長い夏休みを頂き、秋の広島での個展用の絵の仕上げに励みつつ、
長年の望みであったポーランドのクラコワ行旅行も
お陰様で見たかった場所をしっかり見ることが出来、
長年の望みであったポーランドのクラコワ行旅行も
お陰様で見たかった場所をしっかり見ることが出来、
またレオナルド様の「白貂を抱いた貴婦人」にも2回おめもじし、
本当に久し振りに、望んでいた通りの旅行が出来、
満足して戻りました。
満足して戻りました。
こちらの写真整理もぼちぼちしておりますが、
今回は行きの飛行機からの様子を分家ブログの方で
見て頂くようにしますので、この後リンクで飛んで下さいませ。
今回は行きの飛行機からの様子を分家ブログの方で
見て頂くようにしますので、この後リンクで飛んで下さいませ。
で、昨日7月2日はシエナのパリオで、これも何年ぶりかで
TV中継を見、写真を撮りましたので、見てやって下さい!!
で、いつもの通りRAIの国営放送局の中継かと思っていたら、
なんと、民放のLa 7の中継で17時半から、と知り、
なんと、民放のLa 7の中継で17時半から、と知り、
時間になって点けると、なんともうとっくに始まっていた感じで、
何ともこれもまた置いて行かれている感じで、ははは、
何ともこれもまた置いて行かれている感じで、ははは、
でもくどくならない様、レースが始まる前の時代行進の様子は
すっきりにし、いつも熱狂するレースの方も気をつけて。
すっきりにし、いつも熱狂するレースの方も気をつけて。
まずは夏のシエナのカンポ広場の熱を感じてやって下さい!
17時半にTVを点けた時、カンポ広場の中は隙間が目立ちましたが、
広場の左上から、時代行進の各コントラーダの人々の入場口で、
プッブリコ宮との間に細い道が通っており、そこから広場内に
入る人々がぞろぞろと動いているのが見え、
広場が映るその折々に、どんどん人で埋まっていく様子がね。
これは、アクイラ・鷲 の旗持ちとお供。
続いて映ったので撮ったものの、これはタルタルーカ・亀、の隊長の兜。
これはレースに出走する馬で、額に付けている色印がコントラーダ
を示し、どのコントラーダの名で走るかは籤で決まるので、
この広い熱狂した広場の中で、いま口綱を持っている人のみが
実際に世話をしてくれる知っている人なのですね。
実際に世話をしてくれる知っている人なのですね。
多分男性の衣装の色からニッキオ・貝、と。
ラ・セッテ・La7は、広場のあちこちのカメラで撮ったのを
無差別に放映してくれてからにぃ!
この様にまだまだ各コントラーダの行進が続いており、
漸くに、今年のパリオの旗・ドラッペローネ・Drappelloneを掲げた
牛車が登場。 いつも素晴らしく真っ白で大きなキアニーナ種の牛4頭。
牛車が登場。 いつも素晴らしく真っ白で大きなキアニーナ種の牛4頭。
全ての広場への入退場口は閉じられ、牛車から優勝旗が降ろされ、
今広場の右上角に見られる臨時に掛けられた橋の上に運ばれます。
4頭の牛君達は、お勤めを終え、引き揚げ。
全てのコントラーダの旗振りたちが、プッブリコ宮・市役所の前に
並び旗振りをし、最後に高く高く投げ上げてお終いに。
いよいよ「競争」の始まり。 この時すでに19時32分!
今年2023年7月2日のパリオは、17の内の10コントラーダが
出走するそうで、
今プッブリコ宮の内庭で休んでいた馬たちが出て来ます。
各コントラーダの行進に参加した人達の前を通ると、凄い声援が。
一方、カーナペと呼ばれるスタート綱の前横には、スターターを務められる方・
モッシコーネと呼ばれる方の席があり、
モッシコーネと呼ばれる方の席があり、
今そこに警部の持つ、スタートの並び順の籤が届けられ、
各コントラーダの名が呼ばれ、2列に張られた綱の内に馬が入ります。
が、これがいつもながら、なかなか馬たちが順に並びませんで・・
今年は1番がオンダ・波、次がトッレ・塔・臙脂の赤、そして
白・緑・オレンジのセルヴァ・林、なのが、
とりわけトッレとセルヴァの馬が相性が悪いのか並ばず、
今もトッレが外れ・・。
右端の5頭は最初から結構大人しく並んでいるのですが、
なにせ順番通りに並んだ所に、離れている最後の馬が走り込み、
それで出走、となるのが上手く行かず・・。
なにせ順番通りに並んだ所に、離れている最後の馬が走り込み、
それで出走、となるのが上手く行かず・・。
綱の中の騎手たちは、いつ赤と黄色のキオッチョラ・カタツムリが
走り込んで来るか気になり振り返りつつ、
走り込んで来るか気になり振り返りつつ、
綱の中のトッレ・臙脂色と、セルヴァ・林の馬は既に優勝経験があり、
騎手も優勝経験があるそうで、それで揉めるのか、落ち着かず。
騎手も優勝経験があるそうで、それで揉めるのか、落ち着かず。
となると、モッシコーネの言葉で一旦外に出て歩き回り、騎手同志が
相談したり、へへ、ですが、今回はこれが4回ありまして、
相談したり、へへ、ですが、今回はこれが4回ありまして、
そして遂に20時7分、これが最後の綱の内となり、
皆が一斉に出走!
内側で走り出したセルヴァ、そしてその右はドラーゴ・竜、
青と黄色はタルタルーガ・亀、と。
青と黄色はタルタルーガ・亀、と。
ここは広場の上の長い場所で、これはもうセルヴァが抜きん出ており、
もうすぐ一番の難所、サン・マルティーノの急カーヴ前。
カーヴに走り込み、
抜けて行く、セルヴァ、トッレ、白と赤・ジラッファ・キリン、青と白・オンダ、
セルヴァ、強し!!
2周目のサン・マルティーノのカーヴ。
後ろで、オンダが落馬。
サン・マルティーノの礼拝所の中に見える緑色のユニフォームは
救助者達!
サン・マルティーノの反対側カザートの急カーヴを回り、
広場上辺の角を回り、
サン・マルティーノの角、3回めを回ります。
カザートの角で、既に勝利を確信、腕を上げ!
上には既に広場に飛びこむ男の姿!
ゴールに飛び込む馬と騎手に飛びつく人々! わやくちゃの熱狂!!
腕を振り上げるセルヴァの騎手の向こう、
勝てなかったコントラーダの面々がしら~っと通り過ぎて行き、ははは。
優勝旗の降ろされるのを待つ人々!
はぁい、この旗を振りつつ街の中を練り歩き、今夜は勝利の夜に酔います!!
セルヴァの騎手はジョヴァンニ・アッツェーニ・Giovanni Atzeni、
ティッティア・Tittiaというニックネームだそう。 38歳。
ティッティア・Tittiaというニックネームだそう。 38歳。
なんとまぁ、シエナのパリオでは36戦のうち10勝している、
記録保持者!!
馬の名は、ヴィオレンタ・ダ・クローディア・Violennta da Clodia、
雌。10歳!
手綱を引いているのは、厩舎のお世話係と。
暫く前からあれこれと試し走・プローヴァが行われていたのが、
最近の雨で取りやめ、とかもニュースに出ておりましたが、
漸くにすっきりの走りが出来、騎手も、馬も、優勝おめでとう!!
シエナのパリオ 2008.7.2 ・ その前日
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462678205.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462678205.html
n.1 シエナのパリオ ・ 2008.7.2
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/466779099.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/466779099.html
n.2 シエナのパリオ ・ 2008.7.2
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/466779309.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/466779309.html
n.3 シエナのパリオ ・ 2008.7.2
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/466784900.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/466784900.html
シエナのパリオ ・ 8月16日 TV実況編
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462677907.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462677907.html
shinkaiも安心して、またお休みに戻らせて頂きま~す。
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この記事へのコメント
YUN
長い夏休みの最中なのですね!
なんとご旅行にも? アウシュビッツには以前から行きたいと仰ってたな~と思い出しました。念願が叶いましたね。
シンドラーの記事も拝見しましたが、酷い迫害の中にもこんな人物がいて、助けられた人たちが必死で後世に伝えようとする、その思いが尊いです。おかげで映画の「シンドラーのリスト」で私も知ることが出来たわけで。現地に行かれて、実感されたことでしょう。
そしてシエナのパリオ、久々ですね! 映像とは言え、迫力満点。
賑わいもコロナ前に戻った感じ。
お馬さんたちは競技前にナーバスだったのかな。五輪で馬術だけチラッと見ましたが、やはり生き物と一緒の競技は大変だなと。
何とか揃って走り出せて良かったですね。そしてセルヴァがブッチギリ!
強すぎる~(笑) おめでとうございます!
shinkai
はい、9月早々には送り出さないといけない作品の手直しで、毎日なんとかかんとか、頑張って取り組んでいる所で~す。
アウシュヴィッツは、長年望んでいたチャンスでしたので喜んで出かけ、やはり実際に見て納得したその現実感と、ガイドさんの素晴らしさに、出かけてよかったと思った事でした。
「シンドラーのリスト」の映画舞台となった、プワシュフ収容所跡にも出かけ、シンドラーの工場博物館も見学しましたが、
自分では経験していない戦時中の、ましてナチス占領下における恐怖の日常生活の空気があり、
これはまたアウシュヴィッツとは違う、生の感覚で、恐ろしい物がありました。
シエナのパリオは、久し振りのTV観戦だったのですが、1月の寒い時にシエナに出かけ、その時に今年はパリオを見なくては、と思って戻ってTVの前に座ったのでしたが、
長い待ち時間に、ははは、少々草臥れましたっけ。
でもね、あの騎手はやはり凄いなぁ、と思ったですよ。
そうそう、クラコヴィアではレオナルドの「白貂を抱いた貴婦人」を見ましたが、
今迄ずっと見ていた写真、サイトとはまるで違い、迫力が、とりわけ目の迫力が段違いで! 見れて良かったぁ!!でした。