肉にシーチキンのソース、という物。

住所: via Arche Scaligere   Tel. 045 594474
どんな料理: 土地の伝統料理 イタリア料理 
評価: Tripadvisorで、1309評価の内 4,5星
料金: 一人平均 18エウロ



6. オステリーア・アル・カッロアルマート・Osteria al Carroarmato

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この店も先回の伝統料理を食べれる店に登場した、ヴェローナの古い
オステリーアの一つで、シニョーラ・アンナリーザ・Annalisaが経営している。

嬉しい事に40種以上のワインが揃い、一杯1,5エウロから飲め、
勿論店はしっとりとしたロマンチックな店ではなく、客は同じテーブルに座る。

スペシャルの「パスタ・エ・ファゾイ」は7エウロで、「バカラ・アッラ・
ヴィチェンティーナ・エ・フンギ・baccalà alla Vicentina e funghi」 
また「ポレンタ・エ・アジアーゴ・polenta e asiago(チーズ)」は12~14エウロ。

観光の中心にも近く、土地の人と相席して楽しみたい方にもお勧めの様。

住所: vicolo Gatto 2   Tel. 045 8030175
どんな料理: 土地の伝統料理 イタリア料理 
評価: Tripadvisorで、340評価の内 3,5~3星
料金: 一人平均 20エウロ



5. オステリーア・カッフェ・モンテ・バルド・Oteria Caffè Monte Baldo

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この店は近年経営者が変わるまでは古いスタイルのカフェだったのが、現在は
活気あふれるオステリーアとなり、食事時にはいつも一杯のワインが含まれた
美味しい食事に引かれてやってくる客で満杯の状態となる。

例えば5,5エウロから選べるのは、カルチョーフィのフジッリ(フジッリのパスタに
アーティチョークのソース)とか、シーチキンとトマト、またはラザーニェがあり、
それにたくさんの美味しい前菜、ポルペッティ・肉団子とかハム類もある。

地図でご覧の様に、エルベ広場からはとても近い場所に。

住所: via Rosa 12   Tel. 045 8030579
どんな料理: 土地の伝統料理 作り置き料理 
評価: Tripadvisorで、634評価の内 4,5星
料金: 一人平均 10エウロ



4. エノチブス・Enocibus

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観光客溢れるカオスから離れた脇道にあるこの店は、まさに掘り出し物。
夫婦でやっている店で、時に店を閉める時間前には客と一緒に座り一杯やる事も。 

メニューは大変豊富で、ミネストラ・スープやパスタの一皿が5,5エウロ、
大きなサラダが6,5エウロであり、スペシャルのスティンコ・ディ・マイアーレ・
豚の脛骨が13エウロである。

カステルヴェッキオの近くにあり、そろそろ夕食、という場合の一杯と食事に、
また上に見えるオステリーア・イル・チョットロ・Ostera il Ciottoloは一度
shinkaiも入った事があり、良い印象、美味しかった記憶が。

住所: vicolo Pomodoro 3   Tel. 045 594010
どんな料理: 土地の伝統料理 イタリア料理 
評価: Tripadvisorで、398評価の内 4,5~5星
料金: 一人平均 15エウロ



3. トラットリーア・パーネ・エ・ヴィーノ・Trattoria Pane e Vino

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ここもヴェローナの古くからの店で、観光の中心地ではあるものの、ほんの少し
脇に逸れていて、14年前から有能に経営されており、店は土地の客と
土地の料理を味わいたい観光客との接点となっている。

素晴らしいスペシャルは、リゾット・アッルアマローネ・アマローネワインのリゾット!

ドゥオーモ近辺に行かれた場合は、近くになりますね。

住所: via Giuseppe Garibaldi 16/A   Tel. 045 8008261
どんな料理: 土地の伝統料理 
評価: Tripadvisorで、510評価の内 4,5~5星
料金: 一人平均 25エウロ



2. ホステリーア・ヴェッキア・フォンタニーナ・Hosteria Vecchia Fontanina

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この店は若い有能なシェフ、マルコ・セガッティーニが料理する、値段も妥当で
新鮮で自然な材料を使った、ヴェローナの伝統料理のミックスを提供し、
店の雰囲気は大変暖かく、夏には外のテラス席もある。

パスタの一皿は6~7エウロで注文でき、リゾット・アッルアマローネもあり、
ニョッキ・ディ・リコッタも。

地図をご覧になるとお分かりの様に、この一帯に今回のお勧めの3店が近くにあり、

右下に囲ったSushi Taoは、日本人経営の店ではありませんが、大変美味しく、
魚も新鮮豊富だったという、一度お呼ばれに預かったshinkaiの記憶があり、
ヴェローナでお寿司が食べたくなった方にお勧めです。

住所: piazzetta Chiavica 5   Tel. 045 591159
どんな料理: 土地の伝統料理 イタリア料理 
評価: Tripadvisorで、746評価の内 4,5星
料金: 一人平均 12エウロ



1. オステリーア・ソットリーヴァ・Osteria Sottoriva

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この店はヴェローナの街で大変有名な店の一つで、たくさんの客が昼食、または
夕食に選ぶ店で、急ぎの食事には向かず、店の入り口には「ゆっくりのサーヴィス!」
と張り紙がしてある。

特有な料理は、ラ・トゥリッパ・アッラ・パルミジャーナ・臓物料理、ポレンタ・エ・
ゴルゴンゾーラ、クレスペッレ・コン・リコッタ・エ・スピナッチ・クレープ料理、
他にもたくさんで、料理の盛りは大きく、値段は6~8エウロ。

住所: via Sottoriva 9/a   Tel. 045 8014323
どんな料理: イタリア料理 土地の伝統料理
評価: Tripadvisorで、453評価の内 3,5~5星
料金: 一人平均 10エウロ

以上、サイトからのお勧めの10店でしたが、地図には近くの食事処がたくさん
載っているので、それらも探す見当になるかと。

良いヴェローナ観光と、美味しい食事をどうぞ!!


*****

◆ 展覧会のお知らせ ◆

私の絵の師でもあり、友人でもある二木(ふたつぎ)一郎さんが講師をしておられる
NHK文化センターの青山教室日本画クラスの皆さんによる未然会展
東京都中央区京橋のギャラリーくぼたにて、20日から開催されます。

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東京駅からも近く、季節の良い時でもありますので、どうぞお出かけ下さいます様、
私からもご案内申し上げます。


*****
   
記録庫ブログには、トスカーナ州、報告編 1記事 ピサ・ルッカ周辺 4記事
            シエナ周辺 1記事  計 6記事
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ウルビーノ の途中経過と、 ヴェローナの味 トルタ・ディ・ルッソのレシピ を  
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・ ヴェローナ観光で、食べてみるべき10のお勧め、伝統料理

ヴェローナ観光についてのお勧めのあれこれをご案内していますが、
世界遺産指定のあれこれ歴史的な物、美しい街並み、そして世界で一番
有名でロマンティックなお話「ロメオとジュリエット」などを観光して回った後、

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ちょうど良くお腹もすき、美味しい土地の料理を味わいたいあなたにお勧めの、
10のヴェローナの伝統料理は何か、どこで食べられるか、のご案内を。
     
参考にしたサイトは、10 Case da mangiare assolutamente a Verona.

写真は基本サイト掲載の物ですが、不足と思うのは親切shinkaiが捕捉し、はい、
料理内容についてもやはり同様に補記を。  
では、ごゆっくりどうぞ!

1. パスタ・エ・ファゾイ・Pasta e fasoi

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中世から伝わる貧しい庶民の食べ物、が起こりの様ですが、取りわけ寒い時など
どっしりとお腹に収まる美味しいもの! 

ファゾイ・fasoiとありますが、これはインゲン豆・fagioliの訛りで、shinkaiは
ヴェネツィアでもヴェネトでも食べるので、ヴェローナが起こりとは知らずでした。

ショート・パスタとインゲン豆が主たる食材ですが、玉ねぎ、ニンジン、セロリも入り、
味付けに豚の皮も使われているとの事。

お勧め: 昼食、夕食
食材: ショート・パスタ・卵入り、インゲン豆、白玉ねぎ、ニンジン、セロリ
標準値段: 10エウロ

どこで食べれるか
・ オステリーア・アル・ドゥーカ・Osteria al Duca
  Via Arche Scaligele 2  Tel.+39 045 594474
  http://www.osteriaalduca.it/osteriaalduca/?lingua=en#!/enpage_Osteria

・ オステリーア・ジュリエッタ・エ・ロメーオ・Osteria Giulietta e Romeo
  Corso Sant'Anastasia 27 
  http://www.osteriagiuliettaeromeo.it/osteriagiuliettaeromeo/?lingua=en#!/enpage_Osteria

・ オステリーア・アル・カッロアルマート・Osteria al Carroarmato
  vicolo Gatto 2   Tel. +39 045 8030175
  店名の「カッロアルマート」とは戦車の事で、笑いましたぁ。
  様子はこちらで 



2. ビーゴリ・コン・レ・サルデ・Bigoli con le sarde

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「ビーゴリ」とは太めのパスタで、ヴェネツィアのお勧めの時にも出て来ましたし、
我が家の近くのスーパーでも出来合いを見た事があります。 
トスカーナ方面では「ピーチ」と呼ぶ、太めのパスタと同様ですね。

典型的なヴェローナのパスタなんだそうで、ですがね名の由来は、訛りのビガトゥ・
bigatからで、その意味はブルーコ・青虫、毛虫なんですって、ははは。 確かに太目ね。

で、そのビーゴリをヴェネツィアの部でもご紹介したイワシのソースで食すのだそうで、
とりわけ伝統的にクリスマス・イヴや、復活祭前の金曜・聖なる金曜に食べるのだと言い、
イワシを使う例としては、他にもたくさんの料理があるそう。

お勧め: 昼食、夕食
食材: 卵入りパスタ、イワシ、白玉ねぎ
標準値段: 8エウロ

どこで食べれるか
・ オステリーア・イル・チョットロ・Osteria il Ciottolo
  Corso Cavour 39C  Tel. +39 045 9231331
  http://www.osteriailciottolo.it/

・ オステリーア・ダ・ウーゴ・Osteria da Ugo 
  Vicolo Dietro S.Andrea 1/b Tel. +39 045 594400
  https://osteriadaugo.com/

・ アル・ヴェルサリエーレ・Al Bersagliere 
  via Dietro Pallone 1  Tel. +39 045 8004824
  http://www.trattoriaalbersagliere.it/

ヴェネツィアで、どうしても食べて見なければ、の10の料理
http://www.italiashiho.site/category/26628521-6.html



3. パスティッサーダ・デ・カヴァル・Pastiddada de Caval

4-pastissada_de_caval.jpg

普通一般には「ブラサート・ディ・カヴァッロ・brasato di cavallo」とも呼ばれ、
つまり馬肉をワイン、香辛料と共にとろ火で煮込んだもので、なんと紀元前489年の
飢饉の時に遡る料理だそうで、保存の為に肉を小さく切り、ワインと香辛料の中に
漬けたのが起こりなんだそうで。

様々な機会に美味しい一皿で、冬の厳しい寒さの時には一際歓迎される料理と。

お勧め: 昼食、夕食
食材: 馬肉、ワイン、香辛料
標準値段: 10エウロ

どこで食べれるか
・ トラットリーア・ダ・ロペトン・Trattoria da Ropeton
  Via Fontana del Ferro 1   Tel. +39 045 8030040
  https://www.trattoriadaropeton.it/

・ リストランテ・トゥレ・マルケッティ・Ristorante Tre Marchetti
  Vicolo 3 Merchetti 19/B Tel. +39 045 8030463
  http://www.tremarchetti.it/

・ トラットリーア・イ・マゼニーニ・Trattoria I Masenini
  via Roma 34   Tel. +39 045 8065169
  https://www.trattoriaimasenini.it/



4. ポレンタ・Polenta

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下の写真、ポレンタの上に載っているのは、魚のカマスだそう。

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ヴェローナ一帯の固有な物、というより北イタリアで良く食べられるポレンタですが、
元は16世紀コロンブスのアメリカ発見の後イタリアに入って来たトウモロコシの粉を
煮練りしたもので、
大体はセコンド・ピアットの魚や肉に添えたり、また茸やチーズをお供にも美味しく、
トロっとした出来てすぐの温かい物や、または固いのを焼いて食します。

今回新しく知った事は、たくさんのバージョンがあるものの、味に趣があり
美味しいのは穀類で作ったポレンタ、とあるので調べましたら、

shinkaiがいつも食べる、または頭にあるトウモロコシの粉で作ったのがポレンタ、
というのは16世紀後にそれまでの古いポレンタ、穀類、小麦やキビ、栗の粉などから
作っていたのが生産が多くなったトウモロコシに変わったもの、と知りました。

ちょいちょい友人宅で食べさせてもらう、香草が入ったものとか、粗びきの粉の
ポレンタなどの作りたてのトロっと柔らかい温かいのに、茸料理やチーズを添えたのが
美味しいポレンタですが、そうなんですね、
小麦の育たない北イタリアでは古代から貧しい農民の主食だったのですものね。

お勧め: 夕食
食材: トウモロコシの粉、穀類の粉
標準値段: 8エウロ

どこで食べられるか
・ ラ・タベルナ・ディ・ヴィア・ステッラ・La taverna di via Stella
  via Stella 5/C  Tel. +39 045 8008008
  https://www.tavernadiviastella.com/

・ カングランデ・Cangrande
  Via Dietro Listone 19/D   Tel. +39 045 595022
  https://www.cangranderistorante.it/

・ アンティーカ・トッレッタ・Antica Torretta
  piazza Briolo 1   Tel. +39 045 8015292
  https://www.ristoranteanticatorretta.com/



5. ニョッキ・Gnocchi

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パパ・デル・ニョーコ。

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ニョッキ、ジャガイモを茹でたのに粉を混ぜて作るニョッキはイタリア中で
食べられていると思うのですが、ここヴェローナでは伝統的にカルネヴァーレの時に
「パパ・デル・ニョーコ・Papà del Gnoco」、所謂サンタ・クロースに当たる人物に
扮した人が、ニョッキを、子供たちにはカラメルを配るのだそうで。

つまり16世紀の20~30年代にアディジェ川の氾濫と、ランツクネヒト兵の侵入で
飢饉に陥った街の人々が暴動を起こした時に、街の執政長官と幾人かの裕福な人々
との救助で救われた事に元を発するのだそう。

で、ヴェローナのカルネヴァーレのニョッキは、3.のパスティッサーダのソースか、
または馬肉のとろとろ煮でが伝統なのだそう!

お勧め: 昼食、夕食
食材: ジャガイモ
標準値段: 10エウロ

どこで食べられるか
・ オステリーア・ヴェローナ・アンティーカ・Osteria Verona Antica
  Via Sottoriva 10/A   Tel. +39 045 8004124
  https://www.osteriaveronaantica.it/

・ トラットリーア・アッラ・フェデルタ・Trattoria alla Fedeltà
  via Rodi 68 San Massimo   Tel. +39 045 8902423
  この店はヴェローナ市街から西にかなり外れた所なので、そのおつもりで。

・ リストランテ・トゥレ・リゾッティ・Ristorante Tre risotti
  via Luigia Poloni 15.  Tel. +39 045 594408
  http://www.ristorantetrerisotti.it/



6. ボッリート・コン・ラ・パエラ・Bollito con la paerà

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下の写真、ヴェローナ近郊の町では、パエラ・ソースのお祭りもあるそうで。

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「ボッリート」というのは茹で肉の事で、とりわけ冬に美味しい料理だそう。
サイトの肉の写真だけではよく呑み込めず、再度読み、サイトでリチェッタの写真も探し
分かったのは、パエラ・paeràというソースが重要なんだという事で、

パンをすり下ろしたものを煮込み、レシピによると牛の骨髄から取ったスープで煮込み、
煮込む程美味しくなるんだそうで、それにかなり多量の胡椒を入れる様子!

茹で肉のボッリートには、昔2度目のイタリア旅行の時、一緒していた友人が
サンセポルクロで食べ、今迄こんなに美味しい肉を食べた事がない、と感激した記憶あり。

馬肉が何度が登場とか、胡椒の入ったすり下ろしたパンのスープなど、
やはり同じヴェネトでもヴェローナには独特の食べ物があるのが興味深いですね。

お勧め: 夕食に
食材: 肉、野菜、パエラ・ソース
標準値段: 10エウロ

どこで食べられるか
・ ロカンダ・ディ・カステルヴェッキオ・Locanda di Castelvecchio
  Cosro Castelvecchio 21/a  Tel. +39 045 8030097
  http://www.ristorantecastelvecchio.com/

・ オステリーア・アイ・オゼイ・Osteria ai Osei
  Via Ettore Adriano 9  Tel. +39 045 8008199
  こちらで様子がみれます 

・ トルコロ・Torcolo   
  Via Cattaneo 11/b   Tel. +39 045 8033730
  http://www.ristorantetorcolo.it/



7. リーゾ・アル・テスタサル・Riso al Testasal

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ヴェローナ、そしてヴェネト一帯の特徴あるリゾットで、塩胡椒された肉の挽肉で
作られる料理、つまりハム、ソーセージなどにする肉の塩加減が上手く行っているか
どうかを見る為に由来するリゾットで、

テスタサル・testasalという訛りは、testare il sale、塩を検査する、からと。
お勧め: 昼食、夕食

食材: 米、挽肉、塩、胡椒
標準値段: 8エウロ

どこで食べれるか
・ トラットリア・アッラ・パルマ・Trattoria alla Palma
   via Legnago 143   Tel. +39 045 500365
  https://www.trattorialapalma.com/
  ヴェローナ市街から、南にかなり外れた位置に。

・ オステリーア・カフェ・モンテ・バルド・Osteria Caffè Monte Baldo
  via Rosa 12   Tel. +39 045 8030579
  https://www.osteriamontebaldo.com/

・ エノチブス・Enocibus
  vicolo Pomodoro 3   Tel. +39 045 594010
  http://www.enocibus.com/



8. リゾット・アッラマローネ・Risotto all'amarone

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素晴らしい美味しさとコクのあるリゾット・アッラマローネは、疑問の余地ない
ヴェローナの特異で伝統的な一品。
 
ヴェネトで産するお米ヴィアローネ・ナーノ・Vialone nanoと、ヴァルポリチェッラの
アマローネのワイン・l'Amarone della Valpolicella を使い、
スープは牛の骨髄から作ったスープで、最後に混ぜるチーズはこの一帯の
モンテ・ヴェロネーゼ・Monte Veronese、
という、つまりヴェローナ特産DOCのリゾットですね。

これはもうshinkaiも一度食べて見たいもの!と思う一品なのですぅ!

お勧め: 昼食、夕食
食材: ヴィアローネ・ナーノの米、ヴァルポリチェッラのアマローネのワイン、
    モンテ・ヴェロネーゼのチーズ
標準値段: 8エウロ

どこで食べれるか
・ コルテ・ファリーナ・Corte Farina
   via Corte Farina 4   Tel: +39 045 8000440
  https://www.cortefarina.it/

・ オステリーア・アル・ボルゴ・Osteria al Borgo
  via Longhena 29/D   Tel: +39 045 8105145
  http://www.osteriaalborgo.it/
  サン・ゼーノ聖堂からも少し西の位置に。

・ イル・バカーロ・デッラレーナ・Il Bacaro dell'Arena
  vicolo Tre Marchetti 1/B   Tel: +39 045 590503
  http://www.bacarodellarena.it/



9. フリトレ・Fritole
  
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ヴェネツィアで食べるべき、の記事にもフリートレ・fritoleの名で登場している、はは、
18世紀にヴェネツィア共和国の国のお菓子、として宣言され、カルロ・ゴルドーニの
戯作にも登場しているもので、カーニヴァルの典型的なお菓子として有名な物。

お菓子屋でも年中、家庭でも作られますが、ヴェネツィアのフリートレとは少し違うと!

お勧め: いつでも
食材: 粉、卵、スルタナ種の干し葡萄、レモンの皮のすりおろし、グラッパ酒一杯
標準値段: 5エウロ

どこで食べれるか
・ パスティッチェリーア・スカピーニ・Pasticceria Scapini
   via XX Settembre 132   Tel: +39 045 590312
  http://www.pasticceriascapini.it/
  旧市街東のサン・フェルモ聖堂近くのポンテ・ナーヴィを渡り、さらに東に・の位置。

・ カフェ・ワルネル・Caffè Wallner
  via Dietro Listone 1   Tel: +39 045 8000673
  https://www.caffewallner.com/
  ピアッツァ・ブラの北西あたりに。

・ パスティッチェリーア・ダル・フィオール・Pasticceria Dal Fior
  località Bixio 32    Tel: +39 045 8342440
  ドゥオーモの近くポンテ・ガリバルディを渡って北に真っ直ぐ、700mほど。



10. パンドーロ・Pandoro

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イタリアのクリスマスのお菓子パネットーネの、中に干し葡萄も果物の砂糖漬けも
入っていない、日本のカステラ式、と言ったらお分かりと思うパンドーロは、
実はヴェローナで19世紀に生まれた物なのですね。

パンドーロを創ったドメニコ・メレガッティ・Domenico Melegattiは8角の星型を
考案したもので、パネットーネのミラネーゼと共に、クリスマスのお菓子として
一番に評価され、一番売り上げのあるもの、なんですって。

今頃はそれこそたくさんのメーカーから、たくさんの種類が売り出されていますが、
やはりそれぞれにお好みがあり、味も違うのですよ!

お勧め: いつでも
食材: 粉、バター、砂糖、ヴァニラ
標準値段: 8エウロ   クリスマス時期以外にも売っているのかな?

どこで買えるか
・ パスティッチェリーア・トマージ・Pasticceria Tomasi
  corso Milano 16/a   Tel: +39 045 574017
  https://www.pasticceriatomasi.it/
  サン・ゼーノ聖堂から西に600mほど・・。

・ パスティッチェリーア・ベガーリ・Pasticceria Begali
  via Mantovana 83   Tel: +39 045 953330
  こちらで様子が見れます 
  駅の南、南西に。

・ ルーカ・ダッローモ・Luca Dall'Omo
  Cortile Mercato Vecchio 6 piazza dei Signori
  Tel: +39 045 8799225
  http://www.lucadallomo.it/      
      http://www.pasticceriadavidedallomo.it/index.php
  ああ、遂に旧市街の真ん中に店が見つかりましたぁ!


皆さん、美味しそう! 食べて見たい!と思われるのが見つかりましたか?
次回のヴェローナ行きの時には是非にね。

どこで食べれるか、で書いた店は、その店でしか食べられない、という意味では
ありませんので、美味しそうな店のメニューに見つけたら是非どうぞ!

各店のサイト・アドレスを探し付けましたので、比較検討など、どうぞお楽しみを。
住所から見ると、殆ど半島状に突き出した旧市街にありますので、
観光の一日のお役に立つ事かと思います。

アマレーナ・ワインを使ったリゾットのレシピを、絵のブログでご紹介しています。


◆ 展覧会のお知らせ ◆

私の絵の師でもあり、友人でもある二木(ふたつぎ)一郎さんが講師をしておられる
NHK文化センターの青山教室日本画クラスの皆さんによる未然会展
東京都中央区京橋のギャラリーくぼたにて、20日から開催されます。

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16-第4回未然会DM (4).jpg

東京駅からも近く、季節の良い時でもありますので、どうぞお出かけ下さいます様、
私からもご案内申し上げます。

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・ 春5月のスコミーゴ村便り と、山の雪

北イタリアのこの春のお天気は、というよりイタリア、ヨーロッパ全体が異常気象に
振り回されているのか、この春はこのヴェネト州も春らしい緑の芽吹きは進みつつ、
それにしても雨の続く日、寒い日が続いています。

確か昨年もそうだったと思うのですが、未だに暖房をつけたままで、
それでも何日か毎に訪れるお天気の日は、本当に太陽の恵みを感じます。

ヴェローナのご案内が続いていますが、今日はちょっとお休みし、
この月曜の朝に撮った北の山の雪景色と、里の春の様子をご覧下さいね。

朝一番に税金申告に行き、出かける時に見えた北の山の雪がまだ白いままで、
家に戻ってプール体操に行く間の短い時間に、大急ぎで家の近くを少し歩き、

これは北東に向かっての眺めで、東からの山並みが手前に低く伸び、
西から続くいわば屏風の役目の山並みが奥に高く交わる部分で、
2つの山並みが迫る下にヴィットリオ・ヴェネト・Vittorio Venetoの町が。

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この山間の狭い谷を抜けていくとヴェネト州北端のベッルーノ・Bellunoの町があり、
そしてその奥に向かうとコルティナ・ダンペッツォ・Cortina D'Ampezzoに。



暫く前にもこの一帯は雨でも、この北の屏風代わりの山々は白かったのですが、
一旦消えていたのが再度この朝白く復活し、お天気が良かったのでなお鮮やかで!

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手前遠くの山並みの近寄りはこんな風で、左からの小さな丘の上に塔が見えるのは、
ヴィットリオ・ヴェネトのチェーネダ・Cenedaの聖堂の司教の館と城がある部分。



奥のネヴェガル・Nevegalの山の上、ヴィゼンティン・Visentinには電波塔があるのが、
電波塔、という言葉で良いのかしらん、見えますか?

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ネヴェガルは近い上に雪が豊富なスキー場があるそうで、夏はまたトレッキングでも
有名というのですが、山歩きは苦手なshinkaiはまだ行った事なしです。



こちらは東側に延びる山並みで、天気予報でいう所の「標高何百メートリ以上は雪」
というのが良く分かる雪の降った白い境界線と、

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東の山並みの一番高い所。 山並みは徐々に低くなり、フリウリ州との境で消えます。

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サイトで見つけた5月5日のコルティナの雪景色で、30cmも積もったそう!
まだまだスキーは出来る状態だそうですが、やはり寒そう!

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我がスコミーゴ村から見た東の隣村、コッレウンベルト・Colleumbertoの村落。

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そして間の平野部には、既に緑色も少し濃くなった春色の雑木林と葡萄畑が広がり、
その間に点在する農家。

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我が家の前を少し下った所に続く並木、こちらは2月頃ツンツルテンに刈られたのが、
今はしっかり芽吹き出していて、

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こちらはシナノキの並木。 選挙用の看板板が設置された所で、何の選挙? はは。

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しっかり葉も茂り、花の蕾も膨らんで来て、も少ししたら、良い香りが一帯にね。

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スコミーゴ村教会の鐘楼と、手前左が多分司祭の住居。

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少し先の道迄出たのですが、ここからは西に続く山並みが余り見えずで・・。

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西隣のオリアーノ村・Oglianoとの境に点在する農家と葡萄畑の眺めを。

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葡萄の木も、すでにこんな葡萄の赤ちゃんの姿も見え、盛んにツルを伸ばし。

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いつもご覧頂くオリアーノ村の教会と鐘楼。 左隣は小学校。

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スコミーゴ村との谷の境にある木々の花も少し境を過ぎたかな。



昨年までは中に入れた近くの並木道横の草原が金網で囲われ、入れなくなりましたが、
春の野草の花畑に。

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こちらは我が家に戻り、絵を描く机の横から見えるコンドミーニオの草原で、
マルゲリータ・フランス菊が盛大に。

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何かひらひらっと目の前を飛んで行き、バサッと近くに落ちたのが見え、
何かと見に行くと、ははは、バッタ君。 

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園芸家や農家には嫌われ者の様ですが、でもshinkaiんちでは冬越し出来るからね、
また冬になる前にお出でね。

という、5月の山の雪と、緑に染まりだした我がスコミーゴ村便りでした。


*****
    
記録庫ブログには、トゥレヴィーゾとその周辺を 4記事 アップしています。 
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色鉛筆+水彩画ブログには、
ヴェローナの、ジュリエッタの家について と、あれこれ周辺を を  
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・ ヴェローナ観光 ・ 一日で回る見逃せない場所と、食事処

先回のご案内では、世界遺産と、ロメオとジュリエッタの街で有名なヴェローナの
見逃せない場所を挙げましたが、到底すべてはね。

という事で、今回は、もし一日で見て回るとしたら、どこと何をどの様に、
食事は行った場所の近くではここがお勧め、という回り方プランをどうぞ!

参考にしたサイトは、Cosa vedete a Verona in un giornoとタイトル通りで、
他にたくさんあるお勧めツァーや、写真などもあれこれ探し追加しました。

という事で、「ヴェローナ1日コースの回り方」をどうぞ!

・出発前にお役立ちのお勧めは、「ヴェローナ・カード・Verona Card」の購入を。

1-verona card.jpg

先回にもお勧めしましたが、24時間有効で20エウロ、このカード購入で
カバーされているヴェローナの殆どすべての観光見所が無料、または割引きで
見ることが出来ます。

ヴェローナ市のこちらのサイトに詳しく書かれてますのでどうぞ。
http://www.turismoverona.eu/nqcontent.cfm?a_id=38678




では出発! まずは午前中予定の場所と歩き方地図をどうぞ。

2-map1.jpg

朝食、ブラ広場とアレーナ

ヴェローナの国鉄駅ポルタ・ヌオーヴァ駅Stazione Centrale di Porta nuovaから
ブラ広場・Piazza Bràまでをバスで。

たくさんのバスがブラ広場に止まりますし、こちらのサイトに系統番号と停留所があり、
その下に見えるorario linea xxで時刻表が見れますが、https://www.atv.verona.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/1078

駅構内を出る前に、売店でブラ広場へのバスの切符が買えますし、
乗り場番号も書いてありますから、大丈夫です!



さてブラ広場に到着したら、少し後戻りする感じですが、サイトでのお勧めは
Caffè Pasticceria Pradal・カフェ、パスティッチェリーア・プラダヴァルでの朝食を。

3-caffe pradaval.jpg

プラダヴァルのサイトでは毎朝5時から、とありますが、グーグルでは9時からと出ます。
実際イタリアのバールはどこもが6時には開店していますが、その点にご留意を。

そしてブラ広場まで行くと、左手にはずらっとバールやレストランが並んでいますから、
お菓子類に目のない方以外は、戻る手間なしに朝食をされる事も大いにお勧め。



そしてローマ期1世紀建設の、そして現在では各種催し物、コンサート、とりわけ
夏のオペラ公演で有名なアレーナ・Arenaの見学を。

4-arena-di-verona-2.jpg

外からは2層アーチの背の低い物に見えるのですが、内部からは見上げる高さで、
これは長い歴史の間に積もった地層で、外側が埋まっているからなんだそうで、
見事な観客席の並びも、音響効果の良さも圧巻。



アレーナを出てブラ広場の北西角からヴィア・ローマ・Via Romaを辿りますが、
左手の円柱の並ぶアーケードの下に入口のあるマッフェイアーノ石碑博物館
Museo Lapidario Maffeianoの見物を。 Piazza Bra, 28.

5-1200px-Veronalapidary1.jpg

ここはエトルリア期の碑においては並ぶものがないというヨーロッパでも最古の
博物館だそうですから、一見に値する物。



そして道を進み、カステルヴェッキオ博物館・Castelvecchioに。

6-castelvecchio-finale.jpg




200点を超す絵画のコレクション、彫刻類等があるそうですが、shinkaiの感想では
古い彫像などには素晴らしい物があると思いましたが、絵画類はそれに比べもう一つと。

が、古い要塞、城を素晴らしい博物館に改造したカルロ・スカルパ・Carlo Scalpaの
見事な腕前と、生かされたスカーラ家の古い居城部分に見るべきものが大いにあると。

7-688d8a4fecefa2a40f85ef1b145ab842.jpg

カルロ・スカルパの トンバ・ブリオン ・ そして、お盆
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463693503.html


そして行程地図ではヴェッキオ橋・Ponte Vecchioを渡る様にはなっていませんが、
ここまで行かれたら、城の間を抜けてアディジェ河を渡る橋の往復もぜひ是非!

蛇足ですが、ここまででアレーナ見学が10エウロ、石碑博物館が4,5エウロ、
そしてカステルヴェッキオが6エウロですから、既に20エウロを越えている訳で、
ヴェローナ・カードをお勧めの理由がお分かりですね。


そして、ヴェローナの様々なお勧めのツァーですが、
https://www.getyourguide.jp/verona-l389/?utm_force=0
で、すべてのツァーのお勧めが見れます。

ワイン貯蔵庫のツァーとか、ワインと地元産のチーズやハムの味見ツァー、
はたまた料理教室に参加、とか様々ありますので、お時間のある方ご検討をどうぞ。



さて午後の行程地図をどうぞ。

8-map2.jpg



まずはカステルヴェッキオから歩いて、と言っても20分足らずで到着のジュリエッタの家
Casa di Giuliettaに。 ヴィア・カッペッロ・Via Cappello 23.

9-casa-di-giulietta(1).jpg

ヴェローナ観光でアレーナと共に一番人気のジュリエッタの家ですが、
13世紀の歴史ある建物、もともとの持ち主はカッペレッティ・Cappellettiというので、
シェークスピアの戯曲のカプレティ・Capuletiに似ている所が・・!

かの有名なバルコニーもあり、現在は建物内もバルコニーにも出れるそうで、
中庭にはジュリエッタの銅像もあり!



一方ロメオの家はすぐ近く、スカーラ家の記念墓碑のあるアルケ・スカリージェレの
東の通り、Via Arche Scaligere, 2に。

10-casa romeo.jpg

ここは私宅となっていて外からのみの見物ですが、表にまさにシェークスピアの
戯作からの有名なセリフ 
「おお、ロメオはどこ? ・・・黙って、私は自分を見失った、ここにはおらず、
自分はロメオではない、ロメオは別の所にいる」を書いた標識が出ているそうで、
洒落てますね。 厚かましい観光客に悩まされたのかも・・!



さて昼食! サイトではジュリエッタの家から歩いて3分程の
「オステリーア・アル・ドゥーカ・Osteria al Duca」をお勧めで、
Via Arche Scaligere, 2. ここでは定食が18エウロであるそう。

11-osteria duca.jpg



そして地図に名の見える「オステリーア・ソット・コスタ・Osteria Sottocosta」は
エルベ広場にあり、Piazza delle Erbe, 16

12-sotto costa.jpg


サイトの写真を見ただけですが、こちらの方がずっと観光客向けの簡単な食事の店、
という趣で、いずれにしても、この一帯にはたくさんの店がありますので、
美味しく安い店を探して見て下さいね。 が食事を楽しみたい方は、
エルベ広場の様なとりわけ観光客の多い場所は避けた方が良いかも。

次回からは、ヴェローナで食べるべき物、お勧めの店、などのご案内を始めますね。



昼食の後は、エルベ広場、ランベルティの塔、サンタ・マリーア・アンティーカ教会に。

エルベ広場はローマ期に市民生活の中心であったフォーロがあった場所で、

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ここにある市役所の角からエレベーターで、または健脚の方は歩いてでも、
84mの高さのあるランベルティの塔に、近代のテレコムの塔を除いてヴェローナで
一番高い塔に上り、ヴェローナの景観を楽しむことが出来ます。



エルベ広場の真ん中にあるヴェローナのマドンナ像も見て、たくさんの屋台の出ている
広場の雰囲気も楽しみ、

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クジラの骨のぶら下がったアルコ・デッラ・コスタを通り、東隣のシニョーリア広場に。
中世からずっと行政司法の政治の中心であるシニョーリア広場・Piazza dei Signoriの
美しいロッジャ・デル・コンシーリオ・Loggia del Consiglioも眺め、

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ついでに広場の中心に立つダンテ像も眺め、



東に抜けると、中世ヴェローナ領主であったスカーラ家の著名人物の記念墓所、
アルケ・スカリージェレ・Arche Scaligereがあり、

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南側に、カングランデの石棺の見える壁が、サンタ・マリーア・アンティーカ教会。



午後の行程図をどうぞ。

17-map3.jpg



夕食は、歩いて7分程の「アルコーヴァ・デル・フラーテ・Alcova del Frate」、
アルノ川沿いにある、がサイトのお勧め。Via Ponte Pietra, 19/A 
約30エウロで、ヴェローナの土地の料理が楽しめるそう。

18-alcova 2.jpg



その後徒歩3分程のヴェスコヴァード広場・Piazza Vescovadoに出て、ドゥオーモ広場・
Piazza Duomoにもとあるのですが、夕食後の時間では正面の姿を眺めるのみですね。

そして行程図に見える様に散歩を楽しみながら、ガルバルディ橋を渡り、
ずっと開いているチェザーレ・ロンブローゾ公園にでも、とあるのですが・・、

19-parco-cesare-lombroso.jpg

はぁ、夕食には一杯飲みたいshinkaiには、夕食後の公園散歩よりも、街中散歩の方が
まだのんびりとショウウインドウを眺める楽しみもあるなぁとは思うのですが、
それはもう、皆さまのお好みでどうぞ。

それに蛇足ですが、公園名にあるチェザーレ・ロンブローゾなる人物はどんな方、と
調べましたら、(1835-1909)の、精神科医で犯罪人類学の創始者なんだそう!
つまり犯罪を犯す人間の特徴、血縁関係などを調べた方なんだそうで、

こういう方の名が公園にとなると、怖がりのshinkaiは関係ないのは分かっているけど、
やはり昼間に行きたいなぁと、ははは。



という様な一日行程のお勧めでしたが、もう一つのshinkaiからのご提案は、

街中を走る真っ赤なシティ・シーサイティングのバスを利用して、乗ったり下りたり
近くの見学をし、次の目的に移動するというもので、
https://www.city-sightseeing.it/it/hop-on-hop-off-verona/

20-map bus.jpg

AとBの経路があり、いずれもブラ広場から発着で、3月から19月まで。

地図はサイトからのが大きくて上下が欠けましたが、赤Aの3番停留所は国鉄駅前で、
青Bの5停留所はチェーザレ・ロンブローゾ公園に行き、折り返す、という物。

例えばブラ広場とアレーナを見た後に赤線に乗ると、外周りで、ロマネスク様式で
有名なサン・ゼーノ聖堂・Basilica di San Zenoを見て、カステル・ベッキオに。

そして6で降りるとエルベ広場一帯の見学も近くなる訳で、という使い方もOKかと。
という様な出発前の行程計画のお楽しみにもどうぞ!

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という「ヴェローナ観光にお役立ちのお勧めあれこれ」でしたぁ。

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