・ ジーロ・ディターリア2020  ミラノ到着 総集編

イタリアのコロナ感染者数は毎日上回り、一昨日2万人を超え、
コンテ首相は新たに、バール・ラストランの閉店を18時とし、
プール、ジム、映画館、劇場、音楽会の全面閉鎖などの条例を。

ヨーロッパ全体の感染者が恐ろしい程の、想像を超えるうなぎ上りで、
これからクリスマスにかけて少しでも安心感得る為に今の所は、
という思惑なのでしょうが、

バールやレストラン関係者や一般の人々が、ナポリでもローマでも、
昨日はトリノでもかなり過激な反対運動を繰り広げています。

生活が懸かる経済問題なので何とも言いようがありませんが、
私個人としてはとにかく少しでも感染者数が留まる様、願っています。


*****

さて10月3日から始まった2020年の第103回のジーロ・ディターリアは
遂に21日間の行程を終え、25日日曜ミラノに到着、無事終了いたしました。

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まだまだ残暑のシチーリアを出発した選手たちは、

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徐々に北上するにつれ、いつも春の緑の中を行く選手たちは、今年は秋の
彩の中を、また積雪の風景の中を走り抜けるという異例な日程でしたが、

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また北の最終日程に移動するにつれ、山岳地帯の厳しい毎日と、悪天候で
選手達から抗議が出て、23日の第19行程は半分の距離に。

この日お昼にTVを付けると、各チームのバスや伴走車が雨の中を移動中の
映像が映り、下に競技は取り消され、13時半頃に再開、と出て、
何事かと思っていると、

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前日の行程が厳しい6時間以上に及ぶ、ステルヴィオ・Stelvioという
こんな峠道を行く行程で、

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おまけに競技終了後のホテルへの道が大停滞で夜遅くなり、翌朝は大雨。 
で選手達から抗議が出て、

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行程距離が半分となり、出発という事態もありました。

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でもこの日夕方近くからTVを付けたshinkaiは、丁度あとゴールまで15,7kmの
時に既に単独でトップを逃げていたチェコのヨセフ・チェルニーが、
今上に真ん中に41秒と出ている、第2グループの5人に追いかけられながら、

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11分07秒遅れ、と出ているのがマーリア・ローザの主グループ。



追っかける5人の第2グループは、皆所属するクラブが違うものの、
ほら2列になって順繰りに先頭を変わりながら皆で引っ張り合いつつ追いかけ、
今あとゴールに2,6kmの位置で17秒の遅れにまで追いつき、

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こういう単独の逃げは、グループに追いかけられると大体いつも徐々に
近寄られ吸い取られるので、shinkaiは本気になって応援を!

が、チェルニー選手は頑張って逃げ切り! ほら、右後ろにおぼろに影が。

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そうそう、18日第15ステージでは、フリウリ州のリヴォルトの空軍基地からの、
イタリアのフレッチェ・トゥリコローリ隊の基地からの出発で、こんな風景も。

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これは見たいと思い、翌日朝に放映の前夜の総集編を楽しみにして
番組時間を見ると8時15分からで、8時10分に点けるともうとっくに出発しており、
もぉ~ぅ!



という様な事で、怪我、雨にやられ肺炎を起こしたりで、何人かの途中棄権も
ありましたが、何とかコロナ感染者を出さずに最終日のミラノ到着となった、
かなり異例な今年のジーロ・ディターリアでした。

移動中継車の中はこんな様子で、

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ミラノのドゥオモ前の放送舞台だけでもこんなにカメラ数があり、

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その他に一体何台のバイクの後ろに座ったカメラマン達がいる事か!!
そんな物凄い大部隊が毎日移動して行く、大変な行事なのですね。



という、いよいよの最終日、第21ステージのミラノで~す。 

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25日のミラノは残念ながら快晴でなく、冬の足音が聞こえるような
かなり霧の曇り日でしたが。

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いつもは満員となる広場も、今年はお祭り行事はなく、コロナ感染者が多い
ミラノでは多分自粛された様子で、寂しい広場でした。



最終日は速度測定、クロノメトロの日で、かってのミラノへの運河が残る
チェルヌスコ・スル・ナヴィーリオ・Cernusco sul naviglioからの15,7km.
コネリアーノからのクロノメトロでもトップで出発したジョナサン・ディッベンから。 

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ずっとチクラミーノ色・シクラメンの、区間賞最多点のアルナウド・デマーレ。

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でトップで出発したジョナサン・ディッベンがゴールし、19分29秒の成績。
で、これからゴールする選手が増えるにつけ、トップの順位と速度がどんどん変化を。

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今回103回目のジーロ・ディターリアの初日、シチーリアのパレルモから
モンレアーレはクロノメトロ競技で、コネリアーノからのクロノメトロでも勝った
フィリッポ・ガンナが勝っており、俄然注目を。

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以下は顔、名を知らず、どの日か正確に分かりませんが、各日の優勝者の顔!

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これはフィリッポ・ガンナ。 クロノメトロのみでなく、第5ステージ225kmでも!

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クロノメトロのゴールは、ヴィクトル・Campenaertsが17分47秒で今1位。

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そしていよいよ注目のフィリッポ・ガンナが出発。

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で、ご存知の方お教え願いたいのですが、今下に出ているSogliaの横、
60%と出ていますね。

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Sogliaと言うと、入り口、敷居、岩床、境界、限界等々辞書にありますが、
解説者などの話しているのを聞くと、普通は大体58%位なんだそうで、



それがガンナの場合、ここで63%に、

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そして74%にまで!!  

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彼の走りっぷりから、これはもう行ける、行けると解説者達は喜んでいましたが、
これは何を示していると思われます?! 教えて下さ~い!

いやぁ、本当に素晴らしい安定した走りっぷり、速度で、世界記録保持者が
イタリア人の若者に生まれた、と皆さん大喜び!!

そう、1位を維持していたヴィクトル・Campenaertsを30秒も上回る速度で!



ヴィクトルも感嘆の拍手を。

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ゴールを切ってからぐるっと広場に添って走り、ちょうどミラノのドゥオーモの前に。
そう、彼は今回のジーロ・ディターリアで、3回のクロノメトロを全部制し、
第5ステージでも勝つ、という素晴らしい活躍ぶりを見せてくれたのでした!

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はぁ、shinkaiは彼の走りっぷりに魅せられましたぁ。 でもね、小さな声で言うと、
彼は素顔よりもヘルメット、ゴーグルを掛けていた方がカッコイイね! 素顔は可愛い! はは、思われません?



同じグループのローハン・デニスが出発。

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後ろで自転車を支えている若者、前髪パラリのなかなかのハンサムでしょ?!



こちらは上位のファウスト・マスナーダ、

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そしてヴィンチェンツォ・ニーバリ。 彼は2018年のジーロのマーリア・ローザ。

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こちらは第3ステージからずっと15ステージ分マーリア・ローザを着続け、
ミラノ到着4日前に遂に陥落したジョアオ・アリメーダ。
ずっとピンクの彼を見ていたので、別人の様!

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彼がここ迄素晴らしい成績が出せるというのは予想されていなかった様で、
彼をサポートしたグループも含め素晴らしい!、という批評家たちの言葉。



こちらも上位の、マーリア・ローザから僅か2分51秒差のペッロ・ビルバオ。

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ステルヴィオのあの急坂でアリメイダを破り、18,19ステージでマーリア・ローザを
着たウェルコ・ケルダーマン。 トップと1分32秒差。

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そしてタオ・ゲオゲーガン・ハートと、

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最後を〆て出発の、マーリア・ローザのジェイ・ヒンドレイ。 緊張顔。

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実はこの最後の2人は前日のセスティエーレのゴールで同タイムでゴールを切り、
この場合は決まりで、クロノメトロの時間差で勝ちが決まるのだそうで!

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この写真では、右のタオ・ゲオゲーガン・ハートが先の様ですが・・。



こちらも格好の話題となりましたが、既にクロノメトロで1位決定のガンナは
同チームのゲオゲーガン・ハートの勝ちをお呪いで、指をクロス!

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指が長いのか、柔らかいのか、shinkaiが出来ない指をしてからに、ははは。



ゲオゲーガン・ハートがゴール。 この時点で2020年ジーロ・ディターリアの
総合優勝が彼に決定!!

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婚約者と熱い抱擁を。 彼女はマスクをしていたのですけど、向き合って
彼はマスク越しにキスした後、マスクをつまんでずらし唇にね。

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婚約者と聞きましたが、7つの子がいるとか、その辺りはよう知りまへん。



ジェイ・ヒンドレイはゴールの後、暫くハンドルに顔を伏せていましたね。
がっかりだったのか、走りがきつかったのか・・。

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でもこの場面の周囲をカメラマンが囲んでいるのを見ると、少し疲れますね。
勿論自分もこんな写真をブログに使っているのですけど・・!



ゲオゲーガン・ハートは本当に晴れやかな顔で!

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ガンナや、チームの皆がやって来て、固い抱擁!! 

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ガンナはモニター前で涙ボロボロになり、インタヴューに答えられない一瞬も。

同チーム主将のグレン・トーマスが第4ステージで、道に転がっていたアルミ缶に
滑り転倒、骨盤にヒビが入り棄権しており、
仲間同士で励まし会いここ迄乗り切って来た、感無量の気持ちもあった様。

仲間は皆23歳、24歳の若者なのですよ。 偉いなぁ!!



最終日クロノメトロの成績と、

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こちらが全行程の10位までの順位。 ジョアオ・アリメーダは第4位に。

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早速にカップに名前が彫り込まれ、

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漸くにマーリア・ローザを着たゲオゲーガン・ハートが、
ミラノのドゥオーモを背景に、金色の吹雪が舞います。

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彼は途中でも勝ったことがあり、2日前にも先陣を争ったものの、
総合では首位に立てずで、この最後の日、最後のミラノでマーリア・ローザを。


今年のジーロ・ディターリアは、我がコネリアーノからのクロノメトロで評判の
フィリッポ・ガンナを見て魅せられ、毎日TVの前にずっとは座れませんでしたが、
それでもお昼ご飯の時に見たりで、何年かぶりのTV観戦を楽しみ、
若者たちの活躍ぶりが素晴らしく、来年もまた見よう!という気持ちに。

ジーロ・ディターリアのキャッチ・コピー「アモーレ・インフィニート
尽きぬ愛」ではありませんが、見ていると熱中させられる、熱い何かがあり、
今回のガンナの様に、やはりスター級選手の存在があるかどうかが大きいですね。

選手の皆さん、そして大会運営の皆さん方、本当にご苦労様でしたぁ。

来年は、も少しいつもの大会の様に、安心して応援にも出かけられ、
TV観戦も楽しめる様であってほしいものです!!

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