・ n.3 リュブリアーナ行き 旧市街散歩


先回に続き、スロヴェニアのリュブリアーナの街のご案内ですが、

まずは、青空市のある広場を抜けた所にある、肉屋の橋からで、
この橋は歩行者専用、彫像なども橋の上にあり、大変良い感じ。

60-1-L11_1543_GF.jpg




旧市街の地図で、9の位置にあり、

60-2-lubiana 2.JPG




西に見える橋は、後程行く地図10の、三本橋。

61-L11_1522_GF (2).jpg




この肉屋の橋の欄干に渡されたワイヤーには、こんな風にぎっしりの
錠前が下がっており・・!

62-1-L11_1542_GF.jpg

パリのどこやらの橋では余りにも多くの錠前で重くなりすぎて、
ワイヤーを切断、撤去する、というニュースを以前見ましたっけが、
さてこの橋の錠前に二人の愛を誓った恋人たちのは?!

奥に見える橋が、ドラゴンの橋と言い、




この橋ですが、我らは行かず。
奥にはすぐ傍まで近代的なビルが立ち並んでいるのが見えますね。

62-2-L11_1541_GF.jpg




流れの緩やかなリュブリャニツァ川、やはり鴨たちがゆっくりと泳いでいて、
この場合はスロ鴨というべきかな、ははは。

63-L11_1547_GF.jpg




橋には観光ボートの宣伝板が2本立っていて、これはその内の一つ。

64-L11_1538_GF.jpg

判じ物みたいなスロヴェニア語ですが、数字があるので大丈夫!
宣伝板は2枚あったですが、30分毎に交互の出発、お値段も同じでしたぁ。




この肉屋の橋を渡った北側、この川岸がこんな風にカフェのテラス席で、

65-L11_1544_GF.jpg

66-L11_1545_GF.jpg

67-L11_1548_GF.jpg

老若男女を問わず、如何にも春の温かい陽射しを楽しんでいる様子で、
街中にこんな素敵な場所があるのが羨ましいほど!




橋の手前、広場側の北端には、こんな風なロッジャが左右に続き、
多分雨天の場合にはここで市が開かれるのだと思いますが、
道にはここもカフェが並び、たくさんの人々!

75-1-L11_1551_GF.jpg




道の端まで行き、中心通りのチョポヴァ通りの角に出て来て、
既にお昼が近く、道に並んだテーブルを恨めし気に見るshinkai!

75-2-L11_1555_GF.jpg




が、ガイド氏は相変わらず多弁雄弁でして、我らは街のドゥオーモである
聖ニコラウス聖堂に。 地図の5. 
正面写真を撮っておらずでサイトから拝借、チョポヴァ通り側からの眺めを。

77-Cattedrale-di-San-Nicola-Lubiana-.jpg




小路側にある扉から入りまして、絢爛豪華なバロック様式の内部、
内陣と天井の様子。

78-L11_1556_GF.jpg

79-L11_1557_GF.jpg




説教壇と、その上に小さなオルガンがあり、

80-L11_1558_GF.jpg




内陣の祭壇。

81-L11_1563_GF.jpg




こちらは我らの入った正面入り口の、上にある大オルガン。

83-L11_1562_GF.jpg




出て来たチョポヴァ通り側の、脇入り口。

84-1-L11_1567_GF.jpg

正面入り口にも、荘厳で新しい、先々代のヨハネ・パオロ2世の
お顔の入った、青銅の重々しい扉がありました。




屋内の市に案内します、とガイド氏に連れて行かれ、彼はその入り口前に
店を出していたお年のシニョーラの屋台で何かを注文し、
これは台上にあった輪にしたネコヤナギとオリーヴかな。

86-1-DSC09329_GF.jpg

多分リースなんだろうな、と思いつつ、何に使うのかと聞きましたら、
テーブルの中央に置いて蝋燭を灯したり、扉の前にと。

やはりリースなのでしたが、ネコヤナギ、というのが珍しいでしょう?
春を告げる感じなのかな?




屋内市は外がとても良いお天気で明るかったのに比べ、照明が少し暗く、
品物もショウ・ウインドウの中にという訳で、
ガイド氏と賑やかに挨拶する店員さんも見ましたが、

86-2-DSC09326_GF.jpg

う~ん、何となしに、ユーゴスラヴィア共和国時代の、共産圏だった時代は
こんな風だったんだろうな、というイメージを持ちましたです。




で一番驚いたのは、これ! 勿論イタリアでも裸の鶏ちゃんを見ますが、
こんなにどさっと並んでいるというのは初めてで、いささかぎょっと・・!!

87-DSC09325_GF.jpg




と、皆が驚いたのは、ショー・ケースの中にどっさりと詰まったクルミ!
この店だけではありませんで、すぐ隣の店もやはりこんな風に詰まっていて、
スロヴェニアはクルミが産地なのか、そんなにも消費するのか?!と。

88-DSC09327_GF.jpg




屋内市を出て、こちらが3本橋の上から見る正面のピンクのフランシスコ教会と、
その手前に広がるプレシェーレン広場。 地図10.

89-1-L11_1572_GF.jpg

ちょうど教会の鐘楼の下あたりに見える銅像が、有名な詩人の
プレシェーレン像なんだそう。
実はshinkaiは、この橋が3本橋というのを知らず、渡っても気が付かず、
ははは、いやに欄干が多いなぁ、という・・!




という事で、ちゃんと3本橋が見えるのをサイトから探しましたぁ!

89-2-s160816-Triple-Bridge.jpg




渡った真ん中から見上げるお城と、道奥にオベリスクを立てた大きな泉も。
地図4.

90-L11_1574_GF.jpg




プレシェーレン広場から左奥に続く道方面。この通りも良さそう。
車が通らない、というのが如何に気持ちが良いものかを実感!

91-L11_1577_GF.jpg




3本橋から川縁の道、旧市街の中でも古い町の通りに沿って西に。
春の訪れを告げる新芽の緑と、枝を伸ばして咲く黄色い花。

96-L11_1581_GF.jpg

97-L11_1582_GF.jpg




コッブレス橋、橋の両欄干に円柱の立つ橋まで行き、地図11.
一本内側の道に戻り、果物のリキュールを一杯振舞ってもらい、
やっとお昼の解散! 

98-L11_1583_GF.jpg




2時にはバス乗り場に集合、というのに、なんと既に1時10分!!
この辺りはいくらでも店がある、とはいえ、
必死で待たずに食べられそうな店を探し、

店の前にいたウェイターと、45分でパスタが食べれるか、と交渉し、
大丈夫、というので入りまして、

いささか高級そうな雰囲気の店で、OKと残ったのは5人で、
まずビールを頼み、shinkai一人! ははは。

99-DSC09331_GF.jpg




数人で食事中の人を避けて、隣の入り口側のテーブルの様子と、

100-DSC09332_GF.jpg




あちこちにあった、大きな素晴らしい胡蝶蘭の鉢植え。

101-DSC09333_GF.jpg




注文したものは、アスパラとトリュフのパスタ!!
運ばれてきた時には、ぷ~んとトリュフの良い匂いがしましたよ。
美味しかった!!

102-DSC09335_GF.jpg

私はビール代を入れ20エウロ払い、仲間は17エウロ位だったと。

もうちょっとゆっくり食べれたら、もっと良かったのにねぇ!!
それに、もうちょっと古い通りの様子も愉しめたらねぇ!!




何とかお腹も収まり、時間にも間に合い、コッブレス橋を渡ります。

103-L11_1584_GF.jpg




橋から眺める西側、まだ古い家並が続いているのが見え、

104-L11_1586_GF.jpg




こちらは東側。 遊覧船がゆっくりと回っていて、

105-L11_1585_GF.jpg




奥にプレシェーレン広場のピンクのサン・フランシスコ教会が見え、

106-L11_1589_GF.jpg




橋を渡って来たこちら側にもカフェの席が並び、人々がのんびりと憩う
なんとも良い雰囲気で、見るこちらも良い気持ちに!

107-L11_1590_GF.jpg




で最初のコングレニス広場、地図の1に戻り、バスに乗って出発、
チューリップのお祭り開催中という野外の公園に向かったのでしたが、

108-L11_1591_GF.jpg

109-L11_1592_GF.jpg

110-L11_1593_GF.jpg


う~ん、団体旅行はいつも目いっぱい日程を詰め込んでくれるので、
何も考えずにバスに乗ればOK、という楽チンさはあっても、
折角良い場所であってもゆっくり出来ないのが残念ですね。

知らなかった首都リュブリアーナの素晴らしさ、美しさを目の当たりにし、
中欧、東欧も素晴らしい、と聞くのが実感できましたし、

お天気の良さもまた一段と、この街の良さを引き立てていたのかもと、
良い日に訪問できた嬉しさも味わいました。

とりわけ印象に残ったのは、やはり川縁の美しさ、愉しむ人々の姿、
そして城の塔の上からの、古い赤い屋根の家並の美しさでした。


ゴールデン・ウィークに旅行計画をお持ちの方々、
どうぞ、良いお天気に恵まれてのご旅行を!!


*****

色鉛筆+水彩画ブログには、
アンギアーリの古い壁 途中経過と、 可愛いチンクエチェント! を  
アップしています。    
見てやってくださ~い!    
http://italiashinkai.seesaa.net/

ご訪問、よろしくどうぞ!

*****

いつもブログご訪問、有難うございます!
応援も宜しくお願い致しま~す!


*****
コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。