日本から戻り早や2週間になろうとしています。 ほんと早い!
体調も元に戻り、お絵描きの方も再開しつつありますが、
体調も元に戻り、お絵描きの方も再開しつつありますが、
ブログはもう1回、日本での様子を書かせて下さいね。
というのも、メトロポリタン美術館展の後行った場所について、
shinkaiにとっては「大回顧展」とも言える記憶を引き出し、
ここ暫く「明治の最後」にどっぷりと浸かっておりまして・・!
はい、タイトルにある乃木神社に行ったのでした。

出かける前、国立新美術館に行くには「乃木坂」で降りてすぐ近い、
と聞き、乃木坂って、乃木将軍の? そう、と知ると、
遠い昔に親しんだ乃木将軍とか二百三高地、日本海海戦など、
つまり小学生の時に見た「明治天皇と日露戦争」という映画に
大いに触発され、感激し涙を流した(多分!)様々が
一瞬にして蘇り、
大いに触発され、感激し涙を流した(多分!)様々が
一瞬にして蘇り、
国立新美術館展を見た時に出口にあった地図で、すぐ近くに、
という事もあり、お昼ご飯の後3人で出かけたのでした。
という事もあり、お昼ご飯の後3人で出かけたのでした。
新芽の緑になお美しく見える境内が目につき、 素敵でしょう?!


入り口の門を入って直ぐ左手に、レンガ造り2頭用の厩舎があり、
こちらが「壽・ス」号の囲い。

日露戦争の水師営で会見したロシア側のステッセル将軍から
贈られたアラビア産の牡馬を、後に払い下げを願い、
「壽」号と名を付け、愛用したのだそう。
贈られたアラビア産の牡馬を、後に払い下げを願い、
「壽」号と名を付け、愛用したのだそう。
が、2年後には種馬として他所に贈られ、「壽」号は大正8年
23歳まで生きたそう。
左手に母屋があり、正面の小道を辿ると隣接の乃木神社に。

良いお天気の日で、桜が本当に美しく。

乃木邸についての説明がこちらに。 読めますね?

そして邸内外の写真も。 中央2枚がご夫妻の正装姿。

ドイツ留学の際に見た、フランス軍隊の建物を模したものとの事で、
こちらが南向きの表玄関。
こちらが南向きの表玄関。

手前左に見えるのが、水師営の庭にあった棗の木の孫、と。
水師営、ステッセル将軍、棗の木、などなど、昔いつも聞いていた
民話、伝説の事柄の様に、するっと記憶に馴染むのが不思議なほど!
民話、伝説の事柄の様に、するっと記憶に馴染むのが不思議なほど!

上の写真右端に見える金属の手すり階段は、
こんな風に母屋の東側をぐるっと回る様になっており、

多分これはいつもは開いていない母屋を、見学者が覗ける様に、と
後に付けられたものと思い、
後に付けられたものと思い、
この様に、部屋の中に置かれたものや、説明も読める様に。

こちらは母屋中程にある「内玄関」。 土地の高低差を上手く生かし、
母屋の下に1階部分があり、全体で2階分、所によっては3階建てと
なっているのだそうで、
母屋の下に1階部分があり、全体で2階分、所によっては3階建てと
なっているのだそうで、

表玄関を使うのは、主人の乃木将軍と客人で、家族や使用人は
こちらの内玄関を使っていたそうで。
庭も土地の高低差を上手く使っての植物の配置で、奥深い印象があり、

但し、木々にはかなりの苔が付いており。

上の写真の、苔むした大木の桜。


乃木将軍への献碑。

乃木邸は夫妻の命日にあたる9月13日に一般公開されており、
その時には邸内も拝見できる様子。
その時には邸内も拝見できる様子。
1957年に公開され、日本人の5人に1人が見た、という程の大ヒット作、
「明治天皇と日露大戦争」という映画。
「明治天皇と日露大戦争」という映画。
今回一緒したYsちゃんに、アラカン、って知ってる? と聞くと、
今頃は、アラフォー、とかの時に使う言葉で、でも二百三高地などは
有名ですから知ってますよ、との事。
ええ、まぁ、shinkaiも、アラカンの名は知っていても、彼が有名だった
「鞍馬天狗」なんぞは見た事がないので、おあいこね、ははは。
「鞍馬天狗」なんぞは見た事がないので、おあいこね、ははは。
小学校6年ですか、当時は映画館に行くのは禁止だったのを、見に行き、
感激のあまり、これは良い映画だから、見に行くのを許可してくれ、と
先生に掛け合いに行き、先生も校長と相談、許可をくれたもので、
感激のあまり、これは良い映画だから、見に行くのを許可してくれ、と
先生に掛け合いに行き、先生も校長と相談、許可をくれたもので、
再度見に行き、あちこちのシーンを今もしっかり覚えており、はい。

その後にも長くこの熱は尾を引き、クラスの友が家の奥から引っ張り出した
当時の絵説明がついた本を何度も繰り返して読みましたっけ。
当時の絵説明がついた本を何度も繰り返して読みましたっけ。
今回ブログの為に写真整理しながら、徳川政府から明治維新となり、
たったの約50年後にあった日露戦争、
たったの約50年後にあった日露戦争、
生まれたばかりの様な東洋の端っこの小さな国が、大ロシア帝国を
相手に戦い、勝った日露戦争って一体何だったんだろう?
相手に戦い、勝った日露戦争って一体何だったんだろう?
勝って当然の戦争だった?
二百三高地で多数の兵士を死なせ、自分の息子2人も戦死。
そんなに攻めにくい戦場だった?
そんなに攻めにくい戦場だった?
無能な将軍と呼ばれた乃木将軍が、明治天皇のご大喪の日に
静子夫人と共に自刃。
将軍はともかく、夫人は本当に天皇、夫の後を追うつもりだった?
静子夫人と共に自刃。
将軍はともかく、夫人は本当に天皇、夫の後を追うつもりだった?
等など、今となると、改めて確かめたい事がたくさんあり、
ウィキペディアは勿論、あれこれのサイト記事を読み漁りました。
自分の知りたがりが、それなりに成程なぁ、と思う事も多々でしたが、
日露戦争に勝った事で弾みが付き、日本がアジアの中で徐々に
軍大国となり、遂には太平洋戦争に突入していく、
という後の姿の序章だった様にも。
軍大国となり、遂には太平洋戦争に突入していく、
という後の姿の序章だった様にも。
あれこれ120年程前の戦争に懐かしさと共にどっぷりと浸った
1週間程でしたが、
今ウクライナで起こっている戦争が、日毎に悲惨な様相となり、
戦争抑制が一方で働くために、尚の事一般市民当事者の苦しみが
深刻に、というのを毎日のニュース画像で見ていると、
かっての小学生の様に、単純に感激、勝利に酔う事は出来ず、
即、ウクライナの現実の日常に引き戻され、
自分の小ささに、言葉が出なくなります。
即、ウクライナの現実の日常に引き戻され、
自分の小ささに、言葉が出なくなります。
乃木邸から少路を下り門を出ると、北側に乃木神社が。

奥正面に正殿があり、

右側には社務所があり、赤い袴の巫女さんの姿、

ちょうど歩いてこられた紫袴の神主さんかな、の姿も。

乃木神社は、東京市長が同志を集め、乃木邸内に夫妻の御霊を
祀ったのが始まりだそうで、乃木将軍に関する展示室もあるそうで。
祀ったのが始まりだそうで、乃木将軍に関する展示室もあるそうで。
乃木神社と乃木邸 こちらに丁寧な説明が。
http://www.sakanouenokumo.com/nogi_togo_j.htm
http://www.sakanouenokumo.com/nogi_togo_j.htm
桜と新緑の美しさ。

枝垂桜。


乃木神社の正門側から。

ちょうど向かい側に「おぜんざい」の暖簾が出ているのが見え、
道を渡り。
道を渡り。
モダンなビルの、モダンなお店で、「金箔」がひらっと浮いたおぜんざいを。

うん、もうちょっと量があって、熱かったら美味しかったろうにね。
窓からもう一度、乃木邸の桜を。

これは二木さんちで、たしか待機期間が解けた日にご馳走になった、
タラの芽、フキノトウ、茸の名が出ない、の春の味!
タラの芽、フキノトウ、茸の名が出ない、の春の味!

フキノトウは初めて! ほろっとの苦みが美味しかったぁ。
そして、お蕎麦。 このお蕎麦が美味しくて、すっかり食べた後に、
ああ、量が多かったぁ!という、ボケ、ははは。
ああ、量が多かったぁ!という、ボケ、ははは。

こちらは最後の日、お饂飩が食べたい、とお願いし、連れて行って貰った
二木さんち近くの丸亀製麺のお店。
トロ玉は、二木さん。
二木さんち近くの丸亀製麺のお店。
トロ玉は、二木さん。

shinkaiは、「春の味」につられ、アサリ。 お饂飩がね、美味しかった!
そしてエビとイカとレンコンの天ぷら。
そしてエビとイカとレンコンの天ぷら。

竹ちゃんが、ちょうど桜が満開になっているから、という事で出かけた、
お家の近くの蘇羽鷹神社。 ちょっと名前と神社の形も珍しく。
お家の近くの蘇羽鷹神社。 ちょっと名前と神社の形も珍しく。


ちょっと検索しましたら、元々は千葉介頼胤という、中世の領主が
創設したらしく、戦国の1576年に社殿修復の記録があるそうで。
ホント、見事な桜で、夕方近くだったのが残念でした。


ここはいつもお2人が新年初参りに来られるのだそうで、この後、
も少し先にある、もう一社にもお参りされるのですと。
も少し先にある、もう一社にもお参りされるのですと。
下の道からは、こんな風に身を乗り出したのが見れてね。

最後の夜に3人で出かけた「木曽路」という店。 頂いた商品券を
使える、というので見つけた、これもお家の近くにあり、
使える、というので見つけた、これもお家の近くにあり、
ちょっと上等なお店よ、という竹ちゃんの説明通り、料理も上品で、
これは竹ちゃんの選んだ「蟹ご膳」

二木さんとshinkaiは、このお刺身を2人で、と、
彼はご飯セットも頼んでいたっけ。
彼はご飯セットも頼んでいたっけ。

そして白子の焼いたの、フグのから揚げ、茶わん蒸し、と各自に。

〆は、桜のアイスクリーム。

はい、確かに居酒屋の料理より上品な味で、美味しゅうございました。
うん、でもね、居酒屋の品も美味しいし、大好きな事は間違いなく、
やはり、美味しい物を、よき友と一緒に、というのがね、
一番の美味しさなのですよね。
やはり、美味しい物を、よき友と一緒に、というのがね、
一番の美味しさなのですよね。
今回の東京行きは、最初どうなるかと思いましたが、
美的にも、知的にも、舌的にも、心的にもどれもが大いに満足でき、
美的にも、知的にも、舌的にも、心的にもどれもが大いに満足でき、
皆様に心より御礼申し上げま~~す!!
また次回も、宜しくお願い致しま~す!!
また次回も、宜しくお願い致しま~す!!
翌朝は成田空港まで送って頂き、今回は大きな問題なく、
無事にチェック・イン出来、

空港に沿って見える桜並木を見つつ、進み始め、浮き、


暫くして、ただいま左側に富士山が見えます、のアナウンスで。

チャ~オ! 有難う。 そして、 またね!!
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