・ 2022年 夏の思い出 あれこれ

皆さま、お久し振りです!
良い夏をお過ごしだった事と存じます。

shinkaiめも長めの夏休みを頂き、のんびりした事も、
小さい時からのまま、自分に課した宿題はそのままの事も、へへ、
6月末から再開したプール体操の成果で、真っ黒というか、
ブロンズ(青銅色)ならず、赤銅色に日焼けした事等など。

昨夕から久し振りの一晩中続いた雨で、今朝8月31日は
すっかり秋の気配の、こちら北イタリア、ヴェネトです。


さてブログ再開1回目は、「2022年夏の思い出」のあれこれを、
で、まずトップはこちら、

◆ 法隆寺が支援募集した維持管理費が、軽く目標を達成、
  1か月半でしたか、1億5千万円を上回った、というニュース!

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きっと日本では大きなニュースとなり、反響も呼び、皆さんも良くご存じの
出来事だったろうと思うのですが、

毎朝スマホを点けると様々なニュースが出てくるのをちらちらと
見るのに、 7月30日だったか、


「法隆寺」という字にまず目が留まり、コロナ禍の影響でここの所の
参拝者の拝観料の激減による維持管理費が不足し、
来年の世界遺産登録30周年を迎えるにもあたり、境内の整備等などの
不足分の支援を、という、

目標額2千万円、という、この金額を見た時、法隆寺ともあろう
お寺さんがこんな少額を?!と驚いたのでしたが、

なんとその目標額は初日に軽く達成、最終的には目標の7倍を超す
1億5700万円に達したというニュースに、
とてもとても嬉しく、良かった、良かった、と遥か彼方から喜び、

ちょうどその日に出会った友人にも様子を伝え、
法隆寺は世界最古の木造建築で、世界遺産になっている事、
聖徳太子が建立の、仏教伝来を最初に受け継いだお寺で、
日本人の心の故郷、ともいえる宝である事等などを伝えたのでした。

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自分が日本人であるのを日頃忘れているわけでは決してありませんが、
誇りを持って日本の事柄を友人に話せる、というのは久し振りで、
法隆寺の最初の建立が607年、というのも、内心秘かに自慢で、
というのも、

ローマ、に関する事は紀元前からあれこれ歴史にちゃんと年号が残り、
キリストに関する事も大体年号が分かります。

ですが、所謂普通の街、町に関しては、ほぼ1000年前後までは
歴史に埋もれ不明、というのがいつもの例で、

まぁ、当時の斑鳩の里は日本の、近畿の首都であったとはいえ、
600年、という年号、歴史が伝わっているのが内心の凱歌で、イェイ!!

という様な事で、次回の日本行きには、久し振りの奈良行が
出来ると良いなぁ、と思ったりした事でしたぁ!



◆ ドロミーティのマルモラーダ・グループで、岩の塊が崩壊、地滑りを

この夏7月3日には同じドロミーティの最高峰マルモラーダ、3342m、
の2800mの位置の氷河がポコッと割れ、落下。 
死者、怪我人、行方不明者19名だったか、かって無かった事故がありましたが、
https://www.italiashiho.site/article/489580546.html


今回起こったのは同じマルモラーダの高度3000mのチーマ・デル・ウオーモ・
Cima dell'Uomoの岩のブロックが崩壊、落下地滑りが起こったもの。

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上の写真でもよく分かる様に、岩が割れ隙間が見えますが、
警報が発せられたのが17時20分。
すぐにヘリコプターが現場に飛び、壁の状態とハイカーの有無の
確認をしたそうで、

崩壊地滑りの記録は、渓谷から剥離を見た人々からの通報で、
5時30分位だったと。

上の隙間の見える写真の、手前側の岩の色が茶系の生々しい感じに
見えますから、多分これは剥離後のものと。

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マルモラーダ・Marmoladaの、今回のチーマ・デル・ウオーモの位置は
グーグルの赤い印で、ここの山小屋があり、

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アップした様子がこちらで、厳密には位置確認がでませんが、
左中の端っこに見える山小屋サン・ニコロ・San Nicolòの渓谷に
面した斜面、というので、

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白い点線が見えますか? これは右ヴェネト、左トレンティーノ・アルト・
アディジェの州境ですが、ちょうどこの隙間を落下したものと。

何年か前にも、どこそこの岩が落下した、というニュースを聞いた記憶があり、
時に起きる問題の様ですが、今回は怪我人もおらず良かったです!


で、ちょっと横道にそれますが、下の地図の右端上に緑の印があり、
その横の文字に「マルモラーダ博物館 グランデ・グエッラ3000m」

つまり山岳博物館ではなく、第一次大戦の博物館なのです。
アルプス兵がオーストリア国境の山中に塹壕を掘り戦った、
その博物館がここにというので、

大戦争・グランデ・グエッラ、と呼ばれるこの地の戦いは、イタリアが
オーストリアからの独立を得るための、壮烈な戦いで、
この高さの雪の山中でも戦ったのかと、ちょっと胸が詰まったのでした。



◆ ヨーロッパ選手権、 ミュンヘンの陸上競技と、ローマの水泳競技会

ミュンヘン大会 2022年8月11日~21日

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ローマ大会 2022年8月11日~21日

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昨年夏の東京オリンピックは時差の関係から余りたくさん見れなかったのが、
今年は同じ雰囲気の大会競技を、お昼ご飯時に、晩御飯時に、と、ははは、
TVを点けると即次々と見られ、はい、かなり楽しみましたぁ!!

とりわけローマの水泳競技の方は、今回のイタリア勢は群を抜き素晴らしい
活躍ぶりで、毎日メダルがザクザク、という獲得数で、ホントだよぉ!!
凄かったっすよ!

ミュンヘンでは東京オリンピック同様に、男子100m走でマルセル・ジャコブスが
9"95で、金。

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走高跳では2m30で、ジャンマルコ・タンベーリがこちらも東京同様に金!

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余り熱心にTVの前には座れず、あれこれ見た選手の名が出ずで残念
ですが、参加イタリア選手は101名。

屋内での体操競技もちょっと見れましたし、女子勢は団体でメダル獲得、
カヌー競技もイタリア勢は結構強いので、これもあれこれでメダルを。

ちょうど女子のマウンテン・バイクの競技の時に雨となり、泥道の急こう配の
坂道を上って降りて、顔にも背中にも泥撥ねだらけで頑張る姿。
何とも凄いなぁと、感嘆しつつ見つめましたっけ。


今回ざっと見ながら感じたのは、今回のイタリア勢にはかなりの黒人選手と
いうか、明らかに純イタリア人以外の選手が増えてきている事。
両親が移住して来てのイタリア生まれ、というのも多いのでしょうね。
shinkaiなどよりずっと上手いイタリア語を話したり・・!で、

女子100x4人のリレー走では、皆イタリア人以外で、それが47年ぶりの
メダル、いや、初だったかな、を取っての活躍で、

ミュンヘン大会の最後の陸上1万メートル男子でも金メダルを取ったのは、
イェーマン・クリッパ・Yeman Crippa選手。 駆け引きが大変面白かった。

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イタリア勢の金獲得数は14だったと。



ローマの水泳競技は屋外の会場がこんな風に観客席背後が
「ローマの松」並木で!

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意気上がる観客席の賑やかさと楽しさが尚のこと、夏のローマの
良い雰囲気を醸してましたっけ。



そして上記した通り、獲得メダル数がこれ! 上から競泳、飛び込み、
シンクロ、遠泳、そして、高飛び込み、と。 ヨーロッパ勢の最高数に!


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これは金メダリスト勢のほんの一部。

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20mの高さからの女子飛び込みでの銅メダルはイタリア勢で初めて。

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男子女子ミックスの飛び込みも、

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男女ミックスのシンクロも、これは金メダル! shinkaiは初見!!

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女子8人のシンクロも見事で、メダル獲得でしたし、

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大会最後を締める遠泳の男女ミックスの1250x4は見事、金を。

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この左端の選手、名前が出ませんか、彼は確かメダルを3つかな、
取った人だったと! 


ちょうどジュリアーナが15日に来て、DVDフェスタをしたのでしたが、
TVの競泳中継も見ながら、
  ジュリアーナ、あんた知ってた? 男子選手は胸毛を剃っとるのを?
  そうか、そうなんだ、今頃の若い子は胸毛が無いのかと思ってたけど。
  うん、背中や剃りにくい場所は友達同士で剃るんかね?
なんぞと、大小母さま2人は、楽しくにんまりと眺めた事でしたぁ、ははは。



◆ 8月18日のお昼頃、ヴェネト州は突風、雨に襲われ・・、

ちょうどミュンヘンでも競技中の雨で中断されたりもあり、こちらヴェネトも
突風に襲われ、ヴェネツィアのサン・マルコ広場でも大騒動が。
カフェの椅子・テーブルが吹き飛ばされ、

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ニュースで、鐘楼にも損害が出た、というので何が?!と心配したのが、

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はぁ、赤い鐘楼のレンガが2枚程剥がれて落ちたのが写っておりましたぁ!



河岸に並ぶ土産物の屋台も品物が吹き飛ばされたり、
ここではボートが乗り上げていますし、

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この通りも、屋台店やら、カフェの椅子、テーブルが!

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この写真はヴェネトの田舎道でしょうが、こんな大木が!
車が下敷きにならずに済んで良かった!!

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◆ 8月24日は、2016年のイタリア中部地震から6年!

イタリアは日本同様地震国で、もっと酷いのは耐震性がない古い
石造り、レンガ造りの建物が多い事で、
崩れ落ちると、被害者数が大変大きくなります。

2016年の後はちょくちょく、現在の様子は、と報告があったものの、
コロナ禍のロックダウンで、復興に向けてのすべての工事も止まったままに!

そうして先日、漸くに復興に向けて進みだしていますよ、のTVニュースで、
あれこれ写真を探して見ましたので、ご覧下さい。


イタリア中部の災害地の復興 2022年6月

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ラツィオ州のアマトゥリーチェ・Amatriceは、町全体の崩壊姿が
この地震のシンボル的にメディア全体に取り上げられましたが、

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町の中心通りに頑張って残っていた塔の上部も、2度目の地震で
遂に上部が落ちました。

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これが現在のアマトゥリーチェで、町の中心通りが通り、塔も支えが
造られ、上部に屋根も。 瓦礫もほぼ片付けられ、

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町全体はこんな姿の様。

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そして、「ノー・セルフィー。 場所に尊敬を!」と。 
観光地並みにセルフィーする輩が多いのでしょうね。

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こちらは復興を持つ町の人々の仮設住宅。 あと何年もの辛抱かも!

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そして、ノルチャ・Norcia. 聖堂前の骨組みは地震後早めに出来ましたが、
その後少しは復興が進んだのでしょうか?

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サン・ベネデット像は無事のまま。 ノルチャ出身の聖人は本当にお偉い!!



大平原の中、カステルッチョ。 これは改めてウェブ・カメラを設定した、
という多分この夏の写真と。

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背後に見えるカステルッチョの家の少なさと、瓦礫が片付いている様子に
復興計画も進んでいる事を期待!



カステルッチョに連絡の道の北入り口のヴィッソ・Visso. 長らく町全体が
閉鎖され写真も見れずだったのが、2021年夏の日付で、
漸くに聖堂や鐘楼にも支えの骨組みが付き、瓦礫も片付いた広場の姿。

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東西に細長い広場の、こちらは東に延びてきた場所の様子。

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ヴィッソからノルチャに続く道筋の、カステルサンタンジェロ、元の姿。

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こちらが、マチェラータと書いてあり分からなかったのですが、
よく見ると、現在のカステルサンタンジェロでしたぁ!

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高所の建物がかなり残っているようですが、中腹部がやられたのかなぁ。
ここも写真が見つからずで、町の閉鎖を心配していたのでした。
仮設住宅が並び、皆さんここで生活されているのですね。



心配しているプレーチですが、まずサン・テウテツィオ修道院の元の姿。

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こちらが今の姿。 後陣が見える教会の前面は落ち、その左にあった
特徴ある岩場の上の鐘楼が全て崩壊。 そして通常だと見えなかった
高所の建物も被害を受けつつ、残っているのが見えますが、

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まだすべての瓦礫の整理も付いていない様子で、



こちらが鐘楼の上奥、高所にあって見えなかった場所の崩壊。

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という事で、何とかコロナ禍を乗り越え、共存し始めた様な今年は、
漸くに様々な意味での復興が始まった様子を、とても嬉しく思います。

明日から9月で、すぐに寒くなりますが、被災地の皆さんのご辛抱を祈りつつ、
速やかに復興の足取りが進む事を願いましょう!!


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イタリア中部地震 速報 ・ 追記  最終
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430147.html

再度の復興の願いを込め、 地震被災地への追悼を
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430947.html 

中部地震2年後の、カステルッチョの今は
https://italiashinkai.seesaa.net/archives/201810-1.html

タリア中部大地震から1年  その後の復興状況は
https://www.italiashiho.site/archives/20170807-1.html

大地震の後の、 歴史遺産と町の修復保存に付いて
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430525.html


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この記事へのコメント

  • yosh

    ブログへお帰りなさい、shinkaiさん!
    改めて夏の出来事を振り返って、大変興味深かったです。
    ノー、セルフィー!
    全くです。共感できる看板ですね。
    今年も後1/3、幸せな記事が多いことを祈るばかりです。
    2022年09月01日 23:51
  • shinkai

    ★yoshちゃん、こんにちは! 早速にブログ見て下さり、コメント迄、おおきにです!!

    はは、夏の思い出を簡単に、と思ったのがどこへやら、あれこれと写真が多くなって、いつもの長さになってしまいました。

    ヨーロッパ選手権がすぐ近くであったのと、メダル数が多かったので盛り上がっていたし、
    漸くに地震後6年目にして復興工事が少し本格的に始まったようですけど、
    それでもなかなか、山の奥の村など、まだまだ先の事になるので、冬が大変ですよね。

    いよいよ秋に突入ですね。 元気で頑張りましょう!!

    2022年09月02日 00:46