先回に続きスコミーゴ村の様子を。 夏の盛りに近づき茂る緑と、
まだ硬い粒ながら大きな房がたわわに下がる葡萄の木、
そして久し振りに我が友ワンちゃんの顔も!
まだ硬い粒ながら大きな房がたわわに下がる葡萄の木、
そして久し振りに我が友ワンちゃんの顔も!
平地に広がる葡萄畑の間を抜け、北に向かい長い緩やかな
坂道を歩き始めると、北にこんな風に高い山が塞がります。
坂道を歩き始めると、北にこんな風に高い山が塞がります。
手前に、東から流れて突き出す流れと、西に流れる岩山に見えるのが
続きますが、そのちょうど手前にヴィットリオ・ヴェネトの町があり、
両側からの山の間を縫うようにして抜けて行くと、
ヴェネト平野の北の端に位置するベッルーノ・Bellunoの町に。
続きますが、そのちょうど手前にヴィットリオ・ヴェネトの町があり、
両側からの山の間を縫うようにして抜けて行くと、
ヴェネト平野の北の端に位置するベッルーノ・Bellunoの町に。
で、ベッルーノはこの高山の向こう側になり、ちょうど間に屏風の様に
立ちはだかる山がヴィゼンティン・Visentinと呼ばれ、
この山のお陰でベッルーノとヴィットリオ・ヴェネト、そしてコネリアーノの
冬の温度は何度も違い、降雪量もまるで違うのですね。
立ちはだかる山がヴィゼンティン・Visentinと呼ばれ、
この山のお陰でベッルーノとヴィットリオ・ヴェネト、そしてコネリアーノの
冬の温度は何度も違い、降雪量もまるで違うのですね。
写真を撮った土曜日は大変良いお天気で気温も高く、歩きながら
久し振りに汗をかき、春をまるで感じずに済んだ今年の、
突然に感じた「もう夏なんだ!」という感慨、はは、なのでした。
久し振りに汗をかき、春をまるで感じずに済んだ今年の、
突然に感じた「もう夏なんだ!」という感慨、はは、なのでした。
道の左側は家並も何軒か続き、葡萄畑の奥に古い農家も見え、
そして右側は先回しっかり見て頂いた、こんなお馴染みの長い広い
葡萄畑と丘の流れが続きます。
モーターの音が響き、見ると畝の間をゆっくりと進む消毒の車が。
丘の上の向こうに広がる青色は空ではなく、奥の山の色で~す。
2月末に受けたshinkaiの右目の白内障と、近視を除く手術、
それに続いての網膜の奥に溜まった水を抜くための毎日の目薬、
日に3回、2ケ月間も漸くに済み、
それに続いての網膜の奥に溜まった水を抜くための毎日の目薬、
日に3回、2ケ月間も漸くに済み、
有り難い事に右目の視力もすっかり元に戻り、再び鮮やかな色が
見える様になり、暫く前から朝の歩きの時は眼鏡なしで歩いていて、
今ちょうどこんな感じに見えるのですよ!
今ちょうどこんな感じに見えるのですよ!
緩やかな坂道が緩やかにカーヴを切る所で、正面に見えるピンクの家、
これは後程ご案内しますね、と、
左手の葡萄畑の奥でもう一度逆にカーヴを切る所に、我が友のワンがいて、
これは後程ご案内しますね、と、
左手の葡萄畑の奥でもう一度逆にカーヴを切る所に、我が友のワンがいて、
朝歩く時はまだ寝ているのか、倦怠期になっているのか、ははは、
最近はチッチッと舌を鳴らしても顔を見せない事もあるのですけど、
最近はチッチッと舌を鳴らしても顔を見せない事もあるのですけど、
この日は呼ばない内から鳴き始め! こんな風に顔を見せ、
右に少し小さな体のワンも居て、こちらは後ろについて歩いているだけで、
この左の彼かな、彼女かな、が我が友で、挨拶して呉れるので~す。
挨拶してくれ始め、もう何年にもなりますねぇ。 冬の寒い間は小屋から出て
ワンワンワン、ワンワンワン、と2度鳴くと、う、う~んとストレッチして
即また小屋に戻って行くのですけど、ははは、
この時は気持ちの良い日でしたし、カメラを向けたのでしっかり付き合ってくれ。
名前も勿論、彼か、彼女かも知らなかったのですけど、
これは戻り道にまたちらっと出て鳴いてくれ、奥に引っ込む時の写真で、
遂に、彼女であることが判明、ははは。 はい、シニョーラなのでしたぁ!
ワンのいる家から少し先に東に下る地道があり、
坂の下からずっと続いて来ている長い広い葡萄畑の手前を辿り、
こんな風に、奥の畑に、農家の前庭に続き、奥には東からの山が聳え、
見えますか、奥の山の中程の高さに農家があるのか?!
手前は広い草原になっているのもよく分かるのですよ。
この下り道の脇にある葡萄畑の房の様子は、こんな感じ。
スコミーゴ一帯は徐々に徐々に古い葡萄の木を引っこ抜き植え替え中で、
きっとプロセッコの木に植え替えられているのですけど、
この場所のはまだ古いままの葡萄の木で、
きっとプロセッコの木に植え替えられているのですけど、
この場所のはまだ古いままの葡萄の木で、
しっかりまだツルも伸びている最中。
こちらが下から見て頂いたピンクの家の入り口で、そうB&Bになっていて、
モスト・フィオーレ・Mosto fioreと。
モストというのは葡萄のしぼり汁、これを発酵させてワインになるのですけど、
フィオーレは花で、最上の、という意味もありますね。
フィオーレは花で、最上の、という意味もありますね。
下に小さく、ドルミーレ・ディヴィーノ・Dormire Divino、
ディヴィーノは神の、の形容詞ですから、申し分なく、とか素晴らしく眠れる宿
という意味かな?
ディヴィーノは神の、の形容詞ですから、申し分なく、とか素晴らしく眠れる宿
という意味かな?
まだ修復しオープンして2,3年目かな、ちょいちょい車が何台か泊っているのを
見かけます。 そう、場所は素晴らしいですが、車でないと来れない場所ですね。
それとすぐ近くにレストランが無いのがねぇ。
こちらの人は少々遠い所で食事をし飲んでも、戻るのが平気みたいですけど。
見かけます。 そう、場所は素晴らしいですが、車でないと来れない場所ですね。
それとすぐ近くにレストランが無いのがねぇ。
こちらの人は少々遠い所で食事をし飲んでも、戻るのが平気みたいですけど。
道をも少し行くと、隣村カルページカとの境になりますが、この辺りから戻ります。
このB&Bの道との境に続くのは桑の木で、きっとかってはこの家は大きな農家で、
蚕を飼っていたのだろうと想像できますが、
蚕を飼っていたのだろうと想像できますが、
この春先にはかなり刈り込みを。 というのも昨年も夏に大きなグミの実が
いっぱい実り、道にボタボタ落ち、車に踏まれ道が真っ黒になる程で、
今年は先を見越して先に刈り込んだ様子。
グミを採りたくても坂道なので、手が届かない高さになり、残念で。
いっぱい実り、道にボタボタ落ち、車に踏まれ道が真っ黒になる程で、
今年は先を見越して先に刈り込んだ様子。
グミを採りたくても坂道なので、手が届かない高さになり、残念で。
我が友のワンに挨拶し、だらだらと道を下って来ると、家が何軒か続く
お家のこの白チビ君。
昨年春からの新入りで、やっと今年は吠えなくなった、と思っていたのに、
すぐお隣から若い女の子が出て来て近くを通ると、家の奥から駆けて来て
吠え始め、ついでにshinkaiにも。
白ちゃん、と思っていたのが、大人になってせ中の毛が薄茶色になり、
でも相変わらず甲高い声ねぇ。
でも相変わらず甲高い声ねぇ。
この辺りから眺めるスコミーゴ村の教会。 すっかり濃い緑に埋もれ。
角を曲がり、右手に続く雑木の間に見える様々な植物。
風に揺れ、上半分はボケてしまったぁ。
これは秋になると葉も実も真っ赤に色づき、絵を描くモチーフに最適だったと。
ヘーゼルナッツ・ハシバミの実もすでにこんな感じに。 こちらではノッチョーラ・
nocciolaと呼び、ジェラートにもなっています。
いつもの定番、お隣のオリアーノ村の教会と鐘楼。
そして道脇の葡萄畑の房、かなり大きいでしょう?!
家への最後の曲がり角。 右に続く並木はティーリ(オ)・tigli(o)・
シナノキで、
木漏れ日に葉が輝き、
実もしっかり実り始め。 も少しすると硬く実り、小さな爆弾みたいに
上から降り注ぎ、結構痛いのですよ。
上から降り注ぎ、結構痛いのですよ。
道の左側の並木は、早春に可哀そうな程にツンツルに刈り込まれたのが、
またしっかり伸び、形良く育っているのに感心。
またしっかり伸び、形良く育っているのに感心。
道脇にかなり広い草原があるのが、草を刈りこみ、こんな緑色の巻きが1つ!
はは、あれだけの広さでも1つだけなのねぇ!
はは、あれだけの広さでも1つだけなのねぇ!
最後は、我が家のあるコンドミーニオの一番端の家の角から覗く
夾竹桃の花。 薄いピンクにオレンジが少し、という色かな。
夾竹桃の花。 薄いピンクにオレンジが少し、という色かな。
という、久し振りのスコミーゴ村パトロールの様子、葡萄畑も、我がワンも、
変わりなく健在、これからの夏本番に控えていま~す。
変わりなく健在、これからの夏本番に控えていま~す。
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この記事へのコメント
Yuko
一度でも行った事のある景色はまた格別です!
今年はトスカーナから北イタリアを回る予定でしたがあえなくキャンセル。
来年こそ行けますように願っています。
また東京で個展をなさる時には伺わせて頂きます。
お元気でお過ごしください。
shinkai
本当に今年は春が無いままで過ぎた様で、外の景色を見ると、もう夏だ!といつも意外感に襲われるのですよ。
本当に今年は大変でしたが、まだ今月いっぱいは緊急体制で、それが多分10月末まで延長、という様な事、最悪の場合は年内いっぱい、という様な事になりそうなのですよ。
なので、私の来春の東京行きも予定はしているのですが、少々気になっている所です。
お互い元気で、どうぞまたお会い出来ます様に!!