漸くにヴェネツィアに行った様子を、本人も楽しみつつ見て頂いてます。
大運河を通り、サン・マルコ広場からリド島に行くヴァポレットの
「サン・マルコ」の停留場はかなり手前にあり、そこから岸沿いを通り
サン・マルコの小広場に出る事も出来ますが、
「サン・マルコ」の停留場はかなり手前にあり、そこから岸沿いを通り
サン・マルコの小広場に出る事も出来ますが、
この時は一旦戻る形でハリーズ・バーの角まで行き、そこから北向きに
小路を辿り、サント・ステーファノ広場からサン・マルコに連絡する道にでて
サン・マルコ広場に向かいました。
で、今サン・マルコ広場の南西角から、そろっと覗いた所!

まだ朝10時半前で、広場には人が少なく、手前の政庁舎の建物の影、
そして鐘楼の影が長く伸び、ああ!
そして鐘楼の影が長く伸び、ああ!
回廊に添い、少し動き、ほぼ正面からサン・マルコ聖堂の前景を。


この日、実はヴェネツィア行きの目的の一つが、コッレール博物館に行く事。

昨年に見た「カナレット展」以来の念願でもある、彼が使ったという
「カメラ・オブスクーラ」を一度見たかったのですね。
「カメラ・オブスクーラ」を一度見たかったのですね。
サイトで開館時間も調べ大丈夫、では先に見学するかはその時の様子で、
と思っていたのでしたが、
と思っていたのでしたが、
なんと、こんな張り紙が張ってあり、コロナヴィールスの影響の為、臨時休館と。

何でやねんなぁ、ならサイトにも断りを出さんかいやぁ、と思ったものの、
まぁ、またヴェネツィアに来る目的が出来た、と優しく思う事に。
まぁ、またヴェネツィアに来る目的が出来た、と優しく思う事に。
まったくねぇ、サイトを見て時間を確かめ、行くと閉まっている公的事務所が
幾つかあり、なんでサイトに断りを出さないのか、と思う事がしばしばで、
はぁ、こういうのもイタリア事情の1つなんでありますぅ。
幾つかあり、なんでサイトに断りを出さないのか、と思う事がしばしばで、
はぁ、こういうのもイタリア事情の1つなんでありますぅ。
回廊の下の灯を。 アーチにも彫りが施され。

広場の北の回廊の様子を。 す~っと回廊が奥まで、つまり時計塔の
下まで見渡せる様子を。

回廊の脇から北に抜けた所のゴンドラ溜まり迄。
いつもはゴンドラの出入りで賑わう場所ですけど、ひっそりと。

南側の回廊迄戻り、恨みの、はは、コッレール博物館の壁を。
洗われて綺麗に白くなっている壁、柱が煌きます。


そして南側の政庁下の回廊。 ここもすっきりと奥まで見渡せるのも、
まだ殆ど店が閉まっているのですね。

今回初めて、床装飾が北の回廊と違うのに気が付き、へへ。
広場側に並ぶ角柱のアーチの装飾。

そして、広場のカフェ・フロリアーンのテラス席。 営業中。

向かい側のカフェ・クワードリのテラス席も営業中で、


シニョーレが1人、ウェイターの給仕を受けているのが目に留まり。
フロリアーンの店の前まで行くと、店の方は扉が開いているのが2か所、
つまり店内は開いておらず、テラス席のみ営業中なのですね。
つまり店内は開いておらず、テラス席のみ営業中なのですね。


この朝の時はまだバンドが演奏していませんでしたが、お昼前にもう一度
ぐるっと岸寄りの道を辿って歩いて戻って来た時、音楽が聞こえ、タンゴ、
広場越しに北の回廊から撮ったのがこれ。ヴァイオリンと、オルガンの2人組でした。

Mさん、営業再開していますからね、ご安心を!
で、今回初めて気が付いた、か、以前は無かったのが、もう1つのカフェ!
鐘楼のすぐ脇近くで、ブルーの椅子。 昨年春に来た時は無かったのを確認。

こんな感じで、ジェラートの方はやっていましたが、店内はまだ。

で、いつから出来たのかと検索して出て来たのが、悪口の数々で、ははは、
高い! コーラが8エウロ! ベッリーニというカクテルを注文したら、バーで
瓶を開けて注いでいるのが見えた、ならスーパーで買うのと同じ!
ウェイターは中国人とか外国人で、イタリア語が通じない! 等々。
高い! コーラが8エウロ! ベッリーニというカクテルを注文したら、バーで
瓶を開けて注いでいるのが見えた、ならスーパーで買うのと同じ!
ウェイターは中国人とか外国人で、イタリア語が通じない! 等々。
ひょっとして中国人華僑の買い取り営業かもしれないな、と。
ヴェネツィアの品位を下げる、というのがどのサイトでも見つかりましたので、
皆さん、ヴェネツィアに行かれた時は、この「アウローラ」には行かないでね!!
皆さん、ヴェネツィアに行かれた時は、この「アウローラ」には行かないでね!!
広場から見ての、奥の白いのがフロリアーンで、手前がアウローラ、ですよぉ!

でもね、カフェ・クワードリの横、つまりアウローラの向かいにも、テラス席の
椅子は積んだままでしたが、別のカフェが出来ているのも見ましたので、
広場には都合4つのカフェが、という事に。
椅子は積んだままでしたが、別のカフェが出来ているのも見ましたので、
広場には都合4つのカフェが、という事に。
一度カフェ・クワードリに座った時に、ウェイターがチップの要求をするのに出会い、
興ざめした事を覚えていますが、まぁ、今回のコロナヴィールスの影響で、
真っ当な店が正しく残る事を願いましょう!
興ざめした事を覚えていますが、まぁ、今回のコロナヴィールスの影響で、
真っ当な店が正しく残る事を願いましょう!
サン・マルコ聖堂の正面中央を。 一番手前の赤い若い女性にお目をね。
ぐんぐんとアップで。



何年か前友人達と一緒に夕暮れ時に聖堂内を通り抜けた事があったものの、
もう長い事、20年以上はサン・マルコ聖堂内にはお邪魔しておらずで、
今回もまたあまりにもの長い行列待ちで、遠慮してしまいましたが、
もう長い事、20年以上はサン・マルコ聖堂内にはお邪魔しておらずで、
今回もまたあまりにもの長い行列待ちで、遠慮してしまいましたが、
考えてみると、ヴェネツィアに1時間の距離に住んでいるのだから、
朝早く一番にでも来るようにしたら良いのよね、といささか反省。
朝早く一番にでも来るようにしたら良いのよね、といささか反省。
ですが、内部は写真禁止なのが、やはり残念なのですよね。
昔はOKだったのですが。
ですが、コッレール博物館ともども、再度のトライを考える事に!
こちら時計塔、今聖母の横の時計が10時45分を指していますが、

さて上から順にアップでご覧頂きますね。
まず一番上の2人のムーア人。 15世紀末に出来た時計塔ですが、
右の髭のある方がヴェッキオ・年寄り、左の髭なしがジョーヴァネ・若者と。
右の髭のある方がヴェッキオ・年寄り、左の髭なしがジョーヴァネ・若者と。

そしてその下、サン・マルコのライオン君。 少し左に寄って見えるのは確かで、
これは時計塔を造ったドージェ、膝まずくアゴスティーノ・バルバリーゴ像が
あったのが、ナポレオンによって打ち壊されたのだそうで。

まぁ、ライオン君が残って良かった。 時にライオン君が壊されて、
というのもありますけんね。
で、ライオン君の下にあるのが、半円のテラスを前にした聖母子像。
そう、ヴェネツィアでは聖母子と言えども、サン・マルコのライオン君の下にね。
そう、ヴェネツィアでは聖母子と言えども、サン・マルコのライオン君の下にね。

ほらね、今時計は10時50分。 そう、ちょうど良い位置を探して撮るのにね、
2度上から順に撮っていて、これは2度目の写真なので~す。
そして、この美しい時計! ブルーの濃淡と白、金塗りの星座表、24時間の
時間表示。 そう、10時50分、正確です。
時間表示。 そう、10時50分、正確です。

大変興味深かった 時計塔探訪 ・ ヴェネツィア、サン・マルコ広場
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463622959.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463622959.html
こちらは聖堂の南側側面で、2つのアーチを順にアップすると、

左側の上には、秤と剣を持った正義の女神が中央にいて、

右側には、あれ、この方は何を? 動物? とアップすると、

動物が立ち上がり甘えている姿で、頭、顔の辺りが良く分からない物の、
たてがみがしっかり見えるので、はぁ、ライオン君だろうと。

ライオンがなつくのはヒエロニムスだけかと思ってましたが、ははは、どなただろ?
2つの間の部分にもしっかり装飾が施され、上のキリストの顔の部分も
モザイクだろうと。 古い様式に従っての後世の物かもですね。

ドゥカーレ宮との境の辺りから見る鐘楼の上。 一番上の大天使ガブリエレ像
の翼がちょうどの光線に眩しく照り返し、

3画屋根の下に、剣を持った女神像と、両脇にライオン君。

天使像をアップして見ましたら、翼を繋ぐ線が幾つも見え、はは。

3層になった床石の部分、一番下の両脇に何か草の様なものが見えますね。
あれ、草が生えているのか、と思いましたら・・。
あれ、草が生えているのか、と思いましたら・・。
こちらは小広場の方から撮った大天使ガブリエレ像。
まだ横向きですが、大きな長い翼も、手に持つ百合の花も見えるので、
今回はこれでご勘弁を。
まだ横向きですが、大きな長い翼も、手に持つ百合の花も見えるので、
今回はこれでご勘弁を。

上の写真で3層の台石に見えた草の様な物がここにも見えるので、
装飾の1つという事で納得。 でも何を現すの?
装飾の1つという事で納得。 でも何を現すの?
この像は風見になっていて、風向きにより方向が変わるので、次回には!
という所で、ヴェネツィア、サン・マルコ広場のn.1をお終いに。
ヴェネツィア全体のご案内はこちらから
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460835393.html
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