・ アッシジ サン・フランチェスコ聖堂の夜明け と ブオナ・パスクワ!

2021年の復活祭は4月4日。 イタリアの復活祭は2度目のロックダウン中ですが、
それでもやはり素晴らしく煌き始めている陽の光と、窓の外のコンドミーニオの
庭にたくさん咲き出している黄色いタンポポ、白い小さなデイジーに心ときめきます。

そんな感じをお伝えしたいと思うと、何が良いかなぁと考え、
暫く前に整理した、アッシジの春の夜明けの光、町の西端に位置する
サン・フランチェスコ聖堂に朝陽が射し始める風景をご覧下さいね。

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撮ったのは6年前の5月初旬、アッシジの町のお祭りカレンディ・マッジョを
見に行った時の物ですが、整理せずにそのまま置いていたもの。

上の写真は朝6時37分。 聖堂広場前から階段を上り上の院の前からで、
宿はもっと早く出たものの、あちこち歩いた後に聖堂前に着いた時は
既に殆ど下まで光が当たっておりました。



これはいつも正面から撮りたい時のお気に入りの場所からで、

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聖堂前向かって右側端の道をず~と上って来ると上の道に続き、
家並の前から右に入り込むと、小さなたまり場、みたいな所があるのですね。

はぁ、実際に夕方にもここで粘っていましたら、お祭りの中世風衣装の
若い女の子が2人やって来て、1人が彼の事で相談し始め、
はぁ、日本人観光客だから言葉が分からないと思ったのでしょうが、
しっかり内容が分かり、青春の悩みは尽きないなぁと、思った事でしたぁ。



地図で言うと、教会サンタ・マルゲリータ・Santa Margheritaの前辺りですが、
未だかって教会に気づいた事がありませんで、へへ。

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朝陽の当たる聖堂正面。  手前の草原は、

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こんな感じで、シュッ、シュッとスプリンクラーが働いており、美しい緑を。


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がぁ、むか~しスケッチに来た時は、今は立ち入り禁止のこの草原にも入れ、
ペルージャでの戦争に負け戻ってきた姿のサン・フランチェスコの像もなく、
草原は禿ちょろけでしたけど、皆がくつろげる良い場所でしたっけ。



正面の、大好きな典雅で美しい薔薇窓。

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西に広がる下の平野にも光が当たり始め、

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暫くして後、光の中のサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ聖堂。

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n.1 サン・フランチェスコ聖堂 ・ アッシジ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465045157.html

n.2 サン・フランチェスコ聖堂 ・ アッシジ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465045439.html

アッシジの春 ・ 想い出の中でいつも静謐、端正な
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462445976.html

アッシジ全体、お祭りのご案内はこちらから
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460871638.html



さてその翌朝、今度はしっかり朝陽が聖堂に届く瞬間を撮ろうと、朝一番に。
月がまだこんな風に残り、

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暫くして明るくなり始めた聖堂。

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西の平野と、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ聖堂。 
空の色が美しいでしょう?!

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で、いつもの指定場所に。 朝5時58分。

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石垣の塀、下から立ち上がる塀の下を覗き込むと、
前夜に町の人々が地区毎に集まり、喋り、食べ、飲みした残りが見え、

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道のあちこちにお祭りで設置したあれこれ、パッチワークの仕切りもそのまま、

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掲載パスしましたが、市を想定しての屋台や野菜などなど、
道は大変なゴミが散乱しており、ははは。



そうして待っている内に、掃除のシニョーレの大きな声が聞こえ、
「ピアーノ、ピアーノ! ゆっくり、ゆっくり」が口癖で、
すぐ傍に来たので、写真を撮らせて、と頼むと喜んで並んでくれ、

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おい、俺たちの写真が日本に行くんだぜ!と、左のピーアノ、ピアーノの
シニョーレ。
彼の「ピアーノ、ピアーノ」の大声で、町の人は目が覚めるのではないか、
と思った程で、ははは。



漸くに聖堂から見下ろす、北の平野に光が当たり始め、

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聖堂から斜め左奥にある山の上から光が射しこみ始め、

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鐘楼の一番上に射す光。   6時23分。

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待ちながら、あっ、下に下がった、と待ちきれず、はは、撮った写真の
2,3枚に1枚ずつを下に続けますね。

6時25分。

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6時26分。

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6時28分。

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6時31分。

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最後は、6時32分。

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たまり場から出て道を上に上がり、サン・ジャコモ門の所から見る、
道の上をまたぐ建物にも今、陽が射しこみ、

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下のサン・フランチェスコ通りから上って来る小路サンタンドレアが
この建物の下を抜けますが、

この建物下の古い壁際の泉、朝の光が届かない場所では色あせた感じ。

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サンタンドレア小路側から見るとこんな感じで、

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サン・ジャコモ門からの道が手前で左に曲がり、メタスタージオ通りとなり、
下のサン・フランチェスコ通りと平行に、町の中心コムーネ広場まで続きます。



夕陽の射す中で撮った泉。  良い色でしょう?!

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斜めに射す影は、小路の入り口に作られていたお祭り用の門の柱の陰で
いつもはなく、朝陽は射しこまない泉という事も知りましたっけ。



で、最後はこの道角で撮らせて貰った、お祭り衣装のシニョーレ。 

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お顔もですが、なかなかの人物の衣装ですねぇ。 尋ねれば良かった、
と今になって思うアホ。

懐かしい写真を見ながら、道筋を思い出しながら、
ああ、また行けると良いなぁ!!



明日4日の昼食には、友人ジュリアーナがパスクワのお菓子コロンバ・鳩
を持って来てくれる事になっており、午後は2人でDVDタイムをね。

では皆さまも、良い復活祭をどうぞ!!  ブオナ・パスクワ!!

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