もうたくさんの方がご存じと思いますが、先週土曜14日にトリノで
行われた「エウロヴィジョン2022」で
行われた「エウロヴィジョン2022」で
ウクライナから参加したカルシュ・オーケストラの「ステファーニア」と
いう曲が、圧倒的な票で優勝しました。
ラップ・ミュージックの曲、そしてステージでのグループの、跳ね、踊る姿
を見るとちょっと内容が想像できず、言葉も分かりませんしね、
を見るとちょっと内容が想像できず、言葉も分かりませんしね、
でも、公式ヴィデオ・クリップには英語の歌詞が下に出て、
女性兵士が子供達を抱え、それぞれの家族、老祖父、祖母に、
または誰も家族がいない子供を司祭の下に連れて行く姿、
そしてその背後に写る、爆撃で、ミサイルで、徹底的に破壊された
町の姿はブチャ・Bucha、イルピン・Irpin’で撮影されたそう。
町の姿はブチャ・Bucha、イルピン・Irpin’で撮影されたそう。
歌詞には戦争に対する言葉は何も含まれておらず、
母親に対する愛の言葉のみで、
実際この曲が書かれたのは戦争勃発前、バンドリーダーのオレ・プシュク・
Oleh Psyukが自分の母親に捧げたものだそう。
Oleh Psyukが自分の母親に捧げたものだそう。
https://www.youtube.com/watch?v=Z8Z51no1TD0&list=RDZ8Z51no1TD0&index=1
Kalush Orchestra - Stefania (Official Video Eurovision 2022)
Kalush Orchestra - Stefania (Official Video Eurovision 2022)
背景の悲惨さ、汚れ、煤けた子供の涙に潤んだ眼と、ぎゅっとすがる腕、
決然と歩く女性兵士の顔、を見ていると、こちらの喉が詰まります。
是非ご覧頂きたいと思います!!
このヴィデオはユーロヴィジョン・コンテスト終了翌日から公開され、
曲自体はコンクール以前にも歌われていた様子が、
この数週間で更に多くの人々が「ウクライナの母」と結び付けて考え、
「今の戦争の歌」と呼び始め、
「今の戦争の歌」と呼び始め、
オレ・プシュクは、もし「ステファーニア」が今の戦争の歌であるなら、
「我々の勝利の歌」となる事を望みます、と。
「我々の勝利の歌」となる事を望みます、と。
ピンクの帽子の彼かな?
ユーロヴィジョンのフィナーレの録画はこちらで。 4時間を超えますので、
はは、時間に余裕のある方はごゆっくり。
忙しい方は、下の時間経過の区切り、最後の2つ目から見ると、
最終審査の結果経緯が見れて、ハラハラと楽しめますです!
最終審査の結果経緯が見れて、ハラハラと楽しめますです!
urovision Song Contest 2022 - Grand Final - Full Show - Live Stream – Turin
https://youtu.be/VhyLh5sGRRI
https://youtu.be/VhyLh5sGRRI
そして、このニュースにはちょっとフフとなりましたが、
ウクライナの首都キーウから西のイヴァーノ・フランコフスクを
ウクライナの首都キーウから西のイヴァーノ・フランコフスクを
連絡する43番の列車が、「ステファニア・エクスプレス」と命名され!
既にもう標識を付け走っている様で!! ははは、
出発、到着時には、「ステファーニア」の曲で祝福されるそうで、
これは世界初の、母親に捧げられた列車です、と。
ステファーニア・Stefania の歌詞を、拙訳で。
ステファーニア母さん 私の母さんステファーニア
野原には花が咲いているけど、彼女の髪は灰色になりかけている
母さん、子守唄を歌って
母さんの優しい言葉を聞きたい
小さい時から私をあやし、リズムをくれた
野原には花が咲いているけど、彼女の髪は灰色になりかけている
母さん、子守唄を歌って
母さんの優しい言葉を聞きたい
小さい時から私をあやし、リズムをくれた
そして私が彼女から受けたように、私の中の意思を
無理に取る事は出来ない
それを彼女はソロモン王以上に知っていたと思う
例え全ての道が破壊されたとしても、私はいつだって家への
道を見つけるよ
外で嵐があったとしても、私を起こすことはないだろうし
または、彼女と祖母の間で嵐があったとしても
誰よりも私を信頼し
どんなに疲れていても、私をあやし続けてくれた
子守唄、子守唄
それを彼女はソロモン王以上に知っていたと思う
例え全ての道が破壊されたとしても、私はいつだって家への
道を見つけるよ
外で嵐があったとしても、私を起こすことはないだろうし
または、彼女と祖母の間で嵐があったとしても
誰よりも私を信頼し
どんなに疲れていても、私をあやし続けてくれた
子守唄、子守唄
ステファーニア母さん 私の母さんステファーニア
野原には花が咲いているけど、彼女の髪は灰色になりかけている
母さん、子守唄を歌って
母さんの優しい言葉を聞きたい
私はもう子供ではないけど、でもいつもそんな風に私を扱い
私はもう子供ではないけど、私が外に行く度に私の事を心配し続ける
野原には花が咲いているけど、彼女の髪は灰色になりかけている
母さん、子守唄を歌って
母さんの優しい言葉を聞きたい
私はもう子供ではないけど、でもいつもそんな風に私を扱い
私はもう子供ではないけど、私が外に行く度に私の事を心配し続ける
母さん、あんたはまだ若い
私があんたの優しさに感謝しなかったら、私は行き止まりだよ
でも私のあんたに対する愛情には終わりが無く
私があんたの優しさに感謝しなかったら、私は行き止まりだよ
でも私のあんたに対する愛情には終わりが無く
ステファーニア母さん 私の母さんステファーニア
野原には花が咲いているけど、彼女の髪は灰色になりかけている
母さん、子守唄を歌って
母さんの優しい言葉を聞きたい
こちらはステージでのヴィデオ
KALUSH ORCHESTRA – Stefania | Нацвідбір на Євробачення-2022
https://youtu.be/foqgjD_SNss
KALUSH ORCHESTRA – Stefania | Нацвідбір на Євробачення-2022
https://youtu.be/foqgjD_SNss
ウクライナの音楽は、以前スロヴェニアでの戦争の時に聞いた音楽と
土地が近いせいかやはり似た旋律があるように聞きましたが、
一見底向けに明るい様にも見えるその下には、長い圧政に苦しんで後に
国の独立を勝ち取った、そして今また自分の国を護ろうとする忍耐強い、
少々ではへこたれない人々の性格が想像できる様な・・。
国の独立を勝ち取った、そして今また自分の国を護ろうとする忍耐強い、
少々ではへこたれない人々の性格が想像できる様な・・。
見つけた2つのヴィデオ、美しい風景、人々の姿をどうぞ。
多分上のサイトから、下のヴィデオにも自動的につながる筈です。
Доброго вечора Good evening, we are from Ukraine!
https://www.youtube.com/watch?v=I2mzU7d1b0w
https://www.youtube.com/watch?v=I2mzU7d1b0w
Доброго вечора, ми з України! I am Ukrainian
https://www.youtube.com/watch?v=DGGZyQ0SVpg
https://www.youtube.com/watch?v=DGGZyQ0SVpg
今年のコンクールがイタリア・トリノで開催されたのは、昨年の優勝が
イタリアの「マネスキン」だったからで、 ご存じ、マネスキン?
イタリアの「マネスキン」だったからで、 ご存じ、マネスキン?
shinkaiは写真でグループの顔は知ってますが、歌は知りまへんで。
来年は恒例として、優勝したウクライナで開催となりますが、
ゼレンスキー大統領は、マリウポリで開催しよう!と。 偉い!!
そうなんですよね、戦争開始83日目の今朝1番のニュースでは、
昨夜マリウポリのアゾフスタリ製鉄所の地下から53名の重負傷兵士と、
211名の守備兵士が救出され、ポーランド国境近くにバスで運ばれたと。
211名の守備兵士が救出され、ポーランド国境近くにバスで運ばれたと。
良かった!! 「我々は生きている英雄が必要なのだ」という
ゼレンスキー大統領の言葉が最高司令部によって承認、粘り強く交渉を
重ねた後に遂に合意に達し、
ゼレンスキー大統領の言葉が最高司令部によって承認、粘り強く交渉を
重ねた後に遂に合意に達し、
退避命令を受けたアゾフ大隊司令官デニス・プロコペンコ・ Denis Prokopenko、
確かまだ30歳未満の若い方だったと、によって実行。
捕虜になっていたロシア兵士との交換の様ですね。
こうしてマリウポリの街も約2か月の戦闘、この戦争において最も長く、
最も血にまみれた守備戦の後にロシア軍に陥落。
最も血にまみれた守備戦の後にロシア軍に陥落。
「ウクライナにとって意義ある敗北」とロイター通信が書いたそうですが、
そう、よく頑張った!! と胸が熱くなります。
今頃ちょいちょい見かけるニュース、今後の予測についてで、
ウクライナが勝つだろう、夏の末か秋が転機、遅くとも今年いっぱい、
というのは皆さんもご覧になっていると思いますが、
というのは皆さんもご覧になっていると思いますが、
そう、どうしても、ウクライナが勝たないと!!
合意はウクライナが優勢になっての合意点でないとね!!
この彼女は結婚し、3日目に未亡人になったのですと。
そう、女は例え1日でも愛する人に愛されたく、結婚するのです。
でも、この子が大人になり、愛する人ができた時、
再び戦争の悲劇が起こりません様に!!
*****
当ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!
*****
*****
コメントの書き込みについてのお願い。
ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。