いよいよ晩秋に向かう候、こちら北イタリアは朝夕冷え込み、
今月中頃より暖房をつけています。
暫く収まっていたコロナの新感染者数が20日頃より増え始め、
じきに5000人を超すのではないか、という数にまで増加中。
ロシアから東欧の方でまた新しいヴィールスが見つかり、急激に
伝播しているとの事で、その影響と思われますが、
現在1度のみを含めワクチン接種者数は78%を超えた時点で、
何とか80~90%越えになり、少しでも落ち着く迄は自衛が必要と
いう事で、心構えを。
***
所でこの27日、この一帯が久し振りに停電となり、コンドミーニオの
前にもお知らせの張り紙があり、天気予報は快晴と。
では25日に歩いた時に見た、素晴らしい黄葉ぶりを撮りに行こうと
心の準備万端で待ち、はは、
朝8時半~11時半とあったのが、停電中と気が付いたのが
8時45分位だったかな、で、家を出たのが9時。
何せ停電だと音楽が聴けず、お絵描きに音楽必須なshinkaiには
何よりの外歩きの口実で、へへ、
上の猫ちゃんは、コンドミーニオを出た所の数軒先のガレージ前、
車の上にいた子で、チ、チと呼び、こちらを見て貰った所。
我が家にいた日本猫と比べ、イタ猫を見て思うのは、手足が太く、
がっちりしている事で、女の子もね、
こちらの子と比べると日本猫ちゃんはやはり体格が華奢だという事。
だからこの子も、一見しての男の子、とは限りません。
コンドミニオ前の坂道を少し下ると、シナノキの並木の下には黄色の
カーペットが広がります。
ほら、淡い黄色、ヴェージュから、茶色に至る色のヴァリエーションが
イタリアの黄葉の色。
快晴の陽射しに煌めく、黄金色!
コンドミーニオ側はまだこんなに葉が多く、緑がかった木もあるのが、
先の方の木は殆ど葉が落ち、ちょうどの位置の月と。
道の先で東に折れると何軒か並ぶ続きますが、
見かけた「迷い猫探し」のお知らせ。
1歳半、怖がりの「公爵・ドゥーカ」君が10月8日に行方不明になり、
首輪には名前と電話番号を彫った標札を付けているそう。
飼い主のベアトリーチェさんは、この道の先にある小礼拝堂の近くに
住んでいるそうで、猫ちゃんを見つけてくれたらご連絡ください、との事。
可愛い猫ちゃんなので、飼い主の心配如何ばかりかと。
見つかると良いですね。
道脇に続く葡萄畑の、垣根の葉が秋の色。
お家の庭の、残りの薔薇。 ほんと、一輪だけでした。
前庭の、太~い桑の木に立てかけられた荷車も錆び。
葡萄畑が一旦谷に下り、また向こう側に葡萄畑が続きます。
脇道を見て行くと、まだまだ野草の花が見つかり、
春からずっと代替わりに続きながら咲いているものと!
キンポウゲですっけ? この艶やかな花びらを上手く撮れた事がなく!
クローバーの花も!
これは、激減しているミツバチを守るために、この葡萄畑では
消毒薬を使っていません、という標札。
草原の広がる所に出て、谷越しに見る、隣のオリアーノ村の稜線。
全体が素敵な秋の色になっているでしょう?! ここの眺めが大好きなのです!
少し中に入り込み、葡萄の木の葉色を。
shinkaiの大好きな、雑木林も黄色に染まり。
何本かある野生のリンゴの木の赤い葉と、細い幹に苔がしっかり!
逆光に光る、猫じゃらし。
shinkaiは、猫じゃらしとタンポポの落下傘にはまるで抵抗できず、
今回も何枚も撮っているのですけど、写真数が多すぎ1枚のみに!
この辺りで、先日歩いて目を止めていた方向にも、と思い、
道を引き返します。
秋にはいつも目が留まる柿。 青空の下で、日本みたいでしょう?!
谷への道に、左のお家から出て来た鶏君。 shinkaiを見て逃げかけ、
大丈夫だよん、shinkaiは肉食はしまへん。
我がコンドミーニオ。 階段状の奥から2段目の1階に我が家です。
庭が広いので、とても気に入ってます。
先に進み、サッカー場と小さなボッチャ・ペタンク遊び場の横の、
小さなザクロ種。驚くほどの赤色になっており、
1ヶ月前にブドウ摘みを見て頂いた畑の脇の、湧き水が流れる岸には
いっぱいに広がる、赤まんま、でしたっけ?
そしてこれらも春からの連続組、ですよね?
イタリアは日本の様に四季による花の違いがなく、その土地の条件により、
晩秋迄もアジサイも、薔薇も咲き続けます。
良い色に染まった、小さな実。 なんだろ?
お家の庭にある、幹から見て、百日紅の葉、と。
この辺りから、何度か描いているshinkaiの丘が始まり、はは。
今が最高の黄金の色、そして落ちかけ、で、
緑の季節を過ぎ茶色になりかけの、shinkaiの丘で~す。
ここを撮ろう、と思って来たのは、月曜に見た「たわわのオリーヴの実」
だったのですが、
残念! 目を離した2日の間に収穫され、残ったのはこんな状態でしたぁ!!
という事で、家に戻ります。
これは白樺。 長野で生まれ、育ったのshinkaiには理由なく懐かしい木ですが、
こちらでも見かける白樺は、ベトゥッラ・betullaと呼ばれ、
ね、「しらかば」の方が断然名も良く、発音も素敵ですよねぇ。
小川脇のガマの穂。 真っ白になっているのが1本。 風に吹かれ
ハラハラと落下傘が飛びます。
4,5枚撮って、やっと1枚写っていたのでした!
秋の日の2時間程の散歩、ご一緒に有難うございましたぁ!!
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