先週木曜の朝プール体操に行くのにいつも通りオリアーノ村・Oglianoを通ると、
なんと、ピンク色の風船があちこちに揺れ、駐車場に大きな中継車風の車が
止まり、かなりの人が動き回っている!
なんと、ピンク色の風船があちこちに揺れ、駐車場に大きな中継車風の車が
止まり、かなりの人が動き回っている!
前日メールでジーロ・ディターリア・Gilo d'Italiaの事でやり取りした所で、
あれ、またここを通るの?! とプールの玄関で会ったルチーアに尋ねると、
そうよ、コネリアーノは1時頃から交通止めになるみたい、との事。
あれ、またここを通るの?! とプールの玄関で会ったルチーアに尋ねると、
そうよ、コネリアーノは1時頃から交通止めになるみたい、との事。
わぁ~お、そりゃ見に行かにゃぁイケン! 何時頃通るんでしょう? と帰りがけに
オリアーノの駐車場前のシニョーラに尋ねると、3時から3時半、4時と聞いていると。
オリアーノの駐車場前のシニョーラに尋ねると、3時から3時半、4時と聞いていると。
じゃぁ、お昼をゆっくり食べれる、良かった、と思ったものの、
同じオリアーノを通るのに、以前と同じにコネリアーノから北に向かうとは思えんなぁと、
何せ今回も、ははは、まるでニュースを知らずにいたもので、PCを点け行程を
見ると、今回は北のドロミーティの方から下って来て、ヴィットリオ・ヴェネトから
コネリアーノを通り、ずっと南、ほぼヴェネツィアに近い所までと判明。
で、あれこれ考え、南のコネリアーノからオリアーノに上って来る道なら先回通り
オリアーノの教会前の石垣に乗れば眺めが良いけど、北への道はすぐカーヴするし、
オリアーノの教会前の石垣に乗れば眺めが良いけど、北への道はすぐカーヴするし、
ならば、ひとつ北のカルページカ・Carpesicaのあの辺りの坂道、カーヴが
良かろうか、と、それなりの撮影地設定の作戦を考え、ははは、
やって来たのがここ。
良かろうか、と、それなりの撮影地設定の作戦を考え、ははは、
やって来たのがここ。
何せコネリアーノからオリアーノ、カルページカのこの道はしょっちゅう通る道で、
この坂道を下って行った所にヴィットリオ・ヴェネト南の高速口があり、いつも利用。
この坂道を下って行った所にヴィットリオ・ヴェネト南の高速口があり、いつも利用。
我が家から葡萄畑の間の道を通り、カルページカの教会前の駐車場に止め、
ここにやって来たのが1時40分位で、まだ閑散と。
ここにやって来たのが1時40分位で、まだ閑散と。
でもピンクの風船も、イタリア国旗も揺れているでしょう?!
おまけに来る時に既に横からの合流道を閉めているのも見えましたから、
他に移動するのも歩きになるし、ここに居座る事に。
他に移動するのも歩きになるし、ここに居座る事に。
向かいのお家の窓からシニョーラが、椅子が要りますか?と
親切に声もかけて貰いましたが、大丈夫で~す、有難うございます!
親切に声もかけて貰いましたが、大丈夫で~す、有難うございます!
2019年のジーロ・ディターリアの行程は、01に見えるボローニャから5月11日から開始
され、ただし初日はクロノメトロと呼ばれる一人ずつ走る8kmの距離の時間測定で、
おまけに雨だったそうで、
され、ただし初日はクロノメトロと呼ばれる一人ずつ走る8kmの距離の時間測定で、
おまけに雨だったそうで、
この5月30日、ドロミーティから下って来るのは18日目の行程で、最終日は6月2日、
21日目の行程のヴェローナと、まさに終盤戦。
行程図をどうぞ。
ボローニャから南に下り、テッラチーナ・Terracinaから半島を横切りアドリア海側に
出て北上し、ラヴェンナ・Ravennaからモーデナ・Modenaを経てイタリアの北西に。
ボローニャから南に下り、テッラチーナ・Terracinaから半島を横切りアドリア海側に
出て北上し、ラヴェンナ・Ravennaからモーデナ・Modenaを経てイタリアの北西に。
そしてアルプス方面にも寄りながら東に。 コモ・Comoに寄り、
ドロミーティの山中に入り、前日17日目の行程がきつかった様で。
n.1 ボローニャ・チェントロ ・ 市役所見学と、マッジョーレ広場
http://www.italiashiho.site/archives/20170828-1.html
http://www.italiashiho.site/archives/20170828-1.html
n.2 ボローニャ・チェントロ ・ 市役所見学と、マッジョーレ広場
http://www.italiashiho.site/archives/20170831-1.html
http://www.italiashiho.site/archives/20170831-1.html
テッラチーナ ・ ローマ期の遺跡と香りが色濃く残る街 n.1
http://www.italiashiho.site/archives/20170209-1.html
http://www.italiashiho.site/archives/20170209-1.html
テッラチーナ ・ ローマ期の遺跡と香りが色濃く残る街 n.2
http://www.italiashiho.site/archives/20170210-1.html
http://www.italiashiho.site/archives/20170210-1.html
こちらが5月30日、18日目の行程図。
海抜1096mにあるヴァルダオーラ・Valdaoraを出発し、1530mのチマバッケ・
Cimabacche迄上り、あとはずっと下り坂。中途にちょっと急な上りがあるものの
後はまた緩やかな下り坂。
海抜1096mにあるヴァルダオーラ・Valdaoraを出発し、1530mのチマバッケ・
Cimabacche迄上り、あとはずっと下り坂。中途にちょっと急な上りがあるものの
後はまた緩やかな下り坂。
赤線で囲ったヴィットリオ・ヴェネト・Vittorio Venetoからコネリアーノ・
Coneglianoを過ぎると、もうヴェネト平野の平坦地の、全222kmの行程で、
赤線を入れ書き込んだカルページカ・Carpesicaがshinkaiが見た場所。
Coneglianoを過ぎると、もうヴェネト平野の平坦地の、全222kmの行程で、
赤線を入れ書き込んだカルページカ・Carpesicaがshinkaiが見た場所。
21日間の全行程の距離は、3546,8km 一日の走行距離平均は、170,4km
3回の個人クロノメトロ走行、 6回の安易な行程、7回の中難度の行程、
5回の高難度の行程、 とあり、
今回の参加選手は142名、日本人の初山翔さんの名が見れました。
という事で、曇り空、時たまポツっとあたる雨を気にしつつ待っていると、
先導の青い灯をチャカチャカさせたパトカーが2台やって来るのが見え、焦りながら
先導の青い灯をチャカチャカさせたパトカーが2台やって来るのが見え、焦りながら
バッグからカメラを取り出し、何台か通り過ぎた所で写した宣伝隊の大スピードの行進!
大音量で音楽を鳴らしつつ、警笛をブーブーとやりながら、何台も通り過ぎて行きます。
あれらは何?! 急いで行って、本日のゴール地点の舞台設定でもあるのかな、と
思ったほどの大スピードでしたが、最後はパトカーでお終い。
思ったほどの大スピードでしたが、最後はパトカーでお終い。
そうこうするうちに、ジーロ・ディターリアの良い想い出は如何、と販売車が通り、
Tシャツ、帽子、笛、刺青(シール)で10エウロと。
Tシャツ、帽子、笛、刺青(シール)で10エウロと。
マンマやノンナ(お祖母ちゃん)が買って、すぐその場で子供に着せているのを見ると、
マーリア・ローザと呼ぶ、あの素敵な可愛いピンク色ではなく、なんとも赤い
Tシャツの色で、なんでやねん、と傍で憤慨するshinkai、ははは。
おまけに笛があるので、途端にあっちこっちでピーピーやり出し、うるさい煩い!
おまけに笛があるので、途端にあっちこっちでピーピーやり出し、うるさい煩い!
自転車ファン、ジーロ・ディターリアのファンには、競技と同じ行程を走るのが趣味、
という方もたくさんいる様で、こんな風に通って行きます。
という方もたくさんいる様で、こんな風に通って行きます。
もうすでに一般車は通らず、道も段々観戦者が増え始め、
ときどき家の中でTV中継を見ている人からの情報、今ロンガローネ、とか、
サンタ・クローチェ湖、という位置知らせが届き、待つ者を慰めてくれ、
3人が先頭で逃げていて集団と7分の差、というニュースも入って来ます。
サンタ・クローチェ湖、という位置知らせが届き、待つ者を慰めてくれ、
3人が先頭で逃げていて集団と7分の差、というニュースも入って来ます。
この場所は左側にベッレンダ・Bellendaというプロセッコの醸造所がある所で、
https://www.bellenda.it/
少し向こうにはBellendaの看板も見えるのですが、すぐ近くに見えた
葡萄畑の中のB&Bの看板 Alice.
https://www.bellenda.it/
少し向こうにはBellendaの看板も見えるのですが、すぐ近くに見えた
葡萄畑の中のB&Bの看板 Alice.
サイトを見ると、ちょうど塀の中から撮ったとみられる当日のヴィデオもあり。
https://www.facebook.com/Bellenda1986/videos/306433043596304/
https://www.facebook.com/Bellenda1986/videos/306433043596304/
遥かに見えるヴィットリオ・ヴェネトのチェーネダの山腹にある古城の姿。
そろそろかな、と思いつつ待っていた3時半、パトカーの先導が通り、
後ろに、オレンジの旗を両側に付けた車が見えますが、
これ、「自転車競技始まり」と付けた車が通って行き、いよいよ!!
今回初めて見た、前2輪、後ろ1輪のバイク。 整備係と前に書いてあり、
1人乗り、2人乗りと見ましたが、これは後ろにテレ・カメラマンも。
まだ余裕で、沿道で待つ人に手を振ってくれていて、はは、
パトカーも大概手を振ってくれるのですよ、皆さんサーヴィス精神旺盛で。
パトカーも大概手を振ってくれるのですよ、皆さんサーヴィス精神旺盛で。
上空を飛ぶ2台のヘリコプターの内の1台。
見えたぁ! 先頭の3人がやって来ます!!
夜PCの速報で知ったのは、この一番右を走る茶、白、水色のシャツの
ダミアーノ・チーマ・Damiano Cimaが、18日目の行程で勝ったのでした。
ダミアーノ・チーマ・Damiano Cimaが、18日目の行程で勝ったのでした。
すぐ目の前を通り過ぎて行く3人。
そして3人の所属するクラブの代替車を積んだ車が後を追い、通り過ぎますが、
まぁ、本当にびっちりのフォローなんですよねぇ!
暫く待つうちに、いよいよ大集団がやって来るのが見え、
前を走るイタリア国営放送Raiのカメラマン。 運転手はサイド・ミラーをしっかり眺め、
大グループの先頭が来て、
後ろにぞろぞろ続く大集団。
shinkaiのいた所は、道脇の白線が見える外側は1mもないコンクリートの塀崖の横で、
選手たちの自転車だけでなく、カメラマンの乗った大型バイク、整備係のバイクも
ずらっと並んですぐ傍を走って行くので、かなりの迫力を感じた通過でした!!
選手たちの自転車だけでなく、カメラマンの乗った大型バイク、整備係のバイクも
ずらっと並んですぐ傍を走って行くので、かなりの迫力を感じた通過でした!!
やがて通る選手たちもまばらになり、
後ろに代替車を積んだ車が並んで通る様になり、
間に交じって遅れている選手たちも何人か通り過ぎて行き、
車のみが通って行くようになると、観客達はぞろぞろと散り始め、
shinkaiもこれでお終い、と駐車場に向かい始めたのですが、かなり歩いた所で、
自転車競技終わり、を知らせる車が通って行きましたから、
まだ最後尾の選手が走っていた訳で・・! へへ。
こちらが18日目の行程で勝ったダミアーノ・チーマ選手、25歳、ミラノ近くの
ビチェンツァ出身だそう。
この日はドロミーティ山中のヴァルダオーラを12時10分に出発、ゆっくりと
ベテランたちが走っていたのを、そこから3人が抜け出し逃げ切った、という事でした。
ゴールのサンタ・マリーア・サーラの写真。 後ろにすぐ大集団が追い付いて
いた様で、多分右が今回優勝したリカルド・カラパス・Richerdo Carapaz.
いた様で、多分右が今回優勝したリカルド・カラパス・Richerdo Carapaz.
昔は良く中継を見ていたので、途中で飛び出して逃げても、大概大集団には追い付かれ
追い抜かれるのをよく見ていますから、ダミアーノ・チーマはよく頑張ったと。
彼の総合での順位は137番で、しんがりの142番は、残念、初山翔選手だった様。
ゴールでの、こんな可愛いお姉さんの写ったのも見つけました。 左がカラパス選手で、
右の紫色のシャツは、確か山岳行程での勝者に与えられるシャツだったと。
右の紫色のシャツは、確か山岳行程での勝者に与えられるシャツだったと。
で、最後のおまけに。 最終日の6月2日、21日目の行程のヴェローナでは
クロノメトロ17kmが行われたのですが、
なんと舞台装置の素晴らしい事、最後はアレーナ内部で表彰だったのですねぇ!
ジーロ・ディターリアで最後に浴びせられるのはシャンパンならぬプロセッコで、
ヴァルドッビアーデネのメーカー、アストリアの品である、というのも
今回教えて頂いたのでした。
という様な、第102回目のジーロ・ディターリアの様子のほんのチョッピリでしたぁ。
先回見たオリアーノでの様子は2014年5月28日の事で、まだ再アップをしておらずで、
見て頂けなくて残念! また再アップの際には見てやって下さいね。
見て頂けなくて残念! また再アップの際には見てやって下さいね。
このコネリアーノ、オリアーノ、ヴィットリオ・ヴェネトを通る道は坂道、カーヴと続く
眺めの良い道ですから、案外また数年先には競技を見れるかも。 楽しみに!
眺めの良い道ですから、案外また数年先には競技を見れるかも。 楽しみに!
ご訪問よろしくお願い致しま~す。
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色鉛筆+水彩画ブログには、
モンティッキエッロの描き込みと、「ドロミーティ・ショウ」の小冊子の写真 を
アップしています。
見てやってくださ~い!
http://italiashinkai.seesaa.net/
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それもご了承下さいませ。
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