昨日朝、今月初めの旅行以来の歩きを開始しました。
すっかり朝の開けるのが遅くなり、そして雨模様続き、横着とで
先伸ばしして来たのが、お天気も良さそうと、前日から気合を入れ!
ついでにとコンパクト・カメラを持って、朝7時50分頃出発。
夏の間は5時~5時半に出かけ、戻って来てちょうど朝ご飯、と
都合良かったのが、どの時間帯に予定を入れたらと迷っていたのも
横着の原因の1つでしたが、漸くに朝ご飯の後に出かける事に決め。
で、家から東の道に出た所。 斜めから射す朝日に浮き上がる
坂下の光景は素晴らしく、まさに光と影、それに斜めに続く道。
ですが、どうもいつもと違い、道が騒がしく・・。
そのうちに気が付いたのは、近くの小学校に子供を送って来た親の車の列と、
あと5分程で門が開くのを待つ親と子、狭い道を急ぐ通勤者の車の行き交いで、
スコミーゴ村のラッシュ時!なのでしたぁ。
こちらの小学校は、学校には親の送り迎えが義務付けられているので、
こんな光景が繰り広げられるのですね。
なので、日本の小さな子がランドセルを背負い、1人で街中を歩いたり、
電車で通う風景、Youtubeの動画に、こちらの人々は驚愕をね。
北のヴィットリオ・ヴェネト方面。 手前に右から延びる山並みと背後の
山間を辿るとヴェネト、イタリアが終わり、オーストリアに続く道。
道を左に折れ、村の教会隣の司祭さまの住居の庭、
射し込む光に光る庭いっぱいの猫じゃらし。
教会の裏を回り、坂道を下り、右手に広がる葡萄畑と、奥に見える
ヴェネト端っこの雲をかぶる山の峰々。
ン?!と気づくと、葡萄摘みの為の運搬トラック2台! あっ、葡萄摘みだ!!
畝の隙間から覗くと、始まってます。 左側は昨日済んだ所、と後に判明。
遠い所からでなく撮りたい、と畝の間の道を進んでいくと、左の緑の男性が
奥から寄って来たので、ボンジョルノ! 写真を2,3枚撮らせて下さい。
ぺルケ?! 私ブログをしていて、日本に葡萄摘みが始まったと見せたいので。
と言うと、了承の様子で、この1枚を。
緑の男性は丸顔で、なんとなし笑った感じでしたが、
次にこの手前側で撮った時、畝のこちら側にも1人いたのが顔を隠し逃げたので、
即ハハ~ンと気が付き、心配しないで、顔は撮らないからと。
つまり密入国の人たちで、届なしで働いている人達だったのですね。
そんな事はshinkaiには関係なしで、2枚以降はもっぱら収穫された葡萄を。
と言うのも、緑の男性に、この葡萄は?と聞くと、プロセッコ。 わぉ!
記憶では、何年か前に植え替えられた畑で、収穫の時を迎えていたのですね。
この高さにまで延び、
朝8時過ぎ、既に向こうのプラスティックの箱も埋まり加減!
こちらがshinkaiが入り込んだ畝の並び!
収穫されたばかり、葉っぱの付いた、朝日に輝くプロセッコになる葡萄の房。
綺麗でしょう?! 今年もおいしいワインになるかな?!
中にはうまく隠れて、摘み取りを逃れた房もあり・・。
畝の最後まで来た時、既に彼らは奥の畑に移っており、そのまま挨拶せず。
道を進むと、すぐお隣の畑でも今朝が葡萄摘みの日と分かる話し声、
トラクターの音。
そして畝の先頭に咲くバラの花、これは葡萄の木に付く病気を発見する
役割のバラで、写真を整理中、この畑が白ではなく、赤ワイン用葡萄を発見。
この一帯は殆ど白ワイン用で、とりわけプロセッコが有名になり売れ行きが
良い事から古い葡萄の木を引っこ抜き、プロセッコ用のグレーラ・glera種に
植え替えているのが、既に収穫を迎えているのですね。
スコミーゴ村の坂下に赤用の畑が1つあるのを、ずっと以前に、
葡萄摘みがそろそろ ・ スコミーゴ村、コッレウンベルト村
プロセッコの葡萄について 久しぶりのお天気に誘われ、スコミーゴ村を一回り
北に延びる緩やかな坂道を行き始めると、グィーンと飛行機雲。
鉄柵から覗く、はは、並木道。
広い、長~く続く葡萄畑。 上の丘がshinkaiが何度か描くモチーフで~す。
紅葉の殆どない、イタリアの黄葉。
丘の下に射し込む朝日と、大好きな葡萄畑の畝の姿。
道脇に並ぶオリーヴも実がそろそろ熟れ始め、こちらは10月末~11月に。
畑の真ん中の坂道を、うんうんと上って行くトラクター。 やはり葡萄満載で、
では、この畑も今日が葡萄摘み・ヴェンデーミア・vendemmiaね。
畑の様子を観察しつつ道を進み、殆ど北の端で一同が仕事中の姿を。
この畑の、丘の葡萄畑の摘み取りは 葡萄摘みが始まったスコミーゴ村
運ばれるトラクターの葡萄の量から見ても、仕事始まりは夜明けと同時かも!
大変な仕事だろうなぁ、と思いつつ、カルページカのいつもの教会前まで。
これは名前知らずですが、漸くに秋らしい色の葉を見つけ。
その内に空の雲が多くなり、教会前で折り返し戻ってくると、
皆さんは畝の奥の方に。
収穫を運ぶトラック、トラクターも準備万端で畑の隅に。
これはスコミーゴ村まで戻って来ての畑で、こちらも今日が葡萄摘み。
雨が続いた後の晴れの何日かの予報で、葡萄栽培農家が待っていた事でしょう。
秋の葡萄摘み、ピティリアーノの場合は
最後は家の近くのシナノキの、名残りの実と、
足元の、軽い、フワフワの落ち葉。
分家・絵のブログでは今回、少し秋の色の様子を。 見てやって下さい。
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麦畑刈り取り風景 そろそろ と、 スコミーゴ村秋の色ちょっぴり
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