1月29日日曜日、テニスのオーストラリア・オープンでイタリアの
22歳 ヤニック・シンナ・Jannik Sinner が初優勝。

イタリアは、グランド・スラムでのイタリア人優勝は48年振りとあり、
大変な熱狂に!!
大変な熱狂に!!
ジョコヴィッチにも勝っての優勝戦でしたので、せめてTV観戦をと
思ったものの、どの局にも支払っておらずで、へへ、
思ったものの、どの局にも支払っておらずで、へへ、

朝、メドベージェフとの対戦が始まっているスマホへの速報では
1,2回戦を負けており・・、あれ、ま、

でも、3回戦からメンタルの切り替えか、連続勝ち進み、
遂に彼にとっての初優勝、しかも今迄の出場者の最年少22歳!

落ち着いた試合ぶりも評価され、素晴らしい試合だったと。
なにせ細切れのシーンは見れるのですけど、全体が、で残念。
が翌30日にはイタリアに戻って来ての、熱狂歓迎が始まり、
まず、ローマのフュミチーノ空港にお昼過ぎ到着、のニュースで、
抱えている緑のバッグの中は、優勝カップ!


午後4時には首相官邸で、ジョルジャ・メローニ首相に迎えられ、

余りの背の高さの違いに、思わず笑えましたが、


日本の首相は、こんな風には到底できんじゃろうなぁ、と、ははは。
そして2月1日には大統領官邸に、今回の全豪オープンに参加の
イタリア・チーム全員が招かれ ダブル男子は準優勝で、
イタリア・チーム全員が招かれ ダブル男子は準優勝で、

セルジョ・マッタレッラ大統領は半ば冗談交じりに、
優勝戦は他の用事が重なり4回戦からで、安心して見れた、と仰り、
優勝戦は他の用事が重なり4回戦からで、安心して見れた、と仰り、

出席者一同笑いを誘われ、で、シンナーの笑顔が素敵でしょう?!

彼はいつもとても礼儀正しく、優しい、という評が聞かれますが、
上のメローニ首相との写真もまさにそうで、いつもの素顔のままの様な、
率直な笑いで好感が持てますよね。
率直な笑いで好感が持てますよね。
こちらは2021年のウィンブルドンでジョコヴィッチと優勝を争った、
イタリアのもう一人の星、マルコ・ベレッティーニ。
イタリアのもう一人の星、マルコ・ベレッティーニ。

2021年 ウィンブルドン・男子シングルス決勝 イタリア男子初出場!
https://italiashinkai.seesaa.net/article/482438044.html
https://italiashinkai.seesaa.net/article/482438044.html
彼もイタリア・チームの一員として、試合には出なかったものの
参加しており、大統領官邸を出た所で、お互いに挨拶と抱擁を。

如何にも「濃いなぁ!」というベレッティーニと、赤毛のシンナーの
差が目立ちますが、
差が目立ちますが、
べレッティーニは、踝の怪我が未だはかばかしく無いものの、
だいぶ良くなって来ているとの事で、 待ちましょう!
だいぶ良くなって来ているとの事で、 待ちましょう!
今回のシンナーの活躍後に即話題になったのが、3月のサン・レモの
音楽祭に出席を、という声やら、
4年前から住んでいるモンテ・カルロになぜ? イタリアへは? という詮索で、
4年前から住んでいるモンテ・カルロになぜ? イタリアへは? という詮索で、

試合後の記者会見でのシンナーの応答は、
モンテカルロでは気分良く、家に居る気持ちになれる。
私には普通の生活があり、一緒にトレーニングする選手も
たくさんおり、それが満足です、と。
18歳になった時、モナコに住んでいた元コーチと一緒に
ボルディゲーラでトレーニングした時、私も行くかと言ってくれました。
私には普通の生活があり、一緒にトレーニングする選手も
たくさんおり、それが満足です、と。
18歳になった時、モナコに住んでいた元コーチと一緒に
ボルディゲーラでトレーニングした時、私も行くかと言ってくれました。
モンテカルロの良い所は、一緒にトレーニングできる選手が
たくさんいて、ジムや施設がたくさんありコートが良い事。
たくさんいて、ジムや施設がたくさんありコートが良い事。
正直に言うと、私はそこで寛ぎ、普通の生活を送っており、
何の問題も無く買い物にも行け、気分が良いのです。
何の問題も無く買い物にも行け、気分が良いのです。
マッテオ・ベレッティーニと。 良き友人の様子。

少し前に応えた時は、モンテカルロに住み、トレーニングするという
選択について、
それはプロの選択であり、それ以外の何物でもなく、モンテカルロでは
1年中屋外でプレーでき、トッププレイヤーは全員そこにいて、
コートはいつでも利用でき、 まるでマスター1000の様な気分、と。
1年中屋外でプレーでき、トッププレイヤーは全員そこにいて、
コートはいつでも利用でき、 まるでマスター1000の様な気分、と。

イタリアの北東の端、オーストリアとの国境に近いサン・カンディドで
生まれた彼は、
アントニオ・タヤーニ現大臣から「世界へのイタリア・スポーツ大使」
に任命され、2020年にモナコ公国に移住した動機を次のように。
イタリアでは誰とプレーするだろうか? 最善の方法でトレーニング
する事を考えなければならない。 そうでないと進歩しないよ。
する事を考えなければならない。 そうでないと進歩しないよ。
勿論例の通り、サン・レモ音楽祭への出場についても答えましたが、
家から応援するよ。 素晴らしいイヴェントだけど、ここ数日は
先の事も考え、サン・レモに行こうと思うともう仕事になる。
先の事も考え、サン・レモに行こうと思うともう仕事になる。
次の試合に向けてトレーニングを再開しないといけないので、
サン・レモにはいかない。
サン・レモにはいかない。
いとも明確な考えと答えで、さすが!と感心しました。
イタリアに住み、様々な要求事に応えていたら、
彼が願うレベルのトレーニングは出来ないでしょうし、
彼が願うレベルのトレーニングは出来ないでしょうし、
漸くに22歳の、未来を見ている彼には今が大事!
モナコ在住者は所得税を払わずにOKだそうで、かの地に住んでいる
芸能人やスポーツ関係者に対する反応は、その方面からの様で、
で、モナコ公国の居住権はどの様に取得するか、というと、
アパートを借りるか購入し、少なくとも50万ユーロを支払い
銀行口座を開設し、収入と住所を持ち、公共料金契約に署名し、
年間少なくとも183日公国に滞在し、無実の犯罪歴を持ち・・、
という条件を満たす必要がある、と。
銀行口座を開設し、収入と住所を持ち、公共料金契約に署名し、
年間少なくとも183日公国に滞在し、無実の犯罪歴を持ち・・、
という条件を満たす必要がある、と。
出身国に応じ、官僚機構のさまざまな期限があるため、
これがすべての人に当てはまるわけではないものの、要約すると、
これらがモナコ国民になるための主な要件、だそう。
これがすべての人に当てはまるわけではないものの、要約すると、
これらがモナコ国民になるための主な要件、だそう。
今は余分な声の届きにくいモンテカルロに住み、

彼を囲む優秀なコーチ陣と共に、彼がどこまで行けるか、
今回はまさに新たな、高いスタート地点に立ったわけで、
我らもそれを大きな楽しみに!!
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