◆ イタリアの様子は・・ ◆
こちらイタリアは今週月曜の4日から、いわゆる「第2段階」となり、
全イタリアの封鎖は解け、工場などは始動を始め、各店はそれぞれの
職種により11日からとか、18日から、という事になっています。
全イタリアの封鎖は解け、工場などは始動を始め、各店はそれぞれの
職種により11日からとか、18日から、という事になっています。
今朝のニュース、つまり昨日8日のコロナヴィールスによる死者は
243人という事で、遂に今迄の累計が30201人と3万人を超えました。
243人という事で、遂に今迄の累計が30201人と3万人を超えました。
が、確かに下降線をたどっている事でもあり、バールやレストランなど、
店の外で、お持ち帰りのみにしても、州によってはまだ許可の出ていない所
があり、抗議運動が起こったりもしています。
店の外で、お持ち帰りのみにしても、州によってはまだ許可の出ていない所
があり、抗議運動が起こったりもしています。
が、確実に道を行く車が増え、まだ以前通りではありませんが、半分程は
元に戻っている感じがしますし、日本でいうホーム・センターの大型店も
我がヴェネトでは4日から開き始めました。
元に戻っている感じがしますし、日本でいうホーム・センターの大型店も
我がヴェネトでは4日から開き始めました。
で、木曜の7日、スタンパーのインキや、紙、お水のフィルターなどを買いに
出かけ、そこで、なんと眼鏡店が一緒に開いているのを見て、
ちょうどお昼時に重なり閉店だったので、午後また早速に出かけました。
出かけ、そこで、なんと眼鏡店が一緒に開いているのを見て、
ちょうどお昼時に重なり閉店だったので、午後また早速に出かけました。
家の近くの大型スーパーにも眼鏡店は入って待っていたものの、いつ開店とも
分からずで、もう待ちきれず、午後の開店時間に行ったという訳です。
分からずで、もう待ちきれず、午後の開店時間に行ったという訳です。
で、なんともあっけなく、ははは、眼科医に頂いていた検査表を渡しOK、
たくさん並んでいたスケールも20%安で、濃いピンク色を見つけOK、
という事で、ルンルン気分で家に戻って来ました。
たくさん並んでいたスケールも20%安で、濃いピンク色を見つけOK、
という事で、ルンルン気分で家に戻って来ました。
大変良いお天気の日で、家の中はまだひんやりなのが外はとても暖かく、
ここ2か月間ずっと5分もかからないスーパーへの買い出しのみで、
1度眼科医への検査に行ったものの、やはり目の見え方がイマイチで
ずっとスピードも出せずだったのが、
ここ2か月間ずっと5分もかからないスーパーへの買い出しのみで、
1度眼科医への検査に行ったものの、やはり目の見え方がイマイチで
ずっとスピードも出せずだったのが、
この日は25分程の距離を2度の往復で、コネリアーノからの緩やかな
上りのカーヴ続きの景色の良い帰り道は、他に走る車も殆どない状態で、
イェ~~イ!! と今迄の憂さを晴らす気分で、キキ、飛ばして戻りましたぁ!
上りのカーヴ続きの景色の良い帰り道は、他に走る車も殆どない状態で、
イェ~~イ!! と今迄の憂さを晴らす気分で、キキ、飛ばして戻りましたぁ!
という事で、来週早々には、待ちに待った眼鏡が手に入る事になり、
おまけに大きなチェーン店で、とても安いのに驚き、喜んでいます。
おまけに大きなチェーン店で、とても安いのに驚き、喜んでいます。
というような状態で、イタリアはソロソロながらも、再開が始まっています。
日本は5月いっぱい自粛となったようですが、感染者、死者共に少ないので、
どうぞ今の状態で進み、上手く再開できるように願っています!
どうぞ今の状態で進み、上手く再開できるように願っています!
**********
さて今している記録庫のリライト、再アップが大好きな映画のDVDとあって、
そうだった、そうだったと、また改めて思い出し、見直したりもですが、
そんなこんなで久し振りにまた手持ちの懐かしいDVDのご紹介を。
まずは漸く手に入れた、何せe-bayでの値段が高く買いそびれていた2本、
ジョン・トラボルタ主演の2本を。
ジョン・トラボルタ主演の2本を。
・ フェノミナン・Phenomenon
・1996年 米
・監督 ジョン・タートルトーブ
・主演 ジョン・トラボルタ、キーラ・セジウィック、ロバート・デュヴァル
・1996年 米
・監督 ジョン・タートルトーブ
・主演 ジョン・トラボルタ、キーラ・セジウィック、ロバート・デュヴァル

車の修理店で働いているジョージは、2人の子供を育てているレースに
惹かれるものの、彼女はなかなか、
惹かれるものの、彼女はなかなか、

そんな彼がなぜか突然に超能力者に変化、
FBIからの検査も受けたりしますが、この兆候の原因は・・、

最後は彼女の家に逃れ、

という、トラボルタが本当に可愛く、可哀そうで、涙にくれるshinkaiです。
・ ママの遺したラヴソング (伊・ボビー・ロングへの歌)
・2004年 米
・監督 シェイニー・ゲイベル
・ジョン・トラボルタ、スカーレット・ヨハンソン、ガブリエル・マクト
・2004年 米
・監督 シェイニー・ゲイベル
・ジョン・トラボルタ、スカーレット・ヨハンソン、ガブリエル・マクト

母親が亡くなった事を知ったパーシーがニューオリンズの家に戻ってくると、
そこには見知らぬ男2人が住み着いており、1人は大学教授ボビー・ロング、
ほぼ彼はほぼアル中で、そしてその助手というローソン。
そこには見知らぬ男2人が住み着いており、1人は大学教授ボビー・ロング、
ほぼ彼はほぼアル中で、そしてその助手というローソン。

3人の奇妙な同居が始まり、徐々に分かって来る母親の生前の様子、
周囲を取り巻く人々の様子、
周囲を取り巻く人々の様子、

そして、最後に母親の遺した歌から分かる、パーシーの実の父親は。

中年となったトラボルタがなかなか良い雰囲気で、ニューオリンズの
緩やかな空気が漂う様な、ちょっと素敵な映画です。
緩やかな空気が漂う様な、ちょっと素敵な映画です。
映画の中で紹介される、T・S・エリオット「四つの四重奏」の詩
人は冒険をやめてはならぬ
長い冒険の果てに
出発点へ辿り着くのだから
そして 初めて居場所を知るのだ
人は冒険をやめてはならぬ
長い冒険の果てに
出発点へ辿り着くのだから
そして 初めて居場所を知るのだ
・ 友情ある説得 (伊・神の掟)
・1956年 米
・ウィリアム・ワイラー監督
・ゲーリー・クーパー、ドロシー・マクガイア、アンソニー・パーキンス

日本語タイトルの「友情ある説得」というタイトルには、ずっと以前から
何を指しているのかが分からず疑問を持っていましたが、「神の掟」としり納得。
何を指しているのかが分からず疑問を持っていましたが、「神の掟」としり納得。
南北戦争が始まっている時代の、クエーカー教徒一家のお話で、
クエーカー教では一切の暴力、殺人を禁止しており、押し寄せる南軍兵士の
暴力の前に、どのように対応するかが、大きな主題として語られます。
クエーカー教では一切の暴力、殺人を禁止しており、押し寄せる南軍兵士の
暴力の前に、どのように対応するかが、大きな主題として語られます。

大変若いアンソニー・パーキンスが、銃を持って駆けつけるのを祈る事で留まる様
母親に説得されるものの、納得できず、

その時に父親のゲーリー・クーパーが、自分は彼の父親ではあるけれども、
彼の自覚、道義心ではない。 男が自分の自覚によって動けなのであれば、
男ではない、という重い言葉を。
彼の自覚、道義心ではない。 男が自分の自覚によって動けなのであれば、
男ではない、という重い言葉を。

とはいえ、重いばかりの逸話ではなく、音楽も踊りも禁止のクエーカー教徒の
家に起こる、大変可笑しな笑える話もたくさんで、
ユーモアにあふれるウィリアム・ワイラーの映画を機会を見て是非!
家に起こる、大変可笑しな笑える話もたくさんで、
ユーモアにあふれるウィリアム・ワイラーの映画を機会を見て是非!
・ クッキー・フォーチューン (伊・クッキーのお宝)
・1999年 米
・ロバート・アルトマン監督
・グレン・クローズ、ジュリアン・ムーア、チャールズ・S・ダットン、リヴ・タイラー

アメリカ南部の田舎、ナマズが釣れ、復活祭にはナマズ料理が食べられる、
という小さな町、どこだろう?! を舞台にした大変可笑しな映画で、
芸達者な人々が演ずる住民の生活感や人々の繋がりが、
のんびりとした音楽に乗り描かれます。
という小さな町、どこだろう?! を舞台にした大変可笑しな映画で、
芸達者な人々が演ずる住民の生活感や人々の繋がりが、
のんびりとした音楽に乗り描かれます。
年寄りの「クッキー」と呼ばれる、寂しさに疲れた女性が自殺したのを、
姪が見つけ他殺に偽装したのを、警察を始め町中の人々が乗せられ、
姪が見つけ他殺に偽装したのを、警察を始め町中の人々が乗せられ、
クッキーの家に居候中のウィリスが殺人犯となり、でも誰も信じず、
警察の牢に入れられても平気で一緒に復活祭を過ごしたり、
警察の牢に入れられても平気で一緒に復活祭を過ごしたり、

一方復活祭の演劇を指導し、いっぱしの演出家気取りの姪と、出演の
町の人々の可笑しさ、 そして最後に分かるどんでん返しの結末!
町の人々の可笑しさ、 そして最後に分かるどんでん返しの結末!

最後はまた一緒に皆で魚釣りで、のんびりの日常を楽しむ人々の姿。

ウィキの日本版には、姪が自殺する、とありますが、いいえの、
自分の思い込みにどっぷり浸り過ぎて、平常意識を越えるので~す。
大変面白く、楽しめます。
イタリア語のタイトルは「クッキーのフォルトゥーナ」で、フォルトゥーナは
幸運の意味ですが、と共に、財宝、お宝の意味も。
幸運の意味ですが、と共に、財宝、お宝の意味も。
・ マスター・アンド・コマンダー
・2003年 アメリカ
・ピーター・ウィアー監督
・ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー
・2003年 アメリカ
・ピーター・ウィアー監督
・ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー

ナポレオン戦争中の南アメリカ海域で、フランス海軍の強力な私掠戦
アケロンを拿捕する命を受け、探索しつつ追いかける艦長オーブリー率いる
イギリスのフリゲート艦サプライズ。
アケロンを拿捕する命を受け、探索しつつ追いかける艦長オーブリー率いる
イギリスのフリゲート艦サプライズ。
映画の最初の出だしが素晴らしく、殆ど深い霧に包まれた中で、ちらっと
敵艦を見出したかに見え、いや、違うかも、と模索する中、
突然に霧の奥深くが、ぼわっと炎の色に膨らみ、凄まじい大砲攻撃が始まる、
という始まり。
敵艦を見出したかに見え、いや、違うかも、と模索する中、
突然に霧の奥深くが、ぼわっと炎の色に膨らみ、凄まじい大砲攻撃が始まる、
という始まり。

何せフランス艦の方が速度も装備規模も勝っていて、というのは
初めて知り、今迄のイギリスは海洋国だから、という認識も改まりました。
初めて知り、今迄のイギリスは海洋国だから、という認識も改まりました。
そして今迄たくさんあれこれ見て来た帆船映画で、はは、
初めて出会った少年士官の存在!

殆どまだ子供の士官が、やはり貴族階級の子族とかその関係が乗り組み、
彼らは単なる水兵ではなく、士官服を着て水兵を率いる立場なのですね。
これは大変興味を引かれた内容、描かれ方でしたし、
一方軍医は生物学者でもあり、ガラパゴス島に上陸し、大喜びで採取
する物の、艦船の出発を見て急ぐのに放棄せざるを得なかったり、
する物の、艦船の出発を見て急ぐのに放棄せざるを得なかったり、

艦長のオーブリーとは楽器演奏の仲間であり、2人で合奏するバッハや
モーツァルトの響きが流れるという、今迄とは1味も2味も違う海戦映画。
モーツァルトの響きが流れるという、今迄とは1味も2味も違う海戦映画。

当時はどちらも海軍とは言いつつ、海賊船まがいだったでしょうし、
それがしのぎをけずり合う、という娯楽映画でもあり、楽しいですよ。
それがしのぎをけずり合う、という娯楽映画でもあり、楽しいですよ。
・ エリン・ブロコヴィッチ
・2000年 米
・スティーブン・ソダーバーグ監督
・ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー、アーロン・エッカート
・2000年 米
・スティーブン・ソダーバーグ監督
・ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー、アーロン・エッカート

アメリカ・カリフォルニア州にあるPG&E・パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社を
相手に訴訟を起こし、史上最高額の和解金を勝ち取った大変強い元気女性
エリン・ブロコヴィッチ。 1993年の実際の事件を描いた映画。
相手に訴訟を起こし、史上最高額の和解金を勝ち取った大変強い元気女性
エリン・ブロコヴィッチ。 1993年の実際の事件を描いた映画。
ですが、住民訴訟を代表して戦うというお堅い事件であるにも関わらず、
この映画の大きな魅力は、実際のエリンの魅力、子供3人を抱え、
生活に苦しみながらもめげず、口は悪く、押しも強く、住民の間に溶け込み、
その代弁者となる、そんな役柄をジュリア・ロバーツが見事に体現している
魅力にあると思います。
この映画の大きな魅力は、実際のエリンの魅力、子供3人を抱え、
生活に苦しみながらもめげず、口は悪く、押しも強く、住民の間に溶け込み、
その代弁者となる、そんな役柄をジュリア・ロバーツが見事に体現している
魅力にあると思います。
弁護士事務所の長であるアルバート・フィニー、若い頃より今の方が
ずっと魅力あると思う、はは、と丁々発止のやり取りをし、
ずっと魅力あると思う、はは、と丁々発止のやり取りをし、

オートバイ族のジョージは、彼女の3人の子を見る役割にはまり込み、

初めて人の役に立つ仕事をしている意識、に支えられ、聞き取り作業にも
夜遅くまで駆けずり回りながら、頑張り続けた女性の勝利。

実際のエリンも、美人コンクールで優勝する程の美人だった様で、

小気味良い、大変出来の良い映画と思います。 ご一見を!
ご訪問よろしくお願い致しま~す。
*****
*****
ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!

*****
コメントの書き込みについてのお願い。
ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
この記事へのコメント