・ルイーザの夏休み ・パドーラ・イン・コメリコと、ヴァル・ディ・プステリーア

皆さま、お久し振りです!
あっという間に過ぎた1か月間のブログ休暇を終え、また頑張って
再開させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

皆さまには良い夏でしたでしょうか?
大型台風があったり、今年の夏もかなり厳しい暑さが続いたようですが、
立秋も過ぎ、秋の気配になっている事と思います。

所で、ルイーザとレナート夫妻・Luisa e Renatoが8月下旬に1週間、
ヴェネトの北東の端、既にオーストリアとの国境に近い山間に出かけましたので、
出かける前に、ブログに載せるからしっかり写真を撮ってくるようにと、ははは。
という事で彼ら2人の夏休みの様子をご覧下さいね。

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出かけた場所はパドーラ・イン・コメリコ・Padola in Comelicoと言い、
後程地図をご覧頂きますが、ずっと以前に彼らの娘たちがまだ子供の頃
出かけた事もあったそうで、良い所だというので写真を頼んだのでした。

この湖はパドーラ到着前にあるのだそうで、余り大きくないようですが、
やはり水はエメラルド色!

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パドーラはどこにあるか、地図をどうぞ。 右上を斜めに横切るグレイの線が
オーストリアとの国境線で、赤い印が彼らが宿をとったパドーラ。

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そしてすぐ南隣に見えるドゾレーゾ・Dosoledoにも、リエンツ・Lienzにも出かけ、
また北に書き込んだセスト・イン・ヴァル・ディ・プステリーア・
Sesto in Val di Pusteriaの様子も今日一緒にご覧頂きますね。



これは既にパドーラの村内で、道端にあるニッキオ・壁龕というか、
ちょうど日本の道祖神的な、旅人の無事を願う物。

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ルイーザが撮ったのは2枚あり、どちらも三角屋根でかなり頑丈なもので、
やはり冬の雪対策の為だろうと。 でも可愛いお花模様が描かれていますね。



木材を使った飾り物、勿論家具類もそうですが、さすが山間の村と思う物が
目につき、これは木の根っ子を使ったものだそう。

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パドーラ・Padolaとルイーザも言い、地図にもそう出ていますが、ほら、
見える文字はPadulaで、aの上に点が2つあるドイツ文字ですね。
イタリア国内でも、既にこの一帯はドイツの文化圏である事が良く分かります。



こちらが彼らが1週間滞在したホテルで、一泊2食付き、1人70エウロだったそうで、
つまりペンション式。 部屋も特別な事は無かった、という事で、内部の写真は無し。

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ですがね、サイトで見るとシンプルではあるものの部屋も木の壁が如何にも
ドロミーティの宿で、町の風景に見える教会に近い、3星のなかなか良いホテルで。
ホテル・デラ・ヴァルダ・Hotel D'la Varda、様子はこちらで見れます。 



イタリアで良く見かける、とりわけ山に行くと良く見る、どの窓も花がいっぱい、
というのが園芸好きのルイーザは気に入ったようで、こんな写真が何枚か。

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文句たれshinkaiなどは、どの窓も同じ赤い花にせずとも、と思うのですが。



消防署。 

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山間部の主たる仕事はやはり木材加工でしょうしね、貯木所もあちこちにある様で。

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家の庭にも、これは冬の薪用かも。

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そして、こんな梟も。  そうそう、今年もルイーザの家の大きな樹には
梟のウーゴがやって来ていて、先日行ったら、木の上からしっかり覗いてくれて。

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これはポルチーニ茸を採取し、薄切りにし、乾燥ポルチーニにしている所で、

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干して、こんな風にね。 勿論スーパーの品よりもずっと美味しい事でしょうね。

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少し高台から見たパドーラの村。 村というよりもちょっとした町みたいですが、
見える教会はホテルから直の所にあったそう。

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お天気の良い日はこんな風に少し高台の野原を歩いたり、

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馬と一緒に出掛けたりも出来るのですね。

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この2枚は高台からの村の眺めが、左から右に続いています。

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草原にポツポツ見える小さいのは、草刈の後の貯蔵や道具置き場に使う小屋。



店仕舞いの為の在庫一掃セール中の店。 木製品、照明器具、小物類など。

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こちらはメルヘン的な子供用品で、孫を思い出し、ルイーザの目を引いたのね、きっと。

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農家の片隅のヤギさん。 尻尾も切らずに写してね。

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そう、こんな広い所で好きな草を、好きなだけ食べれるのね。

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やはり高山植物が目につく、パドーラの海抜は1215m、
これはジェンツィアーナ・Genziana・リンドウ。

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エーデル・ワイス・雪割草

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ボットン・ドーロ・Botton d'oro

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これは何と言いましたっけ、百合とリンドウのあいの子みたいな、清楚な花。

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これも名を知りません、ルイーザも。 ニンニクではありません。

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宿で朝食、夕食が出るので、お昼を出かけた先で。 フェットゥチーニとポルチーニ。

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右上はポレンタの上に蕩けたチーズが乗っていて、左は茸。 美味しそう!

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お肉ぅ。  そして、トウモロコシ、ポテト、ズッキーニ。

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ここから少し奥のセスト・イン・ヴァル・ディ・プステリーアに出かけた時の写真で、
自然公園トゥレ・チーメの図ですが、これは勿論セスト・イン・ヴァル・ディ・
プステリーアから眺めた図で、北から南を眺めているのに気が付きましたです、はは。

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図でトゥレ・チーメは右端の谷から奥に続く山脈の一番奥に、小さく見えます。
我ら、ヴェネトの南に住む人間が見るトゥレ・チーメは、一番手前ですものね。
そして、左側にずらりと並ぶ禁止事項! ははは。

トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード ・ ドロミーティの大景観!!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468344876.html

ドロミーティ   トレンティーノ・アルトアディジェ州のご案内
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834798.html



平野でのんびりのお馬ちゃん。

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これは曲がりくねる木の枝の中をくり抜いている水飲み場の給水管。
ふむ、これだと冬も凍結しないのかも。

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これまた赤い花いっぱいのホテル。

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何となく小さな引っ付き虫みたいに見えますが、ははは、失礼、クライミング用で、
かなり高い建物内と。 ルイーザが試したけど、ダメだったと。 
うん、わかるわかる、はは。

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外の様々な遊具で遊ぶ子供たち。 ほらね、皆木製の遊具なのですよ。

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これ素敵でしょう?! バード・ウォッチング用だと言いましたが、役立つかな?

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屋根付きの橋。  少しお天気が下り坂になったようですね。

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お昼を食べたレストランの入り口。

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中はこんな様子で、相席しているのが分かりますね。

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食べたものは、ハムと、   木のお皿が可愛いでしょう?

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スープはグラーシュ。 ピリッと辛いお肉のスープ。

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中に香草類が入ったラヴィオリ・パスタ。

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最後は花咲き乱れる野原を。 春のポピーも、秋のコスモスも一緒に咲いて!

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という事で、もう1回、夏のドロミーティの山間の村のご案内をお楽しみに。


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この記事へのコメント

  • YUN

    こんばんは
    9月はお休みだったのですね。
    やっと暑い夏から秋らしい季節へ・・・といっても、まだ日中は暑いのですよ。今年はだらだらと夏が続く感じです。
    ルイーザさんの夏休みを楽しませてもらいました。
    やはり山の方は自然がいっぱいで♪ 建物もスイスのような作りですね。窓にお花がたくさん。
    ヤギさんたちもゆったり。ルイーザさんのお宅にはフクロウが来るのですか。毎年来てると我が子のように思えそう。
    あー、ポルチーニ・・・香りが漂ってくる~(笑)
    コスモスとポピーの競演は不思議な感じですね。
    2019年10月06日 02:56
  • shinkai

    ★YUNさん、こんにちは! コメント有難うございます。
    そうなんです、1か月のブログ休暇から戻ってきた所で、日常生活に復帰という感じです、ははは。

    日本はまだ暑そうですね。 台風もまたなんでしょう? 被害が無いと良いですが。
    こちらはすっかり秋の気配ですが、夏にあまり天気が良くなかったのでブドウの収穫がすっかり遅れ、この一帯は9月の末頃で、未だにまだの所もあります。 朝夕は寒い位になっているのですよ。

    ルイーザ達が行ったのはオーストリアとの国境に近い所でしたが、やはりドロミーティで、如何にもアルプス風なイメージですよね。

    そう、ルイーザんちには梟が夏やって来るのです。 秋になって葉が落ちるとどこかに帰って行くのですね。 フクロウは夏の避暑に彼らの所に来るのかと思うと可笑しいですね。

    2019年10月06日 13:06