・ 学校へ通う!  どんなに道が遠くとも、そして危険があっても!

このブログを訪問して下さり、これを読んで下さる皆さんは、
ご自分のが子供の時、小学校に通うのにどの位の時間がかかりましたか?
きっとご自分の子供さん、またはお孫さんたちが現在通う時間よりも
ずっと長い時間を掛けて通われた事と。

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私は長野市で生まれ、長野の芹田小学校に通いましたが、住んでいたのは
七瀬町で、多分校区の一番外れに近かったのではないかと思います。

が、これを書くのに一体どの位の距離だったのかグーグルのストリート・ヴューで
調べましたら、なんと1,6km、20分と出ました!

当時は30分以上の時間がかかりましたし、記憶の中ではもっと遠かった気がしており、
勿論戻る時は友達とあちこち回り歩き、遊んで帰ったりで、もっと長い時間でしたが。

そんなこんなを今日ご紹介の記事をサイトで見つけた時に懐かしく思い出したのですが、
I 10 TRAGITTI PIÙ INCREDIBILI AL MONDO PER ANDARE A SCUOLA
学校に行くのに、信じられないような世界の10の道のり」を。

トップの写真は最後にご紹介する映画「学校に行く」のポスター、
子供たちの生き生きした笑顔が可愛く、美しいですよね。



・ さてまず、中国 Lhari州 Naggu の Guluでは
多分まず世界で一番遠い学校の1つで、山の通れない程の小径を
5時間ほどかけて行きます!!

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なんとまぁ!  一体どこにあるのかと調べましたら、最初何とか赤点が付いた場所、
以外にはディスプレイには他に何もなく!引いて、引いて、ず~~引いてやっとこれ!
すぐお隣はチベット、今は中国下になっているあの一帯なのでした。

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5時間、というのは多分往復に要する時間なのでしょうけど、
雨の日も、雪の日もありますものねぇ、偉いなぁ、子供達!!



・ 同じく 中国 Zhang Jiawan Village
ここでは子供たちは絶壁を木の梯子を使い、よじ登らないといけません!

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これを帰り道には降りないといけないのですよね? 怖そう!!
これは場所が見つからずで。



・ インド領 ヒマラヤ地区
子供達は岩山と氷河の厳しい道を渡らないといけません。 寒い季節を想像して!

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ヒマラヤの位置を確かめました。

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・ インド Lebak
ここでは大河にかかる半分壊れた吊り橋を、綱と板につかまって渡ります。

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なんとまぁ、雨で板が濡れた時など、一層危険ですねぇ!



・ 南米のコロンビア
リオ・ネーグロの河を越えるのに、このコロンビアの子供たちはロープウェイを、
800mを吊られて行きます。

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リオ・ネーグロ河で検索をかけましたら、お隣のブラジルが出ましたから、
きっと川上がコロンビアなのでしょうね。
強風の時など怖いでしょうねぇ!

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・ インドネシア  Riau州 
ここでは子供達だけで学校に通うのにカヌーを漕ぎ、干潟や湿地帯の中を、
常に鰐が待ち伏せている危険の中を行きます。

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美しい写真ですが、恐ろしい実態ですねぇ!



Riau州で検索の写真は、美しい湿地帯の様子ですが、そう、鰐がいるのですねぇ。

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・ インド
この地域では何kmか続くいくつかの森を通り過ぎ、学校に通います。

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傍目には芸術的な程の素晴らしい橋に見えますが・・!



・ もう一度 中国  Sichuan県 Dujiangyan
冬の寒い時、学校に行くのに、凍り付いた、壊れた橋を渡らないといけない・・。

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うっかり滑ったら、と想像するだけで恐ろしい!



ここも中国西部の山岳地帯の様で。

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・ インドネシア スマトラ
子供たちは学校に行くのに、文字通り、壊れた橋の鋼鉄のロープを掴み、
ロープの上を歩いてパダング河・Padangを渡らないといけない。

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これは一体、低学年の子に出来る事?!



上に出た、カヌーで湿地帯を漕いでいくRiau州のお隣でした。
インドネシア辺りは台風の被害で、しょっちゅう橋が壊れたりするのでしょうね。

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・ フィリッピン Rizal県
子供たちは学校に通うのに、毎日何キロもの道を往復しないといけなく、
おまけにトラックのタイヤ・チューブを膨らませた物を持ち運び、
一緒に乗って川を渡って行く。 信じられなく、想像もできない程の事!

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毎日の事で子供たちは慣れているのでしょうね、余り怖がっている顔ではないのが
せめてもの事ですが・・。



首都マニラに近い場所の様ですが、もっと奥地では・・?

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最初にご覧頂いた映画「学校に行く」は、2013年のドキュメンタリー映画で、
原題は「Sur le chemin de l'école・学校へ行く途中」。

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ザヒーラ 12歳 女子 荒々しいモロッコの山中の道を丸一日かけて学校に行く。

ジャクソン 11歳 アフリカのケニアの少年、毎日15Kmのサヴァンナの
野生動物たちのいる中を学校に通い、

カルリート 11歳 パタゴーニアの平原を馬に乗り、18kmの道を学校に行く。

サムエル 13歳 2人の弟のお供で、車椅子で4kmの砂道、川、マングローヴの
道を毎日学校に通う。

彼らを取り巻く環境は、女性の大多数が読み書きを知らず、子供たちは
狩りをして食物を調達しなければいけず、

学校に通う女の子たちは、書く事、読むことを覚え、仕事を得、将来に向け
自立した女性になる夢をかなえる為に頑張っている、と。

こちらでYoutubeが少し見れます。


我々の生きている環境では、有り難い事に学校に通うこと自体は既に
当たり前な状態で、自分の夢を目指すのも自分次第ですが、

こういう子供たちが世界にはまだまだたくさんいる事に改めて気が付くと、
ふっと自分の姿を振り返らずにはいられませんね。

こういう想いをやはり時に思い出し、感謝しつつ、
今年も元気で頑張って参りましょう!!


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