先週の日曜の朝お天気が良いので、隣のオリアーノ村へ散歩に。

いつもプールへの行き帰りに眺める冬枯れの色が良いのと、
日曜だと車の通りも少なく歩くのも良いかと寒いのを我慢し、
車は元旦の朝置いた村の家並みの外れに置き、
コネリアーノ・Coneglianoに向かって歩きました。
ちょうど朝の9時過ぎ、この時間だとコネリアーノに向かう
方角の、南から東は逆光になるのは分かっているのですが、
道の西側は綺麗に見えるからと折り合いをつけ・・。
上の写真は、村の外れにある農家、廃屋なのですが、高台で、
隣の犬に吠えられつつ、やかましい、お前はぁ! ははは、
丘に少し登り、北の雲一つない青空と一緒に。
オリアーノからコネリアーノへの秋の道は
スコミーゴ村の四季のカテゴリからもどうぞ
南東に向かって。
逆光の葡萄畑のはるか向こう、地平線が。

コネリアーノへの蛇行する坂道を行きながらの西側。
葡萄畑の向こう、点在する農家と雑木林。

年明け頃より少しは寒気が緩んだようですが、
それでも毎朝殆ど零下で、
道脇の地道には薄く氷が張ったのも見え。

道路脇の標識 「鹿に注意」
そう、こんなのも有るんですよ、と皆さんにお見せしたく
撮ったのですがぁ・・、 この後、本当に・・!!

緑の季節には見えない、気がつかない家並も見えます!

真ん中に一列に続く家並みの前を、プールの近くから入り込み
オリアーノ・Oglianoの裏側に出てくる道が通っていて、
昨年の夏の暑い盛りに仲間と一緒によく歩きましたっけ。
その少し北側。 丘が幾重にも重なリ、農家が点在。

東に入り込む道。
奥にアグリトゥリズモがあるようなのですが、まだ行ったこと無し。

丘の稜線に並ぶ並木と、手前の葡萄畑。

ここは2年ほど前まで草原だったのですね。
そして奥にあの小屋がぽつんと。
いつか描きたいなぁ、という雰囲気だったのですが・・!

脇の段差の陰には、霜が降りて真っ白!

道は幾度も緩くカーヴしながら進み、この辺りで一旦平地に。
向こうの家並みを過ぎると、最後の上りでコネリアーノの町に。

日曜の朝とあって、恒例の自転車のグループ!

ゆるい坂道を行くと、突然斜め左後ろからダ、ダ、ダ、ダッと
走って来る音がして、
なんと目の前の幅広の溝を鹿達が飛び越え、葡萄畑の中に!!

4頭!! で、続けざまに溝を飛び越えたのを3枚撮っており、
最初のは逃し、2,3頭目はすでに葡萄畑の中に
頭を突っ込んでいて上手く撮れておらず、これは最後の一頭。
家の近くの道を夜仲間と車で通っていた時、
パッと大きなものが横切り、
あの大きさでは鹿だね、という経験が一度ありましたが、
まぁさか、この日中、朝の10時頃に鹿達を見ようとは!!
後ろから来た車が驚いて止まり、その後そろそろと徐行して
通りましたが、やはり道路標識どおり居るんですねぇ!
まだ居住出来る自然が有る、と言えるのか、
どんな所に居るんだろう、流れ者かな、ははは、とか、
あれこれ考えた事でした。
この辺りまで道を下ってきたのは、
ここから見るオリアーノが山を背景に美しいからですが、


う~ん、手前に広がる葡萄畑の雄大さと一緒に、と思うと、
教会鐘楼が小さくなりすぎで、思うようには・・!
フォルメニーガ・Formenigaの教会が正面からの姿で奥に。

我が家から斜め北に歩いて、
カルページカ・Carpesicaの教会前から見るこの教会は、
長い丘の稜線の一番高い所に横からの姿で見えるのですが、
この眺めもなかなかでしょう?!
そろそろと戻り道の坂にかかり、西一面に広がる葡萄畑。

小道に入り込み葡萄畑の中を覗くと、
剪定された枝が間にまだ放置され、
太短い幹と、枝を支える針金、支え棒のみの林!
初夏になり葉っぱがしっかり茂ると、この針金はまるで見えなく。

道脇のお家の前には、季節に先がけ新芽が伸びており、

北との境の山の上には、2週間前の雪がまだほんの少し。

こちらはすでに綺麗に剪定済みの葡萄畑と、奥の雑木林。

上まで宿り木がまとい付いた太い木の幹と、

豆の鞘の残りがぶら下がる枝。

またもや自転車のグループ。 今度のは車の伴走付き!

後ろに付いている太めのシニョーレ達も一緒に、
オリアーノへの最後の坂道。

山の凹みの向こうに見えるフリウリ州の高山の嶺は、
いつもは大概真っ白ですが・・!

フリウリの奥、スロヴェニアの遥かな山々は雪を被り、
望遠でこんな感じ。

オリアーノの教会前まで戻り、

東のコッレ・ウンベルト・Colle Umbertoの村。

葡萄摘みが始まって
春を探しに
これは我がスコミーゴ村・Scomigoの教会と鐘楼。

最後は、ヴェネツィアに向かう高速の流れを。
ああ、またここを通って、出かけて行きたいなぁ!

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