実は先日、3月21日から27日予定の、東京八重洲地下街のギャラリー
での個展開催を、しよう! 日本に行こう!と決めました。


その気持ちに至った事情を分家の方に書きましたので、
宜しかったら、どうぞ見てやって下さいませ、お願い致します。
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暫く前に私めのブログにコメントを入れて下さった「夜のネコ」さん。
最初は確かshinkaiが納豆を作り始めた、というのに、
自分も納豆好きです、から始まったのですが、
葡萄畑の畝の列の先頭に薔薇が植わっているのはなぜか、とか、
彼女のご主人が広島の尾道出身、という事から、イタリアに来る前は
20年近く広島に住んだshinkaiにとっては今も懐かしい街で、
広島弁について大いに盛り上がりました!
で最後、実は今上海に住んでます、と言われるのに、にゃに、上海?!
と驚きつつ、即、では特派員をして下さい、とお願いし、ははは。

暫くしてのメール・アドレスの交換後、写真、メールがドーンと届き!
大喜びでメールの説明を拝見しながら、サイトでも情報を集め、
今回2回分に纏めました。
現在ご主人が長期出張中なのが、行かれる前にご自分のPCに満杯に
なっていた写真を移されたそうで。
で、今回のはつい最近のものばかりと言われ、コロナ問題で気を付けて
あまり外出されなくなり、最初の一通りの観光地巡りはあちらのPCに、と
いう事ですが、
それでも思いもかけない上海となると、やはり知らない事ばかり、
異国情緒満点の古い街、という思い入れもありますしね、
上海ってどこにあったっけ? から始めたのが上の地図。
ちょうど鹿児島の緯度と同じ、ですかね。
この地図には見えませんが、南京は上海の左斜め上辺りに。
異国情緒、という点でshinkaiの一番の関心を呼び起こしたのが、
2005年の英、米、中、独制作の「上海の伯爵夫人」

レイフ・ファインズ、ナターシャ・ファインズ、真田広之主演で、
1930年代の上海、日中戦争の日本軍侵攻のある少し前が舞台となり、
没落のロシア貴族女性と元英国外交官、そして日本軍部と政商とを
取り持つ、と解釈しましたが、謎の日本人、という関係。
最初何も知らずに見て、日本的情緒をこんなにも強く感じるのはなぜ?
と改めて読み、それで脚本が後にノーヴェル文学賞を受けられた
石黒和夫さんと分かり、ははぁ、と思ったのでしたが。
でグーグルによると、上海市は中華人民共和国の直轄市で、
2014年での総人口は2419.68万人!という大都市で、
商業、金融、工業、交通の中心地であり、
2021年の世界都市ランキングでも、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ世界3位!

古くからの港町であり、外国人も多く住み、美しい洋館が並ぶ景観もあり、
次回にご覧頂きますが、最近では超高層の立ち並ぶ地区もあり!
上に見える流れが長江、shinkaiが昔習ったのは、へへ、揚子江でしたが、
地図の薄黄色の中心地を拡大したこの辺りが、主要観光地になるそうで、
赤線で囲った真ん中あたりに見える上海博物館と、
中国のお正月「春節」のお祝い風景を、今回ご覧頂きますね。

ネコさんは、ご主人の勤務先に近い浦東新区・プゥドン新区にお住まいで、
新区と言われる区域は、名の通り街が新しく道も広々としているそうで、
橋を渡った虹橋エリアには日本総領事館もあり、日本人がたくさん住んで
おられるそうで、日本人学校もあると。
で、今回ご案内の「上海博物館」ですが、北京の故宮博物館、南京博物館に
並ぶ国の3大博物館だそう。

新しく見えますが数回移転され、現在のこの大きなのは1996年に完成したもので、
最上部に円盤を頂き、下部が「鼎・かなえ」を模しており、中国の世界・宇宙観を
示すと共に、ここの青銅器コレクションを示していると。
行かれた日はガラガラで列も無かったそうで、見えるボルドー色のテントの所で
スタッフに「健康カード」・コロナ感染者との接触の有無を示すアプリで、
緑ならOK、赤だとアウト、という訳 を提示した後入館。

エントランス・ホールだそうで、広いなぁ!



この民族衣装の展示は以前開かれていなかった部分だそうで、

寒い地域と暖かい地域の衣装の差が大きく、やはり中国は広いなぁ、と
思われたそう。 それに多民族の国ですものね、興味深い展示と思います。
この辺りは青銅器、鼎も見えますね。


これは博物館のパンフレットの表紙にも載っているもので、翡翠かなと。
タイトルも「神人」で、紀元前2500-2000年というのも凄いですね。

このラクダ像も素敵ですし、

ネコさんもお好きな焼き物の、景徳鎮のコーナーもあるというので、
この美しい大きなのもそうかな?

この桃の壺の素晴らしさ! 形と言い、色と言い、何とも艶やかな色気を感じますねぇ。

こういった陶器、磁器をずっと眺めて育っている我々日本人には、イタリアの
陶器はイマイチ良いなぁ、とピンとくるのが無く、というのお分かりですよね?
まるで別次元の作品のように感じますもの。
そして期間限定の催しの、焼き物の西洋との融合展ですかね。
西洋絵画の中に、こんな風に描かれています、というのが分かりますね。


香炉あり、 壺もあり。


そうですよね、東洋の藍色が西洋に渡り、デルフト・ブルーも生まれたのですものね。
これは博物館のサイトで展示物を探していて見つけた、唐時代の女性像。
このふっくらさ、がなんとも言えず、素敵。

そして見学後のご休憩に、博物館内のカフェで、ケーキ類とドリンクのみと。

こんな風にウェイトレスがちゃんとお茶の支度をしてくれるのですねぇ。

写っているケーキ類がえらく大きいと思われません?! ははは。

お茶は、左のハートのパイ菓子が付いているのが、西湖龍井で、
茶色のが花香紅茶。 皆さん、ご存じですか?
う~ん、中国の深い茶文化を偲ばせますねぇ!
さて博物館見学ご報告後は、お菓子「エクレア」。 お住まい近くのモール内に
店があり、フランスの店の様と。


あのぉ、ケース内のエクレア、日本のもこんなに大きいというか、長かったですかね?
シェフを連れて行き、料理、お菓子の融合ともなりましたが、
シュー皮とカスタード・クリームはイタリア人シェフが考案し、そこから発展し、
エクレアはフランス人が、というのを知りましたっけ。
春節・中国の元旦 用の、可愛い虎のエクレアがあり買われたそうで、

可愛いトラ猫ちゃん風にも見えますが、はは、美味しかったそう。
ひょっとして、このお皿は、あのお高いやつ?
そして今年のゴディヴァのチョコは、虎の限定バージョンあり!


この虎の顔デザインも、如何にも中国の虎、というイメージですねぇ。
支払いは中国の銀行口座直結のアプリが2種類あり、支払いと同時に
引き落としで、どこの支払いでも2種類用意されており、
バーコードか、QRコードの提示で支払い、現金を持たずだそう。
一度の決済金額が少し高くなると、即、あなたがちゃんと使ったか?と
確認メールが届くそうで! ははは。
イタリアの場合はアプリもあるようですが、一般にカードのバンコ・マット、と
いうのが当座預金の口座に繋がり、これは脱税防止の為にも推奨されており、
50エウロ以上はバンコ・マットか、クレジット・カードで、になっていたと。
そうですね、今頃はホント現金の持ち歩きが少なくなりましたね。
さて最後の話題は今年2022年2月1日の春節・中国のお正月、日本でいう
旧正月。 これは毎年変わるのだそうで、来年2023年は1月22日になるそう。
で、春節は日本の元旦と同じで、その前後が1年で特別な祝日で、通常
旧暦の大晦日から1月6日までの7連休になり、正式には12月中頃に発表
されると言い、この辺りが、へぇ~、という感じがしますが。
で、春節気分の豫園(ユイーユエン)商城(ショッピング・エリア)に
ネコさんご夫妻が出かけた時の写真を。
というのも、豫園という明代に作られた古き良き中国大庭園があり、その周囲に
作られたのが商城で、
有料の庭園は春節には閉じているものの、商城には春節には特別な飾りが出て
大変な賑わいになるのだそう。
まず見ただけで心がウキウキするような、入り口の飾りがあり、
大きな虎の顔は今年の干支で、勿論ね、毎年変わるのでしょうね。


老街(アーケード)、いかにも中国らしい建築物で素敵ですねぇ!
「新春送到八方財」、ふむ、読み方は分からずとも、意味は想像できますねぇ。
虎の顔はどうも、どれもがトラネコちゃん式で、可愛らしく!


庭園に入らずとも、たくさんのお店が並んでいてぶらぶら散歩するのも楽しく、
美味しい小籠包屋があるので、散歩の後ランチして帰る、というのを何度か
されておられるそう。
老街を進むと、様々に今年の干支の虎にちなんでの飾りが並び、
恵比寿様らしきのも、虎も、池に沿っての新年の飾りも。



この先に角々と曲がった短い橋があり、

物凄い人込みの中を、橋を渡りながら池に浮かんだ飾りを見つつ、

こちらは「湖心亭」という有名な茶館で、店内が狭くすぐに満席に。

ネコさんご夫婦がここに来られた時に、ランチか、軽食代わりをされる
美味しい小籠包屋さんが、池の奥に見えている建物のそれで、

こちらが入り口。 饅頭店 というのは読めますがぁ。

で教えて頂いたのが、小籠包はシャオロンポウ、饅頭はマントウ、と読むそう。
アーケイドにもたくさんの小籠包屋さんがあるものの、テイクアウトが多く、
落ち着いて食べたいので、ここを利用されているそうで、
さて、何を食べられたかは、次回のお楽しみに!
博物館の入り口にも警備の人が見えましたし、アーケードの入り口横にもね。
警備が大変良いそうで、夜も10時頃まではちゃんと明るく、夜も安全だそう。
管理が良いとも言えますが、逆に監視されていると感じる事ありかも、ですね。
上海は雪の問題はなく、昨年の冬は夜中にハラハラと1度か2度降ったようですが、
積もる事はなく、街中は霜が降りる事も無いものの、空気はとても冷たく、
冬は雨が多いものの、空気の乾燥が酷いそう。
2月の最近だと、日中温度が5~8度、夜は1~3度位、との事。
上海に行って感じたのは、日本で見かけた大声で喋る中国人観光客に比べ、
静かな人々、という事で、上海でも、大きな荷物を持ち大声で喋っている
多分田舎から来た人たちであろうを見ると、驚いた眼をするそうで・・!
なので、ネットで見かける「中国、あるある」というのもかなり違いがあり、
北京辺りではそうなのかな、と思われると。
国も大きく、多民族国家で、田舎と都会の差もきっと大きな違いがね。
という事で、ではでは「ネコさんの、上海便り」、次回をお楽しみに!!
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