・ イタリアで美しい夕暮れが見れる, 7つの場所は・・

既にイタリアへのご旅行を計画され、出発の日を待ち望んで
居られる方も多いと思うのですが、

旅先でほんの少し自由がききそう、では美しい夕暮れを!
と思われる方に、
イタリアで美しい夕陽、黄昏が見れる場所のご案内を。

今回参考にした記事は
イタリアで最も美しい夕陽7選・I 7 tramonti più belli d’Italia


イタリア旅行では、大体どの町でも美しい夕陽、夕暮れが
楽しめると思うのですが、・・まぁ、夕食の時間と重ならなければ!

でも、ここを!というお勧めの場所を知られているとまた別なので、
ご一読をどうぞ!


1.ストロンボリ島 (シチリア島)・Stromboli

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地図をどうぞ。  

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夕陽を見るのにお勧めの場所は、東側のカラーブリア州の
トロペーア・Tropea、そしてニコペーア・Nicopea辺りまでの海岸と。
 
地図の下から尖って延びるのは、シチーリア島の先っちょ、です。



で、島の形を上から見ると、

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そうなんです。 この島は現在も活火山の様子で、


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むか~し、イングリッド・バーグマン主演の映画で「ストロンボリ」
というタイトルで、確か噴火を扱った映画があったのをうっすらと。


記事の説明によると、イオーニア海のこのストロンボリ島は、
ユネスコの世界遺産候補になっているそうで、


夕陽の火の玉はゆっくりと火山口に向かって下降し、
一瞬火口に飲み込まれそうに!

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この瞬間の儀式に参加するのは大きな幸運です、と。

確かに。 季節により、天候、時間が大いに関係するでしょうね。
行かれる方に幸運を!



2.カナゼイ・Canazei (トレンティーノ・アルト・アディジェ州)

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この一帯は冬のスキー観光地として有名な場所ですが、
夏でも美しい夕陽を見せてくれるそうで。


地図をどうぞ。

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ボルツァーノ・Bolzanoから、車で1時間程の距離に。


太陽が徐々に周囲を囲むドロミーティの山々に沈むにつれ、
その日の非常に明るい月の様な白色(ドロミーティは淡い山とも
呼ばれそうで)
から、ピンクと紫、そして燃える様な赤色、と様々に色を変えると。


見つけた写真は全て雪山でしたが、ご勘弁を。

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これは2019年大晦日の落日と。

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この様な現象をエルフ語・ファンタジー登場のエルフが使うとされる架空語で、
つまりラディン語・イタリア北部ドロミーティで話されている言語では、
エンロサディーラ・enrosadìra、と呼ぶのだそう。


ちょうどこの言葉を使っていた写真が見つかり・・。

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3.ポリニャーノ・ア・マーレ・Polignano a Mare (プーリア州)

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プーリア州は確かにイタリアで最も美しい場所の1つで、
最近とりわけ観光の目玉になっている様子。
つまりまだ手付かずの自然がたくさん残っているのでしょう。

上の写真は余り魅力的ではありませんが、グーグル地図で
位置を探していてちょうど見つけた素晴らしい写真を!

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まるで同じ場所ではないものの、‥となると、この素敵な入り江、
素晴らしい海の色の小さな浜がたくさんあるという事でもあり!


地図をどうぞ。

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バーリ・Bariから40km程、車で40分程の近さの様子。



ご自慢の夕日はこんな風に激しく、色鮮やかに!

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そしてサイト記事の単なる誉め言葉よりも、shinkaiが軽~く
釣られたローカル食。  お、お、い、ち、ちょぉ!!

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4.チェルヴィア・Cervia (エミリアロマーニャ州)

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この地はアドリア海に接しての古くからの塩田があり、
暫く前にて別のサイトで見つけ、いつか、と願っている場所!


地図をどうぞ。

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ラヴェンナから南に30分もかからずの距離の様子。


干潟に住み着いているピンクのフラミンゴ、サギ、トキ、白鷺が
美しい自然と共存し、

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なおの事土地の特殊な美しさを盛り上げる、素晴らしい夕陽との
共演なのでしょう。

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今回土地のサイトを見つけ、その中に「塩田の夕陽を小船で」と
いう催しもある事を知りました。

現在もかっての技法で塩田が続けられ、保存されている様子で、
行けるチャンスの前に調べてみたいと思っています。



5.ヴェネツィア・Venezia (ヴェネト州)

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ヴェネツィア。 カナル・グランデの真ん中に位置するリアルト橋の
上から見る、黄昏近い太陽の光。


まぁ、ご存じない方はおられないとは思うものの、地図をどうぞ。

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赤点で示されたヴェネツィアの領域を見て、一瞬笑いが、ははは。
だって、ここも、ここも、み~んなヴェネツィアなんだぜぇ!とでも
主張している様で。

そうで~す、 そして赤線で囲った、つまり干潟の島々での夕陽、
黄昏時の美しさは、ここ全部からが素晴らしく美しく、魅惑的で~す!!



本島の南、サン・マルコ聖堂の横にあるヴェネツィアの正面玄関口。

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これは斜め前に位置する、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の
聖堂前から。





6.サン・クイリコ・ドルチャ・San Quirico d’Orcia (トスカーナ州)

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2004年からユネスコの世界遺産に登録されたオルチャの谷。
信じられない程の広さ、美しさの、素晴らしい自然が広がります。


地図をどうぞ。

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東はピエンツァの先から、西はモンタルチーノまで、その中心に
位置するサン・クイリコ・ドルチャからまた南にも続きますが、

点在する小さな町村はいずれも由緒ある歴史を誇り、取り囲む
大きくうねり起伏するオルチャの谷の素晴らしさが趣を添えます。

上の写真に見える糸杉の林は、地図のサン・クイリコの西に囲った
カメラの印のある場所で、

サン・クイリコからの道は自動車道なので、車がないと無理な位置
ですが、一度はご覧になれると良いなぁ、と願います。



上の穏やかな夕陽の色と違い、黄昏がも少し進んだ夜に近い激しさも
見え、感じる、素敵な色の黄昏ですねぇ。

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ヴァル・ドルチャとその周辺ご案内
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834418.html



7.ローマ・Roma (ラツィオ州)

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イタリアの首都、伝説では紀元前753年4月21日に都市国家
として建国されたというので、実に2000年以上の歴史ある首都!

TVニュースに登場する時は細部のみが見えすぎ、またかぁ、と
思うのみですが、
時に空からの眺めが写ると、おお!! 美しい!!と見惚れます。

本当に!! ゴチャゴチャしてはいるのですけど、その間に有名で
大きな建物が挟まり上手く収まっており、と共に、新しいガラスの
高層建築が無いのも、美しく見えるのかも。

そう、まさに「ローマは永遠の都!

そして、たくさんの見るべきものがあるのに殆ど知らない、
というのが実情で、

いつか、いつか、ゆっくりとあちこちを訪ねたいなぁ!!

こんな夕陽の写真を撮りながら、うん、朝日もね。

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スコミーゴ村 ・ 冬の夕暮れ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465337915.html

イタリアの夕陽 ・ あちこち
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463097646.html



◆ お知らせ ◆

我が絵の師であり友の、二木(ふたつぎ)さんの個展が、
3月13日から26日迄、松本市の井上百貨店6階にて、
二木一郎 日本画展」が開催されます。

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松本は二木さんの生まれ故郷。  長い研鑽の積み重ねと
画歴をお持ちで、それは画面をご覧頂けるとどなたにも十分に
納得頂ける、説得力ある作品群と思います。

今回はほぼ旧作30点以上の出品だそうですが、
残念ながらご本人は、来店されませんので悪しからずとの事です。

どうぞご時間をご都合の上、ご高覧頂ける様お願い申し上げます。

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