・ イーゾラ・デイ・ペスカトーレ・漁師の島 訪問  マッジョーレ湖

先回見て頂いたオルタ湖、そしてサン・ジューリオ島訪問から
一夜明け、我らグループはマッジョーレ湖の方に移り1泊。

公園の中から見えるホテル・アルピに泊り、朝食の後、
すぐ前にある公園に出かけて来た所。

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移動は、地図でご覧頂くと、オルタ湖畔を北上し、東に抜け、
マッジョーレ湖畔を少し南下、バヴェーノ・Bavenoという町で、

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ここからイーゾレ・ボッロメエ・ボッローメオ家の島々、と呼ばれる
3島訪問のボートが出ているのですね。

勿論、も少し南隣のストレーザ・Stresa、ヘミングウェイの
「武器よさらば」で有名なストレーザからも出ている様で。

「武器よさらば」 若きヘミングウェイの戦場体験 n.1 
https://www.italiashiho.site/archives/20170409-1.html

「武器よさらば」 若きヘミングウェイの戦場体験 n.2
https://www.italiashiho.site/archives/20170410-1.html



バヴェーノの町。 ホテルから少し歩いてこの港に到着、
ここから我らはボートにね。

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ホテル前の朝の散歩の様子などは、こちらに予告編として載せましたが、

オルタ湖 マッジョーレ湖のボッローメオ家の3島巡り 予告編
https://italiashinkai.seesaa.net/article/486925039.html


爽やかな朝の公園の、花の美しさが見事で、

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遠くに見える島、後にこれがその日最後に訪問したイーゾラ・マードレと
分かったのでした。

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こちら手前に見えるのが、今日見て頂くイーゾラ・デイ・ペスカトーリ、
背後に見える白い大きな建物が、イーゾラ・ベッラのボッローメオ邸。

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公園の先が浜になっていて、

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夏はこうなる、というのも、サイトで。

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水も綺麗、浜も整備されており。

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という事で、ホテルから港に行き、ボート・観光船に乗り、島に向かいます。

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港を離れての眺め。 曇り空で、ほんの少し霞んでいるのが残念。

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山頂に見えたロープウェイの設備。 

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そうなんです、2021年5月に牽引ケーブルが切断、キャビンが落下、
男の子が1人助かったのみの大事故となった、あのロープウェイです。

後日談として、助かった男の子、10歳位と、の亡くなった母親の父、
祖父に当たる、が、イタリアで伯母(叔母)の家で元気になっていた
男の子をイスラエルに連れて帰り、誘拐、イスラエルで裁判となり、

法廷は、男の子を父方の伯母さん(叔母)に戻す様に判決を出し、
男の子はイタリアに戻った、という経過がありました。



東の空が明るさを増すのを期待しつつ、イーゾラ・デイ・ペスカトーリに。

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岸側にこんな中世のお城らしきものも見え!

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所で、この写真をどうぞ。 shinkaiは移動中に何度も名前を
聞きつつも、なかなか実際に見える島の区別がつかずで、へへへ、

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手前の岸寄り左、Isola Superiore・上の島、イーゾラ・デイ・ペスカトーリ、
その右 Isola Bella・イーゾラ・ベッラ、ここは下の島、とも呼ばれ、
ここには本当に驚くばかりのボッローメオ家の富が詰まっており!!

2島の真ん中向こうに見える Isola Madre・イーゾラ・マードレ、
小さく見えますが、この島が本当は一番大きく、島全体が庭園に。

この3島を一緒に、「ボッローメオ家の島々・イーゾレ・ボッロメエ」と
呼んでいるのも知りました。


この日実際には、まずイーゾラ・ベッラに行き、ボッローメオ家の富の
凄さを見せつけられた後、はは、お昼を食べにこの「漁師たちの島」に
来た行程だったのですが、

つい先日突然の御用を言いつかり、それに掛かり切りの上、
今朝発見したのは、既に整理していた写真のフォルダがどこに?!

という事で、写真数、ご説明の少なくて済む、済みまへんです!
この島のご案内に予定変更させて頂いたわけで、はぁ。



という事で、こちらが島を上から見た様子。

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島の幅100m、長さ350m、2001年の住民は57名と。 実際は?
ガイド氏の話では子供の数も少なく、10名程度で学校の問題がね。
島の真ん中、一番高い部分をくねくねと細い少路が抜けて行き、
そこから左右に、もっと細い道が浜に下ります。



見えて来た島の様子。 これを見ていて気が付いたのは、

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我ら5人がお昼を食べたのは、右の緑の塊の左に見える白い
2階建ての家の浜側で、ははは、
食べながらあの緑のバルコニーを何度も見上げていたので、覚えており。



家の並びの写真を見つつ、撮って来た写真を見て分かったのは、
ボート・観光船は、一旦「漁師たちの島」を過ぎ、

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南隣の「イーゾラ・ベッラ」をぐるっと回り、

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また「漁師たちの島」に戻り、

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我らを降ろしてくれた、という事でした、 さすが、観光業ね。



東側の本土、上の段左に見える、大きな素晴らしいヴィッラ。
よく目立ち、ずっと見つめました。

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さて、ほぼ島の東側中程にある港で降りた後、浜に沿い南の端まで。
右側には家が並び、テラスが広いのは魚を干す為、とか。

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左の浜側には、テントを張りだしたレストランが立ち並びます。



船溜まり。 一般的に秋と春に高潮の現象があるとか。

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雨降りが続いた後の水位上昇で、岸の遊歩道には浸水しても、
家の敷居は既にそれを見越して高いので、家屋内は大丈夫と。



南の端のレストランも、藤が花盛り。

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お天気の日に、こんな所でお美味しいお魚を食べたら、天国でしょうねぇ!



細長い島の端に、砂洲が延びたと思われる場所、広場があり、
良い感じですねぇ!

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我らは島の中を抜ける細い少路、うねりながら途切れることなく続く
少路を抜けて行きますが、途中、メルロ・黒歌鳥の姿。

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少路に向けて開いているレストランや土産物の店も多いのですが、
これはもうどこも同じ様子で、撮る事も無く・・。



島の唯一の教会サン・ヴィットーレ。 元々は11世紀に遡る礼拝堂だそう。

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ゴシック、ルネッサンス期に拡張された内部は明るく、小奇麗で、
フレスコ装飾は16世紀の物と。

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内陣の壇上にある4つの、多分銀に金装飾物は、アンブロージョ聖歌に
謳われる4人の司教、サンタンブロージョ・ディ・ミラノ、サン・ゴーデンツィオ・
ディ・ノヴァーラ、サン・フランシスコ・サレージョ、サン・カルロ・ボッローメオと。

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とても、小さな田舎の教会にあるものとは思えずの、さすがボッローメオ家の
おひざ元の教会だなぁ、と。



天井。

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壁画。 右に剥げかけの古いのが見えますから、これは新しい物。

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こちらが2日目のガイドさんで、ジルベルト氏だったかな。
オーストリア生まれで、いつもはドイツ語のガイドをされているのだそう。

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うん、前日のオルタ湖のガイド氏より、shinkai好みでござった、へへ。



一旦外に出て教えて貰ったのは、こちらが古い礼拝堂の名残の後陣で、

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改築の後に教会の向きを変えたので、現在は単なる脇礼拝堂に。



上に、元の3角のタンパン?入り口?の名残が見えますね。

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という所で漸くに昼食の解散となり、皆いそいそと浜側に。

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こちら側も藤が見事で、たわわ。

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5人一緒のお昼ご飯。 3人がこの魚ミックス・フライと、
撮り忘れの野菜のグリルを! 美味しかったぁ!

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テーブルが並ぶすぐ脇には、隣のテーブルから鴨2羽・カップルかな、
雀2羽が離れず、せっせと貰っていましたっけ。

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食べ終わった頃やって来た猫ちゃん、 遅いんだからぁ、あんたはぁ。

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すぐ向こうに見える、イーゾラ・ベッラの、ボッローメオ邸。
こちら側は、建物の真ん中が丸く張り出している、北側の眺め。

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という事で、集合時間となり、我らはボートで次の島に。

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ちょうど真ん中に見える黄色の建物の右が、サン・ヴィットーレ教会。
次回のご案内をお楽しみに!


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