先回に続き、スロヴェニアのリュブリアーナの街のご案内ですが、
まずは、青空市のある広場を抜けた所にある、肉屋の橋からで、
この橋は歩行者専用、彫像なども橋の上にあり、大変良い感じ。
この橋は歩行者専用、彫像なども橋の上にあり、大変良い感じ。

旧市街の地図で、9の位置にあり、
西に見える橋は、後程行く地図10の、三本橋。

この肉屋の橋の欄干に渡されたワイヤーには、こんな風にぎっしりの
錠前が下がっており・・!
錠前が下がっており・・!

パリのどこやらの橋では余りにも多くの錠前で重くなりすぎて、
ワイヤーを切断、撤去する、というニュースを以前見ましたっけが、
さてこの橋の錠前に二人の愛を誓った恋人たちのは?!
ワイヤーを切断、撤去する、というニュースを以前見ましたっけが、
さてこの橋の錠前に二人の愛を誓った恋人たちのは?!
奥に見える橋が、ドラゴンの橋と言い、
この橋ですが、我らは行かず。
奥にはすぐ傍まで近代的なビルが立ち並んでいるのが見えますね。

流れの緩やかなリュブリャニツァ川、やはり鴨たちがゆっくりと泳いでいて、
この場合はスロ鴨というべきかな、ははは。
この場合はスロ鴨というべきかな、ははは。

橋には観光ボートの宣伝板が2本立っていて、これはその内の一つ。

判じ物みたいなスロヴェニア語ですが、数字があるので大丈夫!
宣伝板は2枚あったですが、30分毎に交互の出発、お値段も同じでしたぁ。
宣伝板は2枚あったですが、30分毎に交互の出発、お値段も同じでしたぁ。
この肉屋の橋を渡った北側、この川岸がこんな風にカフェのテラス席で、



老若男女を問わず、如何にも春の温かい陽射しを楽しんでいる様子で、
街中にこんな素敵な場所があるのが羨ましいほど!
街中にこんな素敵な場所があるのが羨ましいほど!
橋の手前、広場側の北端には、こんな風なロッジャが左右に続き、
多分雨天の場合にはここで市が開かれるのだと思いますが、
道にはここもカフェが並び、たくさんの人々!
多分雨天の場合にはここで市が開かれるのだと思いますが、
道にはここもカフェが並び、たくさんの人々!

道の端まで行き、中心通りのチョポヴァ通りの角に出て来て、
既にお昼が近く、道に並んだテーブルを恨めし気に見るshinkai!

が、ガイド氏は相変わらず多弁雄弁でして、我らは街のドゥオーモである
聖ニコラウス聖堂に。 地図の5.
正面写真を撮っておらずでサイトから拝借、チョポヴァ通り側からの眺めを。

小路側にある扉から入りまして、絢爛豪華なバロック様式の内部、
内陣と天井の様子。
内陣と天井の様子。


説教壇と、その上に小さなオルガンがあり、

内陣の祭壇。

こちらは我らの入った正面入り口の、上にある大オルガン。

出て来たチョポヴァ通り側の、脇入り口。

正面入り口にも、荘厳で新しい、先々代のヨハネ・パオロ2世の
お顔の入った、青銅の重々しい扉がありました。
お顔の入った、青銅の重々しい扉がありました。
屋内の市に案内します、とガイド氏に連れて行かれ、彼はその入り口前に
店を出していたお年のシニョーラの屋台で何かを注文し、
これは台上にあった輪にしたネコヤナギとオリーヴかな。

多分リースなんだろうな、と思いつつ、何に使うのかと聞きましたら、
テーブルの中央に置いて蝋燭を灯したり、扉の前にと。
やはりリースなのでしたが、ネコヤナギ、というのが珍しいでしょう?
春を告げる感じなのかな?
春を告げる感じなのかな?
屋内市は外がとても良いお天気で明るかったのに比べ、照明が少し暗く、
品物もショウ・ウインドウの中にという訳で、
ガイド氏と賑やかに挨拶する店員さんも見ましたが、

う~ん、何となしに、ユーゴスラヴィア共和国時代の、共産圏だった時代は
こんな風だったんだろうな、というイメージを持ちましたです。
こんな風だったんだろうな、というイメージを持ちましたです。
で一番驚いたのは、これ! 勿論イタリアでも裸の鶏ちゃんを見ますが、
こんなにどさっと並んでいるというのは初めてで、いささかぎょっと・・!!

と、皆が驚いたのは、ショー・ケースの中にどっさりと詰まったクルミ!
この店だけではありませんで、すぐ隣の店もやはりこんな風に詰まっていて、
スロヴェニアはクルミが産地なのか、そんなにも消費するのか?!と。
この店だけではありませんで、すぐ隣の店もやはりこんな風に詰まっていて、
スロヴェニアはクルミが産地なのか、そんなにも消費するのか?!と。

屋内市を出て、こちらが3本橋の上から見る正面のピンクのフランシスコ教会と、
その手前に広がるプレシェーレン広場。 地図10.
その手前に広がるプレシェーレン広場。 地図10.

ちょうど教会の鐘楼の下あたりに見える銅像が、有名な詩人の
プレシェーレン像なんだそう。
プレシェーレン像なんだそう。
実はshinkaiは、この橋が3本橋というのを知らず、渡っても気が付かず、
ははは、いやに欄干が多いなぁ、という・・!
ははは、いやに欄干が多いなぁ、という・・!
という事で、ちゃんと3本橋が見えるのをサイトから探しましたぁ!

渡った真ん中から見上げるお城と、道奥にオベリスクを立てた大きな泉も。
地図4.
地図4.

プレシェーレン広場から左奥に続く道方面。この通りも良さそう。
車が通らない、というのが如何に気持ちが良いものかを実感!

3本橋から川縁の道、旧市街の中でも古い町の通りに沿って西に。
春の訪れを告げる新芽の緑と、枝を伸ばして咲く黄色い花。
春の訪れを告げる新芽の緑と、枝を伸ばして咲く黄色い花。


コッブレス橋、橋の両欄干に円柱の立つ橋まで行き、地図11.
一本内側の道に戻り、果物のリキュールを一杯振舞ってもらい、
やっとお昼の解散!
一本内側の道に戻り、果物のリキュールを一杯振舞ってもらい、
やっとお昼の解散!

2時にはバス乗り場に集合、というのに、なんと既に1時10分!!
この辺りはいくらでも店がある、とはいえ、
この辺りはいくらでも店がある、とはいえ、
必死で待たずに食べられそうな店を探し、
店の前にいたウェイターと、45分でパスタが食べれるか、と交渉し、
大丈夫、というので入りまして、
大丈夫、というので入りまして、
いささか高級そうな雰囲気の店で、OKと残ったのは5人で、
まずビールを頼み、shinkai一人! ははは。

数人で食事中の人を避けて、隣の入り口側のテーブルの様子と、

あちこちにあった、大きな素晴らしい胡蝶蘭の鉢植え。

注文したものは、アスパラとトリュフのパスタ!!
運ばれてきた時には、ぷ~んとトリュフの良い匂いがしましたよ。
美味しかった!!
運ばれてきた時には、ぷ~んとトリュフの良い匂いがしましたよ。
美味しかった!!

私はビール代を入れ20エウロ払い、仲間は17エウロ位だったと。
もうちょっとゆっくり食べれたら、もっと良かったのにねぇ!!
それに、もうちょっと古い通りの様子も愉しめたらねぇ!!
何とかお腹も収まり、時間にも間に合い、コッブレス橋を渡ります。

橋から眺める西側、まだ古い家並が続いているのが見え、

こちらは東側。 遊覧船がゆっくりと回っていて、

奥にプレシェーレン広場のピンクのサン・フランシスコ教会が見え、

橋を渡って来たこちら側にもカフェの席が並び、人々がのんびりと憩う
なんとも良い雰囲気で、見るこちらも良い気持ちに!
なんとも良い雰囲気で、見るこちらも良い気持ちに!

で最初のコングレニス広場、地図の1に戻り、バスに乗って出発、
チューリップのお祭り開催中という野外の公園に向かったのでしたが、
チューリップのお祭り開催中という野外の公園に向かったのでしたが、



う~ん、団体旅行はいつも目いっぱい日程を詰め込んでくれるので、
何も考えずにバスに乗ればOK、という楽チンさはあっても、
折角良い場所であってもゆっくり出来ないのが残念ですね。
何も考えずにバスに乗ればOK、という楽チンさはあっても、
折角良い場所であってもゆっくり出来ないのが残念ですね。
ですが、今回は今迄スロヴェニアのアドリア海沿岸方面のみ訪れ、
カーポディストゥリア ・ スロヴェニア
イーゾラ ・ スロヴェニア
夏の思い出 ・ ピランの海
スロヴェニア、 ピランの海 ・ 夕暮れ、魚料理
カーポディストゥリア ・ スロヴェニア
イーゾラ ・ スロヴェニア
夏の思い出 ・ ピランの海
スロヴェニア、 ピランの海 ・ 夕暮れ、魚料理
知らなかった首都リュブリアーナの素晴らしさ、美しさを目の当たりにし、
中欧、東欧も素晴らしい、と聞くのが実感できましたし、
中欧、東欧も素晴らしい、と聞くのが実感できましたし、
お天気の良さもまた一段と、この街の良さを引き立てていたのかもと、
良い日に訪問できた嬉しさも味わいました。
良い日に訪問できた嬉しさも味わいました。
とりわけ印象に残ったのは、やはり川縁の美しさ、愉しむ人々の姿、
そして城の塔の上からの、古い赤い屋根の家並の美しさでした。
ゴールデン・ウィークに旅行計画をお持ちの方々、
どうぞ、良いお天気に恵まれてのご旅行を!!
どうぞ、良いお天気に恵まれてのご旅行を!!
*****
色鉛筆+水彩画ブログには、
アンギアーリの古い壁 途中経過と、 可愛いチンクエチェント! を
アップしています。
見てやってくださ~い!
http://italiashinkai.seesaa.net/
ご訪問、よろしくどうぞ!
*****
いつもブログご訪問、有難うございます!
応援も宜しくお願い致しま~す!
応援も宜しくお願い致しま~す!
*****
コメントの書き込みについてのお願い。
ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
この記事へのコメント
ミ~タ
イタリアに戻ったら、早速リュブリャーナに日帰り旅行ですか。
いくら隣の国とは言え、日帰りだと駆け足ですね。
この夏は私もスロヴェニアに行く予定ですが、
リュブリャーナはほとんど寝るだけの予定・・・。
街の様子が分かって良かったです。
夕暮れか早朝の川沿い散歩を楽しみたいと思います。
(この早朝とは6時頃のことだったりします)
shinkai
はい、そうなんですよ。東京にいた時は知らずにいて、こちらに戻ってからリュブリアーナ行きを知り、当日2日前に申し込んで行って来たのでした。
リュブリアーナの街だけだと私にはちょうど良い位だったのですが、何せグループの日程は詰めるだけ詰め込んでくれるので、片道3時間半だとやはり少し駆け足でしたね。
そうそう、スロヴェニアからクロアチアですよね、この夏の予定は。
リュブリアーナは寝るだけでは勿体ないですよ。 ぜひ早朝、夕方には川べりの散歩を大いに楽しんでくださいね!!
大丈夫! この所6時からの歩きをしていますが、今でももうすっかり明るくなっていますから、爽やかな空気を楽しんでくださいね。
YUN
先日はありがとうございました。
ブログリンクもして頂き感謝です。
リュブリアーナへの小旅行、楽しませて頂きましたよ!
お隣と言っても、やはり雰囲気が違いますよね~。
春の心地よいオープンテラスが素敵。ゆったりした気分で・・・と思いきや、shinkaiさんたちのお食事は駆け足? ガイドさんが張り切っちゃって(笑)、自由時間が少ないのは残念。でもリュブリアーナの魅力を感じる旅で良かったですね。
ネコヤナギのリースって珍しいです。ポロッと落ちたりしないのかな。何か工夫されてるのかもしれませんね~。
コメント投稿が何故かエラーになってしまいます。
上手くいくかしら?
shinkai
あっ、いえいえ、遅くなりましたが何とかOkで、今後ともよろしくお願いいたします。
そうなんですよ、陸続きで、順調だと3時間ほどで行ける場所なのですが、やはり違うのですよねぇ。
おまけに長い間オーストリアの元にあったので、街の家並の雰囲気がまるで違って、まさに外国、でしたぁ! ははは。
はい、一番素晴らしいと思ったのは、中心街がすべて車進入禁止になっている事と、美しい川縁が憩いのカフェになっている事でしたね。
ガイドさんとしては優秀なんでしょうけど、余りにもこちらの時間帯に食い込まれて、ははは、大急ぎのお昼、というのもねぇ、残念でした。
でしょう?、ネコヤナギのふっくらと丸いのは可愛いですけど、きっと落ちると思います。 まぁ、暫くの間の物、という事でOKなのかも、と思った事でした。