・ 12の素晴らしい村、海もすぐそば! ・トゥーリング・クラブ・イタリアによる

夏のヴァカンスはやはり海、という方、いや、夏のあの浜辺の混雑はねぇ、
という方、はたまたどちらも魅力なんだけど、という方、
はい、今回のお勧めはトゥーリング・クラブ・イタリアによる  
12の海の近くの素晴らしい村、Dodici fantastici borghi vicino al mare を。

トゥーリング・クラブ・イタリアは、いつかお話しましたが、既に20年間に渡り
「バンディエーラ・アランチョーネ・Bandiera arancione・オレンジの旗」を、
観光と自然環境の両方の判断基準から選び、単にそれをパスしているのみでなく、
観光に訪れる人々への魅力あるサーヴィスをコンスタントに企画運営している事、
等の点からも選び、それがイタリア全土に230村あるのだそうで、

今回はその中から選んだ「素晴らしい、それも海が近い12の村」のご案内です。

いつもの様に地図も探し、近くの海、浜の写真も探しましたので、
イタリアの素敵な小さな村の発見と、そんな楽しみ方もあるのだね、という
旅行計画のヒントにでもどうぞ!

1. ぺリナルド リグーリア州・PERINALDO (Im) - Liguria
  海への距離 15kmで、ボルディゲーラ・Bordighera

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ぺリナルド村へは幾つか続くカーヴの道を行くが、インペーリア・Imperia県に
たくさんある美しい村の中でもあまり知られていない1つ。

で、コムーネには「天文台・オッセルヴァトーリオ・アストロノミコ・
l’Osservatorio Astronomico Comunale 'G.D.Cassini」があるのですね。

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夏には一連のプログラムもあるそうですし、夜に高い村の澄み渡った空の満天の星
を見る楽しみもあり、これは魅惑の誘いですねぇ!

所でコムーネの天文台に冠されている名はG.D.Cassini・ジョヴァンニ・ドメニコ・
カッシーニ(1625-1712)というこの村生まれの天文学者なのですが、

彼は当時にあって最初のモダンな天文学者と見なされる人で、既に土星に4つの
衛星がある事も、木星の赤い大きな斑を発見していたそうで。
フランスのルイ14世の宮廷に招かれフランス人と、公的な天文学者となり、
他の発見も続けるエンジニアでありながら、医者、生物学者でもあったという方。

2017年に、その20年前にアメリカのナサから打ち上げられた土星探査機の名が
カッシーニ・Cassiniと名付けられていたそうで、これは残念な事に土星到着の
90分前にシグナルが消えてしまったそうで、
夜空の星に興味おお持ちの方は覚えておられるかも、ですね。

という事で1989年に市役所、元修道院の建物の屋根に、直径3mのドームが設置、
そこには直径380mm、焦点距離1700mmの天体望遠鏡があり、近くの大きめの
部屋には別の天体望遠鏡等もあるという、まさに「星の村」と呼ぶにふさわしい村。


歩きが好きな方には近くの村へ連絡する散歩道もあり、ペリノルドより上に位置する
アプリカーレ・Apricaleにも1時間半ほど、林や畑の間を通る道を楽しめると。


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ボルディゲーラ・Bordigheraの浜

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2. カザーレ・マリッティモ トスカーナ州・CASALE MARITTIMO (Pi) - Toscana
  海への距離 13kmで、 マリーナ・ディ・チェチーナ・Marina di Cecina

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カザーレ・マリッティモの村は、時を後戻りしたかの様に写真を撮るのにふさわしく、
全ての家が煉瓦で作られていて、繊細で、良く手入れされた珠玉の村であるが、
余り知られておらず、海からも近い。

見落としてならないのはパラッツォ・デル・カノニカ・Palazzo del Canonicaで、
これは20世紀に、ローマ期のヴィッラの建材を使って15世紀の建物を復活させた
という興味深い物。

味わってみるべき土地の産物は、イチジクの形をしたカントゥッチーニ・cantuccini、
蜂蜜、珍しいクラート・curatoの梨、香りのよい土地のオリーヴ油、そして
ワインはモンテスクダイオ・Montescudaio。

海抜214mとあり、遠くからの眺めも素晴らしく、中世の趣が良く残った村の様子。

サイトはこちらに。  村の写真が少し見れます。

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マリーナ・ディ・チェチーナ・Marina di Cecinaの浜

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3. フォッサノーヴァ ラツィオ州・FOSSANOVA (fraz. del Comune di
   Priverno - Lt) - Lazio
  海への距離 22km、 サバウディア・Sabaudia

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フォッサノーヴァには、イタリアのシトー派修道院で一番美しい内の一つがあり、
13世紀ゴシック様式、力強い角柱の並び、中央の身廊に射しこむ光、回廊・・、
ユネスコの世界遺産に登録されるべき、素晴らしい建築である。

この修道院でトマス・アクイナス(1225-1274)は最後の数日を過ごし亡くなっている。

フォッサノーヴァの村は、石灰岩の石で造られた美しい中世の村で、興味深い
中世の品がたくさん収容された博物館も見学できるし、

8月には中世への回顧のお祭りもあり、

土地の名産物として、水牛の乳から作ったモッツァレッラ・チーズ、リコッタ、
カチョッタ、塩、そして肉製品の生ハム、ソーセージ類。


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サバウディア・Sabaudiaの浜

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4. モリジェラーティ  カンパーニア州・MORIGERATI (Sa) - Campania
  海への距離 13km ポリカストロ・ブッセンティーノ・Policastro Bussentino

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素晴らしいチレントの海からもし離れることが出来るなら、海から少しの距離にある、
オリーヴ畑に埋もれた村があなた方を待っていて、
モリジェラーティのオリーヴ油の味見をするなというのが無理というもので!

村で見逃せないものは、古い修道院を改装した州立民族学博物館・
museo Etnografico regionaleで、羊飼いから織物迄の土地の伝統の
様々な様子をたくさんの資料で伝える物。

そして、WWFの「ブッセントの洞窟・Grotte del Bussento」の散策を。
600平米の広さがある「チレントとディアーノ谷の国立公園・Parco Nazionale e
Vallo di Diano」の中に含まれ、渓谷の中の流れや森の中を辿る魅力あるもの。



地図は位置を把握のために2枚を。

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ポリカストロ・ブッセンティーノ・Policastro Bussentinoの浜

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5. ガルテッリ  サルデーニャ島・GALTELLÌ (Nu) - Sardegna
  海への距離 12kmで、 オロゼイ・Orosei

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素晴らしく美しいオロゼイの海と有名なゴノーネの入り江・Cala Gononeに近く、
余り知られていないが、とても興味深いガルテッリの村がある。

グラツィア・デレッダ・Grazie Deledda(1871-1936)、近くのヌオーロ生まれの
作家の「カンネ・アル・ヴェント・風の中の葦・Canne al Vento」の
舞台となった村なのである。

他にも中世のフレスコ画装飾のあるサン・ピエトロ教会や、「サ・ドーモ民族博物館・
Museo Etnografico Sa Domo ‘e sos Marras」という18世紀の、
土地の固有な任意な建築物の典型と言える建物を修復し、850点に及ぶ
当時の日常や仕事の道具を展示している物。

グラツィア・デレッダ、本名はもっと長~~いのですが、これで通っている様で、
ヌオーロの裕福な家に生まれ、作家生活に入った女性で、サルデーニャ固有の
因習に満ちた様々を描き、1926年にノーベル文学賞を受賞。

「人里離れた故郷の島での生活を彫像のように描写し、深みと温かさを伴う
一般的な人間の問題に対処する高い理想に支えられた、作家としての力」
というのが受賞理由だそうで、

彼女の名も知らずにいたので調べ、見た当時のYoutubeの映像では、
「実際の事でも、表に出さず隠しておくべきものを彼女は書いた」という土地の
老人のインタヴューもあったので、大体どの様な作品か、サルデーニャでの
受け取られ方も分かりますね。

日本でも幾つもの作品が翻訳され出版されている様子で、
ウィキペディアの日本語版でご覧を。 

彼女のアフォリズム、警句、金言のサイトもあり、
短くて大変良く分かる、ははは、これは傑作!と思うのがあり、
 L’amore è quello che lega l’uomo alla donna,
 e il denaro quello che lega la donna all’uomo.
 愛情というのは男を女に結び付けるもので、金は女を男に結び付ける。

ガルテッリのサイト   写真は右のカテゴリに


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オロゼイ・Oroseiの浜

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6. ジェラーチェ カラーブリア州・GERACE (Rc) - Calabria
  海への距離 12kmで、 ロークリ・Locri

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カラーブリアは東側と西側の2つの海を持っているが、南のレッジーノ・Reggino
方面に行かれるなら、ジェラーチェ訪問を。

ジェラーチェには長い歴史の中でさんざんに略奪、改造、倒壊と苦しめられた
有名で素晴らしいサンタ・マリーア・アッスンタ聖堂があり、内部3身廊は、
マーニャ・グレーチャの神殿跡からの2列の大理石の円柱で分けられていて、

サン・フランチェスコ教会の祭壇、18世紀のバロック様式の大理石の象嵌、
も見逃せない。

そして「グレーコ・ディ・ジェラーチェ・Greco di Gerace」という蒸留酒の様に
17度もある伝説的なワイン、ギリシャの葡萄から作るワインで、色は琥珀色に
近い黄色で、ジェラーチェから20k程にあるビアンコ・Biancoという所で作られる。

魅惑の村ジェラーチェでは毎年7月の末に、大道芸人たちの集まるお祭りがあり、
村の小路やワイン蔵で、魔術、アクロバット、火吹き男、手品師などが色と光の
中で華麗な景色を繰り広げる。






ジェラーチェの位置の地図は、位置把握のために2枚を。

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ロークリ・Locriの浜

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7. ヴァルシンニ  バジリカータ州・VALSINNI (Mt) - Basilicata
  海への距離 30kmで、 ポリコロ・Policoro

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ヴァルシンニは魅惑に満ち、村の一番高い所にあるお城がまず見所で、ここから
ヴァッレ・デル・シンニを睥睨している。

この城にまつわるのは16世紀の女流詩人イザベッラ・モッラ・Isabella Morraの
お話で、城には当時の品々、彼女に関連しての物が収納されている。

そして文学公園では、訪問者達に詩を用いてこの一帯の特殊性や歴史の想い出を
めぐる、かっての村と現在と思い偲ぶ大変魅惑的なものとなっている。


写真で見る様に素晴らしい位置にあるお城の姿ですが、女流詩人の名も知らずで、
調べましたら、

イザベッラ・モッラ(1520頃-1545,1546)は父親の死後、城の中で弟たちの横暴な
権力の元に孤立し、半ば隔離された生活の中でペトラルカ風の詩を書き生活して
いたのが、近くの城のスペイン人男爵ディエゴ・サンドヴァル・デ・カストロ・
Diego Sandoval de Castroとの隠れた交際、があったかも確かでないのが、
弟たちの怒り、誇りにふれ、彼女の教師も含め3人とも虐殺された、という物!

この事件は下の弟の息子が1629年に書き残した物から分かったもので、

彼女の詩、作品については1928年になってからベネデット・クローチェ・
Benedetto Croceの研究によって明らかになり、評価を受ける様になったと。

現在もイタリアでは女性殺し、それも家庭内、元夫、元彼、によるのが多く、
問題となっているのですが、それもとりわけ南イタリアに多いようで・・!

こちらに文学公園のご案内ヴィデオを。 
https://www.parchiletterari.com/video.php?ID=0102




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ポリコロ・Policoroの浜

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8. コリリアーノ・ドートラント  プーリア州・CORIGLIANO D'OTRANTO (Le)
   - Puglia
  海への距離 20kmで、 オートラント・Otranto

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海水浴客で溢れるサレントの海からそう遠くないコリリアーノ・ドートラント。
この村はグレーチャ・サレンティーノ・サレルノのギリシャ、と呼ばれ、
この一帯はギリシャ語から分かれた古い言葉グリーコ・gricoを話す。

旧市街は良く保存されていて、美しい教会、家並、古い軍設備など散策が楽しめ、
お城カステッロ・デモンティ・Castello de"Montiは正面が素晴らしい装飾で覆われ、

これは上の写真では分かりにくいので、

8-corigliano_d_otranto_2_1546874696.jpg

サン・ニコラ教会・San Nicolaの薔薇窓とモザイクを見るのをお忘れなく。

そして、コリリアーノの長老、ともいうべき、大樫の木・quercia vallonea、
高さ15m、直径20mにも及ぶ樫の大樹だそうで、地中海の東側、イタリアではただ
プーリア州の中部に繁殖しているとの事で、

村を出る時、ヴィア・モンチェニージオ・Moncenisioの小公園にあるそう。



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オートラント・Otrantoの海

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9. ファーラ・サン・マルティーノ  アブルッツォ州・FARA SAN MARTINO (Ch)
   - Abruzzo
  海への距離 40kmで、 トラボッキの海岸・costa dei Trabocchi

9-fara_san_martino_fiume_verde_lib_paolo_cocco.jpg

このファーラ・サン・マルティーノから海への距離は他に比べて少し遠いものの、
でも訪問する価値は十分にある。 というのも、

アブルッツォの村々は背後にある山々に挟まれた素晴らしい情景にあり、
涼しさを求めるのであれば、ここはまさにぴったりの場所!

背後の渓谷は見事で、流れる緑色の川は、かって土地の有名なパスタ作りに
使われていた物。 

サン・レミージョ教会・San Remigioの訪問と、タンツィオ・ダ・ヴァラッロ・
Tanzio da Varalloの素晴らしい絵画、1614年、「キリストの割礼」を
お見逃しなく!


という事で、こちらです。

9-CirconcisionediGesù-Tanzio-da-Varallo-Chiesa-di-San-Remigio-Fara-San-Martino (22).jpg


あると教えて下さったのでリンクさせて頂きました。 ご訪問を。



ファラ・サン・マルティーノも位置把握のために地図を2枚。

9-fara san martino1.jpg

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トラボッキの海岸・costa dei Trabocchi

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写真に見える漁師の小屋に興味を引かれ写真と位置を探しましたら、
こんなのが見つかり、この一帯の海岸線にたくさんある事も知りました。

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10. オストゥラ  マルケ州・OSTRA (An) - Marche
   海への距離 20kmで、セニガッリア・Senigallia

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マルケ州の海に近い素敵な村々は本当に多く、選ぶのに困るくらいですが、
ここではアンコーナ県にあるセニガッリアに近いオストゥラのご案内を。

ここには美味しいものが多く、蜂蜜・有名な地域、オリーヴ油・何世紀にも渡る
生産地、同様に上等なワイン、ヴェルディッキオ・Verdicchioが。

ヴェルディッキオとは何かと調べると、白い粒の種で、ほぼマルケ州でのみ栽培
されている葡萄なのだそうで、性格としてかなり折衷的で純粋で、つまり
新しいワインのすぐ飲めるタイプにも、長い間寝かせる事も出来るワインにも、
という事なのだそう。

そして美しい旧市街の散策も楽しめ、市役所の建物と広場が基点となり、
オストゥラ・アンティーコ・旧地区、要塞があり、曲がりくねった道が続き、
オスティア・バッサ・平地の地区、道は幾何学的に規則正しくで、
この違いは1280年と1350年に整備されたものだそう。



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セニガッリア・Senigalliaの浜

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11. サン・レオ  エミーリア・ロマーニャ州・SAN LEO (Rn) - Emilia Romagna
   海への距離 34kmで、 リミニ・Rimini

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エミーリア・ロマーニャ州のリミニ県、フォルリ県も、探訪するに事欠かない素晴らしい
村々があり、例えばこのサン・レオはカリオストゥロの逸話と、ピエロ・デッラ・
フランチェスカを偲ぶに十分な村である。

要塞の姿は驚嘆する素晴らしいもので、断崖の上の姿はまるで岩の上に座礁した
船の様に見え、まさに驚異である。

ドゥオーモもまた断崖に寄り掛かった様子で、興味深い事に本当の正面壁に当たる
物がなく、もう一つの教区教会サンタ・マリーア・アッスンタに面した脇壁に入口が。

そして教区教会は伝説によると、石切り職人であったダルマチアの聖人が晩年を
隠者として過ごしながら、9世紀に設立したものとされている。

つまり、たくさんのお話とたくさんの暗示、示唆に満ちたサン・レオである!

サン・レオの城塞 と カリオストゥロ伯爵・conte di Cagliostroなる男
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463938935.html

美味しいチーズ ・ サン・レオで食べた旨いもの!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461474994.html



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超有名な、リミニの浜

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12. サン・ヴィトー・アル・タリアメント フリウリ・ヴェネツィア=ジューリア州・
    SAN VITO AL TAGLIAMENTO (Pn) - Friuli Venezia Giulia
   海への距離 40kmで、 リニャーノ・サッビアドーロ・Lignano Sabbiadoro

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距離的には40kmと少し遠いのですが、こちらは平野の道ですので、ね。
そしてこの一帯の海辺には、幾つもの素晴らしい海水浴場があり、バンディエーラ・
アランチョーネが与えられてまだ短く余り知られておらず、ご案内にちょうど良いと。

美しい広場ピアッツァ・デル・ポポロ・Piazza del Popoloに立つだけで、分かる、
広々とした素晴らしいアーケードを持つサロンの様な、並ぶ美しいたくさんの建物。
コムーネの建物はそのうちの一つで、ヴェネツィア風で、美しい公園と庭園もあり、
一方古いロッジャ・プッブリカ・Loggia Pubblicaは素晴らしい劇場がある。

夏中たくさんのエヴェントがあり、博物館、展示会等お好みのまま!



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リニャーノ・サッビアドーロ・Lignano Sabbiadoroの浜

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今回のご案内ではあれこれ知らない事が多く、調べるのも少し大変でしたが、
それでも新しい事を知る楽しみと喜びも味わい、興味深かったです。

いやぁ、イタリアの田舎の良さは、まさに尽きませんねぇ!


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・サルデーニャ島で一番美しい海は?・トゥーリング・クラブ・イタリアによる

先々会のご案内で、イタリアで一番美しい浜辺は?というご案内をしましたが、
その時に思ったのは、どうやらサルデーニャとかシチーリアとか、南イタリアが
圧倒的に美しい浜辺、海を持っているらしい、と知った事で、

1-baunei_cala mariolu_ ogliastra ctsp.jpg

その後、イタリアの美しい21の浜辺、投票による、という記事も見つけ、
ご案内しようかと準備をし始めた所で、
やはりサルデーニャ島・Sardegnaに絞ろうと方向転換し、

今年6月のトゥーリング・クラブ・イターリアによるサイト記事
Qual è il mare più bello della Sardegna? サルデーニャ島で一番美しい海は?
を見つけました。

例によって地図での位置も探し、せっかく美しいという海の、美しい色の見えない
写真には追加も探しました。
が、これが今回は意外に難しく、というのも、かなり指定場所が限定されていて、
なかなか見つかりにくい事があり、ですが、写真の方は何とかOKですので、



夏のお休みをお待ちの皆さまには、目の供養という事で、お楽しみくださいね!
まずサルデーニャ島全体の地図をどうぞ。

2-1-sardegna map.jpg

shinkaiは行った事も無く、殆ど地理も知らずで、大きな都市の名位のみなので、
多分皆さんもそうであろうと想像し、有名な街と、今回出てくる美しい海の位置
を囲みましたので、
個々の地図は近くの街の名からの位置でご想像くださいね。

ではどうぞ。

1. ポサーダ、バロニーア・ディ・ポサーダ・Posada (Baronia di Posada e
   Parco di Tepilora,

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   どうやら自然公園テピローラ・Tepiloraの領域にある浜辺の様子で、
   記事には写真が無いのでこれを追加しましたが、



   もう一枚浜辺を。

3-posada-sardegna-.jpg



   位置はこちら。

3-posada.jpg



2. ドームス・デ・マリーア・Domus de Maria、Litorale di Chia

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4-Domus de Maria (Litorale di Chia.jpg

   それにしても美しい海の色、浜辺ですねぇ!



   今回のサルデーニャの海では、このサイト記事では唯一選ばれていた南の海で、
   近くに見えるカリアリ・Cagliaがサルデーニャの首都。

4-domus di maria.jpg



イタリアでは毎年「バンディエーラ・ブルー・Bandiera blu」と言って、
その年の「一番美しい浜辺」、これは単に浜が美しいだけでなく、海が汚染されておらず、
観光施設も整い、という様に様々な条件から選ばれるのですが、

4-2-bandiera-blu.jpg

今年2019年は385の浜辺が選ばれており、これは昨年よりも多く、183のコムーネが
含まれ、昨年2018年は368、2017年は342、と少しづつ増えており、
やはり環境問題に真剣に取り組む姿勢の現れなのでしょう。

で2019年の結果では、トップはリグーリア州の30、カンパーニア州が18、
マルケ州が15、ここは2つ減り1つ新入と。
サルデーニャが14、プーリア州が13、カラーブリア州11、アブルッツォ10、
ラツィオ9、ヴェネト8、エミーリア・ロマーニャ7、フリウリ・ヴェネツィアジューリア2、
モリーゼ1、そしてロンバルディーアが1、海が無いので、これはガルダ湖の
ガルドーネ・リヴィエーラが。

バンディエーラ・ブルーの今年の選抜結果はこちらから。
http://www.bandierablu.org/common/blueflag.asp?anno=2019&tipo=bb



3. バウネイ・Baunei、Baunei

5-baunei_calagoloritze.jpg

   ヌオーロの一帯が大変に美しい浜、というのは読みましたが、なんとも素晴らしい
   海水の色で! 目が覚める様ですねぇ。




5-Baunei (Baunei.jpg



5-baunei.jpg

   この一帯に美しい浜が集まっている、という事ですね。



4. ボーザ・Bosa Planargia,

6-litorale_fra_bosa_e_alghero.jpg

6-bosa-spiaggia.jpg

   上のサイトの写真の説明では、ボーザと北に見えるアルゲーロ・Algheroとの海岸線、
   というので、この一帯が美しいという事なのでしょう。
    

6-bosa.jpg



5. サンタ・テレーザ・ディ・ガッルーダ・Santa Teresa di Gallura
   (Gallura costierae Area mattina protetta di Capo testa)

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   岩礁の浜の写真と、白い砂浜も見えるので、すぐ近くにある浜かも。 

   このサルデーニャ島の北の一帯は、素晴らしい浜が幾つもある様子で、
   このサンタ・テレーザの浜は先回にも、n.7で登場


7-santa teresa di gallura.jpg



6. シニスコラ・Siniscola (Baronia di Posada e Parco di Tepilora)

8-cala santa lucia a siniscola-nuoro.jpg

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   この浜は今回のn.1のポサーダと同じ住所ですから、少し移動するとすぐ別の
   美しい浜が!という事ですね。


8-siniscola posada.jpg



7. アルザケーナ・Arzachena (Gallura costiera e Area mattina
   protetta di Capo testa)

9-spiaggia-di-capriccioli-arzachena.jpg

9-comune-arzachena-consorzio-costa-smeralda.jpg



   実はこのアルザケーナと次のパラウとの、サイトでの浜が特定できずでしたので、
   町の位置地図から想像して、北に点在する浜であろうと・・。

9-arzachena map.jpg



8. パラウ・Palau (Gallura costiera e Area mattina protetta di
   Capo testa)

10-SPIAGGE-PALAU.jpg

10-palau 1.jpg
  


   こちらも7.同様、町の位置地図からご想像を。
   地図を大きく検索して頂くとお分かりと思うのですが、たくさんの浜が点在し、
   この一帯が素晴らしい海を持つ浜辺である事が良く分かりますです!

10-palau.jpg


というサルデーニャの美しい海、浜のご案内でしたが、今年のバンディエーラ・ブルー
が14も与えられた島の事、いつか海の色だけでも見に行けるチャンスがあります様に!!


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・ イタリアで、山のヴァカンスを過ごすに最高の、10の美しい場所は

先回は「イタリアの一番美しい浜辺」をご覧頂きましたので、
今回は「山派」の方へのお勧めの10の場所のご案内を。

参考のサイトは「Dove andare in montagna d'estate in Italia?
Ecco i 10 postipiù belli!」
https://www.travel365.it/dove-andare-montagna-estate-italia.htm

海の浜辺で過ごすのと違い、夏の山は大きな可能性があるものの、まだ完全には
理解されていないと思うので、この理由から我ら「Travel 365」があなた方に
「夏の山に行くための、10の一番素敵な場所」の幾つかの目標を選びました、と。

という事で、shinkaiが写真が不足と思うのには探し、地図も追加しましたので、
どうぞ、爽やかな、高度の高い夏のヴァカンス地の空気を想像し、ご覧下さいね。


10. ピエモンテ州 サンタ・マリーア・マッジョーレ・Santa Maria Maggiore,
   Piemonte

10-santa_maria_maggiore_maurizio-besana.jpg

サンタ・マリーア・マッジョーレはピエモンテ州の北にある有名な観光地であり、
正確にはヴァル・ヴィゲッツォ・Val Vigezzo・ヴィゲッツォ谷に位置し、

ここでは山の小径の中を散策しながら、自然が提供する素晴らしさに、
我を忘れることが出来る。

なぜここに行くか: 町の位置する場所がスイスのティチーノ州と、マッジョーレ湖に
          挟まれた地理的にとても良い場所で、おまけに領域が
          国立ヴァル・グランデに含まれ、これ以上の自然はね・・。



という事で、町の中の写真を一枚追加し、

10-santa maria maggiore.jpg



地図を。 東にはマッジョーレ湖があり、サンタ・マリーア・マッジョーレの地図を
見ると、確かにグレーの線のスイス国境に接する北から、国立のヴァル・グランデに
入り込む南側と細長く縦に続く領域であるのも確認、です。

10-santa_maria_maggiore.jpg



9. フリウリーヴェネツィア・ジューリア州 サッパーダ・Sappada,
  Friuli Venezia Giulia

9-sappada-friuli.jpg

フリウリとオーストリアが接する一廓にあり、ベッルーノとウーディネ県の間とあり、
つまりどちらもの影響を受けている地、と理解しますが、

美しさと落ち着いた土地で有名で、サッパーダでは古い木造の、土地の風習と色に
満ちた住居を訪問する事をお勧め。

ドロミーティのペラルバ・Peralba山の傾斜地は、絶好の探訪地である上に、
トゥーリング・クラブ・イターリアのバンディエーラ・アランチョーネも受けている。

・トゥーリング・クラブ・イターリアのバンディエーラ・アランチョーネというのは、
 詳細なガイドブックや地図も発行しているイタリアのトゥーリング・クラブが、
 町の大小にかかわらず、職人仕事の残る所、昔からの土地のお祭り、スポーツ、
 興味深い所、美味しい物がある町、村に与えているオレンジの旗の事で、
 これらの土地だけの州毎のガイドブックも出ています。


なぜここに: オーストリアとのカリンツィア州との国境である、ドロミーティ山系の
       一番北東にあたり、ピアーヴァ川を越えた谷にある。
       夏には小径や山小屋を巡ることが出来、湖や近くの山へのハイキングが
       企画され、参加できる。


という事で、山の風景写真を一枚追加し、

9-sappada terrazza-miravalle_13130.jpg



地図をどうぞ。 この一帯の行った事のある土地に印をつけましたが、サッパーダは
まだ行った事が無く、久し振りにサッパーダと聞き思い出したのは、
ここはカーニヴァルの面を被った踊り、お祭りでも有名な土地で、

9-sappada.jpg

ヴェネツィアからだと鉄道の終点カラルツォ・ディ・カドーレ・Calarzo di Cadore
まで行き、Pieve di Cadoreの北にあり、そこからバスの連絡があります。

駅からティツィアーノの生家博物館のあるピエーヴェ・ディ・カドーレには
歩いても行けますが、コルティナ・ダンペッツォ行きのバスですぐ、
地図の左上にZOと切れているのが、コルティナ・ダンペッツォ!

ロンガローネ、 54年前のダム出水大災害のまとめを
http://www.italiashiho.site/archives/20170727-1.html

暑中お見舞いを! ドロミーティの山、アウロンツォの水の色
http://www.italiashiho.site/archives/20170724-1.html

暑中お見舞いを! フリウリ山中より、バルチスの水の色
http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170724-1.html

ティツィアーノの生まれた町 ・ ピエーヴェ・ディ・カドーレ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461664802.html

ヴェネト、カドーレ湖の眺め
http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20170727-1.html



8. ピエモンテ州 アラーニャ・ヴァルセージア・Alagna Valsesia, Piemonte

8-alagna-valsesia.jpg

ピエモンテ州はヴェルチェッリ・Vercelliにあるこの場所は、夏に出かけるには
最適と思われるが、知名度が高いのはここの木造建築であり、

たくさんの周遊コース、ハイキング・コースがあり、観光客も集まる所で、
カルコーフォロの谷・Vallate di Carcoforoと、リメッラ・Rimellaはお見逃しなく。

なぜここに: モンテ・ローザの脚下にあり、フレスコ画装飾の教会も多い。
       セージア川・Sesiaが谷を巡り、目が覚めるような滝も多く、
       ヴィラッジ・ヴァルセル・Villaggi Walser一帯の、木造の伝統的な
       住宅を見て歩くことも出来る。



もう一枚写真追加で、

8-Alagna Valsesia, Piemonte.jpg



地図をどうぞ。 ピエモンテ州の北、既にスイス国境が近い所で一体どう行くのかと
調べましたら、はい、ヴェネツィアから高速で一路西に、そしてミラノを過ぎ
ノヴァーラ・Novaraの西から北上で、この行程で4時間42分。

8-alagna-valsesia map.jpg

という事は、多分ミラノから、ノヴァーラからはバス便もある筈ですね。

アラーニャ・ヴァルセージアは冬のスキーのメッカでもある様子で、たくさんの
リフト設置の様子が地図で見れましたが、
こういったリフトは夏も稼働しているのが多いので、近くの高山からのパノラマを
楽しめる事でしょう!




7. アブルッツォ州 チヴィテッラ・アルフェデーナ・Civitella Alfedena, Abruzzo

7-Civitella Alfedena, Abruzzo.jpg

さて、一気に南イタリアに移りまして、が、サイトには町の雪景色の写真があり! 
スキーのメッカであるとは言え、いくら何でもねぇ、夏山へのお誘いに雪景色はと思い、
親切shinkaiが写真を探し、趣深げな村内の写真を。


このチヴィテッラは、まずアブルッツォの自然公園がすぐ背後にあり、町は岩山の足元に
位置するアペニン山脈の典型的な村落である。

夏の週末を過ごすには最適で、フォンディッロの谷・Val Fondelloと、ラ・カモシャーラ・
La Camosciaraのハイキングも楽しめる。
すぐ近くにあるペスカッセローリ・Pescasseroliも訪問の価値あり。



で、もう一枚、ラ・カモシャーラの写真を追加し、

7-Civitella Alfedena, Abruzzo Parco-naz-abruzzo-lazio-molise.jpg

ラ・カモシャーラのサイトをどうぞ、自然公園の美しい風景、動物の姿が楽しめます。


なぜここに: イタリアの一番美しい国立公園の一つの中心に位置し、また
       カモシャーラの自然公園の領域内にも含まれ、村落は中世の趣深い物。

はぁ、サイトや検索で写真を見たshinkaiが行って見たくなりました!



地図をどうぞ。 山間の村で、どこか目安になる場所を入れて、と地図を
切り取りましたら、村の名が出なくなり・・!
という、位置はこの辺り、という地図に。

7-civitella-alfedena map.jpg



6. フリウリーヴェネツィア・ジューリア州 ヴァルブルーナ・Valbruna,
   Friuli Venezia Giulia

6-valbruna.jpg

この写真も秋ですが、まぁ、美しく、緑もあるので我慢して頂きまして、はい、
このイタリアの最北東は、オーストリアとスロヴァニアの3つの国境が接していますが、

このヴァルブルーナほど、違う3国がこれほど混在している所はなく、
この天国みたいな一廓は夏のヴァカンスを過ごすにはもってこいの所で、
夏には特別な美しさをもたらしている。

ヴァル・ロマーナ・Val Romanaのフジーネ湖・Lago di Fusine、そして
プレディルの採掘場・cava del Predilの鉱山博物館・Museo minerario
の訪門は忘れられないハイキングとなる事でしょう。

なぜここに: 3か国訪問が可能な地で、ジューリア・アルプスの素晴らしい背景は、
       山のヴァカンスには最大の魅力である。



地図をどうぞ。 ヴァルブルーナの東に位置するタルヴィーシオ・Tarvisioが
イタリア国内の最後の鉄道駅で、ウィーン行きがここを通ります。

6-valbruna map.jpg



ついでに、イタリア、オーストリア、スロヴェニアの3国の国境の位置の地図も。

6-3congfini.JPG

この一帯は冬は大変寒いようで、雪も深く、タルヴィーシオから入った所に
犬ぞりの訓練所があるそうで! 

フジーネ湖と山の道 ・ 逝く夏を惜しんで
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463997687.html

イタリア東北部 国境の町 ・ さまざま
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462967545.html



5. トレンティーノ・アルト・アディジェ州 グロレンツァ・Glorenza,
   Trentino Alto Adige

5-glorenza-trentino.jpg

ボルツァーノ県のグロレンツァでは、山を愛する人びとには標高908mにあるこの町は、
特別な魅力を提供し、夏でも素晴らしい貴重な滞在を楽しめる。

グロレンツァではたくさんの訪問が出来るが、例えばモンテ・マリーアの修道院・
Abbazia di Monte Mariaとか、人工湖から顔を出すクロン・Curonの古い鐘楼も。



という事で、湖から顔を出すクロンの鐘楼を。

5-curon-venosta-2612296_1280.jpg


なぜここに: スイスの国境、オーストリアとの国境からわずかに6kmの距離にあり、
       アディジェ川が町を横切り、素晴らしいヴァル・ヴェノスタ・
       Val Venostaの風景が背景に。  何か他に必要?



地図をどうぞ。 グロレンツァにはメラーノからの鉄道が連絡しており、
最寄りの駅はSluderno・スルデルノだそう。

5-gloremza.jpg


グロレンツァの町 ・ 「イタリアで一番美しい村々」の一つ n.1 

グロレンツァの町 ・ 「イタリアで一番美しい村々」の一つ n.2
http://www.italiashiho.site/archives/201705-1.html

n.1 メラーノの町散歩 ・ クアハウス パッシーリオ川 S.スピリト教会
http://www.italiashiho.site/archives/20170709-1.html

n.2 メラーノの町散歩 ・ S.スピリト教会 冬の散歩道 サン・ニコロ教会
http://www.italiashiho.site/archives/20170712-1.html

n.3 メラーノの町散歩 ・ サン・ニコロ教会(ドゥオーモ) ヴィア・ポルティチ
http://www.italiashiho.site/archives/20170715-1.html



4. トレンティーノ ヴィーゴ・ディ・ファッサ・Vigo di Fassa,
  Trentino

4-vigo-di-fassa.jpg

ドロミーティの一番重要な山の一つであるヴィーゴ・ディ・ファッサをカバーする
絶好のポジションにあり、ここからたくさんのハイキング、トレッキングが出来、
あなた方の日程を彩る事に間違いなく、

ラーゴ・ディ・カレッツァ・Lago di Carezza・カレッツァ湖、
パッソ・ディ・コスタルンガ・Passo di Costalunga・コスタルンガ峠、そして
カナゼイ・Canazeiに至る地域は、一帯の素晴らしい山々への巡礼の目標となる事と。

なぜここに: もし山の町を探すなら、このヴィーゴはあなたを直接にドロミーティに
       連れて行きます。 「イタリアの一番美しい村々」にも選ばれ、
       ホテル類もたくさん揃い、他に何をお望み?



という事で、村の見える写真も追加。

4-VigoFassa_641699854.jpg



地図をどうぞ。 

4-vigo-di-fassa map.jpg

実は地図での位置を確かめつつ、あれ、カティナッチョ連山の近くではないの、と
連れて行って貰ったのを思い出し、ブログの記事を確かめましたら、
ははは、カティナッチョ連山には、ヴィーゴ・ディ・ファッサからロープウェイで、
という訳で、行った所を覚えていない、というのが露呈致しましたぁ。 きゃはは。

ドロミーティでの夏休み ・ ロッレ峠を越えて
http://www.italiashiho.site/archives/20170815-1.html

n.1 ドロミーティ2000m級の高地 カティナッチョ連山
http://www.italiashiho.site/archives/20170819-1.html

n.2 ドロミーティ 2000m級の高地の散歩 カティナッチョ連山
http://www.italiashiho.site/archives/20170824-1.html



3. ロンバルディーア州 キアヴェンナ・Chiavenna、 Lombardia

3-chiavenna.jpg

ソンドゥリオ県にあるキアヴェンナは、美しい風景と自然を愛する人には理想の場所で、
キアヴェンナの近くにはパルコ・デッレ・マルミッテ・デイ・ジガンティ・
parco delle Marmittedei Giganti・巨人達の鍋の公園、と、素晴らしく美しい
カスカータ・デッラックワ・フラッジャ・cascata dell'Acqua Fraggia・滝があり、

食いしん坊にはまさに土地の独特なピッツォケッリ・キアヴェンナスキ・
pizzoccheri chiavennaschiを味わう事をお勧めします。

「巨人たちの鍋公園」とは何かと思いましたら、氷河期の氷河が残した自然の造形
とでもいう物で、鍋の様に丸い形の穴ぼこが開いていたり、の広い自然公園。

こちらのYoutubeで、喋り過ぎが例の如くちょっと邪魔かもしれませんが、
公園の様子が良く分かるかと。
https://www.youtube.com/watch?v=ZyWRdLr2Bpw



と、ピッツォケッリ・キアヴェンナスキの写真を追加で、

3-pizzocheri.jpg

硬くなった古いパンを牛乳に浸し、柔らかくなったのに粉を加えお団子風に丸めて
茹で、ジャガイモをサイコロにして茹でたのと一緒に、とろけるチーズを絡めた、
まさにニョッキ・ジャガイモのお団子風、の伝統的な料理の様子。


なぜここに: キアヴェンナはソンドゥリオ県で唯一のトゥーリング・クラブ・
       イターリアのオレンジ色の旗・観光環境の質の良さ、を貰った場所
       である事、
       さらに、スイスと国境を接するだけでなく、コモ湖から約50kmの近さ、
       レイ湖からもさらに近い距離で。

スイスに近く、コモ湖から50km、レイ湖はさらに近い、というのが何を言いたいのか
ピンと来ず考えましたが、レイ湖というのがキアヴェンナから北に、スイスに接する
所にある細長い湖だというのを地図で見つけ、
自然環境が大変に良く美しく、夏のヴァカンスに最適、と言いたいのであろうと。



2. シチーリア  エトナ山の斜面・Pendici dell'Etna, Sicilia

2-pendici_etna.jpg

もしシチーリアに行きたいなら、エトナ山の斜面はあなた方の物。 この素晴らしい背景と、
海にすぐ近いというのは、ヴァカンスにはどちらも、と望む人にはぴったりで、
観光業のサーヴィスもこの一帯は最適です。
美味しい料理と温暖な空気はリラックスさせ、土地の美しさを堪能させます。



写真は雪景色のエトナ山ですので、山腹写真を追加し。

2-b8af0189cb.jpg

なぜここに: イタリアでもヨーロッパでも唯一の、領域内に豊かな並外れた料理と
       ワインを持ち、その上に海はすぐそこで、つまり山へのハイキングと
       シチーリア沿岸の小旅行を組み合わせるのに最適だから。
        
       そして斜面にある楽しい美味しい村落の宿、リストランテの値段は、
       大変に競争が激しく、つまりお安い、と。


地図をどうぞ。 エトナ山麓は公園になっているのですねぇ。

2-parco di etna.jpg

シチーリアは希望しつつ、未だ未踏で、行って見たいなぁ・・!



1. ヴェネト州 コルティナ・ダンペッツォ・Cortina d'Ampezzo, Veneto

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当サイトが付けたn.1は、コルティナ・ダンペッツォ。 このまさに自然の天国は
一年を通して訪問するのに素晴らしく、とりわけ夏はね。

夏の文化的な、そして美食の催しは決して欠く事なく、野外活動、
そしてナイト・ライフはコルティナにおいては日常の事!


なぜここに: 「ドロミーティの女王」と呼ばれるのは理由がある事で、
       たくさんの谷や、ヴェネトやトレンティーノの公園に囲まれ、
       山でのリラックスから若者たちの楽しみとがジョイントした、
       これがイタリアの観光商品の素晴らしい見本!

唯一の欠点は? 気温は涼しい、肌寒い程で、これがもし欠点と言えばで、
と、・・お値段が適当な競争で、つまり少々お高い事。



地図をどうぞ。 電車、バス(電車の終着駅カラルツォから)を使うと、
ヴェネツィアからも楽に到着できます。  

1-cortina map.jpg


コルティナ・ダンペッツォの遅い春
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461526710.html

夏のドロミテ ・ コルティナ、ミズリーナ湖
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460885260.html

ドロミテからご挨拶 ・ Saluti da Dolomiti
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460884868.html

コルティナ・ダンペッツォ ・ Cortina D'Ampezzo
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460884463.html


という様な、夏の週末のリラックスに、はたまた少し長い休暇に出かけられそうな
山の素晴らしい場所のご案内でした。

若い方も、いつもの都会めぐりだけでなく、ちょっと目先を変え、また海とは違う
ゆったりの自然の中でのリラックスは如何でしょうか?!


*****
   
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・ イタリアで一番美しい、10の浜辺  (skyscannerによる)

さてこちら北イタリアも漸くに初夏の陽射し、日中は暑い位の温度になり始め、
ふと目に留まったのが「イタリアで一番美しい、10の浜辺」という記事。

1-1-sGettyImages-157999107.jpg
     
  
サイトは、Le 10 spiagge piùbelle d'Italia で、
7500kmに及ぶイタリアの海岸線、おまけに年間を通し気候温暖な地域に入る
イタリアは、海辺でヴァカンスを過ごすためには最上の国の一つなのだそうで、

この辺り少し?と思う部分もありますが、ついでに歴史文化に触れる事の出来る
観光国となると納得ですし、

エメラルド色に煌く海辺、入江があるというのは、shinkaiも知っておりますので、
今日はこの「skyscannerによる」という「忘れられない夏」を過ごす為の
「イタリアで一番美しい、10の浜辺」をご案内しますね。

実際に行かれるかどうかはとにかくとして、ははは、素晴らしい海の色の写真を見て
目が覚めるような気がしたshinkaiが、どこにある、という地図も付けますので、
大体の土地の目安もね。



まずはこの南イタリアの地図を。 というのも、浜、入江、島の名前で地図を検索し、
印をつけたのも個別に載せますが、余りにも特定の浜辺だと地図を付けても、
一体イタリアのどの辺りか分からないので・・!

1-2-italia.jpg
ですが、大体の土地名で、ああ、やはり南イタリア一帯なんだと、こうして切り取った地図
なのですが、それに入りきらないのも2つあり、ははは、いつものチョンボのshinkaiで!



さてでは、始めます。

1. シチーリア、ファヴィニャーナ島 カーラ・ロッサ・Cala Rossa, Favignana,
   Egadi– Sicilia

1-3-calarossa-pixabay-2966802-1280.jpg

シチーリアのエガーディ諸島の一つ、ファヴィニャーナ島にあるカーラ・ロッサの浜は、
自然保護のもとにある素晴らしい宝石で、破壊されていない自然が言葉では
言えない程の美しさ、と。

「カーラ・ロッサ・赤い入り江」という名の由来は、紀元前241年のカルタゴとの最初の
戦争でローマ人が打ち破り、そのカルタゴ人の血が流れた、というのに由来するそうで、

水の色はどこか神々しいほどで、濃い青と鮮やかなトルコ・ブルーとの間で変わり、
そのままの自然が残る地中海の素晴らしい光景、世界でも一番美しい海の一つ!

この夢の海に飛び込む前に、桑の花のグラニータ・シャーベットなど如何?



場所は、シチーリア島の西、トラーパニ・Trapaniの南西沖に。

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2. サルデーニャ島、イスプルジ岬のカーラ・マリオル・Cala Mariolu, Punta Ispulgi,
   Baunei – Sardegna

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凄い海の色でしょう?! この海の色だけで、皆さんにも、と思ったのでした!

小石砂、岩礁、岩が崩れた浜が広がり、打ち寄せる海水は透明。 まさに皆が
知っている熱帯の天国もうらやむのが、ここカーラ・マリオル。

名前の由来はかってここに存在したモンクシール・アザラシから来ていて、
土地の漁師が苦労した程の魚を大喰らいした、mariòla=ladra・泥棒 から
名を変えたと言う、オロゼイ湾・Golfo di Oroseiの真珠。

小石やピンク色の砂の水深は浅く、イタリアの浜辺で一番美しいうちの一つで、
ここで忘れられない時を過ごすことが出来る。



地図はこちら。 南イタリアの土地名は時にどう発音するのか良く分からない時が
ありますが、このサルデーニャの地名もそうで、サルデーニャ語は別の言語の様で、
イスプルジ岬もグーグルの地図ではIspuligi・イスプリージ、と出ましたが、さて・・。

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3. カプリ島 マリーナ・ピッコラ・Marina Piccola, Capri

3-capri-pixabay-2484493-1280.jpg

カプリ島についてはもうご説明が要らないでしょうが、それでもファラリオーニ・離れ岩に
囲われた湾のあの息をのむような眺めについて何か必要? 

マリーナ・ピッコラの砂浜は、皆が羨む海水の鮮烈な色を、良い季節に楽しむには完璧で、
ここに辿り着くには、世界でもとりわけ美しい眺めの一つである離れ岩を背景に、
石段の曲がりくねりの小路を行く。



地図はこちらに。

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マリーナ・ピッコラの眺めを上から、
n.1 カプリ島の散歩道、 見晴らし台に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141298.html

n.2 カプリ島の散歩道、 見晴らし台に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141440.html

海からの眺めは、
n.1 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140971.html

n.2 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141146.html

カプリ島の海と空と ・ 朝と夕暮れ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140785.html



4. シチーリア、ランペドゥーサ島のコニーリの浜・Spiaggia dei Conigli,
  Lampedusa – Sicilia

4-1-GettyImages-181066964.jpg

既に、世界で一番美しい風景の一つに確定されている様に、ランペドゥーサの
コニーリの浜は、仕事を放りだし、旅行カバンを詰めて飛んで行く招き。

白い砂浜で何時間も日光浴しながら、時に天国みたいな海水の中で泳ぐ、
まさに絵葉書の場面と同じである。

コニーリの浜には歩いていけ、夏の終わり頃には気を付けて散歩していると、
時にウミガメを見ることが出来る。

自然の魔の魅惑、人生で少なくとも一度は行って見るべき浜辺!



上のサイトの写真がイマイチ納得できず別のを探したshinkai。 
ほらね、位置関係も、美しい白浜の浜辺、というのも良く納得できるでしょう?!

4-2-slampedusa05.jpg



地図をどうぞ。  これだと渡り鳥とウミガメの湾、という説明も見えますが、
東にマルタ島が近いという位置と分かるだけで、余りピンと来ませんね。

4-3-.jpg




でも、これだと、シチーリアのアグリジェント市というのが嘘みたいに離れた島で、
お隣はアフリカ、というのが良く分かるでしょう?

4-4-lampedusa.jpg

実際、日常においてこのランペドゥーサがニュースに出るのは、アフリカからの
ボート難民の救出で、このランペドゥーサに収容、というのが一番多い島なのです。



5. トスカーナ、エルバ島のフェトヴァイア・Fetovaia, Isola d’Elba – Toscana

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緑豊かな岬のエニシダの黄色の花が海に下り、トルコ・ブルーの海の色に着岸し、
ヴァカンスの甘い、緩やかな時を過ごす。

フェトヴァイアの浜はエルバ島の中で一番美しく、イタリアでも一番汚染されていない
浜の一つで、野性味と訴える魅力、夏を過ごすには完璧な場所。



地図をどうぞ。  最初の南イタリアの地図からは北に外れたトスカーナの西に位置し、 
左に見えるのはフランス領コルシカ島。

5.jpg

顆粒状の砂浜で有名、と地図に見えます。



6. カラーブリア州 トゥロペーア、マリーナ・デッリーゾラ・Marina dell’Isola,
  Tropea – Calabria

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ヴィーヴォ・ヴァレンティア県のティレーニア海に沿ってあり、その美しさで
とても有名でもあり、愛されている夢の様な浜辺。

とりわけ岩が多い浜辺となり、海水は明るく透明なこの一帯に、この美しい浜がある。

近くのイーゾラ・ベッラ・Isola Bellaから、スピアッジャ・デッラ・ロトンダ・
spiaggia della Rotondaの間は、砂が白く、海が汚染されておらず、
ディ・マリーナ・デッリーゾラの砂浜には魅了されるだろう!



地図にはスピアッジャ・レ・ロッチェッテと出たのと、上に出る地名を探しましたが、
かなり短い区間の一帯で、他の町との関係で分かるにはこの大きさで精いっぱいで・・。

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7. サルデーニャ島 サンタ・テレーザ・ガッルーラの、カーラ・スピノーザ・
  Cala Spinosa, Santa Teresa Gallura – Sardegna

7-GettyImages-177514864.jpg

この入り江に至るには険しい小路の行程があるものの、到着すればその苦労は拭われる。
花崗岩の山稜に囲まれ、カーポ・テスタ・Capo Testaという村にある、
この素晴らしい浜辺には狂喜するに違いない。

海水の色は青からエメラルド色との細かい諧調があり、見つける窪みでする
爽やかな泳ぎ。  岩の多いこの人里離れたカーラ・スピノーザの一帯は、
スキューバ・ダイビング愛好家の為には最も興味深いポイントの一つ。

何か付け加える事があったっけ、 そう、ダイビングのマスクとヒレを忘れずに!



地図をどうぞ。

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8. ラツィオ州 ポンツァ島 キアイア・ディ・ルーナ・Chiaia di Luna,
   Ponza – Lazio

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白い凝灰岩の壁がポンツァ島沿岸で一番有名で愛されている浜辺との境界を画し、
小さな入江が言葉の出ない美しさ。
島内からの小小船で海側から到着し、船から降りるだけで十分に楽しむことが出来る。

「月光」と名付けられたこの白い入り江の美しさ、自然の驚異を見逃す事なく、

イタリアの浜辺の良い所は夕暮れ迄楽しむことが出来、すぐ近くに魚を基本とした
美味しい食事の場所がある事。 なんという天国!



地図をどうぞ。 ローマから南に、テッラチーナから連絡船があり、1時間15分で到着。

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ポンツァ島を囲む海の美しさ、このキアイア・ディ・ルーナの崖の凄さに
魅せられたshinkai。
まだブログ記事を再アップしておらずで、見て頂けないのがとても残念で~す!



9. シチーリア アグリジェントのスカーラ・デイ・トゥルキ・Scala dei Turchi,
   Agrigento – Sicilia

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風と水が何世紀もかけて作り上げた、この夢の風景。 アグリジェントのレアルモンテ・
Realmonteの海に聳える真っ白な断崖に造られた自然の階段。

スカーラ・デイ・トゥルキ・トルコ人の階段 はイタリアでも有名な海岸で、
長い年月をかけて自然が作り上げた物で、海水の色は明るく、砂はとても細かく、
ここはヴァカンスをする為には最上の場所の一つ。

名の由来は、かってトルコ人海賊の避難場所であった事からで、現在も未だ
ここは穏やかな接岸可能地点!



説明を読み、別の写真を探しこれを。これだと白い階段状、が分かりますね?!

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それにしても、凄い浜辺があるものですねぇ!



地図をどうぞ。

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10. プーリア州 ガルガーノのザガーレ湾・Baia delle Zagare, Gargano – Puglia

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ガルガーノの国立公園の、マッティナータ・Mattinataからヴィエステ・Viesteの間に
位置するこの湾は、柑橘類の花の香りが年中空気に漂っている。

2つの真っ白な離れ岩から近く、この離れ岩のアーチはまるで造形作家の手
になるものの様で、たくさんある海の洞窟は探検でき、

このザガーレ湾はまさに魅惑的で、漂う香りにリラックスさせられ、自然の宝と
素晴らしく美しい海がある。

日当たりが良く素晴らしいサレント・Salenntoと共に、
プーリア州の美しい真珠の一つであある。



地図をどうぞ。  

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この一帯では、マテーラ・Materaには行きましたが、近くの訪問日はずっと大雨で。
海岸線にある町も興味深いのは知ってはいるのですが・・。 いつか、ね。

本当に、イタリアには無数の宝がまだまだ、という感じで隠れていますねぇ!

という様な「イタリアで一番美しい、10の浜辺」のご案内でした。 
幾つかご存知でした? 行かれた事は?  


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・ イタリア共和国記念日のお祭り 2019.6.2

今日は少し遅れましたが、6月2日のイタリア共和国記念日のお祭りに
ローマで行われた軍関係のパレードの様子をご覧下さいね。

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ローマの、しかも一番の素晴らしい舞台装置の場所、ご覧の様にコロッセオを
背景に、フォロ・ロマーノの横手の道フォーリ・インペリアーレ。


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最初のコロッセオに下がる三色旗の写真で、コロッセオの上に立っているのは、
消防署の人で、横一列になってずずっと上から三色旗を下げる場面も見れました。



久し振りにTV中継を見ようと番組を調べ、10時に前に座ると既に始まっていて、
カラビニエーレの護衛をお供に大統領のお車がやって来るのが見え、
今見えるのは警護の先導車で、その後ろに大統領のがやって来ます。

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貴賓席の前でお待ちのコンテ首相・Giuseppe Conte.

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そしてマッタレッラ大統領・Sergio Mattarella.

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こちらはローマのラッジ市長・Virginia Raggi。

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貴賓席前の、大統領護衛のコラッツィエーレ・Corazziere.

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彼らは2m近い大男で、馬に乗れることを条件に選ばれるとかで、
煌びやかな軍服甲冑姿で、いつみても誠に見事。



イタリア国民を代表し、市長たちの行進から始まります。
一列目、一番左に見えるのがジェノヴァ市長ブッチ・Marco Bucci.

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たくさんの市長の行進に、一体イタリアにはいくつのコムーネ、何人の市長がいる?
と思い調べましたら、コムーネは7982!! 市長の数は出ませんでしたが、
コムーネの数だけ市長がおられるわけですよね。
ならば、ここには全部参加されていない事は分かりましたです、はい。



軍楽隊の行進の先頭を切って、カラビニエーレ・Carabiniereの楽隊が。
貴賓席の前では、こうして敬意を捧げて行きます。

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この将軍が今回の軍行進の全体の責任者なんだそうで。

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貴賓席には、お偉方、軍関係のみならず、一般人や子供たちも招待されていて、
この子は、「6月2日共和国のお祭り」のロゴが入った帽子を4つも重ね被っていて!

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奥の方にはも少し年上の少年少女たち。

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写真はあれこれ撮ったのですが、到底全部はご紹介できず、また省略したのも
多いので、shinkaiの目に留まったもの、としてご覧下さいね。



こちらは「イタリアの5軍」との紹介で、えっ、5つもあったっけ?!と焦ったshinkai。
陸軍、海軍、空軍、財務省軍、の他に、カラビニエーリ・Carabinieriも軍として
数えられるのを知りました。

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ええ、今までも海外に軍として派遣されているのは知っていたのですが、
何となく警察の延長かと思っていたのでしたが、
外国には存在せずイタリアのみ、とも言っており、元々は国王の護衛から発生して
いるので、やはり警察のポリツィーア・Poliziaとは違い、最初から軍なのですね。



こちらは海軍。

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イタリアは既に何年も前から職業軍人となり、女性の進出が目覚ましい様子。



各州の代表。やはり有翼のライオン君のヴェネト州が目につき、その左はリグーリア州、
4頭の鷲はトゥレンティーノ・アルトアディジェ、一番左がエミーリア・ロマーニャ州。

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フリウリ・ヴェネツィアジューリアから参加のアルプス兵。

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わぁ~お、アルプス兵にも女性がおられるのですねぇ!

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このボロをまとったような扮装は、枯草の岩山で動く為?!

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こちらは空軍のパイロット。 赤外線カメラを装着しているのですと。

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カラビニエーレの行進の最後に、ワン君たちも。

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ときどきこうしてコロッセオからの道筋を見せてくれますが、
行進はフォーリ・インペリアーレをコロッセオの前から、このヴェネツィア広場の
「共和国祭壇」と呼ばれる廟の手前までの、1km程の行程。

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この6月2日のローマは、いや、我が家の方も大変に良いお天気でしたね。



赤十字の方たち。

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これは消防署の、かっての消防車、貴重品ですね、ははは。

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前部にちゃんとポンプの接続も付いていて、

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後姿もお洒落!

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いよいよ、お待ちかねのベリサリエーレ・Bersaglieri軍楽隊の、走りながらの
ファンファーレの演奏で、始まる前に前の隊との距離を広げる為の待機を。

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そろそろ前との距離も十分、隊長の号令がかかり、

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出発ぅ!! 1分間に180歩の速さでの行進。

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貴賓席にかかると、こちらでも皆手拍子を取り、マッタレッラ大統領も手を振り。

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左から防衛大臣トゥレンタ・Elisabetta Trenta、首相コンテ、上院議長の
カゼッラーティ・Maria Elisabetta Alberti Casellati、大統領、
そして下院議長フィーコ・Roberto Fico、一番右覚えておらず・・。
ふっと気が付くと、護衛のコラツィエーレも横目で眺めてますねぇ、ははは。



拍手の中を、さっそうと駆け抜けて行きます。

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そろそろと行進の終わりも近づき、フレッチェ・トゥリコローリ・Frecce tricolori
が準備万端、空を舞う姿も見え、

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子供たちがマッタレッラ大統領に自分たちの描いた絵などをプレゼント。

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大統領をお迎えのカラビニエーレの軍楽隊も姿を見せ、

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手前を行進するのは、カラビニエーレ軍楽隊のマスコット犬、もう何代めかな。

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初代のワンちゃんは「レディ」という名でしたが、今のはなんという名かな。



貴賓席の前で、大統領への献呈の国歌吹奏が行われ、

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桟敷の皆も拍手、子供たちもしっかり楽しんだ様子でカメラに向かって手を振り。

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上空を駆け抜ける三色の矢・フレッチェ・トゥリコローリ、見事ぉ!! 綺麗ぃ!!

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今日の素晴らしい舞台となった空に残る色。 
この後もう一度左から右に抜けていく三色の矢。

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フレッチェ・トゥリコローリ ・ 「イタリアの3色の矢」飛行隊
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463999146.html



という、「6月2日共和国のお祭り・Festa della Repubblica」の様子でした。

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以前のご案内
6月2日 イタリア共和国記念日 ローマ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463096706.html

フォロ・ロマーノ、コロッセオを見て、ローマ観光に出かけたくなったshinkai。
今読み返している小田島雄志の「シェークスピアへの旅」の最初に出ているのを
読んだ所だったし、もう長い~事ローマには行ってないなぁ・・。


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・ 2019年 ジーロ・ディターリア、 隣村カルページカ、オリアーノを通過

先週木曜の朝プール体操に行くのにいつも通りオリアーノ村・Oglianoを通ると、
なんと、ピンク色の風船があちこちに揺れ、駐車場に大きな中継車風の車が
止まり、かなりの人が動き回っている!

前日メールでジーロ・ディターリア・Gilo d'Italiaの事でやり取りした所で、
あれ、またここを通るの?! とプールの玄関で会ったルチーアに尋ねると、
そうよ、コネリアーノは1時頃から交通止めになるみたい、との事。

わぁ~お、そりゃ見に行かにゃぁイケン!  何時頃通るんでしょう? と帰りがけに
オリアーノの駐車場前のシニョーラに尋ねると、3時から3時半、4時と聞いていると。
じゃぁ、お昼をゆっくり食べれる、良かった、と思ったものの、

同じオリアーノを通るのに、以前と同じにコネリアーノから北に向かうとは思えんなぁと、
何せ今回も、ははは、まるでニュースを知らずにいたもので、PCを点け行程を
見ると、今回は北のドロミーティの方から下って来て、ヴィットリオ・ヴェネトから
コネリアーノを通り、ずっと南、ほぼヴェネツィアに近い所までと判明。

で、あれこれ考え、南のコネリアーノからオリアーノに上って来る道なら先回通り
オリアーノの教会前の石垣に乗れば眺めが良いけど、北への道はすぐカーヴするし、

ならば、ひとつ北のカルページカ・Carpesicaのあの辺りの坂道、カーヴが
良かろうか、と、それなりの撮影地設定の作戦を考え、ははは、
やって来たのがここ。

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何せコネリアーノからオリアーノ、カルページカのこの道はしょっちゅう通る道で、
この坂道を下って行った所にヴィットリオ・ヴェネト南の高速口があり、いつも利用。

我が家から葡萄畑の間の道を通り、カルページカの教会前の駐車場に止め、
ここにやって来たのが1時40分位で、まだ閑散と。
でもピンクの風船も、イタリア国旗も揺れているでしょう?!

おまけに来る時に既に横からの合流道を閉めているのも見えましたから、
他に移動するのも歩きになるし、ここに居座る事に。

向かいのお家の窓からシニョーラが、椅子が要りますか?と
親切に声もかけて貰いましたが、大丈夫で~す、有難うございます!



2019年のジーロ・ディターリアの行程は、01に見えるボローニャから5月11日から開始
され、ただし初日はクロノメトロと呼ばれる一人ずつ走る8kmの距離の時間測定で、
おまけに雨だったそうで、

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この5月30日、ドロミーティから下って来るのは18日目の行程で、最終日は6月2日、
21日目の行程のヴェローナと、まさに終盤戦。



行程図をどうぞ。
ボローニャから南に下り、テッラチーナ・Terracinaから半島を横切りアドリア海側に
出て北上し、ラヴェンナ・Ravennaからモーデナ・Modenaを経てイタリアの北西に。

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そしてアルプス方面にも寄りながら東に。 コモ・Comoに寄り、
ドロミーティの山中に入り、前日17日目の行程がきつかった様で。

n.1 ボローニャ・チェントロ ・ 市役所見学と、マッジョーレ広場
http://www.italiashiho.site/archives/20170828-1.html

n.2 ボローニャ・チェントロ ・ 市役所見学と、マッジョーレ広場
http://www.italiashiho.site/archives/20170831-1.html

テッラチーナ ・ ローマ期の遺跡と香りが色濃く残る街 n.1 
http://www.italiashiho.site/archives/20170209-1.html

テッラチーナ ・ ローマ期の遺跡と香りが色濃く残る街 n.2 
http://www.italiashiho.site/archives/20170210-1.html

ラヴェンナ ・ モザイク詣で
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463938572.html



こちらが5月30日、18日目の行程図。
海抜1096mにあるヴァルダオーラ・Valdaoraを出発し、1530mのチマバッケ・
Cimabacche迄上り、あとはずっと下り坂。中途にちょっと急な上りがあるものの
後はまた緩やかな下り坂。

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赤線で囲ったヴィットリオ・ヴェネト・Vittorio Venetoからコネリアーノ・
Coneglianoを過ぎると、もうヴェネト平野の平坦地の、全222kmの行程で、
赤線を入れ書き込んだカルページカ・Carpesicaがshinkaiが見た場所。



21日間の全行程の距離は、3546,8km   一日の走行距離平均は、170,4km

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3回の個人クロノメトロ走行、 6回の安易な行程、7回の中難度の行程、
5回の高難度の行程、 とあり、

今回の参加選手は142名、日本人の初山翔さんの名が見れました。



という事で、曇り空、時たまポツっとあたる雨を気にしつつ待っていると、
先導の青い灯をチャカチャカさせたパトカーが2台やって来るのが見え、焦りながら
バッグからカメラを取り出し、何台か通り過ぎた所で写した宣伝隊の大スピードの行進!

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大音量で音楽を鳴らしつつ、警笛をブーブーとやりながら、何台も通り過ぎて行きます。

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あれらは何?! 急いで行って、本日のゴール地点の舞台設定でもあるのかな、と
思ったほどの大スピードでしたが、最後はパトカーでお終い。



そうこうするうちに、ジーロ・ディターリアの良い想い出は如何、と販売車が通り、
Tシャツ、帽子、笛、刺青(シール)で10エウロと。

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マンマやノンナ(お祖母ちゃん)が買って、すぐその場で子供に着せているのを見ると、
マーリア・ローザと呼ぶ、あの素敵な可愛いピンク色ではなく、なんとも赤い
Tシャツの色で、なんでやねん、と傍で憤慨するshinkai、ははは。
おまけに笛があるので、途端にあっちこっちでピーピーやり出し、うるさい煩い!



自転車ファン、ジーロ・ディターリアのファンには、競技と同じ行程を走るのが趣味、
という方もたくさんいる様で、こんな風に通って行きます。

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もうすでに一般車は通らず、道も段々観戦者が増え始め、

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ときどき家の中でTV中継を見ている人からの情報、今ロンガローネ、とか、
サンタ・クローチェ湖、という位置知らせが届き、待つ者を慰めてくれ、
3人が先頭で逃げていて集団と7分の差、というニュースも入って来ます。



この場所は左側にベッレンダ・Bellendaというプロセッコの醸造所がある所で、
https://www.bellenda.it/
少し向こうにはBellendaの看板も見えるのですが、すぐ近くに見えた
葡萄畑の中のB&Bの看板 Alice.

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サイトを見ると、ちょうど塀の中から撮ったとみられる当日のヴィデオもあり。
https://www.facebook.com/Bellenda1986/videos/306433043596304/



遥かに見えるヴィットリオ・ヴェネトのチェーネダの山腹にある古城の姿。

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そろそろかな、と思いつつ待っていた3時半、パトカーの先導が通り、

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後ろに、オレンジの旗を両側に付けた車が見えますが、



これ、「自転車競技始まり」と付けた車が通って行き、いよいよ!!

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今回初めて見た、前2輪、後ろ1輪のバイク。 整備係と前に書いてあり、
1人乗り、2人乗りと見ましたが、これは後ろにテレ・カメラマンも。

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まだ余裕で、沿道で待つ人に手を振ってくれていて、はは、
パトカーも大概手を振ってくれるのですよ、皆さんサーヴィス精神旺盛で。



上空を飛ぶ2台のヘリコプターの内の1台。

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見えたぁ! 先頭の3人がやって来ます!!

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夜PCの速報で知ったのは、この一番右を走る茶、白、水色のシャツの
ダミアーノ・チーマ・Damiano Cimaが、18日目の行程で勝ったのでした。



すぐ目の前を通り過ぎて行く3人。

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そして3人の所属するクラブの代替車を積んだ車が後を追い、通り過ぎますが、
まぁ、本当にびっちりのフォローなんですよねぇ!

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暫く待つうちに、いよいよ大集団がやって来るのが見え、

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前を走るイタリア国営放送Raiのカメラマン。 運転手はサイド・ミラーをしっかり眺め、

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大グループの先頭が来て、

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後ろにぞろぞろ続く大集団。

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shinkaiのいた所は、道脇の白線が見える外側は1mもないコンクリートの塀崖の横で、
選手たちの自転車だけでなく、カメラマンの乗った大型バイク、整備係のバイクも
ずらっと並んですぐ傍を走って行くので、かなりの迫力を感じた通過でした!!



やがて通る選手たちもまばらになり、

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後ろに代替車を積んだ車が並んで通る様になり、

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間に交じって遅れている選手たちも何人か通り過ぎて行き、

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車のみが通って行くようになると、観客達はぞろぞろと散り始め、

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shinkaiもこれでお終い、と駐車場に向かい始めたのですが、かなり歩いた所で、
自転車競技終わり、を知らせる車が通って行きましたから、
まだ最後尾の選手が走っていた訳で・・! へへ。



こちらが18日目の行程で勝ったダミアーノ・チーマ選手、25歳、ミラノ近くの
ビチェンツァ出身だそう。

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この日はドロミーティ山中のヴァルダオーラを12時10分に出発、ゆっくりと
ベテランたちが走っていたのを、そこから3人が抜け出し逃げ切った、という事でした。



ゴールのサンタ・マリーア・サーラの写真。 後ろにすぐ大集団が追い付いて
いた様で、多分右が今回優勝したリカルド・カラパス・Richerdo Carapaz.

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昔は良く中継を見ていたので、途中で飛び出して逃げても、大概大集団には追い付かれ
追い抜かれるのをよく見ていますから、ダミアーノ・チーマはよく頑張ったと。

彼の総合での順位は137番で、しんがりの142番は、残念、初山翔選手だった様。



ゴールでの、こんな可愛いお姉さんの写ったのも見つけました。 左がカラパス選手で、
右の紫色のシャツは、確か山岳行程での勝者に与えられるシャツだったと。

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で、最後のおまけに。 最終日の6月2日、21日目の行程のヴェローナでは
クロノメトロ17kmが行われたのですが、
なんと舞台装置の素晴らしい事、最後はアレーナ内部で表彰だったのですねぇ!

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ジーロ・ディターリアで最後に浴びせられるのはシャンパンならぬプロセッコで、
ヴァルドッビアーデネのメーカー、アストリアの品である、というのも
今回教えて頂いたのでした。

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という様な、第102回目のジーロ・ディターリアの様子のほんのチョッピリでしたぁ。

先回見たオリアーノでの様子は2014年5月28日の事で、まだ再アップをしておらずで、
見て頂けなくて残念! また再アップの際には見てやって下さいね。

このコネリアーノ、オリアーノ、ヴィットリオ・ヴェネトを通る道は坂道、カーヴと続く
眺めの良い道ですから、案外また数年先には競技を見れるかも。 楽しみに!


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