・ ウクライナの動物たち  ロシアの侵攻で、家族と一緒に避難する

ウクライナにロシア軍が侵攻を始め、今日5日で10日めに!

世界中の人々がロシアの不穏な空気から、ひょっとして、と内心
疑いつつも、まさか、と思っていたロシア軍のウクライナ侵攻が始まり、

プーチンは3日もあれば片付く、と思っていたらしい事も報道され、
ロシア兵たちはわずかな食料と、それも賞味期限切れだったらしいのを
携帯させられ、演習だと言われ国境に運ばれ、
侵入すれば「歓迎される」と教えられていたと!
で逆に捕虜となり、飢えていたのがお茶と食べ物を与えられ泣いた、
という報道も。


ウクライナ国民の抵抗の強さを認識しての後は強硬な攻撃となり、
既に2000人以上の死者、子供達150人も、いやもっと増えているのかも!


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水も止まり、店も開かず食物も無し、という状態、ヨーロッパ1という
原子力発電所攻撃され、これは消火されたものの、
今朝のニュースでは第2の原子力発電所にまたもロシア軍が侵攻中と。
様々なフェイクニュースも飛び交っている様ですが、


そんな中、サイトで見つけた記事 3月1日付アップの

ウクライナ戦争渦中にある、ペットを連れた人々の37枚の写真は、
人間と動物の間の愛情がいかに強いかを示します。
37 foto di persone con i loro animali domestici che si trovano in mezzo alla guerra in Ucraina e che dimostrano quanto può essere forte l’amore tra umani e animali

というタイトルで、多分侵攻が始まってすぐの、ミサイル攻撃を避け
ペットを連れて避難する人々の写真を集めたもの。

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昨今の報道では、交渉が2回行われたものの結論に至らずでしたが、
今朝、こちらの朝8時から、人道的立場からの避難民退避を、という措置が
一日時間か取られるとの報道ですが、さて約束は守られましょうか。

北京のパラリンピックにはロシア、白ロシア選手たちの参加はならず、
ウクライナ選手たちは、うろ覚えながら、ポーランド、オーストリア、そして
ミラノ経由でもう1か所経由で北京に到着したそうで、

どこに帰るかと、聞かないで。 既に国が無くなっているかも・・。 
との答えがあった、と。

そして初日に既に金メダル1つを含め、7つのメダルを獲得したという
ウクライナの選手達! 
ここにも自国の誇りをかけて戦っているウクライナ人が!

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イタリアも既にウクライナからの避難民たちをスロヴェニアの国境で迎え、
無条件で受け入れを始めており、
健康診断、対コロナワクチン接種、住まい対策、仕事も出来るように、と
いう受け入れだそう。

ポーランドとの国境を、自分の好きな縫いぐるみを抱えた子供を連れ
一緒に超えてくる人々の映像に、
こうして避難してくる人々は、命は助かるけど、その後はどの様に
生きていくのだろう、と思わずにいられなかったのですが、
イタリア側の受け入れ体制を聞くと、少しは心が休まります。


小動物たちを家族の一員として受け入れ暮らしている人たちの画像は、
単純に国から避難するのではなく、それが動物連れには難しい事を思い、
動物の2国間の移動にはたくさんの書類が必要で、時間もかかるので、

彼らの命を預かり、彼らの幸せも考え、まだまだ長く一緒に暮らせるよう
一時避難、という事で選んだ、安全とみなされる地下鉄のホームとか、
地下室での写真。

多くはフェース・ブックからで、見える殆どの人々がスマホを持っている事から、
きっと家族、友人達に送り、様子を伝えている写真なのでしょう。


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数日前ニュース内でインタヴューに答えていた女性は、今は既に陥落したと
思われるハリコフの自宅からで、

郊外の高層アパートに住んでいるのが、地下壕の設備も地下鉄も無く、
窓のある部屋ではなく、幾らかでもと廊下で寝起きしている、との事でしたし、

次の日の若い女性は、食料の買い出しに行くにも車がないので2時間歩き、
店も閉まっており、買えるものも無く、と。


イタリアにはウクライナから働きに来ている女性達が多く、近くのモルダヴィア・
モルドヴァからもで、病院の付き添い、老人たちの付き添い、看護、掃除、
という仕事を主に、shinkaiも何人か会い、知っている程。

ジュリアーナの家にも、他の友人の家にも週1で掃除に通ったり、私の夫の
入院中に夜間の付き添いをしてくれたのもウクライナからの女性でした。

そうやって家にお金を送り、息子を大学にやったり、夫の仕事での収入を
補ったりで、皆イタリア語を喋ります。

若い女性たちの内には、そうやって知り合ったイタリア人と結婚したりもあり、
また中年以降の独り者との関係も聞いたりの、かなり近い距離を持つ国で、
往復には長時間のバス便があるそうで、それで休暇に戻る、と。


チェルノブイリの原発事故以来、未だにかなり健康状態に影響を受けている
子供たちを夏休みに受け入れているヴィチェンツァだったかな、でも

侵攻が始まってすぐに、出発するよ、あんたは出発した?というSMSが
受け入れ側の司祭宛に届き、向こうの国境近くまで迎えに行き、
無事に5人の子供達、総勢8人がやって来たり、お父さんは残り、

今朝もバレエ・ダンサー目指し、15歳からだったか、多分有望な男子でしょう、
あちらで4,5年過ごし、今回の戦争でイタリアに戻る為に物凄い大回りをしつつ、
それでも無事にアンコーナに、両親のもとに戻って来たというニュースもあり、
様々な人間の生きざまが語られ、知ります。


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老齢に差し掛かったプーチンの野望は、実際に何に向かっているのか、
それぞれに推察をされておられますが、

攻撃されるウクライナ側のみならず、ロシア人自身が望んでいないらしい
戦争に引き込まれ、それで亡くなる多数の人々。

政治家の責任とは、究極の所一体何なんだろう?! と考えます。


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ウクライナのゼレンスキー大統領の、ヨーロッパ議会とを繋いでの演説は、
日本では要点のみが伝えられた様子ですが、

こちらで見た映像では、彼の演説の同時通訳は涙にむせんだ声で伝え、
最後まで自由な国を護る、自分はここに残る、という彼の姿勢が
議会中の長いスタンディング・オヴェーションを引き起こしました。

そういう議会の反応を引き起こすウクライナの大統領の姿勢と言葉。
非常事態の中で、国民の決起を引き起こし、共にある姿を示す大統領の姿。

まだ若い44歳、2019年に政界入りし、俳優から大統領に、という経歴ですが、
逆に考えると、この国難の時に、ウクライナは的を得た大統領を持てた、
のではないでしょうか?

ニュースで毎日見る彼の姿、そして伝わる言葉から、彼は多分自身の死も
覚悟して臨んでいるであろう事がよく感じられ、時にこちらが涙ぐみそうに!

遥かに数が違うロシア軍の攻撃に、ウクライナは自国を護るために
頑張っているのです。

それが伝わって来る映像に、遥かに、頑張れ!! とエールを送っています。



そう、動物達にとっても今の状況は大変酷い物ですが、それでも彼らが
彼らの保護者と一緒の安らぎの表情に、見る方も安堵を。


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既に侵攻が10日間、建物の崩壊、生活の為のインフラ施設、水も止まり、
食料も不足、との報道で、
動物たちにとっても過酷な状態が進んでいるものと心配になりますが、

月並みな言葉しか出ませんが、どうぞ無事で、この人々と、彼らの愛する
ペットたちが一日も早く、正常な生活に戻れることを願ってやみません。


最後は1枚だけ見つけられた、微笑んでいる可愛いご主人に抱かれた、
ちょっと寒そうな顔のチビ犬ちゃんを。

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どうぞどうぞ、この愛情が、過酷な運命に潰されません様に!!


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3月21日から27日迄、東京駅八重洲地下街のギャラリーで個展を
東京では4年ぶりの個展開催をさせて頂きます。

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新作15点と旧作合わせ30点ほどの出品展示で、どうぞご覧頂きたく
ご案内申し上げます。

新作についてはこちらに項目毎のご案内を
https://italiashinkai.seesaa.net/article/470932767.html

私めは毎日会場に居りますので、また皆さまにお会いできるのを楽しみに、
お声をかけてやって下さる様、宜しくお願い申し上げます!


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