冬に向かう、というか、既に冬の入り口の毎日ですが、
冬の日没の空の色が美しく、鎧戸を閉めようか、まだ良いかな、と思う頃、
空の色が美しく染まっているのを知ると、カメラを持ってテラスに。
はい、外に行くには寒く、コートを着て、ブーツを履いて、という間にも
色がどんどん変わりますので、テラスに、という横着ですが、へへへ、
お天気が良く、雲の流れがある日には、美しい夕暮れが楽しめます。
これは18日の夕暮れ。 気が付いた時は既に日没後暫くしてで、
オリアーノ村の丘の稜線に沿い、名残りの赤い色が残っていたのでしたが、
丘の線を上げて撮るとかなり明るく写り、真ん中に明るく小屋の明かりが
写ったり、手前の農家の窓からも明かりが漏れている様子が。
暫くすると、赤みがす~~っと消えて行き。
これは翌日19日。 夕方の6時前、テラスからの冬の夕暮れ時に
ちょうど真ん中の位置に入る雑木が本当に邪魔なのはご容赦願い!
刷毛で掃いたような雲の流れで、少し薄い青空の名残も。
上空にはまだ青い空も残り、染まった雲の色もピンクで。
翌日は曇り空、小雨となり、そして21日の朝、鎧戸を開けると、
なんとこの秋一番のかなり深い霧が広がっていて、
最初に開けるのは一番西の窓で、そこから見える庭越しは白く霞み、
こちらのコンドミーニオの庭も白く、散り残った僅かな黄色い葉。
これはなんの木の葉かな、散る前の色ですね。
奥の木はすっかり葉が落ちましたが、手前はまだ頑張っており、
我が家の前に見える木もほぼ裸木で、
こちら手前の木も。
東側の、育った糸杉との間にあれこれ木々があり、透けて見える
薄い色の様子もなかなか素敵で。
見ている間に、メルロ・黒歌鳥の雄がたくさん実の付いた木に留まり、
枝の露もこんなにたくさん!
メルロはいつも庭にあれこれやって来るのを見るのですが、警戒心が強く、
なかなか撮れないのが、今回初めてこんなに近くから! イェイ。
下にももう1羽いたのですけど、木には止まらずで行ってしまい。
アジサイの葉もお終いですね。
西の、いつも夕陽を撮るのに邪魔する木の方角も、まるで丘は見えず!
この日の霧は一日続き、夕方前に少し引いた位。
翌日も一日どんよりの曇り空、時に地面が濡れる日で、
夕陽はまるで見えず、西の空はこんなどんよりで、雲の流れもなく、
南に向かっての空に、わずかに雲の切れ目の間に明るさが。
左に見える線2本は、今右に見える屋根のお家で改装が進んでおり、
その大きなクレーンの線で、
このお家だけ、1週間ほど前から既にクリスマスの飾り付けが家の前と窓際に。
いつもはも少し派手めなのですけど、今年は白のみで。
例え我が家のテラスとはいえ外は寒く、はは、大急ぎで引っ込みますが、
こんな日には何を食べたい?と考えると、日本だと「鍋」だけどなぁ、
イタリアでは何を?と、「冬のレシピ」と検索すると、出ましたぁ。
やっぱり温かくなる、豆を入れたりの冬野菜のスープが多く、
彩も綺麗、冬の寒い日に温まる「カボチャとインゲン豆のスープ」を
ご紹介しますね。
参考にしたのは、Zuppa di zucca e fagioli
日本のカボチャはイタリアのよりずっと美味しく、いや、ホント、甘く、
カボチャのみのスープだけでも十分美味しいと思いますが、
ここではインゲン豆を使った田舎風で、他にも茸、ひよこ豆、栗、
カリフラワーなどと、様々な味と合います、と。
このインゲン豆とのレシピは、カボチャの味がより濃厚で、歯触りもある、
を愛する人向け、と。
そしてレシピ作成者の説明によると、味を豊富にする為にインゲン豆も
2種類使っていますが、勿論お好みのインゲン豆1種類でもOKで、
イタリアには本当にインゲン豆の種類が多く驚くほどですが、
ここではカンネリーニ・cannellini クリーミーで繊細な味
ボルロッティ・borlotti カラフルでコンパクト、の2種類を。
肉を加えていないのも、お好みにより、さいの目に切ったベーコンを最初に
焦げ目をつけて加え、香りをつける事も出来、
古くなったパンを使って自家製のクルトンを作ると、更に風味を加えるのに
最適な方法と。
では、4人前の材料から。
・ カボチャ 綺麗にしたもの 900g
・ インゲン豆 すでに茹でた物 300g + 300g
・ 古くなったパン 3,4切れ
・ ニンニク 1かけら
・ ローズマリーノ 1枝
・ オリーヴ油 ev
・ 塩
作り方
・ カボチャは四角く、なるべく同等に小さく切った方が煮上がりが早く、
クリーミーになりやすい
・ 深めの煮込み用鍋に、オリーヴ油を大スプーン2~3杯と、ニンニク1片、
ローズマリーノの小枝を入れ、火にかける
・ 香りが立ったらカボチャを入れ、時々かき混ぜながら3~4分煮る
・ 水を800ml入れ、完全にカボチャが隠れる程に、塩を加え煮たてますが、
その後は弱火にして、蓋をし30分程煮る
・ そしてインゲン豆を加え、さらに20~30分煮る
最後の10分程は蓋を取ると、スープの水分が濃縮され、美味しく仕上がる
・ 一方スープを煮ている間に、薫り高いクルトンの用意をする
四角に切り、フォルノ用の受け皿にフォルノ紙を敷き、並べ、
お好みのハーブとオリーヴ油をふりかけ、
220度で約10分、ファンを回して焼く
・ スープが出来上がったら、熱い一皿を、上からオリーヴ油を生で回し掛け、
サーヴィスする
Bon Appétit!
豆類は、既に茹でて缶詰になっているのを利用すると、一晩水に浸ける、
茹でる、が省け、煮込み時間を短くも出来ますし、大変楽に。
納豆の大豆の缶詰利用で目覚めた、はは、shinkaiで、
余り豆類は食べなかったのが、あれこれ利用する様になりましたぁ。
さて、昨夜天気予報を見ると、今日は良いお天気と出ており、よっしゃぁ!
で、今朝6時57分の、南東の空。 良い色!
2分もせぬ間に色が薄れて行きますが、
7時23分、東の空。 下の方の雲は黄色とオレンジ、グレイの雲の縞となり煌めき、
上にはピンク色の雲、そして青空が。 綺麗でしたよぉ!!
場所を南東に移すと、こちらは少し太い縞の雲。
前のお家の工事用クレーンが邪魔ですが、これは広い空が良いでしょう?!
7時34分、スコミーゴ村日の出! 山があるので、天気予報より少し遅く。
オリアーノ村の見えるテラスの端から、村の夜明け~!
これからどんどん寒くなるのでしょうが、まぁね、あと1月でクリスマス、
頑張って参りましょう!
この時節インフルエンザにお気をつけ、コロナ・ヴィールスも寄せ付けずにね!!
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