・ n.2 トスカーナの写真を撮るための、10の最上の場所


先回に続き、サイトで見つけた記事

写真を撮るためだけではなく、眺めの良い場所、素晴らしい景色を眺め
大いに楽しむためのご参考になるかと思いますのでどうぞ。

ランキングではありませんので、並び順は関係ありませんです。

◆ ヴァルドルチャの上を、気球で

まだ風の穏やかな朝早くに飛び立ち、緩やかに上空1000mまで。
上昇も下降もとても緩やかに時が流れるので、
風景写真を違う視点から十分に撮ることが出来る。

1-mongolfiera_04_b.jpg



サイトはこちら http://www.ballooningintuscany.com/
とありましたので、早速見て見ました。  
こちらです。


2-volo di mongorfiela.jpg

要点を申しますと、朝6時から7時、季節によっては違うものの、
朝早くに飛び立ち、これは午後はティレーニァ海からの
風が強くなるからだそうで、
大体5月から10月が良いそうですが、やはり夏が最上と。

気球飛び立ちの準備に要する時間は約30分で、
飛んでいる時間は約1時間15分。
飛行が済み着陸ののち、スプマンテで乾杯、土地の産物のおつまみ付き、
午前半ばには、出発地点に戻ると。

集合場所は5か所、そのそれぞれに出発場所がいくつかあり、
その日の天候状況によって選ぶそうですが、
ミーティング・ポイントは、

3-posto incontro.jpg

地図の右から
・ アヴィニョネージ・Avignonesi
・ モンティージ・Montisi   
・ タヴェルネッレ-サン・ジミニャーノ-コッレ・ディ・ヴァルデルザ-メンサネッロ
  Tavernelle-San Gimignano-Colle di Val d'Elsa-Mensanello

そして肝心のお値段は、
飛行と乾杯朝食付きで、1人280エウロ、子供は50エウロの割引

その他2人だけでとか、私的な飛行とか、様々な設定がありますので、
サイトの方をご覧下さいね。

郊外の宿の上を緩やかに飛んでいく気球を見て憧れた事がありましたが、
これだったのですね。
う~ん、一度トライして見たいものですねぇ!!




◆ 耕された畑のカーペット模様

トスカーナの田舎は時に丘陵があっても、とても整備された畑となっていて、
それが余りにも見事なので、違う色の布を継いだように見える程。
この畑の見事さは年中丘の上から見渡せ、とりわけ良いのが、
モンタルチーノ、モンテプルチャーノ、そしてピエンツァ。

4-Caterina-campi-coltivati_g.jpg

4-pienzafiori-1024x683.jpg

5-val-d-orcia-toskana-italiya.jpg

モンテプルチャーノ再訪 その1




◆ サン・ガルガーノ修道院・Abbazia di San Galgano

屋根のない教会、日中は素晴らしい眺めで、とりわけ春、雲が特別な光を
与えてくれる時。 が、また夜、照明に映えるのも素晴らしい。

内部拝観には料金がいるが、そうでなかったら周囲を散歩するのも良い。

6-come-visitare-san-galgano-info-utili.jpg

7-san_galgano.jpg

8-61713199.jpg


サン・ガルガーノ修道院




◆ バーニョ・ヴィニョーニの浴槽・Bagno Vignoni

バーニョ・ヴィニョーニの小さな村の中心には、
温泉の湧き出るのを受ける古い浴槽がある。 
湯の湧き出る場所に鍋を置くと、卵をゆでる事が出来ると。

一日の時間、光の動きによって、石の色の見えようが違いとても美しく、
また夜の照明による眺めも魅惑的である。

9-bagno-vignoni.jpg

10-c700x420.jpg


バーニョ・ヴィニョーニ・ローマ期からの温泉保養地




◆ サン・ジミニャーノの町とその塔・San Gimignano

塔の眺めと周囲の風景を一緒に眺められれる良い場所の一つは、
町の広がりと平行して続くヴィア・コルテナンノ・Via Cortenanno.
この道からだと違う眺めの場所で留まる事が出来、
距離や角度の違う写真を撮ることが出来る。

11-san_gimignano_veduta_02.jpg

12-san-gimignano.jpg




というので、早速グーグルのストリート・ヴューでヴィア・コンテナンノを。
これですが、遠すぎるし、北からの逆光になるのでお勧めできませんね。

13-via cortenanno di san gimi.jpg




地図をどうぞ。 
上で出た道ヴィア・コルテナンノは、地図の上に赤い印がある場所で、
遠いのと、逆光の位置になるのはお分かりですね。

14-san gimignano.jpg




で、すべての道をグーグル・ストリート・ヴューで見る事は
できませんが、shinkaiが見つけた道は、下の赤い四角を付けた道
ヴィア・ヴェッキア・ペル・ポッジボンシ・ポッジボンシへの旧道で、
もう一本下を走る県道ではないので車も少ないと思いますし、

こんな眺めで、たくさん車が止まって写真を撮っているのも見えました。
何よりも、近くからの眺めで、逆光でないのも良いでしょう?!

15-san gimi.jpg

で、もう一本、町のすぐ下から東への道、赤丸の道ですが、
ここはストリート・ヴューでは見れずですが、
町のすぐ下から続くヴィア・ボンダ・Via Bonda、
ここからも良いのが撮れそう、と思うのですが・・!
ご存知の方、お知らせください。

美しき塔の町 サン・ジミニャーノ



という様なあれこれ、先回に続き、ご参考になりましたでしょうか?
車でないとなかなか行きにくい場所かも知れませんが、
ちょっとタクシーでひとっ走りして貰ったり、この手はshinkaiも使いますし、

また風景写真を撮るのに良さそうな場所を探すのに、
shinkaiが使う手は衛星地図の活用で、これは大いにお勧めです!

とりわけオルチャの谷やシエナのクレーターの地形、
はたまたトスカーナの田舎の町の様子を探るのによく使うのですね。
地形、町の形が良く分かりますし、また宿を探すのにも使えます。
大きな宿は最初に勝手に出てくれますから、それをクリックしている内に
「近辺の宿を見る」と出ますので、それで探して行きます。

ブッキング・コムなどでは扱っていないアグリトゥリズムなども出ますし、
左に出る様子で値段、部屋の様子も分かるという訳です。


トスカーナの大きな街、フィレンツェ、シエナも勿論魅力的ですが、
その周囲の素晴らしい魅惑的な風景にもお目をどうぞ!
季節季節の素晴らしさで、皆さんを虜にされることでしょう。




それにですねぇ、美味しいものもいっぱいのトスカーナ!! なんですよぉ。

16-pienza-cacio-pepe.jpg

17-Pecorino_di_Pienza-.jpg

18-Enogastronomia-in-toscana.jpg


お出かけ下さいねぇ!!  
shinkaiはイタリア観光局の回し者なんで~す。ははは。

トスカーナ全般のご案内は、こちらから



◆ 個展のお知らせ ◆

3月19日から25日まで、東京八重洲地下街のギャラリー八重洲にて
個展を開かせて頂きます。
新しく描きためた20枚ほどを含め、約40点ほどの展示となります。

s+東京展DM_2.jpg

s+東京展DM_1.jpg

私にとりましては初の東京での個展であり、また殆ど友人も知り合いも
いない東京ですので、いささか緊張しております。

お知り合いの方にもお知らせ頂けましたら、嬉しい事ですし、
ブログを見て下さっている方、絵に興味をお持ちの方、
またイタリア旅行についてのあれこれ、
お出で下さり、お喋りできるのを楽しみにしております。

ご高覧よろしくお願い申し上げます

DMを送って欲しい方、またお知り合いの方に、という方ございましたら、
コメント欄の「非公開」にクリックを入れ、
ご住所、お名前をお知らせくださいます様、お願い致します。


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。

非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。


*****


色鉛筆+水彩画ブログには、
アップしています。    
見てやってくださ~い!    

ご訪問、よろしくどうぞ!


*****

いつもブログご訪問、有難うございます!
応援も宜しくお願い致しま~す!



この記事へのコメント

  • shinkai

    ★平松様、初めまして、こんにちは! コメント、DMのご請求、有難うございました。

    はい、メールを差し上げますので、よろしくお願い致します。
    2018年02月26日 12:56
  • ゆんぴょ

    こんばんは!
    トスカーナのベストポイント、あれこれ楽しませて頂きました。
    本当に美しい風景が多いですものね。
    なるべく眺めの良い場所で・・・となるものです。
    さすがのshinkaiさん、写真や絵の構図にこだわりのある方ならでは。多角的な検証?で地図やストリートビューまで使われ、これから訪れる方にはとても参考になることと思います!
    いよいよ個展ですね~。もうご準備されていることでしょう。
    DM素敵♪ いつも両面印刷されてて、しっかり猫さんがご挨拶してくれてるのがいいなぁ。頑張ってください!
    2018年02月28日 02:42
  • shinkai

    ★ゆんぴょさん、こんにちは! コメント有難うございます。

    はい、あの一帯は本当に素敵な風景が広がるのですけど、良く知られた町に行っただけでは、あの写真で見たのはどこに?という事がよくありますよね。
    そんな事から私自身が調べ始めた事もあって、あのサイト記事が目につき、また逆に書いてある場所が本当に良いのかと、ははは、調べもしたのでした。

    でも、気球とか、他にも、ああそうよね、というヒントも得られたので、きっと皆さんにも、と思ったのでした。


    はい、漸くに絵も発送し、後1枚の仕上げが残っていますが、何とか大丈夫、出発できると思います、はは。

    DM素敵でしょう?! と描いた本人が言うと可笑しいですか、でも、ああいう風に猫ちゃんが出ると、なんと可愛い!と自分で思うのです、ははは。 
    デザインのお陰なのは良く分かっているのですけどね。
    お送りしますからね。

    有難うございます! 久しぶりの日本食もしっかり楽しんで来ます!!

    2018年02月28日 16:31
  • tonton

    ご無沙汰しています!
    久しぶりに伺ったら、なんと!八重洲で個展?!
    私は毎日東京に通っていますので、ぜひ見に行きたいです。
    DM宜しくお願いします!
    とっても楽しみでーす!

    ブログの友達が、イタリアの巡礼路ヴィア・フランジェジーナを歩く予定なのです。
    それでその巡礼路のことを調べていたら…あぁやっぱり行きたい。イタリア…。個展でイタリア気分に浸りますね。

    2018年03月01日 13:21
  • shinkai

    ★tontonさん、お久し振りです、こんにちは! コメント、DMご請求有難うございます。

    はい、今月、今日からすでに3月ですものね、東京に行きます。
    本当にちょうど良かったですね、是非見に来て下さいね。
    後程メールを差し上げます。

    そうですか、ヴィア・フランチェージナをね。 余り整備された道ではないようで、とぎれとぎれみたいなのですけど、どの辺を歩かれるのか、またそんな事もお話しできますね。

    では後程。
    2018年03月01日 14:31
  • 小父さん

    こんにちは
    ヴァルドルチャの上を、気球での「サイトはこちら」はリンク先に飛びませんでした(泣)
    緑も多いしこれは爽快でしょうね!
    「1991年でしたか、シエナに1か月滞在した時」ということは、まだ日本からの旅行中だったんですか、もうイタリアに渡られてからさったんですか?

    耕された畑のカーペット模様、これは見事ですね。
    以前、ブログをやられていたスイス人と結婚されたご婦人のブログに、
    スイス人のご主人が大分県の由布院だったかの水田に見とれて長いこと写真を撮られていた記事を読んだのでヨーロッパでは幾何学的な畑はないのかと思っていました!(笑)

    >サン・ガルガーノ修道院

    うぉー!遺跡なんですね。
    これは凄い。

    >「ノスタルジア」にも登場した、あの大聖堂です。

    えっ、1983年 イタリア・ソ連の合作映画ですか?
    今確認しったところです(笑)
    私のビデオは見ていないものがHDDに10くらい入っています。
    これは今晩見なくっちゃー!(笑)

    >バーニョ・ヴィニョーニの浴槽

    すごい!うわさに聞くローマ期の浴場なんですか!
    これは、立って入浴するんでしたっけ?
    確か英国にもローマ浴場が残っているようですね。

    >サン・ジミニャーノの町とその塔

    この遠景、先日テレビで観ましたよ、嬉しかったです。
    『関口知宏のヨーロッパの旅 イタリア編 第3回』というのですが、鉄道だけでイタリアを回るんですが、もう一か所が短すぎるのが難点の番組です。ちなみに彼は俳優・関口宏、元歌手の西田佐知子の息子です。
         ↓
    https://www.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=travel002

    すみません、また伺います。
    そうそう、私の写真ブログへのコメント感謝です!
    2018年03月01日 17:38
  • shinkai

    ★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

    済みません、こちらからはリンク出来たので大丈夫と思ったのですが、あれこれ試し、やっとOkになりましたので、見て下さい!

    1991年ではなくて、その1年前だったかもですが、そうです、日本から夏に2か月来ていた時の事で、 その翌年の12月からイタリアでした。

    日本のあの水田、多分段々畑の水田ではないかと思うのですが、水田自体が無いと思いますし、こちらの綺麗に整備され区画された畑は平地なので、珍しかったのではないでしょうか。

    サン・ガルガーノは、やはり凄いですね、あの廃墟の姿のまま残しているのが凄いと思います。

    ローマ期の浴場、なんですけど、ここは温泉が湧き出ている浴場でかなり深そうですが、そうでない浴場、湯を沸かせての浴場はこんなに深くないですね。
    その様ですね、イギリスにもローマ期の浴場があるそうですね。

    「ノスタルジア」は私もヴィデオで見たのですが、どうもかなり芸術的な映画でして、私にはこういうのは余りピンと来ませんでした、残念ながら、ははは。 お里が知れますけどね、へへ。

    サン・ジミニャーノの町も今は世界遺産になって、物凄い観光客で、道の先が見えない程になっていて・・。
    こういうのも逆に嬉しくない気がします。 町のお店にとっては良いのかも知れませんが・・!
    有難うございました。

    2018年03月02日 06:14